配信予定・最新刊

作品一覧

  • 街とその不確かな壁(上下)合本版(新潮文庫)

    街とその不確かな壁(上下)合本版(新潮文庫)

    小説・文芸

    5.0
    1巻1,925円 (税込)
    十七歳と十六歳の夏の夕暮れ、きみは川べりに腰を下ろし、“街”について語り出す――それが物語の始まりだった。高い壁と望楼に囲まれた遥か遠くの謎めいた街。そこに“本当のきみ”がいるという。〈古い夢〉が並ぶ図書館、石造りの三つの橋、針のない時計台、金雀児(えにしだ)の葉、角笛と金色の獣たち。だが、その街では人々は影を持たない……村上春樹が封印してきた「物語」の扉が、いま開かれる。 ※当電子版は新潮文庫版『街とその不確かな壁』上下巻をまとめた合本版です。
  • 村上さんのところ コンプリート版 試し読み
    無料あり

    村上さんのところ コンプリート版 試し読み

    小説・文芸

    4.8
    1巻0円 (税込)
    《試し読み》は各テーマから厳選した23問を収録!村上作品に関する素朴なクエスチョンから、日常生活のお悩み、ジャズ、生き方、翻訳小説、社会問題、猫、スワローズ、そして珍名ラブホテルまで――。期間限定サイト「村上さんのところ」に寄せられた37465通の質問・相談メールに、村上春樹が3か月半にわたって続けた回答は、3716問! そのすべてを完全収録し、ウェブサイト掲載時と同様の横組みスタイルで再現。単行本8冊分の愉しみを、スマホやパソコン、タブレットや電子書籍端末にダウンロードして、手軽にたっぷり楽しめるコンプリート版!

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  • 海辺のカフカ(上下)合本版(新潮文庫)

    海辺のカフカ(上下)合本版(新潮文庫)

    小説・文芸

    4.8
    1巻2,145円 (税込)
    「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」――15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。家を出るときに父の書斎から持ちだしたのは、現金だけじゃない。古いライター、折り畳み式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真……。 ※当電子版は新潮文庫版『海辺のカフカ』上下巻をまとめた合本版です。
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上下)合本版(新潮文庫)

    世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上下)合本版(新潮文庫)

    小説・文芸

    4.8
    1巻1,760円 (税込)
    高い壁に囲まれ、外界との接触がまるでない街で、そこに住む一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす〈僕〉の物語、〔世界の終り〕。老科学者により意識の核に或る思考回路を組み込まれた〈私〉が、その回路に隠された秘密を巡って活躍する〔ハードボイルド・ワンダーランド〕。静寂な幻想世界と波瀾万丈の冒険活劇の二つの物語が同時進行して織りなす、村上春樹の不思議の国。 ※当電子版は新潮文庫版『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』上下巻をまとめた合本版です。
  • あらゆるものがおくりもの

    あらゆるものがおくりもの

    小説・文芸

    4.7
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。 『おくりものはナンニモナイ』の著者パトリック・マクドネル氏が贈る、待望の新作。 翻訳を手がけるのは、村上春樹氏。 前作『おくりものはナンニモナイ』は、谷川俊太郎氏の名訳によって日本の読者に愛されてきました。 しかし谷川氏が亡くなられたあと、そのバトンを受け継ぐように、村上氏が本作の翻訳を引き受けました。 村上氏自身も、かつてアメリカで暮らしていた頃、新聞で連載されていた『MUTTS』を愛読していたといいます。 谷川俊太郎氏から村上春樹氏へ。日本文学を代表する二人の言葉が、ひとつの絵本シリーズのなかで静かにつながった、特別な一冊です。 物語の主人公は、黒猫のムーチ。ある特別な日、ムーチは大切な友だちである犬のアールに、「かんぺきなおくりもの」をおくろうと決めます。 おくりものは、とびっきり最高で、「ワオ!」と叫びたくなるようなものでなくてはなりません。 ムーチは、かんぺきな箱とリボンを用意しますが、肝心の中身がなかなか見つかりません。 クローゼットをのぞき、秘密の宝箱を探し、書斎を調べ、大好きなおばさんやおじさんにも会いに行く。 それでも答えは見つからないまま、時間だけが過ぎていきます。 ムーチは空を見あげ、自分の吐いた息をじっと見つめ、舞い降りる雪のかけらをしげしげと眺めます。 探しても探しても見つからなかった「かんぺきなおくりもの」。 けれど、立ち止まって世界を見つめ直したとき、ムーチの目に映るものは少しずつ変わっていきます。何気ない一日、そばにいる誰か、いつもの場所、ふとした出来事。 そのすべてが、ムーチにある大切な気づきをもたらしていくのです。 大切な人に何かをおくりたいと思う気持ちから始まり、世界をまなざす心そのものへと広がっていく物語。 マクドネル氏のやわらかな絵と、村上春樹氏の澄んだ日本語が、日々の何気ない瞬間を、そっと光らせてくれます。 子どもには世界の美しさを、大人には忘れかけていた感謝の感覚を届ける絵本です。 ほんとうのおくりものとは何なのか――ムーチと一緒に、その答えを見つけたくなる、あたたかな一冊です。
  • 草の竪琴

