星新一のレビュー一覧
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久しぶりに読んだショートショート。
大人になって読んでみると、予想ができるストーリーも多いけど、でもまぁ相変わらず楽しめる。
子どもが大きくなって文庫本とかに手を出す頃になったら(青いとり文庫とかを卒業する頃になったら)、進めてあげたい気はするよね。自分が親からそうしてもらったように。入り口として入りやすいだろう本よね。(このタイトルが、という意味ではなく、星さんの作品、という意味)
あとがきを読んで初めて知ったこととしては、星さんのこだわりとして、時代を限定する用語はなるべく入れない、というのが書かれていて、しかも、もし時代遅れになり始めたら手を入れてその部分を改修するんだ、という話をさ -
Posted by ブクログ
ネタバレ星新一のショートショート集。まだ未収録作品がこんなにもあったなんてびっくりした。
しかし初期の星氏の切れ味豊かなショートショートはここにはもう、ない。結構読者を突き放した形で終わる話が多く―これは後期星作品の特徴だったが―、ポイッと放り出されてどうしたものかと逡巡することが多かった。
収録作の中で気に入ったのは表題作の『天国からの道』、『火星航路』、『収穫』、『大宣伝』、『禁断の命令』、『疑惑』あたりか。
『天国からの道』は天使たちが二手に分かれて天国の会社を作り、死者の誘致合戦が行われ、次第にエスカレートするもの。結末は映画『マトリックス』の世界観を髣髴とさせ、ちょっとゾッとする。
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Posted by ブクログ
夏といえば新潮文庫の100冊。新潮文庫の100冊といえばプレミアムカバーですよ(笑)
今年はこちらが対象だったのでノールックで購入。昨年の「ボッコちゃん」が面白かったのでワクワクで読み始めた……んですが。
今回はわりと風刺が効いたのが多い印象。ワクワクよりはうーむ、と唸りながら読んでました。
以下、印象的なタイトル。
住宅問題→住宅費無料だけどエンドレスでスポンサーのCMが強制的に訴えかけてくる。コレ、結構今の私たちの環境に近いよな。
変な客→もやっとするオチ。
美味の秘密→これは好き。食べてみたい!
陰謀団ミダス→大掛かりなペテンだなー(笑)
繁栄の原理→なるほどなーとなった。こんな星に