星新一のレビュー一覧

  • 人民は弱し 官吏は強し

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     「明治・父・アメリカ」から10年後の星一の活躍を描く。
     日本で星製薬株式会社を設立し、モルヒネ、コカイン、カフェイン等の単離、商品化を経営者として実現し、日本の製薬産業や国家全体に貢献しようとする。しかし、星の成功を妬む者が政府と結託し、権力、法律、メディアを駆使して星製薬を徹底的に攻撃する。そんな理不尽な相手にもめげず、いつ果てるともない政争に、持ち前の一途さを以て星は闘いを挑む。
     「明治・父・アメリカ」と違い、星新一らしい小説口調でとっつきやすい文章だが、内容はどす黒いノンフィクション。星一の留学時代と違うことは、いくら努力しても利益がなく、相手は政府であること。

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    2011年09月25日
  • 夢魔の標的

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    小学校5年生の時に読んだ記憶がある。それ以前に星新一氏の作品は数冊読んでいたので軽い気持ちで読み始めたのだが…長編且つ難解なストーリー展開。そして、当時の自分にとっては夜うなされるほど怖かった(笑)10年以上経った今、もう一度読み直して星ワールドを新たな視点から捉えてみたい。

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    2011年05月01日
  • ふしぎな夢

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    ネタバレ

    『ふしぎな夢』

    『謎の星座』

    『新しい実験』

    『奇妙な機械』

    『病院にて』

    『エフ博士の症状』

    『憎悪の惑星』

    『黒い光』

    『月の裏側基地第1号』

    『謎の宇宙船』

    『ビーバ星のさわぎ』

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    2011年04月26日
  • 白い服の男

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    星新一、かなりの量読んでるんだけれど、どれがどれだかわからなくなるからちゃんと記録しよう。


    政治とか戦争とか社会に関わる内容が多かった気がする短編集。
    白い服の男
    「戦争」という概念、歴史、事実をもみ消そうとする世界の話。
    悪への挑戦
    悪人が裁かれるというスリリングなテレビショーの裏側は…
    時の渦
    死者が少しずつ蘇ってくる。その原因は?

    この三作がお気に入り。特に時の渦は、最後の1ページに「ほお!」って言ってしまいました。

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    2011年09月07日
  • 竹取物語

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     竹取を生業としていたおじいさんが光る竹を見つけ、その中から小さな姫を見つける。その姫は美しい女性に成長し、噂を聞き付けた男たちはなんとか姫を娶ろうとするが……。

     日本最古の物語とされる「竹取物語」を、星新一さんが現代語訳した本。
     各章の終わりに星さんの雑感が挟まれ、新しい視点を与えてくれて、よく知った話のはずなのにまったく新しいお話のように感じた。
     また、よく知っているはずなのに、細かくは知らないことも随所にあって驚いた。おじいさんがどうかあの中の誰かと結婚をしてくれないかとお願いするシーンで、かぐや姫はあろうことか「なぜ結婚をしなければならないのですか」と問う。星さんも書いているが

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    2011年03月28日
  • ご依頼の件

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    読んでみたらすでに読んだことがありました。
    まあ星新一さんの作品はすでにほとんど読んでると思いますが。
    でもしばらくしたらけっこう忘れるので何度読んでも楽しめます。
    10年おきくらいに全部読むといいかもしれません。
    そんな間に10年くらいたつでしょうからローテーションしながら死ぬまで星新一さんを読み続けるとよさそうです。
    それはとても幸福な無限連環っぽいです。

    この本があとがきや解説の最後だとあとがきにありました。
    「時事風俗と離れようとの方針が、なんとか軌道に乗ったようだ。」と書かれていました。
    ぼくにもお気に入りの方針です。

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    2011年01月29日
  • おのぞみの結末

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    星新一さんのショート・ショートはほんと、飽きずに読めるのですらすらよめます><

    とくに印象的だったのは、「あの男この病気」でした。

    ほんとにこうやって支配階級…支配てか政治家とかが構成されたら結構良い形で世の中回りそうですけどね…
    そんなことないのかな…
    期間内に、知恵と行動力を駆使して、計画的に金を使い、目的を果たせた人だけが政治を任される…

    …とかになったら誰も立候補しなさそうですね…!!!!

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    2011年05月10日
  • これからの出来事

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    表題作品「これからの出来事」が一番印象的。
    記憶を失った男と会話の相手の女性に、過去のエピソードとかを盛り込んで、女性の声を聞くうちに記憶は戻らないながらも生きる決意を見せるという展開とかにしてラジドラの脚本でもかけそう。。自分は生きていると自分で決定づけるところにどうもっていくかいろいろ考えられそう。
    あとはそうだなぁ、演出のテイストを全く変えつつも全て星新一の3本立てオムニバスとかできたらすごく面白そう。 
    想像がわくわく膨らむのはさすが星新一のショートショートですね。
     

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    2011年01月15日
  • 夜明けあと

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     読み出してしばらくは何これ?!って思ったけど、不思議と引き込まれてしまいました。
     当時の新聞記事からのほんの数行ずつの抜き書き+筆者のコメントでつづる明治時代。これって通読するもんじゃなくて、手元にとにかく置いておく用の本かもしれません。ふと手にとって、ぱっと開いたページを好きなだけ読む…みたいなん。

