星新一のレビュー一覧

  • つねならぬ話

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    民話、神話、伝承、歴史、
    …のようなものを集めた
    …ような感じのするショートショート集。

    前半は、何だか不可思議な、色々な世界の始まり伝承について。
    これがまた「想像に任せる」とか「当然である」とかいつも以上に軽妙な語り口やら、当たり前のように犬猫からカンガルーへと進化することを説明してしまったりするのだから「シュール」、そして「ブラック」。

    いつも通り読みやすく、何だか目が離せない作品でした。
    ただ、他の作品のような「ほうなるほど」はあまり無い。

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    2011年06月26日
  • ボンボンと悪夢

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     3冊目。悪いことしようとして失敗、というパターンの話が多かったように思う。

     印象に残ってるのは「囚人」だろうか。誰が悪人か、というのはあまりにも陳腐な問題提起だろうが、短編内での悪人は世論によれば間違いなく、人類の救済を妨げている囚人ということになってしまう。
     囚人が牢にいる理由は、悪いことをしたわけでもなければ冤罪ですらない。
    でも、世界中の人間から死ぬことを願われている。大切な人から疎んじられるのは辛いし、「世界中を敵に回しても僕は君を守る!!」的な臭いセリフを吐ける人間でも、実際に世界中を敵に回したらどんな気持ちになるのだろう。あまりにも現実とかけ離れた舞台設定で、どうにも想像が

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    2011年06月25日
  • 明治・父・アメリカ

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    星新一の父:星一の、幼少期から米国で雑誌編集に成功するまでの活躍を描いた本。
    米国の最新の学問を学ぶため、苦学して渡米し、資金調達に翻弄されながらコロンビア大学に通う星一の姿には、学ぶべきものが多すぎる。
    多少の脚色は考慮しても、国内で受験にあえぐ(僕を含む)現代学生とは対極に当たる人物だったに違いない。
    自身の向上にひたすら一途な星一の精神は一体どこから来るのだろうか。

    ただし、文章としては星新一らしからぬ文体で、物事が淡々とテキパキ運びすぎに感じられるきらいがあった。

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    2011年09月17日
  • ふしぎな夢

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    SF短編集。

    氏の作品はどれもSFではあるのだが、今回の作品は中でも宇宙や未来の技術に関するものが多い。
    日常のズレたブラックユーモアも面白いが、こちらの方が氏の本領発揮、という印象を受ける。

    また、今回の短編集には割合マトモなものが多い気がする。
    最後に毒を効かせた終わりを期待していると呆気なくマトモに終わってしまって拍子抜けしたものも;
    晩年の作品群であり、氏の死後に出版されたらしい。
    人間年をとると丸くなってくるのだろうか、と考えたり。
    正統派といえばそうだが、ちょっと物足りない。
    うーん、それとも私が阿刀田氏の作品と比べてしまっているだけなのかもしれない。

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    2011年04月17日
  • 夢魔の標的

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    初めて星新一の長編を読んだ。これは難しい内容だった。やはり、星新一はすごいのだと思った。SF作家の王様か!?

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    2011年04月06日
  • かぼちゃの馬車

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    ネタバレ

    20110128
    居間に転がっていたので手に取り楽しく読みました。他の作品集に比べ一段と風刺の鋭さが上がっているような気がする。
    特に最初の数編。

    いつも思うけれど、どの作品もタイトルが秀逸だよね。きっと、ストーリーの核となる要素を抽出し、余計なものをそぎ落として優れた匿名の物語にととのえる才能は優れたタイトルをつける才能と重なるものなんだろう。

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    2011年03月24日
  • にぎやかな部屋

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    1.著者の珍しい戯曲。
    2.人に霊が取り憑いている。
    3.人には見えない。
    4.なにもできない。
    5.互いに会話を交わすだけ。
    6.人の行動を見てたのしんでいる。
    7.舞台は、夫が金貸し、妻が占い師をやっている夫婦の応接室。
    8.さまざまな相談者。
    9.彼らに憑いている霊。
    10.部屋はいつもにぎやか。

