星新一のレビュー一覧

  • 悪魔のいる天国

    Posted by ブクログ

    近い未来ありそうな話や、人間の恐怖を書いた話、実際起こってもおかしくないような話など、好奇心や読みたい欲をくすぐるショートショートが多かった。星新一さんはハズレがない。

    0
    2025年10月10日
  • さあ、気ちがいになりなさい

    Posted by ブクログ

    題名がおもいっきり放送禁止用語なんですが、翻訳者が星新一だなんて絶版にならない欲しい!
    星新一が翻訳したSFに興味をお持ちになりましたら絶版にならないうちに是非お読みください。

    『みどりの星へ』
    5年前に宇宙船の遭難で未開の惑星に不時着したマックガリーは、以前この惑星に不時着したはずの別の宇宙船を探している。その部品でここから脱出するのだ。
    この惑星の動物を相棒に、いや別れた恋人のように連れて話しかける。それがなければ彼は気が狂っていただろう。なんとしても緑の地球に帰るのだ、この惑星にはない緑色に囲まれたい。
    そんな彼の前に、救助の宇宙船が現れ…

    『ぶっそうなやつら』
    異常犯罪者を収容して

    0
    2025年10月06日
  • ボッコちゃん

    Posted by ブクログ

    よくよく考えると、SF小説って初めて読んだかもしれない。未来で起こるかもしれないことに想いを馳せながら読むのがこんなにゾクゾクして面白いなんて、、!
    人間の小賢しいところ、愛おしいところなどが短いエピソードで書かれててクスッと笑ったり、ヒヤヒヤしたりしながら楽しく読んだ。

    中には、今まさに人類が向かってる方向に近いものが描かれてるのもあって、これが書かれたのが50年前というのが驚き。
    星新一さんの作品をもっと読んでみたい!!

    0
    2025年10月05日
  • ボッコちゃん

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    不思議だったりホラーだったり、似たような話もあるけど、飽きるとかつまらないという話はなかった。

    印象的だったのは「冬の蝶」

    生活機器の全てに電気を使って、便利に暮らしている時代。

    突然停電になって、寒さに凍え凍死してしまう夫婦。その後、2人に飼われていたペットの猿は、寒さも気にせず嬉々と遊び回る。

    エネルギーをひとつのものに頼るのは怖い。
    そして生命の維持も、機器に預けてしまうのはもっと怖い。

    もう、人間は原始的な環境では生きていけなくなっている時代。
    なんか、他人事じゃないから、ゾクリとして面白かった。

    0
    2025年09月23日
  • さあ、気ちがいになりなさい

    Posted by ブクログ

    フレドリック・ブラウンの短編集で訳者は星新一。
    短編なのでサクッと読み終わりますし、どれもハズレなしの面白さでした。
    中でも好きなのは
    「みどりの星へ」
    孤独の中でずっと生き延びてきた主人公。肩に乗せている相棒と、何より地球の緑の美しさを想うことが彼を生かしていたんだなぁ…。星新一っぽさも感じました。
    「おそるべき坊や」
    風が吹けば桶屋が…的な展開、みんな好きなヤツ。
    「さあ、気ちがいになりなさい」
    何度か、え?今どっち?結局どっち?となりながら読みました。結末がちょっと意外。
    「電獣ヴァヴェリ」
    これが一番好きでした。ある侵略者になすすべもない地球人、と思いきや。スムーズに適応していくところ

    0
    2025年09月11日
  • だれかさんの悪夢

    Posted by ブクログ

    表題作が出てこなくておや? と思ったが、たくさんの「だれかさん」が抱える、たくさんの「悪夢」なのだなぁと納得した。

    1
    2025年09月07日
  • きまぐれロボット

    Posted by ブクログ

    小学生の頃に星新一さんが大好きになりたくさん読みましたが、この『きまぐれロボット』だけは何故か特別で久方ぶりに読んでみたくなり近所の本屋さんを探しましたが無く、大型書店さんまで行って手に入れました。
    当時のツルツルした紙や持った時の薄いのに重い印象、独特な匂いはもうそこにはありませんでしたが、昭和47年発行の作品が表紙絵を新たにして現代まで刷られている事に感動しました。