    草の竪琴

    小説・文芸

    4.6
    1巻2,695円 (税込)
    1940年代アラバマ州の田舎町。母を亡くした少年コリンは遠縁にあたるドリーとヴェリーナの老姉妹に引き取られる。ドリーは妹との諍いを機に、コリンとメイドのキャサリンを連れてツリー・ハウスで暮らし始めるのだが……。初期の名作「草の竪琴」のほか、「最後のドアを閉めろ」「ミリアム」「夜の樹」の短篇3作を収録。
  • 1Q84(BOOK1~3)合本版(新潮文庫)

    1Q84(BOOK1~3)合本版(新潮文庫)

    小説・文芸

    4.5
    1巻5,236円 (税込)
    1Q84年──私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう、青豆はそう決めた。Qはquestion markのQだ。疑問を背負ったもの。彼女は歩きながら一人で肯いた。好もうが好むまいが、私は今この「1Q84年」に身を置いている。私の知っていた1984年はもうどこにも存在しない。……ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』に導かれて、主人公・青豆と天吾の不思議な物語がはじまる。 ※当電子版は新潮文庫版『1Q84』BOOK1~3の全6冊をまとめた合本版です。
  • 羊をめぐる冒険

    羊をめぐる冒険

    小説・文芸

    4.5
    1巻1,100円 (税込)
    「羊のことよ」と彼女は言った。「たくさんの羊と一頭の羊」「羊?」「そして冒険が始まるの」 故郷の街から姿を消した〈鼠〉から〈僕〉宛に、ある日突然手紙が届く。同封されていた一枚の写真が、冒険の始まりだった。『1973年のピンボール』から5年後、20代の最後に〈僕〉と〈鼠〉がたどり着いた場所は――。野間文芸新人賞受賞の「初期三部作」第三作。
  • アンダーグラウンド

    アンダーグラウンド

    小説・文芸

    4.4
    1巻1,430円 (税込)
    「それらを通過する前とあととでは、日本人の意識のあり方が大きく違ってしまった」1995年に起きた阪神淡路大震災、そして地下鉄サリン事件。日本の戦後史の転換期を狙い澄ましたかのようなこの二つの悲劇は、地下--「アンダーグラウンド」から突如噴き出した、圧倒的な暴力の裏と表だった。魂の最奥部を見つめ続けてきた作家が、62人の関係者への丹念なインタビューを通じて浮かび上がらせる現代日本の、そして人間の底深い闇。強い祈りをこめた、渾身の書き下ろしノンフィクション。
  • 遠い太鼓

    遠い太鼓

    小説・文芸

    4.4
    1巻990円 (税込)
    ある朝目が覚めて、ふと耳を澄ませると、何処か遠くから太鼓の音が聞こえてきた。その音を聞いているうちに、僕はどうしても長い旅に出たくなったのだ――。40歳になろうとしていた著者は、ある思いに駆られて日本を後にし、ギリシャ・イタリアへ長い旅に出る。『ノルウェイの森』と『ダンス・ダンス・ダンス』を書き上げ、作家としての転換期となった、三年間の異国生活のスケッチブック。
  • 心は孤独な狩人(新潮文庫)

    心は孤独な狩人(新潮文庫)

    小説・文芸

    4.3
    1巻1,155円 (税込)
    1930年代末、恐慌の嵐が吹き荒れるアメリカ。南部の町のカフェに聾唖の男シンガーが現れた。店に集う人々の痛切な告白を男は静かに聞き続ける。貧しい家庭の少女ミック。少女に想いを寄せる店主。流れ者の労働者。同胞の地位向上に燃える黒人医師――。だがシンガーの身に悲劇が起きると、報われない思いを抱えた人々はまた孤独へと帰っていくのだった。著者23歳の鮮烈なデビュー作を新訳。
  • 世界で最後の花 絵のついた寓話

