星新一のレビュー一覧

  • おのぞみの結末

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    ネタバレ

    何年かぶりの星新一作品。

    近年、新型コロナやロシアのウクライナ侵攻など、以前の常識では考えられないことが現実世界で起きているせいか、初めて星さんの作品を読んだときほどの衝撃はなかった。
    むしろ、家事万能のロボットの話(「一年間」)や、同じ教団を信仰する人たちが偶然出会って犯罪に及ぶ話(「おのぞみの結末」)など、星さんの先を見越したようなストーリーにビックリ。あるいは、時代が星さんのアイデアに追いついてきたのかも?

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    2023年03月29日
  • 未来いそっぷ

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    「アリとキリギリス」、「ウサギとカメ」等のイソップ寓話をリメイクしたものを含む、ショートショートの作品集です。

    誰もが知る物語に新たなアレンジを加える、その発想の面白さに興味を覚えます。
    シンデレラのその後を描いた物語や、オリジナルのショートショートも、作者ならではの創造力が発揮されていて改めて感服しました。

    50年以上も前に発表されたとは俄かに信じられない、今読んでも十分楽しめるそんな一冊です。

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    2023年03月14日
  • 猫は神さまの贈り物〈小説編〉

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    ネタバレ

     「猫は神さまの贈りもの」、全くそうだと思います(^-^)9人の作家の猫短編小説・詩アンソロジーです。次の4作品を楽しみました。①吉行理恵(1939~2006)「雲とトンガ」②室生犀星(1889~1962)「猫のうた」「愛猫」③佐藤春夫(1892~1964)「猫と婆さん」④宮沢賢治(1896~1933)「どんぐりと山猫」

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    2023年03月09日
  • 城のなかの人

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    豊臣秀頼と大坂城の話「城のなかの人」。貴族的な秀頼の視点で静かに物語が進む。
    幕末の小栗上野介忠順が主人公の「はんぱもの維新」。ショートに小栗の人生を振り返る。

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    2023年03月20日
  • おせっかいな神々

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    中学生の時に夢中になって読んだ星新一のショートショート。○10年ぶりに読んでみたが、今でも充分に楽しめる!

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    2023年02月24日
  • 午後の恐竜

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    これまで「ボッコちゃん」「マイ国家」などを読んできましたが、本作はそれら2作とはまた違った印象を受けました。
    1話1話がやや長めで、少し読み応えを感じました。先の2作は、短い話の中で1発大きなオチがあってそれでおしまい、という印象でしたが、本作はもう少し長めに展開がある印象です。(もちろん全ての話がそうという訳ではありませんが)

    長めとは言え、やはり1話1話はとても読みやすかったです。さすが星新一…!

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    2023年02月19日
  • にぎやかな部屋

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    元々戯曲を想定して書かれた本らしい。高利貸し一家をメインに背後霊が各々いる事で賑やかという事。話はアッサリ気味だがアイデアはさすがに面白い。キャラクター性の強固(星新一作品では希薄だけど)という意味では荒木飛呂彦先生の大発明「スタンド」に通じるかもしれない。

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    2023年02月09日
  • マイ国家

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    「うるさい相手」
    ちょっとした詐欺に引っかかった気分になりました。

    「調整」
    まさか、調整されるのはこちらだとは…。

    「安全な味」
    多分、あのままだったら次は彼らだったのかもしれません。

    「友情の盃」
    1番好きでした。多分、彼との友情を信じたかったのだと感じました。

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    2023年02月02日
  • つぎはぎプラネット

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    星新一のショート・ショート。
    本著は「星新一の単行本未掲載作品を集める」ことを目指したものであり、故に星新一が生前に請け負った広告やPRのための作品も多く収録されている。

    広告であるからにはその題材やテーマが縛られているということである。それは一見、自由度が狭まるように思えるが、題材が縛られているからこそ彼の独創的な発想や切り口がむしろ際立つ。「ここからこの広告につながるのか」という新鮮な驚きがあった。

    「デザイン思考」に関する本を読んでいると、完全に自由な条件よりも多少の制約があった方が良いものが生まれるということはよく言われることだが、これは実は簡単ではない。
    その点、星新一は題材をS

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    2023年01月31日
  • ご依頼の件

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    妄想銀行がとても面白かったので、こちらも購入しました。
    比べるものではありませんが、妄想銀行があまりにも私の好みであったため、こちらの評価は少し落ちてしまいました。

