星新一のレビュー一覧

  • 妄想銀行

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    ショートショートなのでとても読みやすい一冊でした。

    個人的には「黄金の惑星」「繁栄の原理」が好きです。

    短いからといって侮るなかれ。
    どことなく「キノの旅」を連想しました。

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    2022年12月27日
  • 竹取物語

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    一人暮らしをしていた時に、家で一人で観た、高畑勲監督の「かぐや姫の物語」が忘れられません。久石譲の「いのちの記憶」という主題歌も素晴らしく、感動で涙が止まりませんでした。

    日本橋丸善の2階に、スタッフさんお薦めの古典シリーズコーナーが開設されていて、星新一さんが竹取物語の本を出していたことを知り、映画も思い出されて思わず購入しました。星新一らしく、淡々とテンポよく進んでいき、面白かったです。

    それにしても、1,100年も昔に、何を思って作られた物語なのでしょうか。余韻に浸りながら、じっくり考えてみたいです。

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    2022年11月20日
  • エヌ氏の遊園地

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    ネタバレ

    星新一さんのショートショートを読むたびに不思議に思うのが、どうしてものの5ページから最長でも10ページ程度の中に「登場人物の人となり」と「事件の発端と顛末」を説明口調ではなく盛り込みつつ、話を起承転結させることができるのか、ということ。それが即ちショートショートの神髄なわけで、その種が分かれば苦労はないわけだが。

    他の短編集に収められている作品もあるが、だからと言って再読が面白くないというわけでもない。この本に収められているのは31編。1日5分で1編、読んで一ヶ月でちょうど読み終えることができる。この気軽さがちょうどいい。

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    2022年11月19日
  • 未来いそっぷ

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    小4の息子に寝る前に読み聞かせしていた本。
    冒頭にイソップ童話のパロディが7編。これがとにかく面白い。教訓まであって最高にクール。
    その後はショートショートが33編。笑えるものからしんみりするものまで色々揃っているので最後まで楽しい。解説は新井素子氏。→

    2.3ページの超ショートショートと15ページ程度の読み応えありのショートショートが交互になっているところが多いので、毎晩2話ずつ読む感じ。
    息子に読み聞かせてたんだけど、私も初読なんで一緒にワクワク。これ、楽しい。私も楽しめる。
    冒頭の「いそっぷ村の繁栄」はとにかくオススメ!→

    印象的なお話は

    なるほどなぁ、となる「やさしい人柄」
    わぁ

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    2022年11月14日
  • 盗賊会社

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    おもしろい!読みやすい!
    現代社会への風刺をこめた、滑稽かつ斬新な角度からの星新一ならではの斬り口が痛快。
    それでいて一話あたりのページ数がほぼ5〜6ページもかなり短く読みやすい。
    星新一入門編としてもおすすめしたい一冊。

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    2022年11月01日
  • ちぐはぐな部品

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    ネタバレ

    以下本当に個人的な感想

    夜の音 が何気に好きかもしれん。最後を読んだ瞬間「トイレやんけ!!!」って突っ込んじゃった

    抑制心 もいいねえ!こっちを見ながら語りかけつつショートショートの長さで何が言いたかったかきっちり伝えてきたうでワッてなる感じ!いいね〜すきだな〜

    最後は…なんか淋しくなっちゃったなぁ…どうしようも無い諦めとぼんやりした絶望みたいな…諦観みたいな…

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    2022年10月20日
  • だれかさんの悪夢

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    ネタバレ

    昭和56年に発行されていたことに驚いた。現代に通じる話がたくさん。時代が変わっても人間の本質は変わらないのだな…。

    印象に残った言葉。
    「 気力は記憶なりだよ 。気力とは、この世や人生に対するいい記憶の集積から生まれてくるものだ。」

    事故に遭い重症になった男に試された気力発生装置。
    この装置が作用している間は 患者は別な人生記録に至っていると言えるという。

    自分の気力も、記憶の集積を操作すればうまく引き出せるのではないかと思った。
    いいことに目を向ける考え方の癖を意識することや、日記などいいことを記録していくこと、写真など目に見える形にするなど、自分なりの気力発生装置に代わるものを試し

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    2022年10月07日
  • 妖精配給会社

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    星新一氏のショートショート35編を収録。似た設定の作品が多いがいずれのオチも被ることなくユニーク。シニカルでウィットに富んでいて最後の数行でニヤッとさせられる。著者は生涯を通じて1001編を超えるショートショートを生み出しておりすらすらアイデアマンが湧いてきたのだろうと思いきや、あとがきを読めばなかなか苦労して嫌々ながらネタを捻り出していたようだ。なんとも人間味溢れるエピソードであろう。また、著者の特徴としてSF作家(?)には珍しく主人公が税金や警察の心配をする姿が度々描かれる。これまた現実味溢れるエピソードで著者らしさが垣間見れて妙味ある。個人的に好みの作品としては「三角関係」「妖精配給会社

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    2022年09月28日
  • ちぐはぐな部品

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    特にお気に入りのショートショート
    (ショートショートは、SFの俳句だそうです)

    ・いじわるな星
    (宇宙船が豪華客船にまで進化してなにも手に入れられない話)
    これに近いことは、身近でたくさん起こってる気がする。ワサビのきいた風刺です。

    ・歓迎ぜめ
    (ずっとニコニコしてご馳走して、穴に突き落とす話)
    一番怖い種類。

    ・みやげの品
    (お土産品なんて全国どこでも買えるから価値がないから、経験を売る話)
    我が身を顧みる

    ・抑制心
    (実は周りはみんな吸血鬼っていう想像の話)
    こんな想像しながら生きていったら楽しくて仕方ないよ!