    世界で最後の花

    小説・文芸

    4.3
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本国際児童図書評議会「おすすめ!日本と世界の子どもの本 2025」選定図書 第十二次世界大戦が起きた世界。文明は破壊され、町も都市も、森も林も消え去った。残された人間たちは、ただそのへんに座りこむだけの存在になりはてた。ある日、ひとりの若い娘がたまたま世界に残った最後の花を見つけます。その花をひとりの若い男と一緒に育てはじめます。すると……。なぜ人間は戦争を繰り返すのか? 第二次世界大戦開戦の直前に描かれた、平和への切実な願い。世界的ロングセラーを村上春樹の新訳で復刊。
  • ねじまき鳥クロニクル(第1部~第3部)合本版(新潮文庫)

    ねじまき鳥クロニクル(第1部~第3部)合本版(新潮文庫)

    小説・文芸

    4.3
    1巻2,970円 (税込)
    「人が死ぬのって、素敵よね」彼女は僕のすぐ耳もとでしゃべっていたので、その言葉はあたたかい湿った息と一緒に僕の体内にそっともぐりこんできた。「どうして?」と僕は訊いた。娘はまるで封をするように僕の唇の上に指を一本置いた。「質問はしないで」と彼女は言った。「それから目も開けないでね。わかった?」僕は彼女の声と同じくらい小さくうなずいた。(本文より) ※当電子版は新潮文庫版『ねじまき鳥クロニクル』第1部~第3部の全3巻をまとめた合本版です。
  • 村上春樹 雑文集(新潮文庫)

    村上春樹 雑文集(新潮文庫)

    小説・文芸

    4.3
    1巻1,045円 (税込)
    デビュー小説『風の歌を聴け』新人賞受賞の言葉、伝説のエルサレム賞スピーチ「壁と卵」(日本語全文)、人物論や小説論、心にしみる音楽や人生の話……多岐にわたる文章のすべてに著者書下ろしの序文を付したファン必読の69編! お蔵入りの超短篇小説や結婚式のメッセージはじめ、未収録・未発表の文章が満載。素顔の村上春樹を語る安西水丸・和田誠の愉しい解説対談と挿画付。
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

    みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

    小説・文芸

    4.3
    1巻825円 (税込)
    ようこそ、村上さんの井戸へ――川上未映子はそう語り始める。少年期の記憶、意識と無意識、「地下二階」に降りること、フェミニズム、世界的名声、比喩や文体、日々の創作の秘密、そして死後のこと……。初期エッセイから最新長編まで、すべての作品と資料を精読し、「村上春樹」の最深部に鋭く迫る。十代から村上文学の愛読者だった作家の計13時間に及ぶ、比類なき超ロングインタビュー!
  • ノルウェイの森

    ノルウェイの森

    小説・文芸

    4.3
    1巻1,232円 (税込)
    十八年という歳月が流れ去ってしまった今でも、僕はあの草原の風景をはっきりと思い出すことができるーー。1969年、大学生の僕、死んだ友人の彼女だった直子、そして同じ学部の緑、それぞれの欠落と悲しみーー37歳になった僕は、機内に流れるビートルズのメロディーに18年前のあの日々を思い出し、激しく心をかき乱されていた。時代も国境も越えて読み継がれる世界的名作、ついに電子書籍に。
  • ダンス・ダンス・ダンス

    ダンス・ダンス・ダンス

    小説・文芸

    4.3
    1巻1,452円 (税込)
    『羊をめぐる冒険』から4年、激しく雪の降りしきる札幌の町から「僕」の新しい冒険が始まる。羊男、美少女、そしていくつかの殺人ーー。渋谷の雑踏からホノルルのダウンタウンまで、「僕」は奇妙で複雑なダンス・ステップを踏みながら、暗く危険な運命の迷路をすり抜けていく。70年代の魂の遍歴を辿った著者が80年代を舞台に、新たな価値を求めて闇と光の交錯を鮮やかに描きあげた話題作。
  • 走ることについて語るときに僕の語ること

    走ることについて語るときに僕の語ること

    小説・文芸

    4.3
    1巻569円 (税込)
    走ることについて語りつつ、小説家としてのありよう、創作の秘密、そして「彼自身」を初めて説き明かした画期的なメモワール。
  • 小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)

    小澤征爾さんと、音楽について話をする(新潮文庫)

    小説・文芸

    4.2
    1巻880円 (税込)
    「良き音楽」は愛と同じように、いくらたくさんあっても、多すぎるということはない――。グレン・グールド、バーンスタイン、カラヤンなど小澤征爾が巨匠たちと過ごした歳月、ベートーヴェン、ブラームス、マーラーの音楽……。マエストロと小説家はともにレコードを聴き、深い共感の中で、対話を続けた。心の響きと創造の魂に触れる、一年間にわたったロング・インタビュー。
  • 水底【みなそこ】の女
    完結

