社会問題作品一覧

  • 虐待容疑の女~痣だらけの背中は語る~
    完結
    4.0
    主婦・藤木七緒は義母のリハビリをサポートするために幼い長男・昇を保育園に預けることになった。ある日、夫が昇の背中に広がる大きな痣を見つけ、七緒を責めた。このことを発端に身に覚えのない七緒と家族の関係がぎくしゃくし始める。また、七緒が保育園に昇を迎えに行くと児童相談所の職員が待機していた。七緒は完全に「虐待する母親」にされてしまい……? ママ友付き合い、夫婦の離婚問題、嫁姑問題……。主婦読者のリアルな体験をまとめた傑作集!
  • 寄生する女
    -
    平凡な幸せが食い荒らされていく! 調味料に始まり、食料、電気、果ては金まで拝借する図々しい隣の主婦との戦いを描く表題作他、名声に執着し、金に溺れて給食費を削減し、子供の育成を二の次にする傲慢な保育園長や、老舗呉服店内の壮絶なイジメ等、女の闇がたっぷり詰まった作品集!
  • 指導死~学校に殺された子供~
    完結
    -
    指導死、それは学校の先生の行きすぎた指導によって、精神的に追い込まれた生徒が自殺してしまうこと。事実を隠ぺいしようとする教師たちに強い憤りを感じた両親たちが、地道な活動でなんとか真実をつかもうとするが…!? 愛する息子を学校に殺された親の苦悩に迫る表題作のほか、子役の娘を食いものにするステージママの鬼畜な仕打ちを描いた「虚構の夢」など計5作品を収録。 ※表題作「指導死~学校に殺された子供~」は「心の渦」を改題した作品になります。
  • 明日が見えない~イジメの傷~
    -
    「私たちはいじめに殺された――!?」いじめが原因で自殺した子供の母親からの衝撃投稿! 父親に見放され、親友に裏切られながらも、孤独と絶望に立ち向かう少年の人生を描いた表題作「明日が見えない~イジメの傷~」、エリート気取りで子供のお受験に浮かれる母親と嫉妬するママ友との水面下バトル体験をまとめた「お受験地獄」、いじめの標的は教師!? 真面目な新任教師にイマドキっ子たちの理不尽な仕打ち、心が限界の教師を描いた「教師崩壊」、産休・育休は法で定められた制度なのに…職場での嫌がらせが止まらない、肩身の狭い勤労妊婦の投稿を作品化した「妊婦いじめ」、子供同士のいじめに、親はどこまで介入できる…? 大人も顔負けの陰湿さに鳥肌の「うちの子にかぎって」など、本当にあった身の毛もよだついじめの数々を描いた5作品を収録。
  • めまい
    完結
    4.0
    ドラッグの甘い誘惑に、あなたは耐えられますか――? 受験、ダイエット、父親からのプレッシャー。ストレスで気が変になりそうな高校生・キョウのまえに、ドラッグが差しだされた。「すごい快楽がある」という。「いつでもやめられる」という……。軽い気持ちで手をだしたキョウは……!? ドラッグにはまった少女のリアルを描いたタイトル作と、読みきり作品「僕たちの未来」を収録した問題提起作品集!!
  • ひみつ
    完結
    4.3
    「レイプされた女性が悪いのですか?」大反響をまきおこした話題作!! 彼との幸せなデートの帰り、男たちに襲われたミカ。その日以来、彼女の生活は一変してしまった……。本当の被害者はミカなのに、苦しみや怒りをわかってもらえない。なぜ、レイプされた女性が悪いというのですか!? 女性ゆえに直面する問題に正面から向きあった問題提起コミック。ほかに、HIVに感染した少女の闘(たたか)いを描いた「ねがい」を収録。
  • 子ども格差
    完結
    -
    「おばちゃんの運命、あたしがにぎっているんだよね……」平和な毎日を送っていたはずなのに、私、どうしてこんな子と知り合ってしまったの――!? 主人公逢沢映子は東京・目白の億ションの購入を検討するぐらい余裕のある暮らしを送る専業主婦。ひとり娘・二千花の教育にも余念がない。けれども、娘のクラスメート・宮村あゆに弱みを握られてしまって――。子どもたちの格差をテーマにした表題作をはじめ、夫の育児奮闘を描いた「イクメンの時間簿」、家庭の食事の重要性を訴える「体に悪いものほどおいしい」、SNSで自ら発信した個人情報による落とし穴を描いた「ほんとうに怖いSNS」、掃除のできない女が不必要なモノを捨てることで気づきに目覚める「幸せの断切離」の5作品を収録。超展開で繰り広げられる真田魔里子ワールドにご注目ください。
  • 断絶母娘~娘を捨てた母の懺悔~
    完結
    -
    母になったゆりは、幼い頃自分を捨てた母との再会を望むようになった。やっと見つけ出した実母に面会を受け入れてもらい再会を果たすが、母は裕福な夫と再婚し、ゆりのことは話してないと迷惑そうにされてしまう。それでも元気でいてくれたことを喜び、これから少しずつ年月の溝を埋めようとするが……? 家族や夫婦の問題、職場イジメなど読者のリアルな体験5話を収録した傑作集!
  • ダンボールの棺おけ~2007年 北海道幼児死体遺棄事件~
    完結
    3.0
    「まだ遊びたいし、恋愛だってしたいよー!」。鬼畜母の幼稚な考えが悲劇を引き起こす! 衰弱死した我が子の死体を鬼畜母はどのように「処理」したのか!? 2007年北海道で起きた、幼児置き去り、死体遺棄事件を描いた「ダンボールの棺おけ~2007年 北海道幼児死体遺棄事件~」のほか、しつけと虐待は紙一重の現実に悩む主婦の体験をもとにした「躾と虐待」、イクメン志望の夫の育児が雑すぎてイライラする主婦の気持ちを描いた「子育て夫育て」、我が子のトイレトレーニングと姑の排泄介護がかぶった悲劇を描いた「介護と子育て」、食の安全神話が崩れた現在、食材への関心度の違いから生まれた主婦たちの関係のひずみを描いた「安全な食べ物」など子育て主婦の悩みを描いた計5作品を収録。
  • 義理の縁~捨て子の涙~
    完結
    -
    「お母さん、私をなんで捨てたの!?」貧しくても、母と一緒なら幸せだった……。でも再婚の条件に私を捨てた母! 祖母宅に預けられ、愛もなくこき使われる日々に心も体も限界寸前! 捨て子の苦悩を表現した表題作「義理の縁~捨て子の涙~」のほか、実家に寄生する15歳上のアバズレ姉が不幸を呼ぶ! 身内の悪縁が不幸を呼ぶ「母と娘の迷い道」、幼い頃から母に虐待され金のために結婚まで強要された女性の苦悩を描いた「母の愛」、私の最愛の息子は私の母親に轢き殺された…!? 実母のことを許せない娘の絶望を伝える「償い」など、切っても切れない母と娘の因縁を描いた4作品を収録。
  • ザ・虐待
    完結
    -
    実在事件、読者が体験した・目撃した「本当にあった虐待」を漫画化! わが子への虐待やネグレクト、夫による妻への暴力など現代家庭に巣食う暴力の闇とは?
  • 僕を殺さないで!~難病児虐待殺人事件~
    完結
    3.0
    「やさしかったママはどこへ行ったの?」重い腎臓病を持つ5歳の息子を持つ母親が再婚した。なつかない子供につらく当たる夫から母は息子をかばっていたが、夫に捨てられたくないがために一緒になって息子を虐待するように。飢餓と暴力で死の危機に瀕した息子は──? 実在事件の漫画化、少年少女を取り巻くいじめや非行の問題などに鋭く切り込んだ問題作!!
  • 貧困主婦~風俗に落ちて~
    完結
    3.0
    借金返済のためにデリヘルで働いていたことが夫にばれて離婚されてしまう主婦。家を追い出され、路上生活の果てにホームレス相手に体を売って生計を立てる。どん底に思えた生活だったが、そこへさらなる不幸が彼女を襲い…!? そのほか、戸籍のない娘の苦悩を描いた作品など、全5作品の短編を収録。現代女性が抱えるさまざまな問題に鋭く迫ります!
