星新一のレビュー一覧

  • 人民は弱し 官吏は強し

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    星新一による父星一の本。

    小説内には星新一本人をはじめとして家庭の影が一切みえないと思ったら、小説の後に結婚してるんですね。

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    2012年05月13日
  • ちぐはぐな部品

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    相変わらずの星新一。30篇にまとめられたSS集。
    色んなテーマのSSがあってバラエティーや内容も豊富。
    長さもバラバラなので星新一をとことん楽しめる一冊。

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    2012年03月03日
  • かぼちゃの馬車

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    「かぼちゃの馬車」4

    著者 星新一
    出版 新潮社

    p223より引用
    “あなたがたは、生地で世論を操作している。
    ご同業とまではいかないが、似ていますね。」”

     ショートショートの代名詞とも言える著者による、
    短編寓話集。
     一寸法師のその後から吸血鬼の売り込みの話まで、
    とんちが効いていてピリリと辛い短編が盛り沢山です。

     上記の引用は、
    吸血鬼が新聞社に現れる話での吸血鬼の一言。
    血を吸って人を操る吸血鬼に似ているとは、
    なんとも手厳しい例えだと思います。
    思いはしますが、
    今も昔も相変わらず同じような事をしている所もあるのだから、
    こう言われても仕方ないのかも知れません。
     p187に書かれている事を読むと、
    この様な状態に近づきつつある気がして少々心配になります。
    なんでもかんでも機械に任せてしまわないように、
    多少は気を付けたいものです。

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    2012年06月07日
  • つねならぬ話

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    ネタバレ

    「つねならぬ話」4

    著者 星新一
    出版 新潮社

    p52より引用
    “「物語作者にたのみ、いい話に仕上げさせましょう。
    われわれ貴族は、文化を育てなくては」”

     ショートショートの代名詞とも言える著者による、
    お伽話短篇集。
     創作神話から昔話風味のお話まで、
    くすりと面白くピリリと辛い短編が盛り沢山です。

     上記の引用は、
    ある一話の中で源義経が生死不明になり、
    それを偲ぶ恋人・静御前を見ての貴族の一言。
    現代的に訳したならば、
    ビッグビジネスの臭いがすると言った所でしょうか。
    こうして歴史が作られるという部分も、
    結構あるのかもしれませんねぇ。
     義経=ジンギスカン説は良く聞いた話ですが、
    この話ではまた別のルートや経緯が描かれており、
    とても面白い説だと思いました。

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    2012年06月07日
  • ひとにぎりの未来

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    わりとブラックな話満載の典型的なショートショート。"技術の進歩が身を滅ぼす"といった、星新一の真骨頂テーマが多く、だいたい先が読める。しかしながら、そこからもうひと展開有るんだよね。ミニブログでの短文コネタに実に参考になる。

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    2012年02月04日
  • 夜のかくれんぼ

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    ネタバレ

    「夜のかくれんぼ」4

    著者 星新一
    出版 新潮社

    p109より引用
    “もっともらしく仕上げるのは、新聞にまかせなさい。
    読者も喜ぶだろうな」”

     ショートショートの代名詞とも言える著者による、
    短編作品集。
    ロボットが普及した時代の話からオカルトっぽい話まで、
    バラエティに富んだ短編が盛り沢山です。

     上記の引用は、
    死人を連れて街を歩き回った男に対し、
    新聞記者が言った一言。
    確かにゴシップはそれなりに面白いものですが、
    ほどほどにしておいてほしいものです。
    あまり感心しないと思うのであれば、
    読まなければいいのでしょうけれども、
    センセーショナルな見出しを見つけると、
    ついつい読んでしまうのは人の性なのかも知れません。
     p136から始まる話を読んでいると、
    流行に大勢が流されてしまうことの恐ろしさを、
    改めて考えなおさざるを得ません。
    やけに大きく宣伝されている事柄には、
    一歩引いて見つめるくらいの余裕と冷静さを持ちたいと思います。

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    2012年06月07日
  • なりそこない王子

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    思い込み、偏見、善悪、それらをストーリーの前半と後半でくるっと変えてしまう。それが星新一の物語で、癖になる。
    本当、「高低差ありすぎて、耳キーーンなるわ」って感じ。笑。高低差のギャップが、本質を浮き彫りにするんだなぁっと思った。

    この世に絶対的に正しいものはない、「万物流転」が星さんの物語の基本的哲学な気がする。正しい!間違ってる!気違いだ!偉い!醜い・・・そういうことは時間が経てば変わるし、国、立場、空間が変われば、一変しうる。
    すべての価値は必ず変わっていく。また、変わっていいんだって思える。

    このメッセージは、すべての人間への警鐘にも思えるし、すべての悩める人間の解放ともとれる。読む人、読む時期、読む立場で、なにを受け取るかが違う本。やっぱすごい。すごく面白かった。

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    2012年01月09日
  • どんぐり民話館

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     星新一が1001篇を達成した記念のショート・ショート集。

     正直に言うと、これまで読んできたものよりは、ちょっと民話っぽくて、キレがない感じ。うがった見方をすればネタが尽きてきてたんじゃないかと思わせるような印象を受けました。ちゃんと読み込んでないせいかもしれませんが(^_^;)

