星新一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日本人ならだれでも知ってるかぐや姫
世界で最も古いSFではないかといわれている1000年以上も前の日本の古典をSF界の第一人者、星新一さんが忠実に現代語訳にいどんだ名訳著!(表紙カバー折曲げ部分記載文引用)
章の終わりごとにある星新一さんの「ちょっと!ひと息」で
物語のつづきをいかにして読ませようとしているかの解説も面白い
本文中の五人の求婚者が失敗するたびに流行る言葉(今に通じることわざ的なことば)も面白い
私が買ったのは実写版(十二単衣をきた女性の写真)だけど、絵の表紙のがよかったな~
和田誠さんの本文イラストは好き
最後に原文も有
学生時代に古文の時間で習ったよなぁ~いとなつかし(笑)( -
Posted by ブクログ
【星新一という世界】
私には好きな世界がある。その一つが星新一の世界だ。星新一の世界は、未来がモノクロで映し出される世界。全てはグレースケールをかけたように、粗い粒子を散りばめたような映像の繰り返しである。見たことがあるような、でもだれも見たことがない星新一の世界の中で、人は生まれ、育ち、社会に出て、結婚して、子供を成し、そして死んでいく。
作品自体はもちろん、あとがきがとてもよかった。こんな風に物語が生まれてくるのならば、きっと世界は揺らぎながらも続いていくのだろう。あえて、この問題に向き合わない作家もいるのだろうと思う。廃れていくことにカタルシスを感じる者もいるかもしれない。だけど、星