    谷川俊太郎さんの解説にあった、星さんが作家を目指そうと影響を受けたというレイ・ブラッドベリの火星年代記を今度手に取ってみようと思います。

    0
    2025年08月12日
  • 午後の恐竜

    Posted by ブクログ

    表題作、こわい。
    『おーい、でてこーい』に通じるものがある気がする。
    三つの願いの話、さて、あれはどちらが勝ったのかw
    『狂的体質』も好きだなー。
    偏執と狂気の世界、確かに!

    0
    2025年08月11日
  • 宇宙のあいさつ

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    一部のSF系のショートショートは、時代の流れを考えると現実に起こりうるんじゃ無いかと思えた。

    0
    2025年08月05日
  • ノックの音が

    Posted by ブクログ

    全編『ノックの音がした』から始まるショートショート集。書き分けが本当にお見事で、最初の一文は決まっていてもこんなにバラエティ豊かな作品が生み出せるんだな〜と、感動する。
    サスペンス、スリラー、コメディー、ミステリーと本当に全作楽しめた。パズルの最後のひとピースを埋めるように、意外な結末を作るのがうますぎる。
    ほとんど全てが部屋の中で完結するのも素晴らしい。

    お気に入りは『現代の人生』『暑い日の客』『夢の大金』『計略と結果』『しなやかな手』『華やかな部屋』。

    『華やかな部屋』の主人公は佐江子。香水ショップを経営し、二十五歳ながら高級マンションに住んでいる。そんな生活を送れているのは、出資者で

    0
    2025年07月20日
  • ボッコちゃん

    Posted by ブクログ

    ショートショートがたくさん詰まった、星新一さんの最も有名な一冊。
    初めて星新一さんを読んだのですが、一つ一つの話を読み終わるごとに、いちいち「おー面白い」と言いながら読みました。
    固定概念覆されまくるし、不気味な話もあるし、笑っちゃうような話もあるしで
    本当に面白かったです。

    0
    2025年10月16日
  • ノックの音が

    Posted by ブクログ

    フレドリック・ブラウンの短編集の中に「ノック」という話がある。
    はじまりは、
    「地球上で最後に残った男が、ただひとり部屋のなかにすわっていた。すると、ドアにノックの音が……」
    先を読みたくなる。
    いったい、だれがと思う。
    じつは、地球で最後に残った女だった。

    週刊誌でショートショートを連載することになり、その通しタイトルを考えることになった。
    その時、頭に浮かんだのが「ノックの音が」であり、それらをまとめて本書にしたらしい。

    本書は15作品からできていて、全ての物語が「ノックの音がした」で始まる。

    ノックとブザーでは感じが違い、ノックには人間的な何かがあると言っている。
    叩き方によって訪

    0
    2025年06月29日
  • 地球から来た男

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1つ前にけっこう読むのに体力を要する本を読んだので、このショートショートが丁度よかった。

    小学生の時に教室に置いてある本で、星新一があった気がする。その時も熱心にいろいろ読んだが、ほぼすべて忘れてしまった。久しぶりに星新一のショートショートを読んで、この読後感が懐かしいような、こんな感じだったっけ?みたいな気持ちにもなった。記憶ではすべての話のオチがスッキリしてたような気がするけれど、改めて読むと案外不思議のままで終わっているのも多いんだなと思った。

    表題作である「地球から来た男」と、「ゲーム」と「戦士」が特に面白かった。
    「地球から来た男」はオチで自分が真相に気付かされるのではなく、主人

    0
    2025年06月20日
  • 声の網

    Posted by ブクログ

    コンピューターを介して、電話で情報が繋がる世界を描いた12の短編集。コンピューターは人々に便利を与えたが、実態は影で人々を支配していた......という一種のディストピアが舞台となっている。