    水底【みなそこ】の女

    小説・文芸

    4.2
    全1巻1,320円 (税込)
    私立探偵フィリップ・マーロウは化粧品会社の経営者ドレイス・キングズリーのオフィスに呼ばれた。彼の妻はどうやら男と駆け落ちしたようだ。マーロウは妻の安否確認を依頼され、その足取りを追うことに。だが、たどり着いた湖の町でマーロウが見つけたのは、別の女の死体だった――。旧題『湖中の女』の新訳版
  • 国境の南、太陽の西

    国境の南、太陽の西

    小説・文芸

    4.2
    1巻715円 (税込)
    あの日なら、僕はすべてを捨ててしまうことができた。仕事も家庭も金も、何もかもをあっさりと捨ててしまえた。――ジャズを流す上品なバーを経営し、妻と二人の娘に囲まれ幸せな生活を送っていた僕の前に、十二歳の頃ひそやかに心を通い合わせた同級生の女性が現れた。会うごとに僕は、謎めいた彼女に強く惹かれていってーー。日常に潜む不安と欠落、喪失そして再生を描く、心震える長編小説。
  • ロング・グッドバイ

    ロング・グッドバイ

    小説・文芸

    4.2
    1巻1,540円 (税込)
    私立探偵のフィリップ・マーロウは、億万長者の娘シルヴィアの夫テリー・レノックスと知り合う。あり余る富に囲まれていながら、男はどこか暗い蔭を宿していた。何度か会って杯を重ねるうち、互いに友情を覚えはじめた二人。しかし、やがてレノックスは妻殺しの容疑をかけられ自殺を遂げてしまう。が、その裏には悲しくも奥深い真相が隠されていた……村上春樹の新訳で話題を呼んだ新時代の『長いお別れ』が文庫版で登場
  • 職業としての小説家(新潮文庫)

    職業としての小説家(新潮文庫)

    小説・文芸

    4.1
    1巻825円 (税込)
    「村上春樹」は小説家としてどう歩んで来たか――作家デビューから現在までの軌跡、長編小説の書き方や文章を書き続ける姿勢などを、著者自身が豊富な具体例とエピソードを交えて語り尽くす。文学賞について、オリジナリティーとは何か、学校について、海外で翻訳されること、河合隼雄氏との出会い……読者の心の壁に新しい窓を開け、新鮮な空気を吹き込んできた作家の稀有な一冊。
  • 海辺のカフカ(上)(新潮文庫)
    完結

    海辺のカフカ(新潮文庫)

    小説・文芸

    4.1
    全2巻1,045~1,100円 (税込)
    「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」――15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。家を出るときに父の書斎から持ちだしたのは、現金だけじゃない。古いライター、折り畳み式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真……。
  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

    ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

    小説・文芸

    4.1
    1巻1,100円 (税込)
    和田誠が描くミュージシャンの肖像に、村上春樹がエッセイを添えたジャズ名鑑。ともに十代でジャズに出会い、数多くの名演奏を聴きこんできた二人が選びに選んだのは、マニアを唸らせ、入門者を暖かく迎えるよりすぐりのラインアップ。著者(村上)が所蔵するLPジャケットの貴重な写真も満載! 単行本二冊を収録し、あらたにボーナス・トラック三篇を加えた増補決定版。
  • 翻訳夜話

    翻訳夜話

    小説・文芸

    4.1
    1~2巻804~866円 (税込)
    roll one's eyes は「目をクリクリさせる」か? 意訳か逐語訳か、「僕」と「私」はどうちがう? 翻訳が好きで仕方ないふたりが思いきり語り明かした一冊。「翻訳者にとっていちばんだいじなのは偏見のある愛情」と村上春樹。「召使のようにひたすら主人の声に耳を澄ます」と柴田元幸。村上が翻訳と創作の秘密の関係を明かせば、柴田はその「翻訳的自我」をちらりとのぞかせて、作家と研究者の、言葉をめぐる冒険はつづきます。村上がオースターを訳し、柴田がカーヴァーを訳した「競訳」を併録!
  • さよなら、愛しい人

    さよなら、愛しい人

    小説・文芸

    4.1
    1巻2,200円 (税込)
    刑務所から出所したばかりの大男へら鹿マロイは、八年前に別れた恋人ヴェルマを探して黒人街にやってきた。しかし女は見つからず激情に駆られたマロイは酒場で殺人を犯してしまう。現場に偶然居合わせた私立探偵フィリップ・マーロウは、行方をくらました大男を追って、ロサンジェルスの街を彷徨うが…。マロイの一途な愛は成就するのか?村上春樹の新訳で贈る、チャンドラーの傑作長篇。『さらば、愛しき女よ』改題。
  • 村上春樹翻訳ライブラリー 冬の夢
    NEW

