星新一のレビュー一覧
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購入済み
掌編小説のお手本。
創作における掌編小説の手本を期待して購入。
起承転結が短いページ数・文字数にちゃんと収まっていて、無駄が無い。参考になる。
値段も手軽に買えるもので大助かり。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ星新一との出会いの作品
昭和46年の作品ということにビックリ。
いまでも全然面白い。
109刷。まじか。こんな数字初めて見た。。
ショートショートでとても面白いと中学の社会の森先生が言ってたのを覚えてて、いつかは読みたいなぁと漠然と思っていた
お母さんに話したら貸してくれた
短編だけど、全部面白いよ!って聞いて、いやいやそんなことないでしょ、と思ってたけどところがどっこい!全部面白い!
ショートショートって、ハッピーで読みやすい、絵本みたいな物語なのかな、と想像してたけど、覆された!
思ってたよりもブラックで、落語みたいにオチと教訓があって。たまに、あっ!そういうことか。。って考えないとわからないオチもあって、読んでて飽きなかった。途中から、ハッピーエンドがあんまりない傾向があるのがわかってきたから、どんでん返しがくる!ってわかってても、予想外のオチで、毎回驚かされる
3本に1本くらい、異星人の話がある
話の設定が、わたしが小さい頃夢の中で見たような、こういうことがあったら面白いな〜っていうありえない設定だったり、世界だったりするのがわくわくした。
それが結局うまくいかないオチなのが、現実的だった
短編のタイトルが、話の内容とマッチしてないなって思ったけど、マッチしてたらネタバレになっちゃうか!とも思った
・ボッコちゃん
これこそブラックユーモア!オチを読んで、人間が最後どうなっちゃったのかが想像できる
・不眠症
ループものの発展系みたいでとても好きだった
・ねらわれた星
異星人にとっての"皮"が地球人にとっての"衣類"なのが面白い
・親善キッス
1番好き。人間(地球人)の欲望がむき出しになってて、思惑通りにいったと思いきや、それが全然違ったという。。切ないけど、オチがすごく笑える。
・雄大な計画
これもループというか、なんというか。。スパイと思って働いてみるのも楽しそうと思った
・肩の上の秘書
これもブラック。単純に設定が面白い。こんなインコ秘書がいたら楽しそう。
・程度の問題
極端ですごく面白い。わたしは前者だなぁ〜
・愛用の時計
この本の中で1番良い話兼ハッピーエンド。機械にまで愛情が届くっていいね。 -
Posted by ブクログ
竹取物語は星新一の現代語訳がいいですよ!!
と国語の先生に教えていただいて、
とても楽しみに読んだ1冊。
しかもKADOKAWAつばさ文庫。
小学校高学年からおすすめできそう、、、!
最後にきちんと現文がついているのもいいし、
星新一さんの挟まれまくる解説がとても面白くて、退屈せずに読み切れる。解説だけでなく本文からも訳者の力の入れ方が伝わってきて、思わず微笑ましくなる。
5人の求婚者のエピソード、
1人1人が終わる度に「さて、この人もダメでしたか。いいところまでいったのにね。」みたいな解説がはいるの、めちゃくちゃ可愛らしいし楽しかった。
大人なら小一時間で読み切れるボリューム。
物語のいできはじめの親。
日本最古の物語を星新一訳で楽しく読んでみるの、とてもおすすめです。
にしても、最古の物語がこの出来栄えって、すごいよね。5人の求婚者のエピソード、帝に心を傾きかけてるかぐや姫、絶対に月に返したくないおじいさんおばあさん。すごいよー。こんなに面白いなんて! -
Posted by ブクログ
星新一作品、特にショートショートは
たくさん読んできたつもりだったのに、
まだ未読の作品と会えて、嬉しい。
「盗賊会社」、盗みを専門にする会社だけれど、
ここまで組織を用意周到にしたら、
成功間違いなし!、実際の何らかの会社経営に活かせられるのでは?
「時の人」
コガメと浦島太郎の気持ちがわかるなぁ〜。僕にも「竜宮城」が欲しい 笑。
その世界は「メモリー」に求めるとするか 笑。
「黒い棒」
これ、だいぶ以前に書かれたのになぁ。。この酋長のボギとトランプ氏のイメージが重なることに、今の国際情勢の危うさを思う。。
「打ち出の小槌」
奇跡の力をなんのために、どのように使っていくのか? 今、人類がこのような「奇跡」を手にしたら、やっぱり同じような類になる可能性、大 笑。
「幸運のベル」
思い込みや使用方法の間違いで、このような不幸なこと、結構な割合でやっているのかも? 笑えるようで、心からは笑えないものがある 苦笑。
「帰郷」
う〜ん、つ、辛過ぎ〜。。かつ、僕はこのストーリーの底に、見ているのに見てない、聞いているのに、実際は聞いてない的な、知らず知らずのうちに、もったいない生き方をしているのかも???、と、感じさせられてしまったぞ。。 -
Posted by ブクログ
昭和の時代に書かれたSFショートショートなのにまったく古さを感じさせない。星新一さんが今の時代に生きて今の時代に書いたSFみたいな錯覚を感じた。この方はひょっとしたらほんとうにタイムスリップをしたりテレポートしたりする能力を持っていたのではないのですか!?いや絶対そうに違いない!
私が好きなのは「包み」。ある青年が置いていったある包みにイマジネーションを誘発されて、次々と傑作を生み出していく画家のストーリー。この包みは画家にとっては結果としてはギフトととなるのだけど、置いていった青年本人にどうってことない品だったという。人生にはそういうことが結構あったりするのかもしれないですよね?
「向上」はひょっとしたら…なんですが、デスノートの原作の方が星新一さんのこれを読んでヒントを得た、なんてこと、ないですかね?なんか、雰囲気が似てますよね。
まぁたぶん、いうまでもなく、星新一さんのショートショートはたくさんの人達に影響を与えまくったんでしょうね。そして、これからも。
凄く面白かったです。 -
Posted by ブクログ
筒井康隆、小松左京ときたら、星新一も並べて置こうと思ってエントリーしました。『ボッコちゃん』と迷ったけど、こっちに。
暴力を抑圧することが暴力的なんだ、とまとめてしまうと単純ですが、星新一にかかれば切れ味鋭いショートショートになります。着想とかプロット自体に真新しさはないんですが、人間の本質をついてる感じがするんですよね。書けそうで書けない、というのが星新一流ショートショート。
ちなみに余談ですが、著作権を管理してる娘さんが他人の作品にいちゃもんつけてパクリだなんだと騒いでいたのは星新一の名に泥を塗る行為だと思いました。古い話ですけど。