  • ママ殴らないで~躾という名の虐待~
    完結
    -
    「ほんの躾のつもりだったのに──」言うことを聞かない娘に手を焼いていた矢先、同じマンションに住む母親が息子を虐待したことで警察沙汰になった。母親たちが「虐待」に過敏になっている中、思わず娘を殴ってしまった“私”は、「娘が言うことを聞く方法」を見つけたが……? 読者の壮絶な体験を漫画化した全5作!!
  • 姥捨て~介護地獄~
    完結
    -
    「今日から母さんの世話、よろしくね」。ある日、話し合いもなく、義姉が連れてきた姑との同居と介護が始まることに! 夫の単身赴任中に強引に押し切られた姑の介護は波乱含み。癇癪持ちの強い姑はプライドが高くワガママで、嫁を召し使いのようにしか思っていなくて。姑の介護により生活すべてが失われる主婦の苦悩を描いた表題作のほか、実母の介護を邪魔した姑と夫への仕返し体験を描いた「終の棲み家」、嫁がない主人公に親の介護をさせ、そのくせ親の遺産相続には積極的すぎる姉妹の諍いを描いた「遺言」、姑の介護を名乗り出た義姉の考えた介護錬金術に刮目する「介護皮算用」など、今まさにそこにある介護問題を描いた社会派作品4作品を収録。
  • 歪んだ子育て
    完結
    -
    夫の急な転勤で会社が用意してくれたマンションに引っ越してきた主婦・原嶋安純(はらじまあずみ)。我が子と同年代の子供も多く、なじめそうな感じ。けれども、子供たちは首から防犯ベルをぶらさげ、塾や習い事などタイムスケジュールも親たちに管理されていて…。隣の赤池さんの子供に影響されて、長男が塾にいきたがったのだけれど、大丈夫!? いき過ぎた子育てに警笛を鳴らす表題作のほか、他力本願すぎるシングルマザーのゆく末を描いた「誰かが何とかしてくれる」、成功に溺れたキャリアウーマンの悲劇を描いた「女のヒゲ」、二世帯同居で嫁と姑の味付けの好みの戦いを描いた「いい塩梅」、老女を訪ねてきた引きこもり男性が織りなす奇妙な事件を描いた「会いたい!!」など、現代社会の不可思議さを描いた5作品を収録。
  • 家なき人~貧困主婦~
    完結
    4.0
    「住む所もない! 働きたくても仕事もない! 病気になっても病院にもいけない! どうやって生きていけというのですか?」。夫からのDVにより家出した主婦。東京に着いたとたん、置き引きで所持金を盗まれてしまう! 日雇い派遣労働とネットカフェの生活をスタートするが、その日々は想像を絶する苦しいものだった――! このほか、生活保護の不正受給を行う母親に育てられた投稿者が生活苦の連鎖に苦しむ「連鎖の悪夢」、母親が作った借金に苦しめられ自己破産をしたものの、さらに闇金に追われる壮絶な日々を描いた「赤の呪縛」、いわれのない偏見に苦しむシングルマザーとその子供のイジメ被害を描いた「貧困の子」を収録。真面目に生きていきたい社会的弱者の心の叫びが響き渡る一冊です。
  • 母がうつ病に…!
    完結
    -
    父と母、大学生の弟と暮らす優奈。仕事は忙しいが、付き合って2年の恋人・貴史がいて充実した毎日を過ごしている。そんな中、母の様子がおかしくなった。家のことをしなくなり、自分の身の回りのこともかまわなくなり、家の中が回転しなくなってしまった! 母への不満を募らせる優奈だが、母の症状がうつ病ではないかと思い当たったとき、いろんなことが見えてきて……! 子育て後の女性の生きがいの喪失と再生を描いた表題作のほか、不妊治療中の女性とネグレクト児童の交流を描いた「愛の種子」、老老介護の悲劇を描いた「黄昏の季節」など、現代社会の問題を描いた5作品を収録。
  • ダンボールで育った少女
    完結
    4.0
    家賃滞納のため押しかけた大家によって発見された、汚物にまみれ痩せこけた少女。親のネグレクトにより5歳までダンボールに閉じ込められて育った子供が児童養護施設に保護されるストーリー「ダンボールで育った少女」、難病児の弟にかかりきりになってしまう親と放っておかれる長男の心の確執を描いた「きょうだい児」、ほか親の愛情を得られない子供たちの物語2作品を含めた4作品。
  • 貧困の家 1
    -
    大人の女性が読む漫画として、いち早く病気や貧困等、社会問題に着目し、作品を世に送り出してきた、なかのゆみ作品集第1巻。愛情の欠損した家に育ったことから犯罪に走る少年を描く「冷たいひまわり」、借金苦から我が子を犠牲にしようとする「つぶされた心」など、金銭や思いやりの乏しさが人々に及ぼす影響を描き出します。
  • 子連れデリヘル嬢
    完結
    5.0
    夫が愛人と夜逃げして、2歳の子どもと借金だけを残されてしまった悲惨な妻。頼れる親戚もいない女が最後にたどりついたのは、熟女デリヘルだった! 本番を強要しようとする客や、過激なSMプレイを求めてくる客など、キワモノ客を相手にするうちに…!? 表題作の「子連れデリヘル嬢」ほか、児童虐待や介護問題などを描いた全5作品の短編を収録。現代の女性が抱えるさまざまな問題に鋭く迫ります!
  • マンホールで育った子供~丸い空の虹を~
    完結
    5.0
    マンホールチルドレンという言葉を知っていますか? 極寒の地で親も家もなく、仕方なしにマンホールで暮らす子供たちのことを指します。なぜマンホールかといえば、温水供給パイプが通っているため、地上よりも暖かいから。けれども、汚水が漏れていたり、虫が湧いていたりと、環境は劣悪。そのため、子供たちは感染病や皮膚病の脅威にさらされています。そんな子供たちと、日本女性との交流を描いた表題作、「マンホールで育った子供~丸い空の虹を~」のほか、毒親に育てられた母親に厳しくしつけられる息子、両親の不仲により口がきけなくなってしまった少女……などのほか、子供たちを取り巻く問題をテーマにまとめました。5作品、全224ページの大ボリュームでお届けします。
  • 売られてしまった私~性被害の子~
    完結
    5.0
    かわいい恰好させられて、何も知らずにレンズの前でポーズをとっていた私。「アイドルになるための練習よ」ってお母さんはいった。でも、それは性的欲望を満足させるためのモデルだった! なんにも知らなかった私! 汚されてしまった私! きれいな私を返してよ、お母さん――! 娘を児童ポルノモデルに売り飛ばした母への怒りの投稿を作品化した表題作のほか、ペドフィリア(児童性愛者)であることを隠して結婚し、我が子の発育ビデオを撮影していた夫への妻の仕返し劇を描いた「優しさの裏で」、母の再婚相手に乱暴され、死を決意した少女の再生を描いた「凍える家族」、不幸な初体験から売春を重ねることになった女性の半生を描いた「抱けぬ幸せ」など、SOSが響き渡る社会派作品4作品を収録。
  • 毒母の呪縛
    完結
