星新一のレビュー一覧

  • 城のなかの人

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    星新一さんといえば、SFのイメージがありますが、本書はそんな星さんの珍しい(?)時代モノ短編集です。
    5編が収録されていますが、どの話も展開の絶妙さといいますか、持っていき方が上手くて、皮肉の効いたオチとなっております。
    第四話「すずしい夏」は、内容的に結構残酷で、正直、地獄なのですが、展開の仕方が巧みなので、こんなに酷い話をサラっと読ませてしまうというところに不思議と感心してしまった次第です。
    個人的には、表題作「城のなかの人」が好きでした。戦国最後の貴公子・豊臣秀頼の生涯が描かれているのですが、秀頼の特殊な育ち方故の繊細さが、淡々とした描写だからこそ伝わってくるものがあって、秀逸だと思いま

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    2021年03月30日
  • 明治・父・アメリカ

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    どんな困難でも愚痴を言わず乗り越えてほとんど裸一貫でアメリカでコロンビア大学て修士号を取り、後藤新平、伊藤博文、新渡戸稲造など錚々たる偉人と交友し可愛がられた人物伝。
    古き良きアメリカの公衆道徳、独立自尊の精神、いいアイデアを認める社会像が印象的であった。
    短編SFで知っている星新一氏がご自身のご尊父については書き上げた。
    息子にも読ませたい良本。

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    2021年03月27日
  • かぼちゃの馬車

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    絶妙にきいた風刺の背景に
    不思議と漂う絵本のような可愛らしさ

    これをショートショートで
    届けられる 流石 星新一

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    2021年03月22日
  • 午後の恐竜

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    星新一のショート・ショートは1話10〜20枚くらいでさらさらと読めてしまうけど、どの話もオチの奇想天外さや、社会への皮肉などが上手いこと散りばめられている。

    時期風俗な言葉を用いずに誰にでも分かる簡素な設定になっているからこそ、登場人物を想像することも、それになりきることも容易なんだろうな、と。
    登場人物と共にその世界で起こる不可思議な現象に戸惑い、結末で明かされるオチの爽快感たるや、推理小説の読後のような納得感に浸ることができる。

    電車での移動時間や、ちょっとした待ち時間に読むのにぴったりな作品だなと感じる。

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    2021年03月13日
  • ひとにぎりの未来

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    ダークなものが結構多いから、最後のオチすごい楽しみになる〜!未来への恐怖、実際に起こりうるかもしれないからSFなのに怖くなっちゃった

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    2021年03月12日
  • 宇宙のあいさつ

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    久々に星新一のショートショートを読んだ。
    移動時間のちょっとした時間に読むのに最適。

    言葉と言葉の組み合わせは経験してのみ生み出される、のような記述。
    今はランダムに単語を組み合わせるアプリもあって、それでできたランダムな言葉の組み合わせを題材にショートショートを考えるのも面白そうじゃないかな。

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    2021年03月11日
  • さあ、気ちがいになりなさい

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    表紙買いしてから、大昔中学生の頃読んだ「火星人ゴーホーム」の著者だと知ってびっくり。
    戦前戦後くらいのSFなのに、古さを全く感じないのは星新一の訳のせいかな?
    静かな狂気、引き込む物語、読後の満足感。買ってよかった。

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    2021年02月15日
  • 悪魔のいる天国

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    「人間のイマジネーションってすごい‥!!!」

    ‥‥というのが地球に住んでいるおそらく地球人である私の感想です。

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    2021年02月08日
  • 午後の恐竜

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    とにかく発想力が凄くてどの話にも引き込まれてしまうような魅力がある。
    オチがしっかりしているものもあればそうでないものもあり、風刺の効いたものもあれば、未来社会への警告をしているものもある。
    ユニークな話が多く、私はとても好きです。

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    2021年02月02日
  • 凶夢など 30

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    星新一さんといえば宇宙人系のSFが多いですが、こちらの一冊は「世にも奇妙な物語」のような系統の話が多く、飽きずに楽しめました。

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    2021年01月07日
  • ごたごた気流

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    ネタバレ

    短編集。さらっと読めてひとつひとつの話が味わいあり。
    世にも奇妙な物語に出てきそう!