    「人はコンピューターを支配し、コンピューターは人の心を支配している」
    70年代に、現代日本を暗示する作品を著した、星新一の先見性に驚くばかりである。人間が生み出したテクノロジーを管理しているのは、人間自身に他ならない。しかし、肝心の心は、コンピューターの思いのままとなっている。

    ただ、この作品は単なる警句の書に留まらない。人々が電話越しのコンピューターの声を恐れ、保身の為行動する動機は、自身の『秘密』

    0
    2025年05月15日
  • 未来いそっぷ

    Posted by ブクログ

    小学生の時に読んで以来、ずっと覚えています。今読んでも面白い。発売から数十年経っても、大人でも子供でも楽しめる。2,3ページのショートショートを読むだけで、短編を読んだかのような満足感。唯一無二だと思います。このようなチープな言葉で片付けられないのは重々承知の上であえて言わせていただくならば、星新一は天才だと思います。

    0
    2025年05月14日
  • 声の網

    Posted by ブクログ

    ショートショートの名手、星新一さんによる連作短編集。

    客の気分にあった商品の説明、身体の不調を感じたときの診断、悩み事に関する的確なアドバイス、
    すべてはコンピュータが電話を通じて提供してくれる。
    そのサービスを当然のこととして受け取り、悩み事などとは無縁に快適に暮らす人々。
    理想的な社会が実現できたかに見えるその裏では、コンピュータ同士がネットワーク化され、
    収集した個人情報をもとに脅迫し犯罪を教唆したり、突然電気をとめて人々の反応データを集めたり、
    コンピュータネットワークの秘密に近づこうとした者を冤罪で逮捕、治療という目的で従順にしたりする。
    いわば人間が生み出したコンピュータが独自の

    0
    2025年04月25日
  • 夜のかくれんぼ

    Posted by ブクログ

    ダラダラと寝そべっているだけで毎日暮らしていける未来の落とし穴を描く「こんな時代が」
    泥棒と被害者との関係性が変わる「支出と収入」
    廃品回収業の男の家に現れた未来人とのやりとりを描く「未来人の家」
    など、星さんらしいショートショート28編→

    オチが面白いタイプのお話と、“読ませる”タイプのお話が混ざっていて、とても良かった。
    星さんの本を何冊か読んだ人向けな気がする。
    星新一初心者にはこちらの本より「ボッコちゃん」や「ようこそ地球さん」「未来いそっぷ」あたりがオススメ。

    0
    2025年04月14日
  • 声の網

    Posted by ブクログ

    怖い。星新一の凄さ、天才ぶりを、ようやく知った気がする。そして、数十年前にこれが書くことができる人がいた、という点に、人間の凄さも思い知る。

    こんな本のリストや感想をデジタルで残すなんて、あちらの思うツボだな笑、とわかっていながら、残してみる。

    0
    2025年04月01日
  • 妄想銀行

    Posted by ブクログ

    すっかり星新一さんづいているw
    今回の中では、映像化も「鍵」
    拾った鍵に合う穴を探し続けた顛末。その男の最後のセリフがきいている。
    「半人前」や表題作の「妄想銀行」も素晴らしい。
    だから、星新一を読むのはやめられない。

    0
    2025年03月25日
  • 悪魔のいる天国

    Posted by ブクログ

    シンプルに面白かった。好き。大好き。
    いつも知識に重点を置きがちで、小難しい作品を選ぶ傾向にある。だからこそ読書本来の楽しさを思い出せた本だった。定番や王道をセンスで唯一無二にしている。古い小説のはずなのに、古さどころか近未来を感じる。ワクワクする。幼い頃の夢とかきらきらを形にしたような作品。そんな中に風のように軽やかな皮肉があるのが好き。軽いブラックユーモアは後に引きずらず楽しめる。数ページの世界観に毎回引き込まれて楽しかった。読後感は、遊園地で一日遊び回った気分。


    特に好きなお話

    「天国」ワルツのように軽やかな皮肉。好き。今ある幸せを大切にしないとね。

    「ピーターパンの島」現実に向

    0
    2025年03月22日