    4.0
    母からはネグレクト、父からは性的虐待されて育った少女が結婚によってつかんだささやかな幸せ。ところが偶然、母親と再会したことから悪夢が再びよみがえり……。トラウマを抱えた女の苦悩を描いた表題作のほか、実の娘に売春を強要したうえ、覚せい剤を打った鬼畜母の実在事件など5作品を収録。 ※「毒母の呪縛」は「地獄の蓋」を改題したものです。重複購入にご注意ください。
  • 命を狙われる体験をしたので言わせて下さい。
    値引きあり
    -
    日常に潜む怖い事件の連続に震えが止まらない!!!!! 『住んだアパートはストーカー大家がいるいわくつき物件だった』 『入った会社に保険金をかけられ殺されかけた』 『ヤブ医者に麻酔無しで手術をされて失神寸前』 この本に収録されている出来事は全て実話です!! 全国から寄せられた絶体絶命体験を漫画化!!! ★単行本カバー下イラスト収録★
  • 虐待の家 1
    2.0
    虐待、病気など社会的なテーマの作品で定評のある、なかのゆみ作品集。度重なる虐待から心の中にいくつもの人格を作り出してしまった少女が母親になった時、繰り返される悪夢を描く「無数の棘」、両親に認められなかったことから過度の承認欲求不満に陥り我が子を愛せない「心の穴」など、5作品を収録。虐待の連鎖に迫ります。
  • 出会いのカタチ 群馬にみる多様化する現代の「結婚」
    -
    2016年1月から6月までの間、上毛新聞紙上で5章60話と特集面を掲載した大型連載「出会いのカタチ」。前年に連載した「現代弔い考 さよならのカタチ」に続き、多くの現代人が直面する身近な問題を題材としたシリーズの2作目として長期連載され、反響を呼んだ。 5人の取材班は、社会とともに変容する結婚とカップルの在り方について、1年近くにわたって多角的な取材を続けてきた。そこで感じたのは、従来の形式にとらわれない多様な結婚やカップルを、私たちが認めるべき時代が来ているのではないかということだ。 結婚や夫婦の形は多くの場合、伝統的な価値観に縛られている。そして私たちはそれを常識ととらえ、その外にある結婚やカップルを異端視してしまいがちだ。連載では取材対象者の声を丁寧に拾いながら、これらの常識や固定概念が、現代人の結婚の障壁となっていることを訴えてきた。 結婚やカップルに関する問題は、現代人にとって普遍的な課題だ。だからこそ、取材に当たってはどこにでも存在する、一般の人々の声に耳を傾けることにこだわった。読者の周辺に暮らす人々の言葉を紹介することで、それぞれの問題の切実さや根深さを、よりリアルに伝えたいと考えたからだ。 各章は結婚の前に立ちはだかる課題をテーマに構成している。「○を超えて」のサブタイトルとともに、その課題の実態や現状を紹介し、それらの課題を乗り越えるヒントとなる取り組みや実践を探った。 取材班は半年間の連載を踏まえ、総括する特集面で五つの提言を公表。社会や私たちにどのような変化が必要なのかを示した。 日本各地の新聞社のコンテンツを電子書籍化するプロジェクト「ニューズブック」シリーズ第6弾。
  • これでいいのか東京都葛飾区
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化! 葛飾区とはどんな土地なのか。 昭和の「下町物語」の代表格ともいえる『男はつらいよ』や『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の舞台としては有名だが、 交通の便も悪く特に大きな繁華街もない。 そもそも、伝統的な「下町」の定義からすれば葛飾区は下町ではなく「郊外の農村」である。 それなのに、なぜか葛飾区には「下町」のイメージが存在している。 葛飾区という名前は有名でも、その中身はほとんど知られていないのが実情だ。 どうにもとらえどころのない「ビミョー」な土地なのだ。 本書は、そんな葛飾区がどのようにして、この「ビミョー」な地域性を持つに至ったのか、葛飾区民とは一体いかなる人々なのかを研究した一冊だ。 どうにも変化から取り残された観のある葛飾区。 その実態と問題点を解き明かしていこう。
  • これでいいのか東京都足立区
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化! 東京23区の中で妙に「浮いた」存在が足立区だ。 足立区の悪評は枚挙に暇がない。「足立区は東京最大の貧困地域」「東京最悪のヤンキー地帯」「足立ナンバーの車は運転マナーが最低」などなど。 しかし、これは本当なのか、真実なのか。 実際、現在の足立区はこうした悪評を払拭しつつある。 つくばエクスプレス、日暮里・舎人ライナーの開業で、長年足立区を苦しめていた「交通不毛」は解消しつつある。 これにより、マンションの建設ラッシュが発生し、人口は急増中だ。 本書は、21世紀に入り、急激な変化を遂げつつある足立区で、何が変わり、何が変わっていないのか。 足立区の今と未来、そしてそこに住む人々の姿を探っていく。
  • キモコワな彼女~母性のない女~
    完結
    -
    実体験をコミック化した問題提起作品を人気のまるいぴよこがお届けします。表題作「キモコワな彼女~母性のない女~」では、いい年齢をした大人なのに享楽的にしか生きられない、気持ち悪い女が登場! 精神も未熟! 母性もゼロ! 職場で浮きまくりの彼女は、家では子供を虐待している気配もあって…!? このほか、主婦のアルコール依存症の恐怖を描いた「危険な水」、家族計画に協力しないヤリたがり夫と結婚したばかりに子だくさんとなった主婦の苦悩を描いた「幸せ? プチ大家族」、結婚した夫の実家の宗教によって迫害される衝撃の体験「神様の家」、DV夫の命令で我が子を当たり屋にする母親目撃談の「ずる暮らし」など、まるい節が全開の5作品を収録。 ※「キモコワな彼女~母性のない女~」は「キモコワな彼女」を改題したものです。重複購入にご注意ください。
  • 徳島発幸せここに 第1巻 若い力を惹き付ける地方の挑戦
    -
    田舎は時に人を感動させる。そんな価値が私たちの古里の至る所にあった。人口減少という転換期を迎えた日本が未来をどうデザインするのか。地方にそのヒントはある。そのメッセージをこのシリーズから伝えたい。「ニューズブック」シリーズ第5弾。
  • 母はハタチの夢を見る
    完結
    4.8
    全1巻550円 (税込)
    しっかり者の母の、度重なるうっかりミスに違和感を覚えた良介。年始に家族を連れて帰省すると、母から「この方たちどなた?」と言われてしまい……!? 自分を20代だと思っている母。母の状態を認めない父。妻子を置いて母の面倒を見る息子。認知症をテーマに家族の在り方を鋭くコミカルに照らし出す人間ドラマ!!
