星新一のレビュー一覧

  • 竹取物語

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    ネタバレ

     だいぶ前に買っていた本で久しぶりに再読。星新一流の竹取物語だけど、SF要素は薄いかなー?
     改めて読んで思ったけど、かぐや姫の考え方は今だと普通にあり得るよなって。当時は「まあ随分偉そうな考え方で」と思われたかもしれないから、最後のミカドとの交流でバランスをとったのかも。太宰のカチカチ山と5人の貴公子(?)たちの試練の類似性は再読してようやく納得。もしかしたら太宰も竹取物語から同じようなことを考えていたのか……?

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    2021年03月20日
  • 声の網

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    時代を先取りしている内容ではあるけど、響くものはなかった。有名な作品だが、明らかに星新一のベストではないと思う。

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    2021年03月14日
  • 午後の恐竜

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    2.7くらい★
    ショートショートの短編で、読みやすくて、面白かった。
    昔読んだからか、幸運のベルはやっぱり好き。
    あとは、夢側の住人を描いた、おれの一座と、短編集1番最後の狂気体質。
    ほんとに最後の最後が面白くて、星新一ってこういうシュールな面白さあったよなあと改めて思った。
    ユーモアと風刺と。

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    2021年03月12日
  • ちぐはぐな部品

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    ネタバレ

    友達から譲り受けた本です。

    星新一のショートショートは、小学校か中学校の国語の時間に習いました。初めて接する不思議な世界観に魅了されたのを覚えています。

    この本では「いじわるな星」が特に印象に残っています。

    人間の欲望は果てしなく、それに囚われていると、結局は何も手に入れることが出来ず、莫大なエネルギーを浪費してしまう。そのような教訓が示されていると思いました。

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    2021年03月04日
  • 盗賊会社

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    昔購入していた電子書籍を久しぶりに手に取った。星新一作品は、1話ごとに読んだことはあったが、1冊丸々読むのは初めてかもしれない。

    やはり星新一は時代の先駆者だなと改めて思う。30年以上前に現代の技術を予想し、現代に生じる問題を皮肉的に描く。星新一ですら予測できなかった現実が既に実現しているというのも技術革新の凄さを感じさせられる(「無料の電話機」は今の広告ビジネスの先見であるとともに、電話ではなく動画で広告する時代になった)。

    特に、「あるノイローゼ」や「長い人生」のような技術進化がかえって人間の意欲を削ぐという皮肉的な作品が印象的だった。前者は全てを記憶するコンピュータの出現でちょっとし

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    2021年02月11日
  • ひとにぎりの未来

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    この一つ前に「盗賊会社」を読んだのですが、それよりかは読み応えある作品でした。
    好きなのは「成熟」「破滅の時」「幸福の副産物」「自信にみちた生活」などです。

    短い中で物事の本質を捉えているところはやはり星新一さんという感じです。

    中長編のようなものがあるとしたらどんな感じなのか、気になります。

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    2020年12月23日
  • つぎはぎプラネット

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    随分前衛的な作風だなと思いながら読んでたら1960年代の作品と知りびっくり。
    星新一作品は初めてだけど独特過ぎる世界観にハマる読者が多いのも納得。
    ショートショートだから当たり前と言えば当たり前だけど短い時間に頭の中に大量の物語が展開しすぎてちょっと混乱。
    1日1〜2話づつちょっづつ読むと良いかも知れない。

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    2020年10月31日
  • 猫は神さまの贈り物〈小説編〉

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    古今の文学者もやっぱり猫が好き、という作品集。
    という感じかな。
    猫は出てくるものの、けっこうお文学な感じが予想外。
    猫猫らぶりぃ、なお話を期待しちゃってたわw
    星新一が、猫のでてくるショートショートを書いてたのがなんだかフフフで嬉しい。「エス氏」登場のおなじみの作風の中に猫なんだもの。
    宮沢賢治はちょっと童話っぽい雰囲気が「らしくて」いい。

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    2020年10月23日
  • きまぐれエトセトラ

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    さんけい参詣者 バリ島は回教国インドネシアに於ける、例外的なヒンズー教の地域である。 ケチャック・ダンス(猿の踊り) 北杜夫もりお 亡父ぼうふ ぶんげいしゅんしゅう文藝春秋 供花きょうか 宛名のなんとか係には御中を書き加えろ この、後天的な美味を作り、楽しむのが、つまりは文明というものなのかもしれない。 玉石混交 その存否そんぴを決めるハンドルが我々に任されているのは 現役作家の死が壮烈に見えるのは 早馬はやうま 今昔の感にたえない 敗戦の玉音放送後 二重橋 衰亡していったプロセス