    後味の悪さ、不気味さを求めるならば、こちらをどうぞ。

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    2023年01月25日
  • 盗賊会社

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    いつ読んでも、古くても新しさがある星新一。
    読んでは、忘れ、忘れては、読みの数十年。
    と、作品数が多い中で、一作目の「雄大な計画」は、忘れた事が無い大好きな作品です。
    ある会社が、優秀な新人社員をライバル会社に入社させて、企業スパイとして活動をしてもらい、その報酬に相応の地位を与えようという、一人の男の一生を左右する雄大計画。男はひたすら努力して、すくすく出世して、遂にはライバル会社の社長となる。いよいよトップシークレットが思いのまま。ふと、男は考える。なんたって、こっちのライバル会社の方が大企業。何の為のスパイか?
    これは、企業物ですが、時折見かける、相対する組織への潜入ドラマやコミックに出

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    2023年01月17日
  • これからの出来事

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    星新一氏の文庫本39冊のショートショート作品の38冊目のようで、初期の作品群とは趣が異なっている。
    この作品群には『ボッコちゃん』のような分かり易いオチはなく、どの話も何を言いたかったのか分からないまま唐突に終わるのでモヤモヤが残る。

    唯一タイトル名にもなっている「これからの出来事」だけは具体的にイメージが湧いて、手塚治虫の医学マンガを読んでいるようで良かった。

    「小さなバーでの会話」という話の最後に、「…人生も社会も、錯覚の連続の上に存在しているのかもしれませんな…」というセリフがあった。

    これが、本書の作品群全体に共通するテーマを言い表しているように思えた。

    本書で後期作品の雰囲気

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    2023年01月10日
  • 城のなかの人

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    親に勧められたので読んでみた。星新一の小説は初めて読むが、時代小説なので、史実にどれだけ沿っているかは分からないが、こうなってたらドラマチックだなと感じる内容だった。

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    2023年01月07日
  • 宇宙の声

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    話の展開がスピーディ。途中少し話の流れに飽きちゃうけれど最後の終わり方は好き。SF小説でも、そんなに疑問点なく読める。

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    2022年11月25日
  • 妄想銀行

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    初作家 星 新一でショートショート全32作品。
    気軽に隙間時間に読みやすいのがいい
    2021年の新潮文庫のプレミアムカバー版であることを購入後に知る

    1話の【保証】は衝撃的‥契約書はサインする前に読むべし

    他でお気入り作品は【信念】【古風な愛】【鍵】
    特に残ったのは【味のラジオ】
    口にある電子機器が放送局から電波を受信して味を再現し楽しめるという

    恐らく放送局がいくつもあって趣向にはそえそうだけど
    常に無差別に流れて嫌いな味だったらどうするんだろう‥
    寝る間にも休む暇がなさそう
    故障からのレストランへの駆け込みは通勤時の車両故障に通じると思ったりした

    不満点は頭のおかしな人は精神科の流

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    2022年11月23日
  • 妖精配給会社

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    う~ん、まぁまぁですかね…星新一さんが相当頭のイイ人だと言うことは何となく分かりましたが…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    しかし、結構な昔に書かれた本だというのに(それこそ”古き良き時代に書かれた本だというのに”)星さんの問題意識というかね、危機感みたいのが令和である現代にまで繋がっているような感じがして…恐れ入りました!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    人間関係が希薄というか、バラバラというか…スマホが連絡手段の主流になった今の世の中はまさに人間関係がバラバラな世の中と言えましょう!

    一人一人個々の世界に閉じこもっているように思え、何しているんだか分かりませんね…

    現代を舞台に星さ

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    2022年11月01日
  • ブランコのむこうで

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    ある日の学校の帰りにもう一人の自分に出会う。もう一人の自分について行き知らない家に入っていったそのとき

    子供が夢の中を旅するファンタジー小説。
    子供の一人称で物語が進むため、子供の話し方のため読みにくく感じてしまった。

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    2022年10月29日
  • これからの出来事

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    “5分後に意外な結末”みたいな感じなのかと思ったら、モヤっとしたまま終わる話が多かった。
    そういう世界観を楽しむ本なんだなと感じた。

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    2022年10月18日
  • つねならぬ話

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    ある日とつぜん星新一の頭に降ってきたお話を、小説の体(てい)にしたアンソロジーであるという。収録されている話はどれも、辻褄が合わなかったりオチが無かったり、意味不明であったりと未整理で、現代的な「ものがたり」になっていない。なんだか、口伝で残った地方の民話のテイストを感じるな。まぁ、多作な作家だから、こういうのもありだろう。

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    2022年10月17日
  • 盗賊会社

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    本好きの後輩にプレゼントでもらって読んだ。
    今まで選んだことのなかったジャンル。
    未来を面白く皮肉った感じ。
    結構昔に書かれているのに
    数十年後はもうこうなってるんじゃないかって、先見の目がさすが作家さんだと思った。
    ところどころの挿絵がかわいい。

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    2022年10月15日