    なんでもない・・・君は狂ってる
    見物の人・・・監視される世の中
    すなおな性格・・・占いにすなお
    命の恩人・・・ブサイクな妻がいれば幸運が起きる
    重なった情景・・・自分の見てた夢が逆転
    追跡・・・宇宙人のいたずら
    条件・・・美貌を保つために幸運を捨てた男の話
    追求する男・・・全てを投げ捨てて藤川を追求した男の物語
    まわれ右・・・5年後から時をさかのぼってくる男の話
    品種改良・・・不老長寿の回虫の薬。
    門のある家・・・定められたお家の人の入れ替わりの物語
    ごたごた気流・・・事件発生機を使った記者の男と親バカの話

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    2021年01月03日
  • さあ、気ちがいになりなさい

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    フレドリックブラウンはSFでもミステリでも一流な人だが私はエドハンターシリーズが好きだ。こちら、彼の代表的な短編集は奇妙な味の短編であり、星新一訳となると読みたくなる。自分がナポレオンだと思い込んだ男の話。何が真実で何が虚構なのか、この応用がどれだけ多くのパターンを作って小説や映画で展開されていることか。胡蝶の夢。わからないものだよね。

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    2020年12月24日
  • 人民は弱し 官吏は強し

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    潔癖で実直な素晴らしいアイデアマンであり実業家の主人公にこんな理不尽なことが起こるなんて、全くやるせない、憤りを感じる。このようなことが起こらない世の中であることを強く望む。

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    2020年12月12日
  • 夜のかくれんぼ

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    初期作品群の「ボッコちゃん」が50編350ページであるのと比べて、後期の「夜のかくれんぼ」は28編310ページと、チョット長めのショートショートになっています。

    主人公の名前が出てきたので珍しいと思ったら、同姓同名の人物と遭遇する話だったり、オチの意味が解らないものやオチがないものもありました。
    そもそも鋭いオチにはこだわっていない作風に変わってきています。
    少し長めの話にすることで、言わんとすることをじわじわと伝えようという感じです。

    昭和49年の発行なのに、コンピュータの判断に振り回されている社会を風刺した作品があるなど、先見性の高さや人の心と行動を読み取る能力は健在です。
    ファンタジ

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    2020年12月12日
  • あれこれ好奇心

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    一千編近くのショートショートを執筆し終わった後のエッセイ。
    解説にある通りリラックスして書かれているように感じます。エッセイの導入としてショートショート(敢えて未完のもある)がある章が斬新。未発表作品というか萌芽状態の作品が読めるのが嬉しかったです。

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    2020年12月04日
  • さあ、気ちがいになりなさい

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    火星人ゴーホームの作家、フレドリック・ブラウンの短編集。
    星新一の名訳で読まずにいられない。

    面白いと、メガネが落ちるんです(笑)

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    2020年11月29日
  • きまぐれ学問所

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    ネタバレ

    当時からみた未来を予想する本の書評が、いま現代からみると、その構造の相似になっている、30年とはそれくらいの年月と実感する。

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    2020年10月17日
  • ノックの音が

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    ノックから始まる数々のストリート
    次の話の展開が気になってサクサク読めます
    読書苦手の私にはリハビリになりました。
    星新一さんの文才に感謝。

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    2020年10月10日
  • きまぐれロボット (角川つばさ文庫)

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    気軽にすぐ読める◎

    この物語の世界って・・実は 実在してるんじゃないかって 密かに思ってる

    宇宙は広くて‥そして この物語の世界に住んでる小説家さんが 私たちの暮らしを おもしろおかしく描いてたりなんかしたら おもしろいナ

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    2020年09月28日
  • 未来いそっぷ

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    イソップ童話をアレンジした今作。
    ショートショートでしっかり楽しませてくれる
    著者に脱帽。

    特にオススメは「ある夜の物語」。

    私の中で、著者の数あるショートショートで
    1番素敵で1番好きな話です!

    是非読んでほしいですね。

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    2020年07月23日