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    2020年10月15日
  • 地球から来た男

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    今までに読んだ他の著者のショートショートと比べて、ラストでのどんでん返しで驚かしてやろうという意図が前面に押し出されている感じではなく、そこに奥深く感じる。一話一話読み終わった後にじわっと広がる感じ。ピックアップ:表題作、「もてなし」、「包み」。

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    2020年10月03日
  • 竹取物語

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    所々に入っている星さんのコメントがおもしろく、テンポ良く読めた。
    言われてみれば、よく考えられた構成だと気付かされる。
    これが日本最古の物語だとは驚きだ。

    森見さんの竹取物語も読んでみたいと思った。

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    2020年09月06日
  • 盗賊会社

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    緑の表紙の新装版を購入。
    苦労や苦悩は無くならないものかもしれない。
    自分のことや家族のこと。会社に勤め働いていると、周りのこと、会社のことも考えなきゃならない。
    疲れた時に読むと良い。現実離れしていて気持ちが軽くなる。それでいて、自分を客観的に見るキッカケにもなるかもしれない。

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    2020年08月09日
  • エヌ氏の遊園地

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    星新一の作品全て読めばウミガメのスープの作者になれるんじゃないか説推していきたい。
    解説は個人的には好み。
    昭和だから許される解説なのだろうか、現代だと批判が殺到しそうだなあと他人事のように感じた。

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    2020年07月25日
  • にぎやかな部屋

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    ネタバレ

    こんな風に自分にも他の人にも霊がついているのならば、もっと豊かに、面白いように生きて自分の霊を腹抱えて笑わせたろうと思った。

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    2020年07月22日
  • ブランコのむこうで

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    3.4
    睡眠導入本。
    なにも考えずに、ファンタジーの世界に入れる。

    寝らずに読み終えることを頑張った。笑

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    2020年06月14日
  • 竹取物語

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    ある漫画で竹取物語の話題が出て、そういえばぜんぶ読んだことはないかもということで手を出してみた。都市伝説かと思っていたかぐや姫は悪い事をして人間界に来た説があっさり肯定されてて驚愕。かぐや姫は何をしでかしたんだ…。他の竹取物語の考察が書かれている本も読みたくなった。星さんの、物語は竹のようなものかという小話が好きだった。

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    2020年06月11日
  • 地球から来た男

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    星新一、二冊目です。

    一冊目の「悪魔のいる天国」と比べると、主人公はどれも孤独感が強めだったような気がしました。
    どうしてなのか考えると、本作は「死」や「実存」がモチーフのお話が多かったかな?と思いました。

    「死」と向き合っていたり、はかない自らの「実存性」と向き合っていたり。


    個人的なベスト5
    夜の迷路買って
    もてなし
    ある種の刺激
    向上
    能力

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    2020年05月14日
  • きまぐれエトセトラ

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    ネタバレ

    血圧が少し高かっただけでありとあらゆる健康本を読み漁り学者にインタビューまでしに行く、星新一の一つに対しての好奇心の強さ


    「戦争の真の恐ろしさは、殺人、飢え、破壊、死が発生するからではない。全員がいつのまにか画一化された思考になり、当然のことと行動に移すことにある。」
    「貧困とは終わりのない空腹であり、病気と死の多さであり、防ぎようのない寒さや暑さであり、娯楽のなさである」

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    2020年04月17日
  • きまぐれエトセトラ

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    今から40年ほど前の1980年前後(星新一さん55歳前後)に書かれたエッセイ。
    売って儲けることが最大の目標であり、バブル崩壊に向かって突き進んでいる真っ最中の(否定論は主張しにくい)時期だ。
    生真面目さ故か、ちょっと浮かれた社会や横柄で威圧的な政治の在り方に苦言を呈する記述が所どころに入ってくる。
    星さんなりの倫理観の基準から世の中の行動がずれていくことへの不安が感じられます。

    「UFOの警告」という題名の20ページ足らずのエッセイが良かった。
    ここからは星新一さんのショートショートの背後にある思想が読み取れる。
    未来を思考する時、政治家は次の選挙のことぐらいしか考えないし、学者だってせい

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    2020年02月08日
  • 進化した猿たち―The Best―(新潮文庫)

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    古いアメリカ漫画だからか、ずっと続けて読んでると飽きてくる。間を置きながら読んだら、結構新鮮。1970年連載物を編集。「アダムとイブ」「水晶玉の周辺」が落語のまくらのように始まってたのが良かった。2020.1.19

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    2020年01月19日