     関係ないけど、巻末についてた解説がなんかひどかった。この本の解説する格好で、自分の話しかしてない。同じくSF作家出身で明治研究者なのか知らないけど、わたしその人の本もふつーに読んだことあるけど、ここであなたの話は別に聞きたくないし。と学会の山本弘もそうなんですよね。↑

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    2010年10月31日
  • 明治・父・アメリカ

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    昔のアメリカに夢を持ってわたり実現するところが素晴らしいですね。
    その真面目さもいいです。
    友達が星新一の親戚で生まれたのがすぐ近くで親近感もよけい湧きますね。

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    2010年08月25日
  • 白い服の男

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    いずれも"過ぎたるは及ばざるがごとし"を地でいく皮肉たっぷりの作品。皮肉めいたストーリーが星新一の文体とあいまって不思議な魅力を携えている。

    『白い服の男』
    健康の為なら死んでもいいのか
    『月曜日の異変』
    手術をしてまで無理に得た理想の性格は、果たして夫にとって本当に良いものなのか
    『悪への挑戦』
    正しいならば何をしても良いといった世界観
    『老人と孫』
    メディアが客観的で常に正しいものだと信じると恐ろしいという話
    『テレビシート加工』
    星新一らしい作品だが、技術的には実現化しそうな話。むしろ形は違えども携帯電話などはこのような状態になりつつあるかもしれない。
    『矛盾の凶器

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    2010年08月28日
  • なりそこない王子

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    星新一氏の短編集のうちの1冊。
    大学時代に星さん大好きな子から薦められました。

    わたしはこの「なりそこない王子」に収録されている「ミドンさん」というお話に、なぜか強烈に引き込まれました。
    ショート・ショート…SSと表記されることが多いようですが、短いお話だと、見開き1ページ分程度で終わってしまうものもあります。
    それでもちゃんとお話としておもしろい。

    基本的にブラック・ユーモアの利いた作品が多いです。
    最後に思わずぞくっ、としてしまったり、
    「あーあ、そういうことか」と苦笑いしてしまったり、
    終始どこか淡々とした流れの中で、小さな笑いや恐怖を覚える感覚でした。

    ちょっと時間が余ったとき、

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    2010年07月28日
  • おせっかいな神々

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    ○2010/06/22 
    この内容にして、表題に「おせっかいな神々」を持ってくる皮肉のセンスがたまらない。マイ国家よりライトで、内容的にも軽くて読みやすくて笑いやすいものが多かった。
    神様なんて都合のいいもの存在しないって分かってるだろ?ってニヤニヤしながら言われてる感じ(笑)完全に救われないって話ばかりじゃなかったし、マイ国家より好きだなあ。というかどうしてポンポンとこういう話が浮かぶか。この本だけでも数にしてみると相当では。
    そういう、星さんがすごいってのも突拍子がないのに頷ける筋の通った話が書ける人だってのも十分すぎるほどに分かるから、あとがきは星星SFSFってうるさく連呼するのを抑える

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    2010年07月01日
  • だれかさんの悪夢

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    古本屋で購入。
    もう一度読み直そうかな~と思い見かけたら買っています。

    この短編集は読んだことが無かったので楽しく読みました。

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    2010年05月20日
  • 夜のかくれんぼ

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    ショートショートが28編。
    正義と悪は紙一重だったり、うれしくない未来だったり。コントの様な作品もあった。
    そして神様はたいがいイジワル。
    何度も読み返してしまいます。

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    2010年05月06日
  • 城のなかの人

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    星新一ならではの視点で描かれた歴史ショートショート。
    氏の「あっと言わせるようなオチ」を期待していると肩透かしを食らうかもしれないが、星版時代劇としてちゃんと成立しているように思える。
    何年かおきに読み直ししたくなるような作品。

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    2010年03月29日
  • 白い服の男

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    9条に対して宗教のような執着をしている人たちを皮肉ったのではないかと思ってしまう表題作。無防備都市宣言とか、かなり星新一の世界になってきてるんじゃないだろうか。

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    2010年03月26日
  • できそこない博物館

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    星さんの創作メモをご本人が解説したり作品にできなかったと悔やんだりひねれば傑作になりそうだったのにどうして今公開したんだとやっぱり後悔したりしかしこの分野だと○○さんが上手いから私の出る幕はないと凹んだりしながら進んでいくエッセイ集です。ご本人いわく未完成品であれ、そのメモの先を読んでみたくなるような内容ばかりで、エッセイといっても時事とか関係ないので楽しく読めます。

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    2010年05月20日
  • 殿さまの日

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    江戸時代の人々の暮らしを星新一らしいウィットに富んだタッチで綴った短編集。

    SFでもショートショートでもないが、こういうのもアリだなと思う。
    これに似たような設定で「城の中の人」という作品もあります。

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    2010年03月15日
  • つねならぬ話

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    星新一の作品はいつも考えさせられるものばかりだが、この作品もとても感心するものだった。この本はつねならぬ話ばかりが集められていて、だんだん読み進めていくにつれて、どの話も最後がとても考えつかないと思うような終わり方だった。さらにたくさんの話が入っていて、どの話を読んでいても飽きないし、私みたいなあまり本を読まないものでも、読みやすいようになっていた。いつ読んでも飽きないし、このような発想ができるのはすごいことだと感心した。

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    2010年01月22日