  • これでいいのか福岡県北九州市
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化! 福岡県北九州市は文庫版地域批評シリーズの第10弾目です。 1963年、門司市・小倉市・戸畑市・八幡市・若松市という5つの市が合併して発足した北九州市は、2013年に市制50周年を迎えた歴史ある都市です。 ご近所のライバル・福岡市よりも先に政令指定都市になったという事実が語るように、その昔は九州で一番栄えた都市だったのですが、 今では「人口減が止まらない」という深刻な問題を抱えています。 「北九州がこのまま政令指定都市でいいのか」という声も囁かれている中、市民たちの団結力が求められていますが、合併当初から各区はまとまりがなく市全体の印象はどこかバラバラで、この先一体どうなってしまうのか解き明かしていきます。
  • これでいいのか福岡県福岡市
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化! 福岡県福岡市は文庫版地域批評シリーズの第9弾目です。 福岡市の勢いがとどまるところを知りません。 2015年の国勢調査で、人口の増加数と増加率が政令市でトップを記録(2010年との比較) 総人口は神戸を抜いて全国5位にランクアップし、ついに5大都市の仲間入りを果たしました。 どうして福岡にばかり人が集まるのでしょうか? 人が温かい、食べ物が美味い、娯楽が豊富、雇用の創出が進んでいるなどなど、魅力は多々あるけれど、 最大のポイントは、福岡が超の付く「コンパクトシティ」だということです。 都市機能が一定の圏内にギュッと集中しており、インフラも充実しているから、 働くのも遊ぶのも楽チンで、ものすごく暮らしやすいのです。 しかし、多くの人を受け入れる一方で、市内における過密と過疎の格差、渋滞だらけの道路事情といったマイナス面もまた露わになってきています。 本書では、加速度的な発展の裏でパンクしつつある福岡の実像を暴いていきます。
  • これでいいのか東京都大田区
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化! 大田区は文庫版地域批評シリーズの第8弾目となります。 東京23区で最も広い大田区ですが、その実態は案外謎に包まれている。 大田区といえば、有名なのは町工場に羽田空港、そして田園調布などの高級住宅街と何とも統一性がありません。 鉄道網は充実しているが、その使い勝手はイマイチだし、高級住宅街が有名なのに、商店街は安くて旨いリーズナブルさが自慢なのです。 空港があるのに国際色は異様に薄い。 人口は多いのに、量販店や駅ビルは少ない。 大田区とは、世間一般の「常識」から考えると明らかにおかしな発展の仕方をしている「ズレ」た街なのです。 しかし、同時にこの「ズレ」こそが大田区の魅力であり、住みやすさの根源でもあります。 本書は、そんな複雑な魅力を持つ大田区を豊富な取材とデータ分析で徹底的に調査。 その実態と問題点を解き明かすものです。
  • これでいいのか東京都板橋区
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化! 板橋区はマイナーだと言われています。 東京23区でも有数の「特徴のない地味な土地」であるためです。 そもそも東京に板橋という街があることを知らない人も多いぐらいです。 特徴を探ってみると、生活保護者数が多く治安が悪い……。 鉄道駅は多いのに、複数路線が乗り入れるターミナル駅は皆無で各地が分断されている。 そんなデータばかり出てくるのが、板橋区です。 しかし、板橋区は都内でも有数の「住みやすい」街なのです。 強力な商店街は大資本の量販店よりさらに安く、そこら中病院だらけなので健康面でも安心。 近年ではマンション開発が進み「板橋価格」で新築の広い家に住める。 問題点も多いですが、同時に一種の「楽園都市」でもあるのが板橋なのです。 本書は、豊富なデータ分析と取材から、なぜ板橋区はこのように特殊な街となったのか、その謎を解き明かしていきます。
  • これでいいのか神奈川県相模原市
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化! 相模原市は、神奈川県の北部にあり、人口は約72万人。 2010年4月に、神奈川県3つめの政令指定都市となった街です。 そんな相模原市ですが、横浜や川崎に比べると、知名度は圧倒的に低いのが現実です。主要な産業、歴史名跡、名物なども、すぐには思い浮かびません。 また、政令指定都市として誕生した3区には、行政サービス・交通インフラ・経済格差などの大きな問題が、いまだに山積しているのが現状です。 本当に、相模原市は政令指定都市としてふさわしい街なのか? その真の姿を、様々なデータの調査と、地道な現地取材を基に、徹底的に検証していきます。
  • これでいいのか神奈川県川崎市
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化! 川崎市は、神奈川県の北東部に位置する、人口約170万人の政令指定都市です。 読者の皆さんは、「川コン」という言葉をご存知でしょうか? 「川コン」とは、ずばり川崎コンプレックスのこと。 川崎市民たちが抱く、おらが街への様々な負のイメージを「川コン」と呼ぶのです。 どんなに街の再開発が進んでも、危ない・汚い・怖いという川崎のイメージが、完全に消えることはありません。 しかし、東京と横浜という巨大都市に挟まれた川崎市は、交通インフラ・行政・文化・経済などの面で、関東を代表する都市のひとつであることは間違いないのです。 そんな川崎市の、現状は一体どうなっているのか? 多様なデータと現地取材を基に徹底検証します。
  • これでいいのか神奈川県横浜市
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化! 横浜市は神奈川県東部に位置する、日本の市町村では最多の、人口約370万人を誇る政令指定都市です。 神奈川県の県庁所在地でもあり、同県の政治・経済・文化の中心地として、多くの住民たちの生活の拠点となっており、現在も大規模な都市開発が進行中です。 今回は、そんな横浜市で暮らす住民を「東京型住民」と「横浜型住民」に分類し、交通インフラ・住宅環境・経済活動などの様々な側面から、双方の住民の暮らしを比較検証しております。 さらに、東京型住民の悲哀や横浜型住民が抱く地元へのプライドを通して、両者の間に立ちはだかる大きな壁と、生活スタイルの違いも徹底調査。 巨大都市・横浜市を、これまでとは少し違う角度で解説! さらに、現在も大規模な都市開発が進む、横浜駅周辺の取材も徹底的に行いました!
  • 児童養護施設の子どもたち1~哀しみの現実~
    完結
    3.5
    全2巻550円 (税込)
    私は生まれちゃいけなかったの? お母さんは私がキライ。小学校に上がった日も御馳走どころかごはんも出ずに、流しの生ごみをそっと口に入れた。身体を縛られ口をガムテープでふさがれた恵子ちゃんが生きるために必死にできたことは、母が縛り忘れた足で窓を突き破り外の世界に出ることだけだった――。与えられるべき愛情をもらえない子供たちが、地獄のような日々を送りながらも自分で生きていく希望を見出す。「児童虐待」をテーマにした社会派コミック。
  • 吉野マリ初期傑作読み切り集 純愛ラブ(1)
    完結
    -
    全5巻550円 (税込)
    佐理は転入早々、昔からの想い人、はとこの和臣に告白。でもやんわり拒否され大ショック! おまけに瑞樹という和臣の親友(男)も和臣に恋してるみたい!! 性格が太陽と月みたいに正反対の美形2人のあいだで佐理の心は揺れて……!? 奇妙な三角関係の行方は? 吉野マリ記念すべき初単行本。 ※この商品は、単行本「太陽と月のあいだで」に収録された内容と同じものです。ご注意ください。
  • 吉野マリ初期傑作読み切り集 禁断ラブ(1)
    完結
    2.3
    全4巻550円 (税込)
    「ドメスティック・バイオレンス」――愛する人が最大の"敵"になる!! あなたは、愛を囁きながらあたしを殴る。傷つける。DVの痛みと愛を描く衝撃作!! 普段は物静かだけれど、ささいなことで怒り出す彼・リュウジ。一途にリュウジを愛する美羽。ふたりの愛の行方は――!? ※この商品は、単行本「籠の鳥」に収録された内容と同じものです。ご注意ください。
  • これでいいのか東京都世田谷区
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化! 高級住宅街が立ち並び、セレブなイメージが強い世田谷区ですが、 もともとは江戸の農産地として開発され、関東大震災では被災者の移住先となり、高度成長期には多くの農地が宅地開発されたエリアです。 玉川地区や成城地区には著名人や金持ちが居住し、文化人が集まる下北沢や三軒茶屋、 ファッション性の高い二子玉川は憧れの街として多くの若者に支持され、それぞれが区の好感度を上げてきました。 しかし、世田谷区は、そもそも「高級」や「オシャレ」ではなかったのです。 ただ、そうした印象に捉われていたら、世田谷区の本質は見えてきません。本書は過去に2度、世田谷区を調査し、その実態を追いかけました。 世田谷区の高級幻想をぶち壊した上で、小田急線、東急各線、京王線、各沿線の街の特徴と住民を徹底分析。 それらを基にして、現状や新たな問題点を加筆しました。あらためて探った、世田谷区の真の姿を解き明かします。
  • これでいいのか東京都杉並区
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化! 東京23区で最高に「進歩的」な杉並区。 56万の人口を抱え、JR中央線は4駅、北部に西武新宿線、南部に京王井の頭線、青梅街道には地下鉄丸の内線が走る、東京の一大住宅地です。 関東大震災後から、多くの文化人や政治家が移り住んだ高級住宅地の伝統は、 今や駅や沿線ごとにそれぞれ個性的で、ワケのわからない変な人々が住む、面白すぎる地域へと昇華しました。 古着と音楽と風俗の街「高円寺」、七夕と演劇の「阿佐ヶ谷」、最大の街にして一番無個性な「荻窪」、 落ち着きがあって昼から酒ばかり飲んでいる「西荻窪」など、中央線4駅は、それぞれがまさに別世界。 私鉄に目を向けても、沿線別リッチ度で長年不動のトップを守る井の頭線や、 未来を夢見るビンボーな若者が住む西武新宿線など、地区ごとの住民の個性が対照的です。 本書は、恐るべき他民族地域といえる杉並区を、徹底的に研究します。
  • これでいいのか東京都練馬区
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化! 埼玉とのボーダーレス状態に加え、農業も盛んで都会感に乏しいといわれた練馬区ですが、 その自然豊かなところが魅力となり、今では「住みたいエリア」のひとつに数えられています。 緑溢れた閑静な環境は、練馬区の大きなセールスポイントでありますが、都市整備に関してはまだ途上です。 西武池袋線の高架化工事は44年間の歳月をかけて連続立体交差化が完了したものの、 都営大江戸線の延伸計画は遅々として進まず、土支田など区の北西部はいつまで経っても陸の孤島状態。 西武新宿線の開かずの踏切問題も解消のメドは立たず、巨大団地・光が丘では学校跡地の施設問題が片付いていません。 さらに、住宅の乱開発による無秩序な市街化も問題視されています。 こうした練馬区の「やりかけ・ツギハギ・計画倒れ」という特徴は、果たして永遠の課題なのか? 以前の練馬と最新の練馬の姿を通して、練馬区の本質を追究していきます。
  • おかあさんとごいっしょ(1)
    完結
    4.0
    全2巻550円 (税込)
    母が好き。だけど、ときどき息苦しい。――夫と娘がいる今日子(きょうこ)。独身で母と二人暮らしの加代(かよ)。シングルマザーの梨奈(りな)。他愛もない話をするいつもの女子会で、母のグチをこぼし始めた今日子。外から見ると、家庭的で気が利いて面倒見もいい理想の母。だが、娘としては思うところがある様子。話を聞いていた加代も、実は依存心の強い母を重荷に感じていて……? 近いからこそ距離感がわからなくなる母と娘の人間ドラマ!!
