星新一のレビュー一覧

  • ご依頼の件

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    よくこれだけの話が書けるよなぁといつもながら脱帽ですよ。合間に読めるからいつでも手にとれるのがいーんだよね。
    相変わらず面白かったです。

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    2011年12月23日
  • ほら男爵 現代の冒険

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    「ほら男爵現代の冒険」3

    著者 星新一
    出版 新潮社

    p49より引用
    “しかし、わしは武器だけは絶対にもらうなと、
    住民に忠告した。武器のおそろしさを、
    わしほど知っている者はほかにいないだろう。”

    ショートショートの代名詞とも言える著者による、
    実在した人物の子孫という設定の主人公による冒険談。
    砂漠に始まり砂漠に終わる、
    奇想天外な冒険が展開されます。

    上記の引用は、
    砂漠の国で酋長になった人物の一言。
    多くを書いてはつまらないでしょうから書きませんが、
    改心したのであればこういう考えになるのも当然な人物です。
    皆が一度は見聞きしたことのある実在や虚構の人物たちが登場し、
    皮肉と頓

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    2012年06月10日
  • 明治・父・アメリカ

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    「明治・父・アメリカ」3

    著者 星新一
    出版 新潮社

    p66より引用
    “自助の精神こそ、個人の発達の根本であり、
    その結果が国家の活力の源泉となるのである。
    外部からの助けは、人を弱くする。”

    ショートショートの代名詞とも言える著者による、
    著者の祖父と父とを描いた伝記。
    江戸の末期から大正初期まで、
    激動の時代に生きた有名人たちとの交流と共に記されています。

    上記の引用は、
    西国立志編の要約引用の孫引き。
    自助努力の普遍性の高さは、
    現在でも同じ著書が翻訳され版を重ねている事から、
    疑う余地のないところだと思います。
    歴史上の有名な人物と思っていた野口英世らとも、
    著者の父である星一

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    2012年06月10日
  • 宇宙の声

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    ネタバレ

    「宇宙の声」3

    著者 星新一
    出版 角川文庫

    p41より引用
    “学問的に面白い研究であり、それはついに成功した。
    しかし、とんでもない植物ができてしまったのだ。”

    ショートショートの代名詞とも言える著者による、
    中編二作を収めた一冊。
    幼なじみの二人が、
    ある日公園で気を失ってしまって・・・。

    上記の引用は、
    表題作の中の一文。
    単行本の出版は昭和44年ですが、
    現在の遺伝子組み換え作物の出現を予言しているかのようです。
    あまりに人間にとって便利なあり方を自然に求めすぎるのは、
    この一文のような結果になりかねない、
    とも言えるのではないでしょうか。
    この著者に珍しい中編作品なので、

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    2012年06月10日
  • 城のなかの人

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    [BOOKデータベースより]

    太閤秀吉の遺言に従って、豊臣秀頼は7歳を迎えた正月早々、大坂城に移された。世間と隔絶され、美と絢爛のうちに育った秀頼にとっては、大坂城の中だけが現実であり、安らぎに満ちた世界であった。ところが、徳川との対立が激化するにつれ、秀頼は城の外にある「悪徳」というものの存在に気づく。異常な人間関係の中での苦悩と滅びの人生を描いた表題作のほか、「正雪と弟子」「はんぱもの維新」など5編の時代小説を収録。

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    2011年12月01日
  • 夜のかくれんぼ

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    20111108
    SS28編を収録。
    面白かったのは「つきまとう男たち」「金の粉」「幸運の公式」かな。

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    2011年11月11日
  • これからの出来事

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    「これからの出来事」3

    著者 星新一
    出版 新潮社

    p57より引用
    “頭がおかしいのではなく、
    彼の頭がよすぎるせいかもしれない。”

    ショートショートの代名詞ともいえる著者による、
    ショートショート作品集。
    遺産相続に関する話から人間の突然変異の話まで、
    奇想天外な短篇が21話収録されています。

    上記の引用は、
    慎重な性格の男の話の中の一文。
    何もかもにあまりにも考えすぎると、
    結局何も出来なくなるということでしょうか。
    p65で書かれるおちを読んでいると、
    グラップラー刃牙に出てきた合気道の先生を思い出します。
    最後に収録されている話は、
    ペットブームに対する皮肉でしょうか、
    初出版

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    2012年07月12日
  • にぎやかな部屋

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    「にぎやかな部屋」3

    著者 星新一
    出版 新潮社

    p133より引用
    “あるのは偶然だけ。偶然とその結果だけ。
    それを各人が自己の好みで蒐集し、
    勝手な理屈をつけて人生観としてるだけさ。”

    ショートショートの代名詞ともいえる著者による、
    とある人生相談所にておこる出来事を描いた戯曲。
    生きた人間一人一人にとりついた霊達が、
    霊ならではと言える考えを話し合いながら楽しく進行します。

    上記の引用は、
    登場人物にとりついた霊の中の一人の意見。
    結局人は、
    自分に都合の良い考えだけ取り入れやすい、
    ということでしょうか。
    多少の偏屈さは人間らしさにつながるかもしれませんが、
    あまりにも偏ると自分

