星新一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
星さんのこの内容。本当、未来を予言したような内容が今更ながらすごい。
ファンタジーのようでファンタジーとも言い切れないショート短編集。読みやすく、また、予言が当たっているようなそんな肌寒さすら感じさせてくれます。
あとがきに、中学生や小学生なんかもちょっと背伸びして読む大人の文庫。ライトノベルから初の大人小説への背伸びにぴったりの一冊。と、あったが、確かになるほどなと思う。下ネタもかなりあるからなんとも言えないが、まぁ、その頃には大方いろんな想像はついてるだろうし、このくらいはよしと。
やたらいろんな人とセックスをする惑星の話にはなかなか感慨深いものがあるが、確かにそういう考え方もある。 -
Posted by ブクログ
ヤナーチェクの評論において、ミラン・クンデラが、「作者のあとに残された一切のものを掻き集めるという情熱の形で表れる」「忠実さ」について、批判しているのを思い出す。例えば、《棍棒体操のための音楽》のような重要でないものを「ヤナーチェク・ピアノ曲全集」に収録する「忠実さ」である。
クンデラはひとりの創作者として、創作者ヤナーチェクに同情している。しかし私は愚かな享受者である。ヤナーチェクの作曲したものなら、《棍棒体操のための音楽》でもありがたがって聴く。面白くないけれども。
そして神様には忠実にならざるを得まい。相手は「ショートショートの神様」だ。ということでできたのが『よせあつめプラネッ -
Posted by ブクログ
ショートショートで有名な作家で知らない人はまず無い。
私が中3時点でもこの人の作品は無数に読んだ。
当時古本屋で見つけた時のふれこみが(オビにかいてあったような)作者初めての長編とウタッてた。
今で言うラノベに分類されるタッチ。ストーリーは偶然出会った男と女がふとしたことで巻き込まれるドタバタラブコメって感じだった。
ショートショートの達人だけあって読み落とすところが無いくらいムダの無い文章の配列。
当時、読後これって日本人の作家でなくサラッとクールな外人の作家のタッチ。大好きなヘンリースレッサーとかぶった。出品が20年遅かったら映画かビデオでもヒットしたと思ったが調べたらテレビ化はされてた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ星新一作品唯一の“レーゼドラマ(戯曲風小説)”。
マンションの一室。住んでいるのは高利貸しの亭主と占い師の夫人、そして一人娘。
そこに金目当ての妙な男たちがやって来て、大騒動が持ち上がる。
さらに、死後に人間にとりついてその出来事を皮肉に見守る霊魂たちもからんで……。
詐欺師、強盗、霊魂たち――人間界と別次元が交錯する、軽妙なコメディー。
霊魂の存在システムがシニカルで星新一さんの作品らしく面白かった。
霊魂になると無限の時を過ごさなければならない。
だからベテランの霊魂は暇つぶしのために変った人間にとりつきたいと願う。
戦争や伝染病などでとりつく人間がいなくなると、霊魂は“消滅”を選択す