    村上春樹翻訳ライブラリー 冬の夢

    小説・文芸

    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    ベスト短篇と訳者が評す表題作など、小説五作をセレクト 二十代の作家が描く、永遠の夢と哀しみ―― 心を打つ〈若き日の名作集〉 カバーを和田誠オリジナル画にリニューアル
  • 遠い声、遠い部屋(新潮文庫)

    遠い声、遠い部屋(新潮文庫)

    小説・文芸

    4.0
    1巻935円 (税込)
    13歳の誕生日、ジョエルのもとに手紙が届く。母を亡くした彼を生き別れた父が引き取るという。父のいる南部の古い屋敷で待っていたのは、ミス・エイミーとその従兄弟のランドルフ。アイダベルという風変わりな少女とも親しくなるが、なぜか父は姿を現さず、屋敷では奇妙なことが続き……。早熟の天才・カポーティのデビュー長編にして幻想的魅力をまとう米文学の記念碑的作品を、村上春樹が新訳。
  • 村上春樹 翻訳ライブラリー ある作家の夕刻 フィッツジェラルド後期作品集

    村上春樹 翻訳ライブラリー ある作家の夕刻 フィッツジェラルド後期作品集

    小説・文芸

    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    作家としての窮状さえも、フィッツジェラルドは 見事に小説に結実させていった―― 華やかな喧噪の日々から一転、三十代にして迎えた不遇の時代にも、 フィッツジェラルドは多彩なスタイルの短篇小説と、 「壊れる」三部作ほか秀逸なエッセイを残した。 人生の暮れ方に描かれた、美しくゆるぎない物語。 早すぎる晩年となった一九三〇年代のベスト集。 〈短篇小説〉  異国の旅人  ひとの犯す過ち  クレイジー・サンデー  風の中の家族  ある作家の午後  アルコールに溺れて  フィネガンの借金  失われた十年 〈エッセイ〉  私の失われた都市(『マイ・ロスト・シティー』改訳)  壊れる  貼り合わせる  取り扱い注意  若き日の成功
  • 哀しいカフェのバラード

    哀しいカフェのバラード

    小説・文芸

    4.0
    1巻2,420円 (税込)
    さびれた南部の町で暮らすアミーリアは、言い寄る男に見向きもせず、独身で日用品店を営んでいる。ある日彼女のもとに背中の曲がった小汚い男が現われた。町中が噂するなか、どういうわけか彼女はこの小男に惚れこみ、同居してカフェを始める。そこにアミーリアの元夫が刑務所を出て帰還。奇妙な三角関係の行方は――。
  • 古くて素敵なクラシック・レコードたち

    古くて素敵なクラシック・レコードたち

    小説・文芸

    4.0
    1~2巻2,400~2,600円 (税込)
    村上さんはこんなふうにクラシック音楽を聴いている こよなく愛するクラシック音楽をLPレコードで楽しんでいる村上春樹さん。百曲以上の名曲を論じながら、作家の音楽観が披露される。
  • もし僕らのことばがウィスキーであったなら(新潮文庫)

    もし僕らのことばがウィスキーであったなら(新潮文庫)

    小説・文芸

    4.0
    1巻737円 (税込)
    シングル・モルトを味わうべく訪れたアイラ島。そこで授けられた「アイラ的哲学」とは? 『ユリシーズ』のごとく、奥が深いアイルランドのパブで、老人はどのようにしてタラモア・デューを飲んでいたのか? 蒸溜所をたずね、パブをはしごする。飲む、また飲む。二大聖地で出会った忘れがたきウィスキー、そして、たしかな誇りと喜びをもって生きる人々――。芳醇かつ静謐なエッセイ。
  • 象工場のハッピーエンド(新潮文庫)

    象工場のハッピーエンド(新潮文庫)

    小説・文芸

    4.0
    1巻781円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 春が来るとジョン・アプダイクを思い出す。ジョン・アプダイクを読むと1968年の春を思い出す。ほんのちょっとしたことなのだけど、われわれの人生や世界観はそのような「ほんのちょっとしたこと」で支えられているんじゃないか、という気がする……。都会的なセンチメンタリズムに充ちた13の短編と、カラフルなイラストが奏でる素敵なハーモニー。語り下ろし対談も収録した新編集版。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編(上)―(新潮文庫)
    完結

    騎士団長殺し(新潮文庫)