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    2012年07月12日
  • ご依頼の件

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    久々の星新一。

    やっぱ、ショートショートはええね。通勤のように読書時間がコマ切れになっても、スムースに読める。

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    2011年10月11日
  • おせっかいな神々

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    教訓みたいな、ブラックユーモアみたいな??
    なんだか独特の星新一ワールドがありました。気軽に読むのにいいね。

    「ささやき」と「隊員たち」がよかった。

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    2011年09月26日
  • マイ国家

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    これほど、洒脱で、それでいて深みがあって、
    たまにちらっと残酷さも垣間見せ、
    読んでいて、楽しんだり、してやられたなと
    感じさせられるSF作家さんって、現代の現役の人ではもう
    いないのではないでしょうか。
    手塚治虫や藤子・F・不二雄に通じるものもあります。
    そういう、昭和が生んだ遺産の一つでもあるのでしょうか。

    ただの夢物語ではありません。
    使い勝手の良い、万能の未来の技術を神の上で駆使して、
    その中から見えてくる人間のあざとさなんかもあります。
    でも、それを醜いとか悪いとか、書いていないのです。
    そういうところにこだわらないから、
    ショートショートという短い形式なのもありますが、
    さらっと

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    2025年06月17日
  • おみそれ社会

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     懐かしい。中学生くらいのころに読み漁った記憶がある星新一さんのショートショート。次から次へとわけのわからんことが起こっていくさまがなんとも楽しい。

     今回は少しおとなしい読み物だが、それなりに一気に楽しく読めた。でもいずれも少し長すぎるかな。続けて読もうかなぁ。しかし映画もたまっているし困ったなぁ。

    作品は次のとおり。

    ・おみそれ社会 ・・・ ま、出だしはこんなものかな。
    ・女難の季節 ・・・ ちょっとさえないなぁ。
    ・ねずみ小僧六世 ・・・ 面白くないなぁ。
    ・キューピッド ・・・ これもイマイチかな。
    ・牧場都市 ・・・ これが一番楽しかった。まさに逆説の星節かな。
    ・はだかの部屋

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    2011年09月14日
  • ひとにぎりの未来

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    今の時代で問題になっている事柄を違った視点で(地球の外から地球を俯瞰している感じで)書いていてとても面白かった!

    それにショートショートでいろんな話があって飽きずに楽しめたと思う♪

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    2011年08月21日
  • ごたごた気流

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    星さんはじめてです。前に何かの短編で読んで、読んでみたいなぁと思っていました。
    読むのは遅いのですが、スイスイ読めました。
    なんとなく星さんがどんな作家さんなのかわかってきました。

    見物の人、すなおな性格、追及する男、門のある家
    がおもしろかったです。

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    2011年08月18日
  • エヌ氏の遊園地

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    ショートショート31編。1編ごとにラストを予想していたんですが、ことごとく外れました。特に「逃走の道」のラストはゾッとしましたよ。なんだか、星新一と対決してるみたいな気分でした。しかし、31編も裏をかえされると変な気分になりますね。不思議な余韻に浸っております。

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    2011年08月16日
  • ひとにぎりの未来

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    手軽にサクッと読めるのがショートショートのいいところ。ただ、星新一は妙に保守的なところがあってげんなりさせられることがある。高度に文明化された未来社会という設定なのに「男が外で働き、女が家を守る」という性別役割分担がなぜかそのままだったり…それは違うだろ!と突っ込みたくなる。

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    2011年08月07日
  • 城のなかの人

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    表題作「城の中の人」やけに静かな大坂の陣だった。印象深い。
    大坂の陣に始まり、維新に終わる短編集。どれも星新一らしいシニカルな結末で面白かった。

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    2011年08月01日
  • ちぐはぐな部品

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    「ちぐはぐな部品」3

    著者 星新一
    出版 角川文庫

    p160より引用
    “だから、そしらぬ表情をいつまでもつづけ、
    あなたに手をつけるなどということは、
    おこるわけがないのだ。”

    ショートショートの代名詞ともいえる著者による、
    短篇作品集。
    宇宙の話からお金に関する話まで、
    ひねりととんちのきいた短篇が30本収録されています。

    上記の引用は、
    「抑制心」と題された一話の締めくくりの一文。
    遠慮の固まりというものは、
    いつでも面倒くさいものだなと思います。
    周りの人数が少なければ、
    確認してから手にすればいいのだけれど、
    人数が多い時は結局残ってしまう事が少なくありません。
    もったいないの

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    2012年07月15日
  • どこかの事件

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    引越しの段ボールを整理していると出てきた一冊。ああー、あの純真無垢な頃に戻りたいやら戻りたくないやら。

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    2011年07月11日
  • 夜のかくれんぼ

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    全てが痛快で意外性のある結末ではなかったが、たまにキレのある物語があって楽しめた。
    お気に入りは
    「ある帰郷」…誰しもが一度は考えたであろう
    「若葉の季節」…まさかの結末
    「不吉な地点」…オチは当然読めるが、それでも笑える
    「一家心中」…これは意外
    「勝負」…無駄に悲しくなってしまった

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    2011年07月10日