星新一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
“「常識」を知らない者は「非常識」を表現できない“と言った奇行人 星 新一。
上場会社を経営して騙され辛酸を舐めた星 新一。
前人未到のショートショート1001編という偉業を達成した星 新一。
彼の処女作など単行本に収録されなかった作品を没後に集めた作品「気まぐれスターダスト」を再編集し、1001編到達後の作品を追加収録した一冊。
今更ながら科学の進歩は凄まじい。
人の欲望を究極まで突き詰めたらどうなるのか?
そんな未来予想図を描いた作品「天国からの道」が強烈です。
役人臭い天使が一生懸命営業をかける滑稽さの後に待つ、痛烈にシニカルな結末に打ちのめされます。
ほかにも、災難に逢う人間が鮮や -
Posted by ブクログ
こちらの作品は、とある研修で一緒になった18歳の女性に勧めてもらったので読んでみました。
ショートショートというのは、思えば初めて手に取ったジャンルかも?
いや、でも稲垣足穂の一千一秒物語の表題作はショートショートって言えるのかな…
でもあれはショートショートショートっていう感じですし…ん〜、とにかく初めてという前提で感想を。
まず、ショートショートということで一編一編がとても短いので、とにかくサクサクと読み進められました。
少ないページの中でキレイに物語を落とす手腕はもちろん、結末の意外性への驚きも相まって、次は?次は?という具合に。
人間の愚かさを押し出したもの話、展開がシーソーのよ -
Posted by ブクログ
SF作家である星新一(1926-1997)の文庫未収録作品集。
率直に云って、面白くなかった。
ショートショート1001篇を達成した星さんは、その後、自らの作品を普遍性を帯びた【寓話】たらしめるべく、延々と改訂作業を続けてきた。作中に於いて時事風俗を扱うことを避け具体的な固有名詞の使用を控え、以て時代的地理的制約に塗れた通俗性を脱色し、透明ゆえに鋭い人間・文明批評としての作品を残してきた。
本作に収録された作品は、これまで書籍等に未収録だったこともあり、こうした内容上・用語上の磨き上げを経てないものが多いのではないかと想像する。それが本書のつまらなさにつながっているように思えてなら