    小説・文芸

    4.0
    全4巻605~825円 (税込)
    一枚の絵が、秘密の扉を開ける――妻と別離し、小田原の海を望む小暗い森の山荘に暮らす36歳の孤独な画家。緑濃い谷の向かいに住む謎めいた白髪の紳士が現れ、主人公に奇妙な出来事が起こり始める。雑木林の中の祠、不思議な鈴の音、古いレコードそして「騎士団長」……想像力と暗喩が織りなす村上春樹の世界へ!
  • 1Q84―BOOK1〈4月-6月〉前編―(新潮文庫)
    完結

    1Q84(新潮文庫)

    小説・文芸

    4.0
    全6巻781~935円 (税込)
    1Q84年──私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう、青豆はそう決めた。Qはquestion markのQだ。疑問を背負ったもの。彼女は歩きながら一人で肯いた。好もうが好むまいが、私は今この「1Q84年」に身を置いている。私の知っていた1984年はもうどこにも存在しない。……ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』に導かれて、主人公・青豆と天吾の不思議な物語がはじまる。
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上)(新潮文庫)
    完結

    世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(新潮文庫)

    小説・文芸

    4.0
    全2巻825~935円 (税込)
    高い壁に囲まれ、外界との接触がまるでない街で、そこに住む一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす〈僕〉の物語、〔世界の終り〕。老科学者により意識の核に或る思考回路を組み込まれた〈私〉が、その回路に隠された秘密を巡って活躍する〔ハードボイルド・ワンダーランド〕。静寂な幻想世界と波瀾万丈の冒険活劇の二つの物語が同時進行して織りなす、村上春樹の不思議の国。
  • 村上ラヂオ(新潮文庫)

    村上ラヂオ(新潮文庫)

    小説・文芸

    4.0
    1~3巻605~737円 (税込)
    公園のベンチで食べる熱々のコロッケパン。冬のゴルフコースをスキーで走る楽しさ――。オーバーの中に子犬を抱いているような、ほのぼのとした気持ちで毎日をすごしたいあなたに、ちょっと変わった50のエッセイを贈ります。柿ピーの諸問題、楽しいレストランでの大惨事(?)から、きんぴら作りに最適なBGM、そして理想的な体重計の考察まで、小さなドラマが一杯!
  • 高い窓

    高い窓

    小説・文芸

    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    私立探偵フィリップ・マーロウは大邸宅に住む老女主人から呼び出される。貴重な金貨を持ち逃げした息子の嫁を探して欲しいと言うのだが……だが彼の行く手には脅迫と、そして死体が! 待望の新訳版
  • スプートニクの恋人

    スプートニクの恋人

    小説・文芸

    4.0
    1巻792円 (税込)
    「すみれがぼくにとってどれほど大事な、かけがえのない存在であったかということが、あらためて理解できた。すみれは彼女にしかできないやりかたで、ぼくをこの世につなぎ止めていたのだ」 「旅の連れ」という皮肉な名を持つ孤独な人工衛星のように、誰もが皆それぞれの軌道を描き続ける。 この広大な世界で、かわす言葉も結ぶ約束もなくすれ違い、別れ、そしてまたふとめぐりあうスプートニクの末裔たちの物語。
  • 1973年のピンボール

    1973年のピンボール

    小説・文芸

    4.0
    1巻660円 (税込)
    「電灯のスイッチを切って扉を後ろ手に閉めるまでの長い時間、僕は後ろを振り向かなかった。一度も振り向かなかった」東京で友人と小さな翻訳事務所を経営する〈僕〉と、大学をやめ故郷の街で長い時間を過ごす〈鼠〉。二人は痛みを抱えながらも、それぞれの儀式で青春に別れを告げる。『風の歌を聴け』から3年後、ひとつの季節の終焉と始まりの予感。「初期三部作」第二作。
  • 風の歌を聴け

    風の歌を聴け

    小説・文芸

    4.0
    1巻638円 (税込)
    「あらゆるものは通り過ぎる。誰にもそれを捉えることはできない。僕たちはそんな風に生きている」1970年8月、帰省した海辺の街。大学生の〈僕〉は、行きつけのバーで地元の友人〈鼠〉と語り明かし、女の子と知り合い、そして夏の終わりを迎える。過ぎ去りつつある青春の残照を鋭敏にとらえ群像新人賞を受賞した、村上春樹のデビュー作にして「初期三部作」第一作。
  • 街とその不確かな壁(上)(新潮文庫)
    完結

    街とその不確かな壁(新潮文庫)