  • こころ(1)
    完結
    3.8
    友達がほしい! その思いから「万引き」は始まった!! 憧れのお嬢さま高校に入学したが友達ができずに落ち込んでいためぐみは、偶然声をかけてくれた同級生に化粧品がタダで手に入るとウソをついてしまう。お金がなく店頭で悩むめぐみの前に差し出されたものは!?
  • なぜあの人は、仕事中だけ「うつ」になるのか
    3.0
    職場において心の病で休職する人たちが増えている。その年齢層は、三〇代が約六割。彼らの特徴は、学歴は高く、まじめだが、やや自己中心的。そして、仕事以外の趣味には精力的で、休職中にパラセーリングの免許を取るために海外に出かけた人もいたという。この症状は、果たして病気なのか?本書では、時代の空気を鋭く読み解くことで定評のある精神科医が、急増中の「新型うつ」を分析する。著者がこの「フシギなうつ病」に気づいたのは十年ほど前であり、「30代うつ」と名づけた。それまでに多かった中年以降のうつ病と比べて、「私生活では元気」という特徴が顕著なのだ。なぜこのような現象が生まれたのか。それは今の三十代は、晩婚化、ニートなどの広がりとともにアイデンティティが育ちにくかったことも要因なのではないのか。数々の症例をふまえて、彼らへの対応や治療のあり方についても解説した注目の書。

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  • だから日本は世界から尊敬される(小学館新書)
    3.5
    駐日大使の「トップ」が語る日本論。  滞在歴約40年、駐日外交団長となって3年となる著者は、日本人以上に日本への造詣が深い。敬虔なクリスチャンでありながらも神道の素晴らしさに魅せられ、母国・サンマリノ共和国にヨーロッパ初の神社本庁公認神社が建立されたことを心底喜ぶ。靖国神社を愛し、各国駐日大使に世間で蔓延る「靖国」への誤解をしないよう講演するなど各地で積極的に活動している。  外交団長として天皇皇后両陛下へ拝謁する機会も多く、その大御心に触れるたびに感動させられると言い切る。2011年から毎年12月の天皇誕生日「茶会の儀」では各国大使の代表として祝賀スピーチも行っているが、毎回当日は緊張で震えるほどだという。何度か陛下とはご陪食を賜ったこともあるが、そこで見た両陛下の素晴らしいお心づかいも初披露する。  日本人が忘れかけている日本の文化を外国人の目からあらためて紹介して、もっと自信を持つように諭す。そしてはるか昔、歴史的な偉業を達しながらもあまり光が当てられてこなかった遣欧少年使節たちへの思いを熱く語る。  米国オバマ大統領との宮中晩餐会でのエピソード、そして緊迫する対中国、韓国関係にも言及。日本の役割を披露する。
  • 中国人が選んだワースト中国人番付-やはり紅い中国は腐敗で滅ぶ-(小学館新書)
    4.7
    「中国人民よ、専制は必ず滅亡する!」 安倍総理の靖国参拝で、「日中関係はこれまでにないほど悪化した」と言われている。しかし、2013年暮れの靖国参拝でも尖閣国有化1周年、満州事変記念日にも反日デモは起きなかった。いや、習近平政権は反日デモを起こせなかったのだ。なぜか。中国共産党、高官の腐敗は凄まじく、一党独裁が生んだ貧富の格差は、日本人の想像を絶する。 「中国人民は今もなお専制という悪魔の爪の下で苦しみ、もがいている。しかし希望を捨ててはいけない。君知らずや、建国以来どれだけ多くの英雄が人民の自由のために強権を恐れず不屈の魂で命を賭して戦ったかを!人民はいま目覚め、悪魔は怯えている。専制は必ず滅亡する!」――14年元日、ネットにこうした前文に続いて「クズ中国人番付」がアップされ、瞬く間に消されたが、グーグル香港に転載され一気に広まった。中国人が選んだ「クズ集団」と「クズ中国人」番付には庶民の怒りと心情が反映されている。その中身とは。 習近平が恐れる「6億の網民(ネットユーザー)」と国民の怒りが沸点に達したとき」“紅い中国”は滅ぶ。
  • いのちと放射能
    4.1
    私たちは原子力に頼っていて本当によいのか。なぜ放射性物質による汚染は恐ろしいのか。放射能によって癌や突然変異が引き起こされる仕組み、大人より子どもに影響が大きい理由を、生命科学者がわかりやすく解説します。それでも核燃料サイクルへの道を突き進む行政のありかたと、命を受け継ぐ私たちの自覚を問う。
  • なぜ「反日韓国に未来はない」のか(小学館新書)
    4.4
    関係最悪化の責任は朴槿恵大統領にある! 朴槿恵大統領になってますます反日が加速している。反日なら人権も法律も、条約も歴史的事実さえも無視して良い、と言わんばかりだ。こうした韓国の反日を批判してきた著者を、韓国政府は入国拒否にした。これは明らかな、先進国ならあってはならない「言論の自由を否定する行為」だが、韓国内からは全くそうした批判が起きなかった。ここに韓国の病巣がある。さらに国内にあふれる反日を世界に拡散しようとしている韓国。彼らの反日はどのように形成され、肥大し、どこまで暴走するのか。この非理性的な反日の精神構造は韓国自身に悪影響を与えていないか? 日本はこうした韓国とどう付き合えば良いのか。人権を無視した祖国の仕打ちにもめげない著者渾身の韓国論。
  • やさしさの宝石箱
    完結
    5.0
    全1巻550円 (税込)
    兵庫県西宮――この街で千津子(ちづこ)と恭介(きょうすけ)の結婚生活は始まった。温かい人たちに囲まれ、ずっと幸せな毎日が続くと思っていた。待望の妊娠がわかり、2人して喜び合ったのもつかの間……。震度7、阪神大震災の激震が2人を襲った――!! 深い愛に包まれる表題作を含む、実話に基づいた2作品を収録! 本当にあった感動ラブストーリー!