    わるくはないがすごくおもしろいというほどでもない。
    ショートショートのほうが吉。

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    2011年03月08日
  • おのぞみの結末

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    「こういう時、人はこうするだろう」とか「これは、こうあるべきものだろう」といったような思い込みや常識を覆してくるストーリーが、星新一さんの作品の面白さだと思います。「もしこんな時こんなことが起こったら…」という内容は遊び心があって、想像力を刺激されます。

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    2011年02月21日
  • ひとにぎりの未来

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    NHKで放送された星新一のショートショートでとても印象深かった「はじまり」が収録されていたので読んでみた。
    原作も素晴らしい。表現が的を射ている。

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    2010年10月17日
  • 竹取物語

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    日本最古の物語。内容に関しては既に完成されているので完成度は言わずもがな。ちょいちょい入る星新一のコメントが、最初は邪魔くさく感じるけど、次第にクセになります。

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    2012年10月03日
  • ごたごた気流

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    「見物の人」は今のインターネットとセキュリティ時代
    だいぶ近い状態になっているのでは。
    もうちょっと余韻を残した話が好きだなぁ

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    2010年08月25日
  • にぎやかな部屋

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    金貸しと占い師の夫婦が住む部屋で起こる騒動と、それを傍観する霊魂達の話。

    テンポ良く展開する人間達の騒乱と、それをただ傍観する霊魂との関係が面白い。

    霊魂達が現世を傍観しながら延々と漂っているという点もだが、霊魂が人間に干渉しようとせず、ただ人間達の騒ぎを見たいと思っている点が特に面白かった。

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    2010年08月30日
  • 天国からの道

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    星新一久しぶりに読んだなー
    似たような舞台が多いはずなのにどれも先が読めないのが凄い。
    でもやられた!っていうのはなかったなぁ。

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    2010年08月18日
  • だれかさんの悪夢

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    海外旅行中トラブル続きで疲れてたときにちょうど「便利なカバン」を読みました。とっても救われたような元気をもらったような気がします。

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    2010年08月12日
  • 城のなかの人

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    どの作品も短いからこその面白さがあります。オチよりも余韻を楽しむ本かなと。
    表題作『城のなかの人』や『春風のあげく』などなど…もっと星さんの時代ものが読みたかった(涙)

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    2010年06月10日
  • 明治の人物誌

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    全体的に、一人一人の伝記がもう少し短ければ、もっと気軽に読めるのかな?と思いましたが、文章が分かりやすかったので、読みにくい、というほどではありませんでした。著者のお父さん、星一さんがお世話になった人を中心に書かれているので、個人個人のエピソードを知りたい人にはおすすめかも。

    一番印象に残った人物は『岩下清周』。中でも谷口房蔵と岩下清周の銀行内での一幕のエピソードは明治とういう激動の時代を生きた男達の息吹を垣間見た気がしました。

    そのほか、山口県民としては『伊藤博文』の伝記も興味深かったが、伊藤博文の場合、あまりに伝記が多すぎるため、著者はまとめるのにかなり苦労されたようです。

    そんな伊

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    2010年05月02日
  • 人民は弱し 官吏は強し

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    星新一氏といえばショートショート
    だったので、この作品はけっこう私の中で衝撃的でした。

    すごくやるせない気持ちになりました。

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    2010年04月08日
  • おせっかいな神々

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    ショートショートが40編も詰まった
    ボリュームのある作品。
    この人の作品は、内容も勿論素晴らしいが
    忙しい合間にささっと一編ずつ
    読むことが出来る手軽さも魅力。

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    2017年01月13日
  • さまざまな迷路

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    昔、何冊か星さんの本を読んだなあと思って、再び。

    シュールというか、ブラックユーモアというか、皮肉というか…
    そんな感じ
    短いのに、おもしろい、ショートショート
    たまにオチがわからないのあるけど…(オチてないのかな?)

    ひとつひとつ、その世界に入っていけるのがおもしろい

    あー、おもしろかったってなるけど、あとには残らないなあ…たまに読むくらいでちょうどいい(笑)

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    2010年03月15日
  • ブランコのむこうで

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    ショートショート以外の作品は初めて。
    作者らしい独特の世界観が良い。
    年が出会う人々と、
    風景の描き方がとても良かった。

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    2017年01月30日