    小説・文芸

    3.9
    全2巻935~990円 (税込)
    十七歳と十六歳の夏の夕暮れ、きみは川べりに腰を下ろし、“街”について語り出す――それが物語の始まりだった。高い壁と望楼に囲まれた遥か遠くの謎めいた街。そこに“本当のきみ”がいるという。〈古い夢〉が並ぶ図書館、石造りの三つの橋、針のない時計台、金雀児(えにしだ)の葉、角笛と金色の獣たち。だが、その街では人々は影を持たない……村上春樹が封印してきた「物語」の扉が、いま開かれる。
  • 一人称単数

    一人称単数

    小説・文芸

    3.9
    1巻790円 (税込)
    人生にあるいくつかの大事な分岐点。そして私は今ここにいる。 ――8作からなる短篇小説集、待望の文庫化! ビートルズのLPを抱えて高校の廊下を歩いていた少女。 同じバイト先だった女性から送られてきた歌集の、今も記憶にあるいくつかの短歌。 鄙びた温泉宿で背中を流してくれた、年老いた猿の告白。 スーツを身に纏いネクタイを結んだ姿を鏡で映したときの違和感――。 そこで何が起こり、何が起こらなかったのか? 驚きと謎を秘めた8篇。 「一人称単数」の世界にようこそ。 ※この電子書籍は2020年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 辺境・近境 写真篇

    辺境・近境 写真篇

    小説・文芸

    3.9
    1巻924円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 エイゾー君が撮った、もうひとつの「辺境・近境」。ハルキさんが中国の動物園で抱いた虎の子も、草原の狼も、打ち捨てられた戦車も、ゴールドラッシュの夢の跡も、エイゾー君が石を投げられたメキシコの村も、みんなここにあります。「裏庭で太い薪をごつごつと割る鉈みたいな」写真が、村上春樹のタフでファンキーな旅の全て、文章とは一味ちがう作家の旅の醍醐味を見せてくれます。※当電子版は、単行本版に新潮文庫版の「補遺」を追加したもので、収録範囲は新潮文庫版と同様です。固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • ランゲルハンス島の午後(新潮文庫)

    ランゲルハンス島の午後(新潮文庫)

    小説・文芸

    3.9
    1巻935円 (税込)
    まるで心がゆるんで溶けてしまいそうなくらい気持のよい、1961年の春の日の午後、川岸の芝生に寝ころんで空を眺めていた。川の底の柔らかな砂地を撫でるように流れていく水音をききながら、僕はそっと手をのばして、あの神秘的なランゲルハンス島の岸辺にふれた――。夢あふれるカラフルなイラストと、その隣に気持よさそうに寄り添うハートウォーミングなエッセイでつづる25編。
  • 村上朝日堂(新潮文庫)
    完結

    村上朝日堂

    小説・文芸

    3.9
    全6巻539~990円 (税込)
    ビールと豆腐と引越しとヤクルト・スワローズが好きで、蟻ととかげと毛虫とフリオ・イグレシアスが嫌いで、あるときはムーミン・パパに、またあるときはロンメル将軍に思いを馳せる。そんな「村上春樹ワールド」を、ご存じ安西水丸画伯のイラストが彩ります。巻末には文・安西、画・村上と立場を替えた「逆転コラム」付き。これ一冊であなたも春樹&水丸ファミリーの仲間入り!?
  • 神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫)

    神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫)

    小説・文芸

    3.9
    1巻693円 (税込)
    1995年1月、地震はすべてを一瞬のうちに壊滅させた。そして2月、流木が燃える冬の海岸で、あるいは、小箱を携えた男が向かった釧路で、かえるくんが地底でみみずくんと闘う東京で、世界はしずかに共振をはじめる……。大地は裂けた。神は、いないのかもしれない。でも、おそらく、あの震災のずっと前から、ぼくたちは内なる廃墟を抱えていた――。深い闇の中に光を放つ6つの黙示録。
  • 螢・納屋を焼く・その他の短編(新潮文庫)

    螢・納屋を焼く・その他の短編(新潮文庫)

    小説・文芸

    3.9
    1巻649円 (税込)
    秋が終り冷たい風が吹くようになると、彼女は時々僕の腕に体を寄せた。ダッフル・コートの厚い布地をとおして、僕は彼女の息づかいを感じとることができた。でも、それだけだった。彼女の求めているのは僕の腕ではなく、誰かの腕だった。僕の温もりではなく、誰かの温もりだった……。もう戻っては来ないあの時の、まなざし、語らい、想い、そして痛み。リリックな七つの短編。
  • ねじまき鳥クロニクル―第1部 泥棒かささぎ編―(新潮文庫)
    完結