  • そして、メディアは日本を戦争に導いた
    4.1
    昭和史の大家ふたりが、破局に突き進んだ「昭和の大転換期の真相」を明らかにした対談。タブー視され部分的にしか語られることのなかったジャーナリズムと国民自身の戦争責任について、真正面から取り上げている。そして昭和の歴史を振り返るだけでなく、時代状況が驚くほど似てきた現在へ警鐘を鳴らす。 昭和初期、新聞は軍部の圧力に屈したのではなく、部数拡大のため自ら戦争を煽(あお)った。日露戦争時の「戦争に協力すると新聞が売れる」という教訓にしたがい、先頭に立って太鼓を鳴らし、日本を戦争へ導いたのである。しばらくは軍部に抵抗していた雑誌ジャーナリズムも同様の道をたどることとなった。 国民の側も、5.15事件はじめテロを「義挙」として賞賛し、国連脱退を熱狂的に支持するなど、ひとりよがりな「正義」にとりつかれ冷静さを失っていった。言論人、文化人も狂騒状態に陥り、国際的孤立を歓迎した。ジャーナリズムのミスリードから、付和雷同しやすい民族性もあり、国民全体がなだれをうって破局への道を選択したのである。 当時のこうした時代状況に、“現在”は驚くほど似ている。近現代史の「四〇年周期説」(37ページ)でいっても現在は、昭和初期に当たる。憲法改正の動き、ヘイトスピーチなどに見られる右傾化、新たな形での言論弾圧・テロなど、危険な兆候も増えてきた。にもかかわらず、あまりにも歴史を知らず危機感のないジャーナリストはじめ国民に対して、いちばん大事な「昭和史の教訓」をわかりやすく説いたのが本書である。
  • こうすれば日本はもの凄い経済大国になる 安倍内閣と黒田日銀への期待と不安(小学館101新書)
    3.5
    アベノミクスを本当に成功させるための提言。 安倍政権の成立にともない、株価は急上昇し為替相場も円安に振れ、日本経済に活気が出てきた。日本銀行には黒田総裁・岩田副総裁が乗り込み、評価すべき政策が始まった。このままアベノミクスの「3本の矢」で日本は順調に復活していくのか。不安要因はないのか。 15年前から一貫してデフレ脱却、日銀・財務省改革を訴え続けてきた著者は、アベノミクスは「1.5本の矢」で進め、と強調する。アベノミクスで最大の必要要素は金融政策だ。はっきり言えば正しい金融政策だけで経済は順調に回復する。老朽化したインフラの補修など、必要な財政支出はもちろんやるべきだ。しかしこれは0.5本の矢である。残りの、不必要な財政政策や成長戦略には政治家や官僚の利権の臭いが漂う。さらに、デフレ体質に固まった日銀を新執行部はこのままコントロールできるのか。白川総裁退任直前に行われた駆け込み人事は何を意味するのか。 ようやく正しい方向に進み始めた日本経済を著者が鋭く分析し、不安要因を指摘するとともに日本経済大躍進への方策を説く。
  • 原発文化人50人斬り
    4.0
    1巻550円 (税込)
    原発安全神話を捏造してきたのは誰か。政官財、メディアと御用学者とタレント文化人―原発翼賛体制のすべてを暴き、フクシマの惨事を招いた者たちを怒りをこめて告発する。
  • ラジオ福島の300日
    4.0
    すべての、被災した県民と、共にあるために――東日本大震災発災から350時間14分の、自ら収入を断つことに他ならないCMカット連続生放送。 社の存続さえ危ぶまれるなか、ラジオ福島はインターネットとの連動型災害放送で県内外、海外へも声を届け、多大な支持を集めた。 放射能への不安を胸底にかかえながら、誰に何をどう伝えるべきかに苦悩し奔走して、ラジオの新たな地平を示した、 社員55人、中継車2台の小さな放送局の、2011年3日11日から1年間の闘い。
  • 日の丸家電の命運 パナソニック、ソニー、シャープは再生するか(小学館101新書)
    4.0
    家電メーカー各社の復活へのカギを探る! 家電メーカー各社の2013年3月期決算が注目を集めている。過去最大の赤字見通しを発表したシャープ、2年で1兆5000億円を失ったパナソニック、黒字予測ではあるものの、本業である電機部門では大幅な赤字となるソニー。いずれも世界を席巻していた日本を代表するメーカーだ。アナログからデジタルへと移行する中で製品はコモディティ化され、新興国製品との差はなくなり、価格競争に破れ新興国企業の後塵を拝している状態だ。一時は倒産寸前とまでいわれたアップルが故スティーブ・ジョブスによって鮮やかに蘇ったように日本の家電各社もかつての栄光を取り戻せるのか。そのためには必要なものがある。それはイノベーションであり、マーケティング力である。そして、何よりも経営者の力だ。これまで家電各社はデジタル化の本質を理解せずに、無駄な投資を続けてきた。これまでの成功体験にとらわれることなく、新たな一歩が踏み出せるか。家電メーカーとは好対照に堅調な重電系メーカー各社の戦略なども踏まえた上で、それぞれの企業が生き残るための秘策を明らかにする。

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  • 市長 遠山京香 1
    完結
    4.5
    全11巻550~561円 (税込)
    環境、福祉、医療…。様々な問題を抱える300万人都市・華浜市。新市長となった推理作家・遠山京香が、卓越な行動力を武器に、硬直化した行政にメスを入れる!!自転車の転倒事故が連続する住宅街。マスコミは道路行政の不手際を指摘するが、京香は事件の影を見出して…!?
  • 非行少年 ~家裁調査官・I~
    完結
    -
    非行に走ることでしか、社会や大人への不安や不信を表現できない少年たち。もしかしたら、加害者である少年たちもこの世の被害者なのでは……!?彼らの心の闇に、新米家裁調査官・愛は真正面から立ち向かう!!第1話/強盗致傷事件:マサキ、第2話/援助交際:真帆、第3話/大麻を吸引:祐樹、第4話/恐喝と暴行の共犯:リンカ。
  • そうだったのか! アメリカ
    3.9
    「私はアメリカが嫌いです。私はアメリカが大好きです。そんな矛盾した気持ちに、どう折り合いをつければいいのか。そんなことを考えながら、この本を書きました」――ジャーナリスト池上彰が、自身あこがれと反発をいだく国、アメリカの歴史と現状を、独自の9つの視点からわかりやすく解説する。超大国アメリカを知るための教科書決定版。「オバマ以降のアメリカ」を大幅加筆。
  • リミット(1)
    無料あり
    3.6
    チカラを抜いて、空気を読んで。あたしは上手に生きていく。そう思ってた、あの日までは――。姫澤(ひめざわ)さくらを頂点とするクラスの中心グループに属し、強者として過ごしていた、今野(こんの)。だが交流キャンプに向かうときに起きたある「出来事」から状況は大きく変わっていき――!? 『ライフ』のすえのぶけいこが放つ、新たなる衝撃!
  • MBA老師が喝破する 仏教ビジネスのからくり
    3.7
    宗教法人法の非課税特権が生む“埋蔵金”。日本人の宗教心を骨抜きにした寺檀家制。人びとの宗教への無関心が「仏教ビジネス」を肥え太らせる。葬式、戒名、墓地……飛び交うマネー、「知らぬが仏」の遺族に、「地獄の沙汰もカネしだい」の無信心……。MBAの資格をもつ老師が「仏教ビジネス」に喝!

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  • とびら
    完結
    3.3
    自殺したいと思ったこと、ありますか? 家にも学校にも居場所がみつからない。無気力なマナツに希望を与えたのは、「自殺という選択」だった!! 目標や希望なんて言葉とは無縁の無気力な毎日――。そんなとき、リストカットを繰り返す少女と出会った。その出会いは、マナツに自殺という“人生の選択”を与えた――。自殺願望者の心の闇を描いたタイトル作品のほか、援助交際をテーマにした「あやまち」を収録!!
  • であい(1)
    完結
    3.5
    出会い系サイト。一度やったら やめられない!! オヤジとデートで1万円。パンツを売ったら1万円。出会い系サイトで知りあったオヤジからお金をもらう。高校生のリカとシュウは、用心棒役のナナセ、カジと組んで、こづかい稼ぎのためのチーム・ピースを結成した。スケベオヤジから金をせしめ、順風満帆のチームだったが!? 出会い系サイトの甘く危険な世界を描く、問題提起作!!
