ブランコのむこうで

ブランコのむこうで

506円 (税込)

2pt

ある日学校の帰り道に、「もうひとりのぼく」に出会った。鏡のむこうから抜け出てきたようなぼくにそっくりの顔。信じてもらえるかな。ぼくは目に見えない糸で引っぱられるように男の子のあとをつけていった。その子は長いこと歩いたあげく知らない家に入っていったんだ。そこでぼくも続いて中に入ろうとしたら……。少年の愉快で、不思議で、すばらしい冒険を描く長編ファンタジー。

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ブランコのむこうで のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この本すごく好きだ。
    夢の中で会う人たちの夢の中の世界と現実の世界。その差が大きければ大きいほど気持ちがぎゅっとしめつけられる。
    だけど夢の中だからこそ叶えられることはあって、その世界が守られているから現実をなんとか過ごすことができる。
    子供目線で書かれている本だからこそ大人の心にグッと迫ってくるの

    0
    2024年12月20日

    Posted by ブクログ

    不思議で、切なくもあり、温かくもあり…現実を生きるため、夢の国でバランスをとっているんだな。お祖父さんにあった話、王子の話、さびしい街の話は少し涙ぐんでしまった。そして、彫刻の話はどう言葉に表したらいいかわからないけれど、ものすごく胸がつまる思いでいっぱいになった。もっと早くこの本に出会いたかった。

    0
    2023年11月01日

    Posted by ブクログ


    自分も小さい頃、目が覚めた時に一瞬ここがどこか分からなくなり、少しずつ現実の世界に馴染んでいく感覚を経験したことがある
    きっと、夢の世界でいろんな体験をしてたんだろうな

    ブランコの向こうの世界。
    本当にあるかわからないけど、あったらいいなぁと思いました。

    0
    2023年10月06日

    Posted by ブクログ

    すごく良かった。星新一にこんな長編があったのかという嬉しい驚きがあった。子供向けのファンタジックなお話のようだけど、どこか達観した目線がある。主人公の優しい男の子の年相応の言動と不意に漏れる客観的な言葉がすごく良い。星新一だなぁといった感じ。

    社会に根ざした個人的な夢からだんだんと規模の大きな仏教

    0
    2023年05月10日

    Posted by ブクログ

    ある日「ぼく」が自分そっくりの少年を追いかけていたら夢の国へ入り込んでしまって・・・。

    最初に入り込んだパパの夢の国では「ぼく」のおじいさんに夢の国のことを教えてもらい、わかったようなわからんようなと思っていたら今度は別の人の夢の国へ行き、また別の人の夢の国へ行きを繰り返ししていくのがなんか『不思

    0
    2022年01月14日

    Posted by ブクログ

    子供に読ませたい小説として最適。
    中学の時に、なにげに勧めた友達が大絶賛していたのがいまだに記憶に残っている。

    0
    2017年07月09日

    Posted by ブクログ

    ショートショートじゃないんかいと思いながらも案外嫌いじゃない奴でした。世界観というか作ったシステムの中でうまく遊んでて、意外と飽きない

    0
    2025年10月11日

    Posted by ブクログ

    ショート・ショートじゃない星新一作品があるんだ〜、ということで読みました。
    学校帰りの「ぼく」は、誰かが見ている夢の世界を巡る不思議な体験をします。
    夢の中で眠ればその夢の持ち主(?)の起きている様子がわかります。
    どうしてこんな夢を見ているのか、誰が見ているのか。
    納得したり切なくなったり。
    特に

    0
    2025年09月01日

    Posted by ブクログ

    こどもにもすんなり読める様な、分かりやすい文体でいて、随所に生きる上での教訓や、この世界の真理みたいなものが散りばめられている。楽しい。

    0
    2025年08月17日

    Posted by ブクログ

    星新一先生の初読。
    皆それぞれの人生を歩みながら、様々な夢を見ているのが面白かった。
    それを側から見て客観的な評価をするのが少年だったからこそ、嫌味がなく素直な気持ちで追従できた。

    0
    2025年06月12日

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