星新一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレこの世の出来事は、全て神様の仕業?
わけの分からない事が起こり、理由を説明できないと、人は神様を登場させて物語をでっち上げてきた。
タイトルに「神々」とあるが、神様はあまり出てこない。
でも、予想もできない結末は神様の仕業なんでしょう。
40程の話があるのですが、印象に残ったものを2つネタバレします。
風刺が効いていた話は以下。
大きな食品会社の経営者が豪華な食事会を開いた。
長生きの種族がいるということで、その秘法をさぐり発表するというセレモニーもあった。
夜もふけ、時間も遅くなったが、皆遠慮なく料理を味わい乾杯し合って盛り上がっていた。
いよいよ長生きの秘法の発表となった。
その内容は「早寝早起き、腹八分」
よくあるアイデアの話は以下。
エフ博士は、若返りの秘法の研究に打ち込んできた。
だがもうかなりの歳だ。
つまり、若返りの秘法は見つかっていないのだ。
ある日、自分の体に変化が起きているのを感じる。
髪は黒く濃くなり、皺も減って皮膚に張りとつやが出てきた。
老眼鏡なしでも目がよく見える。
ところが、この喜びは不安へと変わる。
青年から少年へと変化しているのだ。
どこまで若返るのか、、、 -
Posted by ブクログ
スタンダードな星新一のショートショート集。
個人的な感想だが、星新一の描く世界は基本的にSFだが、彼のSFには「憧れ」や「不安」が感じられない。
「こういう世界がいずれ来ますよね。そうなると、、、」というある種淡々とした描写が特徴的だと思う。
普通の人が未来を想像する時、期待や不安の両方、若しくはいずれかが入り混じるものだ。
星新一にはそれがない。
だからこそ、冷静なシミュレーションができるのだと思う。
それが、読み手が彼の作品を読んで得るものが多い理由のひとつではないか。
「急所とは、そういうものなのです。いつも、なにげなく見すごされていながら、きわめて重要な部分のことです」 -
Posted by ブクログ
最近はボリューミーな小説ばかり読んでいたから、今回は星新一で正解だった。実に読み易く、清涼感でいっぱいだった。
本作はタイトルどおり、全ての話がノックから始まるショートショート。
そのなかで個人的に面白かったのものは
「なぞの女」
なるほど。そうくるかって感じ。何が本当かわならなくなるね。
「現代の人生」
お得意の濡れ衣もの。小さな罪と大きな罪の交換。
「暑い日の客」
勘違いでとんでもないことに。筒井康隆が書いたら、グロい描写になりそう。
「夢の大金」
なぜか勝手にお金持ちに。こういうのいいなぁ。
「しなやかな手」
実は実はの二転三転。これが1番好きかも。
などなど。
そして、あとがきで星新一自身が書いていたが、舞台を一つの部屋にするのが、非常にわかりやすい。との事。確かにねー。わかっているけど、意識して作らないとこうはならないもんだ。さすがです。
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Posted by ブクログ
安定のクオリティ!!ボッコちゃんと重複している作品が何点かあったか、少々ホラーが多かった印象!
以下、印象に残った話の感想
「合理主義者」
合理主義すぎて、ファンタジーを一切に信じないひとの前に魔神がでたらお互い不幸なのかな?
「調査」
宇宙人からの挑戦状?本当にあったらやだな。
「宇宙のキツネ」
いいねぇ。SFミステリー。
「お地蔵さまのくれたクマ」
日本昔ばなしを装った純然たる星新一ストーリー。
いじめはだめ!
「シンデレラ」
まさか、この探偵。。しでかしてないよね?
不穏なラスト。
「ピーターパンの島」
本作で1番救いのない話。科学を極めたらこうなるのか?小説もアウトなんやね。
「夢の未来へ」
なんとなくパピヨン本田の画風でイメージできてしまった。
「肩の上の秘書」
1番好き。チャットGPTよりこっちの未来来ないかな?インコ可愛い!
「脱出口」
運が悪いのか?因果なのか?せっかく異次元に穴を開けたのに。。。
「もたらされた文明」
これ最高にホラーじゃない?純真無垢な人たちに悪意が伝播してしまい、それはけして止められない。
現実世界でも、そんなことすでに起きてるはず。。。。
「サーカスの旅」
逆ー!!
「交差点」
普通に怪談だった。
「薄暗い星で」
悲しい。ボーイチ先生の絵でマンガを読んでみたい
「帰路」
遊星からの。。。。
「相続」
ギャグ漫画日和で脳内再生された
「帰郷」
辛すぎる現実。進んだ科学が彼を救える事を期待