  • うわさ
    完結
    3.4
    わたしをどこまで追いつめれば気がすむの!! それは、まなみがつきあっていたブンちゃんに別れを切りだした直後からはじまった。無言電話やイヤガラセ、最初は無視したまなみだが、元彼のストーカー行為は執拗にエスカレートして……。多発する卑劣なストーカー事件の真実を暴く問題提起作品。他、いじめの恐ろしい連鎖をテーマにした読み切り「さけび」を収録。
  • 恋と愛(1)
    完結
    4.7
    高校中退、家出、ドラッグ、彼からのDV……。そんな人生をやり直すことにした17歳の愛(あい)は、無口だけど優しい天白(てんぱく)と仲よくなりますが、怪しげな手品師・イサヤが現れて……? 不良少女だった愛が出会った怪しいイケメン手品師と草食系の王子様。愛の恋、始まりの予感!? ちょっと危険で魅力的な男がいっぱいの真崎総子ワールド全開!!
  • 未来への手紙
    完結
    5.0
    普通に彼がいて、普通に幸せだった、16歳の夏――。そんなとき、私は妊娠した。うれしかった。産みたいと思った。なのに、彼が私にかけた言葉は、「おろせよ」。……どうして!? 中絶・虐待・中退――真実がゆえの迫力の物語。10代の女の子の“今”をリアルに描く、感動ラブストーリー傑作集!!
  • ハッピー・トゥモロー
    完結
    2.3
    きっと明日は、今日よりずっとすばらしい。――入学式の次の日からたった3日間休んだだけで、クラスには女子の“グループ”ができていた。みんなと“友達”になるために、少女は思い切って“グループ”の輪に飛び込む。しかし、そこに待ち受けていたのは“友達”という名を借りた柵(しがらみ)と、理不尽な仕打ちだった!! すえのぶけいこが現代社会に投げ掛けた衝撃の問題作「ビタミン」「ライフ」の原点!!
  • ライフ(1)
    無料あり
    3.6
    中学3年生の椎葉歩(しいばあゆむ)は、成績が良くて頼りになる親友のしーちゃんと同じ高校に入るために、二人で勉強するが……。――ただ生きてるだけのつまらない毎日。友情、あこがれ、ねたみ、ケイベツ。心と身体を切り裂く衝撃作!!
  • 少女A-SEX・ドラッグ・池袋-
    完結
    5.0
    欲しいものを手に入れるためがむしゃらになり、結果、何もかも失ってしまった――。家出少女、古谷日向子(ふるや・ひなこ)が池袋で出会ったのは、ドラッグ、セックス、そしてゆがんだ愛。あまりに危険すぎる毎日を疾走する彼らにやがて訪れる結末とは――!? 淋しく弱い心を紛らわすため、ドラッグに溺れる若者たちの日常を描いた、衝撃作!
  • ビタミン
    完結
    4.4
    ごく普通の中学生・沙和子(さわこ)は、ある日、ひとけのない学校の一室で彼氏の光太(こうた)にセックスを強要されているのをクラスメイトに目撃されてしまう。そのことから沙和子の日常は地獄に変わる……!! 心を刺すリアル! 今、わたしをいじめているのは、昨日までの友だち――。魂を揺さぶる衝撃の問題作!! 人はビタミンがないと生きていけない。 あなたのビタミンは、なんですか――?
  • いたみ
    完結
    3.7
    「いじめ」「校則」「体罰」「援助交際」。その言葉の意味を、重みを、改めて感じて下さい――。援助のセックスも、恋愛のセックスも、たいして変わりはない……。同じ「ヤル」ならお金をもらえるセックスがいい!! (「いたみ」)/体罰に立ち向かっていった親友が自殺!! 助けられなかった私は、命をかけて体罰教師が起こした悲劇を糾弾する!! (「ゆがみ」)/入ってしまったいじめのスイッチを止めるには!? (「あした」)/ももち麗子が贈る渾身の短編集!!
  • 日本の真実-産業編-(大前研一通信デジタルEditon)
    -
    近年多発している日本企業が引き起こす不祥事の数々。訪問介護大手・コムスンの介護報酬不正請求事件、空の安全を脅かすトラブルが続いたJAL、ミートホープによる偽装牛ミンチ事件、期限切れ原材料の使用など杜撰な品質管理が発覚した不二家。その根本的な問題として大前は「企業体質」を挙げている。しかし、長年染み付いた体質の転換は非常に難しい。再生の為のキーワードを、JAL・不二家・コムスンの実例を交えながら分かりやすく解説。

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  • 毒――風聞・田中正造
    -
    日本初・最大の公害事件、足尾鉱毒事件。自らの家族の根をその地にもつ著者が、田中正造と農民たちの生と死を描き尽くした宿命のライフワーク。各紙誌絶賛!

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  • わたしのからだ わたしのねだん
    完結
    -
    「自分の体に自分で値段をつけるのがなんで悪いの?」家族の愛に恵まれず、優等生を演じている麻衣は、寂しさを紛らすために援助交際を始めた。最愛の人、武笠(むかさ)に出会えたから援助交際をやめることが出来た。でも、最後の相手がまさか……!! この罪は一生消えないの? リアルに援助交際を描いた感動の問題提起作180ページ!!
  • なみだ
    完結
    4.0
    女子高に巣くうセクハラ教師との闘いを描く、問題提起シリーズ、第5弾――!! テニスでインターハイに出場したい!! そんなひたむきな夢を追いかけ、部活の練習に励む高2の鈴木チカ。けれど、顧問の東堂の度重なる下ネタ発言や極端なスキンシップに悩まされることになってしまう!! エスカレートしていく東堂の行為を学校側に訴えたチカだったが……!? 100人中1人でも嫌だと感じたら、それはセクハラ――。この卑劣な教師は、ぜったい許さない!!
  • ガラスの回廊
    完結
    -
    全1巻550円 (税込)
    カード破産!! パソコン不倫!! 淋しさ、そして孤独感――。そんな心のすきまを狙って、張り巡ぐらされた現代の甘い罠を描く!!
  • ×一物語(1)
    完結
    4.1
    全9巻550円 (税込)
    ×一(バツイチ)のみさき。社内恋愛で結ばれた元夫と別れた現在、付き合っている彼は彼女が異動した部署の同僚・田所だった。でも彼には家庭があり、不倫への恋へと導かれていた――。さまざまな夫婦のカタチが今、まさに壊れようとしている……!!
  • アモ・カン・マンジャ 恋、それも猪突猛進な 1
    完結
    -
    全1巻561円 (税込)
    女のよろこびも恋も知らずに35歳になったさば子。「このままじゃセクハラ工場長にもてあそばれるか、死ぬまで処女…!?」とあせり、美男オペラ歌手・了(りょう)を拉致して初体験しようとするが、彼はイタリア仕込みのオレ様男で…?表題作ほか、一夜の過ちから始まる超ロマンチック(?)体験「ロマ男にカ・ン・パ・イ」、女を捨てた養護教師vs.フェロモン高校生「でぶリン!」など、心とカラダが弾けるラブコメ傑作集!
  • なぜ、詐欺師の話に耳を傾けてしまうのか?
    3.5
    巷をにぎわす詐欺事件のなかには、「なぜ、こんなものに引っかかってしまったのか?」というものが多くある。騙された内容を聞くと、常識はずれの高配当を謳った投資話であったり、架空の事故の示談金と称して数百万円を振り込ませたりと、いかにも怪しい話がほとんどである。 それでは、なぜ、被害にあった人はそんな詐欺師たちのホラ話を信じてしまったのか? そこには、真っ赤な偽物を本物に仕立て上げる、詐欺師の驚くべき人心掌握術があったのだ。 キャッチセールス評論家として、詐欺集団や悪徳商法団体に数々の潜入取材を試みてきた著者が目の当たりにした、詐欺師のテクニックの数々。本書はそれらを1冊にまとめたものである。

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  • そこをなんとか 1巻
    完結
    4.1
    全15巻570~610円 (税込)
    弁護士は儲かる!そんな思い込みで、成績ギリギリで弁護士になった改世楽子(かいせらくこ)。しかしその年、司法試験には大量の合格者が…。就職にあぶれた楽子(らっこ)はどうにか零細事務所に押しかけ就職!そこにはいやみで出来る先輩弁護士・東海林がいて!?新米弁護士・楽子の奮闘記!!