    ・壁の穴
    (周りを覗き込むほど自分が透明になっていく感覚の話)
    これ

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    2022年09月24日
  • 妖精配給会社

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    ネタバレ

    1つ1つの話がすごく短く読みやすいのに、どれも印象に残るお話ばかりで、読み応えがありました。
    宇宙や近未来のお話が多く、想像が膨らんで面白いです。
    バッドエンドはほぼありませんが、少しモヤッとした感情が残るところも、余韻に浸れて良きです。
    「ひとつの装置」、「銀色のボンベ」、「遺品」が特にお気に入りです。

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    2022年09月07日
  • 安全のカード

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    星新一にしか出せない不気味で不穏な読後感がやっぱり良い。星新一沼にハマるには充分な一冊。
    「過去の人生」と「幸運な占い師」が特に好き。

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    2025年04月08日
  • 夜のかくれんぼ

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    ダークな終わり方が多くて心地悪いのに、それでいて腑に落ちるような感覚がして痺れた。SFながらも妙な現実感があったりなかったり。
    「こんな時代が」「若葉の季節」「つきまとう男たち」が特に好き。

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    2025年01月13日
  • 午後の恐竜

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    気分が乗るまで時間がかかるけど、
    乗ったらサクサク一瞬で読み終わってしまう。

    帯に書いてるような他人に話したくなるほどの
    オチはないものの相変わらず秀逸。

    俺の一座、華やかな3つの願い、狂的体質がお気に入り

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    2022年08月17日
  • 妖精配給会社

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    久しぶりに星新一さんの作品を読んだけど、
    全然色褪せてない。それどころか、今でも先をいってる。こどもの頃に読んだ時より、大人になってから読んだほうが心に響く。

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    2022年08月09日
  • 悪魔のいる天国

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    薄暗い星で、が読みたくて買ってしまたのだけど、これは昔読んでるな。ただ、ゆきとどいた生活と夢の都市をごっちゃにして覚えてた。

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    2022年07月31日
  • 午後の恐竜

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    外れがないとは思っていましたが、面白かったです。
    『エデン改造計画』では人間の物欲の強さに笑え、『戦う人』では人間の「人を攻撃したい」本能の強さが引き起こすラストに驚きました。
    これだけの展開をこれだけの短いストーリーの中に凝縮できる星さん、ほんとに地球人だったのかしら、と思ってしまいます。
    いちばん好きだったのは表題作の『午後の恐竜』。起きている情景を想像しながら読むと映画みたいでとても楽しい。ハッピーエンディングではないですが、主人公が家族で身を寄せて迎えるラストがよかったです。

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    2022年07月27日
  • ごたごた気流

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    おもしろさ以上に、文章がうまい、という感じがしました。展開は淡々としていて、盛り上がる箇所があるわけではありませんが、その分内容に集中できる感じです。
    ショートショートに興味があるので、また探して読んでいきたいと思います。

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    2022年07月25日
  • きまぐれロボット (角川つばさ文庫)

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    短編だから暇な時に読みやすく、本を読むのが嫌いな人でも読めるようになっている。それに、短いのにしっかりと内容のある物語ばかりで、読み返すとまた違ったように読み取れる

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    2022年07月08日
  • ごたごた気流

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    言わずとも知れた星新一のショート・ショート。学生時代によく読んでいたが、最近また読みたくなって購入。

    星新一作品の真骨頂はそのアイディアにある。背景、設定、切り口の斬新さというアイディアが唯一無二だと思う。
    構成やストーリーは平凡、寧ろそこまで練り込まずに読者に想像の余地を与える懐の深さがある。そのカジュアルさが今もなお多くのファンを持つ魅力だろう。

    また意外にメタ的でシニカルな一文が多いことにも気づいた。こうした「冷えた」ワンフレーズが独特な世界観を作っているのかもしれない。

    「まことに現代は迷いの多い世の中。複雑にして、危機をはらんだ時代です。本来はそうじゃないんでしょうが、政治家や

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    2022年06月28日
  • 地球から来た男

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    初めての星新一作品でした。
    短編小説でも、不思議な体験をする男の話がずらっと並んでいて、世にも奇妙な物語感が満載。
    とても楽しめました。
    「もてなし」「ゲーム」「包み」がお気に入りです。
    どういう展開だろうかとワクワクしながら読める作品でした。

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    2022年06月26日