星新一のレビュー一覧

  • 天国からの道

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    [BOOKデータベースより]

    前人未到のショートショート1001編という偉業を達成した星新一。長い作家生活のなかで単行本に収録していなかった作品を集めた没後の作品集『気まぐれスターダスト』を再編集。デビュー以前の処女作「孤のためいき」など初期作品と、1001編到達後の「担当員」を収録。さらに、文庫未収録のショートショート6編を加える。「まだ読んでいなかった」作品をそろえた、愛読者必携の一冊。

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    2012年02月26日
  • だれかさんの悪夢

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    一つ一つの話は面白かったが、いかんせん題目が多く、一つの話が短いので、最後まで読むのが大変であった。一気に読むというよりも、合間にちょこちょこ読む感じ。

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    2012年02月11日
  • これからの出来事

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    ネタバレ

    悪夢だと思いたい、信じられないような出来事。特殊な能力をもった青年の巧妙なビジネス。絶体絶命の危機から目覚めさせてくれる救いの声。満開の桜の季節に出会った秘密好きの美しい女――想像もつかないことが現実となってしまう未来社会を、あなたものぞいてみませんか?
    技術と文明がもたらす21世紀社会のゆがみを見通して、痛烈な風刺で描きだしたショートショート21編。(背表紙文より)


    これは、単純に読めば、童話である

    面白い中に何か教訓が含まれていたり、人としての良い悪い行いの手本、真似してはいけないことなど様々なことが書かれている

    それは、はっきりとした文章としてはなく、なんとなく、わかる人にわかるように書かれているので、薄ぼんやりとしか理解できない

    でもそれが逆に気になり、体に染み込まれる

    あれはあの事だったのではないか、それともこういう事だったのか? わかったとき、あなたはちょっと成長するはず

    読んでそんな気持ちになれる一冊である

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    2012年02月05日
  • どこかの事件

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    ショートショートですが、SFではなくミステリや怪談。そして、ぜんぜん怖くない。ところが、深く考えるとゾーッとするのだなあ。SFでないからか、挿絵は真鍋博ではなく和田誠。

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    2012年02月05日
  • ごたごた気流

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    やっぱり独特で面白い。

    失踪した人を追いかけていく記者。

    その不思議な家に入ると その家のストーリーの一部になる人々。




    など不思議だったり、皮肉めいていたりのショートショート。

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    2012年01月21日
  • ごたごた気流

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    「門のある家」、好き。
    この本みたいに扉絵があるのは、終わりのページが横から分かっちゃってあんまり嬉しくないなあ。

    新井素子さんの本を読んでみたくなった。
    入門編はどれだろう?

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    2012年01月06日
  • どんぐり民話館

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    星新一を読む度に赤川次郎を思い出すわ…。積ん読本を読んでる時に、やたらこの手のライトな本を買ってしまうのはどういうわけでしょう…。

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    2011年12月29日
  • ご依頼の件

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    よくこれだけの話が書けるよなぁといつもながら脱帽ですよ。合間に読めるからいつでも手にとれるのがいーんだよね。
    相変わらず面白かったです。

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    2011年12月23日
  • ほら男爵 現代の冒険

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    「ほら男爵現代の冒険」3

    著者 星新一
    出版 新潮社

    p49より引用
    “しかし、わしは武器だけは絶対にもらうなと、
    住民に忠告した。武器のおそろしさを、
    わしほど知っている者はほかにいないだろう。”

    ショートショートの代名詞とも言える著者による、
    実在した人物の子孫という設定の主人公による冒険談。
    砂漠に始まり砂漠に終わる、
    奇想天外な冒険が展開されます。

    上記の引用は、
    砂漠の国で酋長になった人物の一言。
    多くを書いてはつまらないでしょうから書きませんが、
    改心したのであればこういう考えになるのも当然な人物です。
    皆が一度は見聞きしたことのある実在や虚構の人物たちが登場し、
    皮肉と頓智の効いた話をしてくれるので、
    挿絵を増やして子供向けに出版されたら面白そうです。
    文庫初版は昭和48年となっていますが、
    古臭さを感じずに読めるところに、
    改めて著者の偉大さを感じずにはいられません。