    ねじまき鳥クロニクル(新潮文庫)

    小説・文芸

    3.9
    全3巻880~1,155円 (税込)
    「人が死ぬのって、素敵よね」彼女は僕のすぐ耳もとでしゃべっていたので、その言葉はあたたかい湿った息と一緒に僕の体内にそっともぐりこんできた。「どうして?」と僕は訊いた。娘はまるで封をするように僕の唇の上に指を一本置いた。「質問はしないで」と彼女は言った。「それから目も開けないでね。わかった?」僕は彼女の声と同じくらい小さくうなずいた。(本文より)

ユーザーレビュー

  • 夏帆―The Tale of KAHO―

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトル通り、夏帆の物語の1冊。
    夏帆は、純粋な女の子という感じで好感が持てて、読んでて違和感がなかった。
    元の世界とは違う世界に迷い込んでしまった夏帆。
    ありくいさんの奥さんとのやり取りはどこか可愛い。

    「みんなそうやっていつかはいなくなってしまうのよ」
    ラストシーンでの涙と、母の言葉を思い出す部分は、どこか寂しい。やっと戻ってきた平穏な世界のはずなのに。そういう時あるよな、って思う。
    もう会えない寂しさと、いつもの安心感と。

    学生時代に大好きだった村上春樹。
    今でもやっぱり好きだと思いました。

    0
    2026年11月01日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉後編―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    1ヶ月半ほどかけて読み終えました1Q84!!
    6冊のまとめた感想をこちらに載せます。

    私をQの世界へと連れて行ってくれてありがとう。

    あまりにも長いので、一言で感想がまとめられない。が、
    良い小説は、心に残って離れない一節があって、そしてそれがその本の主題なんだと思っています。
    そういう本に出会える機会は本当に貴重で、今まで読んだ本でも“面白かった”とは別なので、数えるほどしかありません。

    1Q84は「人は誰かを愛することによって、そして誰かから愛されることによって、それらの行為を通して自分自身を愛する方法を知るのです。僕の言っていることはわかりますか?誰かを愛することのできないものに、自分を正しく愛することなんかできません。」だと思いました。

    春樹の主人公は毎回、何故か一定の女性に好かれて、人妻やらなんやらと肉体関係だけ持つ、恋ができない男の人。魅力的で、思慮深い主人公(ある一定の女性が好きになるのも納得)だけど、それはいつも孤独の象徴としてて描かれています。
    今回は、そんな主人公の中でも割と貪欲に愛情を求めて、真っ直ぐに孤独への寂しさが表現されていたように思います。(長編なので彼らを理解する材料が多かったのかもしれないけど)
    孤独やその空虚は、時に魅力的だけど、毎回こういう小説がハッピーエンドにならないように、“それ”を埋められるものはこの世界にはないのかもしれません。
    そんな中で、1Q84は孤独な2人の主人公(男女)が、その孤独と空虚が生み出した責任に追われながらも、その果てしなく冷たい闇から抜け出す物語で、春樹には珍しく希望の物語でした。

    ある時は静寂に耳を澄ませ、深淵を覗き、冷たい月をみているよな物語ですが、少しずつ、少しずつ、その希望へ近づいていく様がとっても面白い。
    そして、静寂に耳を澄ませる感覚を本から味わえる、素敵な時間でした。

    「見かけにだまされないように。現実というのは常にひとつです。」

    私がいつかQの世界(猫の街)に迷い込んだ時、帰って来れるような現実を見つけ出せる人生にしたいです。

    0
    2026年11月01日
  • ランゲルハンス島の午後(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    うおーオシャレ素敵人生イケてる落ち着く笑えるおもろい趣味がいいスタイリッシュ冷静アツいアツいアツいアツすぎる

    0
    2026年10月31日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

    Posted by ブクログ

    独特な世界への扉。
    日常と非日常が違和感なく物語として共存しています。主人公が絵本作家なので、現実と一緒に進んでいく絵本の展開がとても続きが気になり、ついつい読み進めてしまいました。
    ファンタジーと日常の混じり合った場所をうろうろしているような、そんな不思議な本でした。こんな不可思議な気持ちにさせるなんて、流石としか言い様がありません。

    0
    2026年10月31日
  • 海辺のカフカ(下)(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ナカタさんと、ホシノさんの掛け合いいいよなぁ。すごい面白いと思った。
    理解をすることを後半諦めたけど、最後まで読むことはできたという誇らしさと、ほんとになんだったんだ…?という気持ちが一気にきた。スッキリしないものを読むのは楽しすぎる!
    終始、夢の中みたいになっていたな。

    0
    2026年10月29日

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