     でも例えば「影絵」なんかはモチーフとストーリーが調和していて、やはり1001篇を書いた方なんだな、と思わされました。

     ……それにしても星新一の作品、全部読破できるかなぁ。

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    2012年01月07日
  • ちぐはぐな部品

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    「神」が秀作、ぐっとくる
    「意地悪な星」はそこまででもない
    「壁の穴」は時代を見通す先見の明というより、純粋に人間に対する鋭い洞察を感じる傑作

    宇宙、未来、新発明を扱うシンプルで正に星新一に求めるショートショートという作品から、現代の寓話、昔話の再解釈、短編まで、星新一を一通り楽しめるお得な一冊。これは買って損はない。

    どうでもいいけど、SFでしばしば強調される「古さ」なんて個人的にどうでもいい。古さを感じないからいい作品なの?。
    「電子頭脳」のどこが古いのか。「コンピュータ」よりも電子頭脳の方が圧倒的に味わいがある。コンピュータが古臭くなる時も遠くないだろうに

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    2011年12月22日
  • 安全のカード

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    普通に暮らしていると思っていたら、ふと気がつくと大きな力に巻き込まれて意のままに動かされている。そのような、ふとした時に感じる世の中の不安を描いたような話が多かった。時代が変わっても古びない面白さは、さすが星新一さんと感心する。

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    2011年12月10日
  • 白い服の男

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    ネタバレ

    短めで綺麗にオチが決まる話が多くていいね。
    そういや、デスノートが人気あった頃、星新一に似た話があるって聞いたことあったけど…
    本書に収録されてる「特殊大量殺人機」がそれだな。

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    2011年12月06日
  • 凶夢など 30

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    いつもみたいな「うわー!そうきたか!」というようなラストではなかったけど 相変わらず質の高いショート・ショート

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    2011年11月26日
  • 竹取物語

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    だれもが知っている竹取物語、かぐや姫の話。
    章ごとに、星流の現代語訳→その場面に対する彼の考えという順番で続いていく。
    古典への思いと、前例(少なくとも後世に残るような)のない状況で物語を紡ぎ出した作者への尊敬の念がひしひしと伝わってくる。

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    2011年11月17日
  • 夢魔の標的

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    ネタバレ

    中学の朝読書で読んでから
    たまに読み返す。

    初めて読んだ時は怖くてしかたない
    っていう感じやったのが
    だんだん面白くなってくる。

    ショートショートも好きやけど
    長編もいい。

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    2011年11月05日
  • どこかの事件

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    我思うゆえに我あり
    だれも不幸にならない事件と、我思うゆえに我ありという人間存在のあいまいさとをテーマにした小作品集です。「ノックの音が」という作品をずっとまえに読みましたがこの人の作品は不思議でブラックで目を離すことができません。

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    2015年03月18日
  • きまぐれ星のメモ

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    ネタバレ

    星新一のエッセイ集。なかなか読みごたえはあるボリューム。ユーモアの塊みたいな人なんだと思う。数ある作品を残しているだけあってその苦労も並大抵ではなかったようだ。戦時中の事も色々な視点で書いてあり興味深かった・。不発した焼夷弾を友達に売ったのは笑えた。

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    2011年10月17日
  • たくさんのタブー

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    レベル上げの合間に☆
    すごく人気の高い作家さんだとゆーことがよくわかった('◇')ゞ
    タロベエの紹介が面白かった☆

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    2011年10月17日
  • ちぐはぐな部品

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    [2011.10.15]
    “ムントは、なるべく人通りの少ない細い通りを選び、こそこそと、あの殺風景な地下室へと急ぐのだった。”
    (凍った時間)

    星新一を初めて知ったのは高校1・2年生のときで、「どんな本が好きなの?」という問いに対するこたえでした。何系の話を書くひとなのかを尋ねたらちょっと困ってた覚えがあります。次に会ったのは高校3年生くらいのとき、NHKのショートアニメで。一筋縄ではいかない、すこしブラックなストーリー展開にとても引き込まれました。
    大学1年の夏、文庫本フェアですこしどきどきしながら購入、しかしすぐに読むことはなく、2年後のきょう、ようやく読み終えました。

    解説にも書かれているとおり、40年ほども昔に書かれた作品にもかかわらずいまでも新鮮味にあふれているし、まったく古くさくなく馴染みやすい文体に感銘をうけました。そんなに昔の本だなんて信じられないおもいです。

    この本のなかで好きだとおもった作品の名前をリストアップしようとおもったけど、あれもこれも…となってしまったのでやめました。どれもとても読みやすく、何とも言えない思いがのこります。

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    2011年10月15日
  • ちぐはぐな部品

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    星さんの数ある話しのあちこちから集めたのが今回の「ちぐはぐな部品」だそう。なので、とってもSFな話しもあれば昔話やパロディもあり楽しめる一冊だと思います。

    "ネチラタ事件"は笑わずにはいられませんでした。とくに面白かったです。

    また、「そうくるか!」と思うような"変な侵入者"や"陰謀"、なんとなく切ない気持ちになる"廃屋"などあり、とても良いです。

    ただ、星さんを好きで前から色々と小説を読まれてる方は、何話か読んだことがあるのが入っていたのではないでしょうか。
    。

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    2011年10月08日
  • 城のなかの人

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    ネタバレ

    「仮に万一のことがあれば・・・燃え上がる城の炎のなかで死ぬのです」

    星新一の時代小説・ということで読んでみました。
    ちゃんと時代小説なのに星ワールドが濃くて面白かった。

    「正雪と弟子」の由井正雪像がなんか妙にかわいかった(笑)

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    2011年10月02日