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    2012年06月10日
  • 明治・父・アメリカ

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    「明治・父・アメリカ」3

    著者 星新一
    出版 新潮社

    p66より引用
    “自助の精神こそ、個人の発達の根本であり、
    その結果が国家の活力の源泉となるのである。
    外部からの助けは、人を弱くする。”

    ショートショートの代名詞とも言える著者による、
    著者の祖父と父とを描いた伝記。
    江戸の末期から大正初期まで、
    激動の時代に生きた有名人たちとの交流と共に記されています。

    上記の引用は、
    西国立志編の要約引用の孫引き。
    自助努力の普遍性の高さは、
    現在でも同じ著書が翻訳され版を重ねている事から、
    疑う余地のないところだと思います。
    歴史上の有名な人物と思っていた野口英世らとも、
    著者の父である星一氏が交流を持っていたというのは、
    時代の面白さだと思います。
    この著書の中での出来事のあと、
    少し前に紹介した「人民は弱し官吏は強し」へと話は続きます。

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    2012年06月10日
  • 宇宙の声

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    ネタバレ

    「宇宙の声」3

    著者 星新一
    出版 角川文庫

    p41より引用
    “学問的に面白い研究であり、それはついに成功した。
    しかし、とんでもない植物ができてしまったのだ。”

    ショートショートの代名詞とも言える著者による、
    中編二作を収めた一冊。
    幼なじみの二人が、
    ある日公園で気を失ってしまって・・・。

    上記の引用は、
    表題作の中の一文。
    単行本の出版は昭和44年ですが、
    現在の遺伝子組み換え作物の出現を予言しているかのようです。
    あまりに人間にとって便利なあり方を自然に求めすぎるのは、
    この一文のような結果になりかねない、
    とも言えるのではないでしょうか。
    この著者に珍しい中編作品なので、
    ショートショートだと思って購入すると、
    長い作品が苦手な人は辛いかも知れません。

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    2012年06月10日
  • 城のなかの人

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    [BOOKデータベースより]

    太閤秀吉の遺言に従って、豊臣秀頼は7歳を迎えた正月早々、大坂城に移された。世間と隔絶され、美と絢爛のうちに育った秀頼にとっては、大坂城の中だけが現実であり、安らぎに満ちた世界であった。ところが、徳川との対立が激化するにつれ、秀頼は城の外にある「悪徳」というものの存在に気づく。異常な人間関係の中での苦悩と滅びの人生を描いた表題作のほか、「正雪と弟子」「はんぱもの維新」など5編の時代小説を収録。

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    2011年12月01日
  • 夜のかくれんぼ

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    20111108
    SS28編を収録。
    面白かったのは「つきまとう男たち」「金の粉」「幸運の公式」かな。

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    2011年11月11日
  • これからの出来事

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    「これからの出来事」3

    著者 星新一
    出版 新潮社

    p57より引用
    “頭がおかしいのではなく、
    彼の頭がよすぎるせいかもしれない。”

    ショートショートの代名詞ともいえる著者による、
    ショートショート作品集。
    遺産相続に関する話から人間の突然変異の話まで、
    奇想天外な短篇が21話収録されています。

    上記の引用は、
    慎重な性格の男の話の中の一文。
    何もかもにあまりにも考えすぎると、
    結局何も出来なくなるということでしょうか。
    p65で書かれるおちを読んでいると、
    グラップラー刃牙に出てきた合気道の先生を思い出します。
    最後に収録されている話は、
    ペットブームに対する皮肉でしょうか、
    初出版は昭和60年、
    景気が良くて輸入ペットが流行していた頃かもしれません。
    その頃捨てられたペットが野生化して、
    今現在でも問題になっている事は何ともいえず・・・。

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    2012年07月12日
  • にぎやかな部屋

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    「にぎやかな部屋」3

    著者 星新一
    出版 新潮社

    p133より引用
    “あるのは偶然だけ。偶然とその結果だけ。
    それを各人が自己の好みで蒐集し、
    勝手な理屈をつけて人生観としてるだけさ。”

    ショートショートの代名詞ともいえる著者による、
    とある人生相談所にておこる出来事を描いた戯曲。
    生きた人間一人一人にとりついた霊達が、
    霊ならではと言える考えを話し合いながら楽しく進行します。

    上記の引用は、
    登場人物にとりついた霊の中の一人の意見。
    結局人は、
    自分に都合の良い考えだけ取り入れやすい、
    ということでしょうか。
    多少の偏屈さは人間らしさにつながるかもしれませんが、
    あまりにも偏ると自分も周りも困ってしまいそうです。
    ほどほどの所で上手くバランスを取れるように、
    気をつけたいと思います。

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    2012年07月12日
  • ご依頼の件

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    久々の星新一。

    やっぱ、ショートショートはええね。通勤のように読書時間がコマ切れになっても、スムースに読める。

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    2011年10月11日
  • おせっかいな神々

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    教訓みたいな、ブラックユーモアみたいな??
    なんだか独特の星新一ワールドがありました。気軽に読むのにいいね。

    「ささやき」と「隊員たち」がよかった。

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    2011年09月26日
  • マイ国家

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    これほど、洒脱で、それでいて深みがあって、
    たまにちらっと残酷さも垣間見せ、
    読んでいて、楽しんだり、してやられたなと
    感じさせられるSF作家さんって、現代の現役の人ではもう
    いないのではないでしょうか。
    手塚治虫や藤子・F・不二雄に通じるものもあります。
    そういう、昭和が生んだ遺産の一つでもあるのでしょうか。

    ただの夢物語ではありません。
    使い勝手の良い、万能の未来の技術を神の上で駆使して、
    その中から見えてくる人間のあざとさなんかもあります。
    でも、それを醜いとか悪いとか、書いていないのです。
    そういうところにこだわらないから、
    ショートショートという短い形式なのもありますが、
    さらっと読めてしまって、後腐れがないのが不思議な点の一つ。

    とにかく、ひけらかしのない知的エンタテイメント。
    知的エンタテイナーが星新一さんです。

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    2025年06月17日
  • おみそれ社会

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     懐かしい。中学生くらいのころに読み漁った記憶がある星新一さんのショートショート。次から次へとわけのわからんことが起こっていくさまがなんとも楽しい。

     今回は少しおとなしい読み物だが、それなりに一気に楽しく読めた。でもいずれも少し長すぎるかな。続けて読もうかなぁ。しかし映画もたまっているし困ったなぁ。

    作品は次のとおり。

    ・おみそれ社会 ・・・ ま、出だしはこんなものかな。
    ・女難の季節 ・・・ ちょっとさえないなぁ。
    ・ねずみ小僧六世 ・・・ 面白くないなぁ。
    ・キューピッド ・・・ これもイマイチかな。
    ・牧場都市 ・・・ これが一番楽しかった。まさに逆説の星節かな。
    ・はだかの部屋 ・・・ わからんではないが、ねたが下品。
    ・手紙 ・・・ これも面白い。落ちはけっこういいね。
    ・回復 ・・・ オチがもっとも決まるのがこれ。
    ・古代の神々 ・・・ う~ん、あんまりだな。
    ・殺意の部屋 ・・・ はだかの部屋と似た展開だね。
    ・ああ祖国よ ・・・ 面白いけれど、長すぎる。

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    2011年09月14日
  • ひとにぎりの未来

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    今の時代で問題になっている事柄を違った視点で(地球の外から地球を俯瞰している感じで)書いていてとても面白かった!

    それにショートショートでいろんな話があって飽きずに楽しめたと思う♪

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    2011年08月21日