  • 理不尽のみかた 1巻
    4.0
    1巻570円 (税込)
    検察審査会の事務官・縁(えん)は、理不尽だと訴えてくる「お客」から怒りをぶつけられる毎日。そんな日々も、夫から勝手に別れを告げられた過去も、流して呑み込んできた。が、ある日、隣に日本オタクのイギリス人が越してきて、何かが変わり始める…! 笑いあり、涙ありで、心のデトックスができる!と評判の、非リア充たちのヒューマン・コメディ。
  • 学力と階層
    3.8
    学力低下問題の第一人者として知られ、今秋からオックスフォード大学の教授になった著者が「学力と階層」「教育の綻び」について書いたものを、系統立ててまとめた本格的な教育論。学力の階層差は拡大したか、ゆとり教育は何をもたらしたか、学力低下の本質を探る、教師たちを追い詰める教育改革、フリーターに脱出口はあるか、教育の綻びを修正するための施策、など。

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  • ツーリング・エクスプレス 1巻
    完結
    4.3
    全14巻580~689円 (税込)
    ICPOパリ本部の刑事シャルルが知りあった謎の男・ディーンの正体は超一流の殺し屋。彼の周りに起こる数々の事件に不本意ながらも巻き込まれるうちに、シャルルはディーンに惹かれていく…。
  • 日本的精神の可能性 この国は沈んだままでは終わらない!
    4.0
    いま日本は、バブル経済の崩壊以降、深刻な不況に悩まされ続けている。低迷し続ける株価、高まる失業率、一向に進まぬ構造改革……。それに追い打ちをかけるように、アメリカ発の、公平を前提とした世界標準の波に翻弄され、お家芸の「もの作り」でも、背後からひたひたとアジア諸国の追い上げの足音が聞こえてきている状況だ。しかし本書のなかで著者は、自信を喪失しかけた日本と日本人に、熱いエールを送る。その基になっているものこそ、日本人自身も気づかずにいる「非利己的な精神」であるという。それを具体的に言えば、オリジナルを上手く取り入れ、オリジナル以上の新たなモノや文化を創り出す力であり、主語を省いても意思疎通が出来る言語であり、「正しく生きる」ことより「美しく生きる」ことに価値を見出す精神などであるという。本書は、この「日本的精神」を検証しつつ、日本再生の道を提唱する、瀬戸際に立つ日本人へのエールの書である。

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  • ニッポン貧困最前線 ケースワーカーと呼ばれる人々
    4.2
    格差社会と言われる前から、低く深いところで「見えない貧困」は渦巻いていた。生活保護の第一線に立つのは、地方自治体のケースワーカーだ。政府からは予算を削られ、マスコミには不正受給/不適切な対応と叩かれる狭間で、彼らは貧困層とじかに向き合ってきた。都内のK福祉事務所、札幌の母親餓死事件の真相、炭坑閉山から親子代々の受給も目立つ福岡・田川のケース。矛盾を抱えながら、必死に制度を機能させてきたケースワーカーの生々しい現場を紹介する。
  • だから君だけ、目を閉じて~彼女の遺書と君の嘘~ (1)
    完結
    2.0
    友人に囲まれ、同級生に恋をして、平穏な高校生活を送る春川陽奈。 しかしある日、見ず知らずの同級生が自殺する。 そして、その同級生の遺書には陽奈の名前が... 「人殺し」の汚名を返上するため、陽奈は同級生の自殺の謎に迫る。 「エブリスタ」の人気小説が原作、衝撃の学園サスペンス開幕!
  • 奴隷嫁 1巻
    完結
    -
    理不尽な要求…執拗な嫌がらせ…この呪縛からいつ解放されるのか――あの人が死ぬまで? 夫の急な転勤を機に、義両親と同居することになった美恵子。そんな美恵子を待っていたのは、鬼姑に【奴隷】として働かされる毎日だった!夫の為を思い、なんとか耐え忍んでいたが唯一の味方である舅までをも不幸が襲う。数々の嫁姑作品を描いた川島れいこがおくる、鬼姑と奴隷嫁の行く末を見逃すな!!
  • 三国恋戦記~江東の花嫁~ 1巻
    完結
    4.0
    君主と参謀、どちらを選ぶ? 不思議な本の力で、三国志に似た世界に来てしまった女子高生・花(はな)は、南の勢力・仲謀(ちゅうぼう)軍に身を置く事になる。俺様君主・仲謀や司令官・公瑾(こうきん)の元で、戦に身を投じてゆく中で…?
  • いのちの現場から 2012 医療・介護・震災
    -
    東日本大震災、そして原発事故は今も被災地に大きな爪痕を残している――。丹念な取材を通じて、被災地の医療と介護福祉、子育ての実態をありありと描き出した著者渾身のルポルタージュ。また、医療現場の過酷な実態や、出生前診断問題、iPS細胞にまつわる報道から「いのち」のあり方を考える。 ※この電子書籍は、月刊誌『Voice』の連載記事をまとめ、加筆修正したものです。

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  • いのちの現場から 2011 医療・介護・震災
    -
    2011年3月――東日本大震災は新たな医療問題を生むと同時に、「いのち」とどう向き合うべきかという命題を私たちに投げかけた。一般にはあまり報道されない被災地医療や被災者ケアの真実をはじめ、介護、臓器移植、遺伝カウセリングまで、気鋭のノンフィクションライターが「いのちの現場」を克明に映しだす。 ※この電子書籍は、月刊誌『Voice』の連載記事をまとめ、加筆修正したものです。

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  • 脱「スポーツ貧国・ニッポン」
    -
    メダル至上主義、メジャースポーツばかりのニュース、多様なスポーツを楽しむ場所や習慣の無さ……世界の舞台で華々しく活躍する日本人選手が年々増加するなかで、果たして日本のスポーツを取り巻く環境は成熟していると言えるだろうか? フリーのスポーツライターとして世界各地で観戦取材してきた著者が熱い筆致で綴った現代スポーツ論。 ※この電子書籍は、月刊誌『Voice』の連載記事をまとめたものです。

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  • LP ~ライフ・パートナー~ 3番目の配偶者 1
    完結
    4.0
    全3巻627~710円 (税込)
    誰にも訪れる最期の時。その瞬間を、あなたは誰に看取られ、迎えたいですか―? 東京で美容室を営むミチルに、一本の電話が。「お父さんが倒れた」―故郷の母からの知らせに駆けつけると、目の前に現れたのは若い時の父にそっくりのAI(人工知能)だった。
  • もうひとつの核なき世界
    4.0
    原爆、帰還兵、原発。核をめぐる真実のルポ。  2011年3月。福島第一原発事故により、それまで原発依存の生活を送ってきた日本人は、改めて生活のあり方を問われるようになった。事故から3年以上経つ現在も、故郷に帰れない人々がたくさんいるという現実。それほど、「放射能汚染」の被害が甚大であることを、私たちは日々実感させられている。  本書は、2009年のオバマ大統領の「核なき世界」という演説に端を発した「核」をめぐるルポルタージュ。この演説後もアメリカ政府が年々核兵器関連予算を拡大していること。劣化ウラン弾による被曝の後遺症に悩まされながらも、何の補償も与えられないどころかその声すら無視される帰還兵たちの存在。戦争勃発以降、イラクで増え続けるがん患者や先天性障害児。そして唯一の被爆国として、広島・長崎を中心に反核メッセージを世界に発信し続けながらも、原発輸出に力を入れ続けてきた日本。それらの現実を、著者は丹念に取材しながら、「核」とはいったい何を指すのか、その根本からを考え直すべきだと訴える。  文庫化にあたり、原発事故を経た現在の視点で、著者が新たなメッセージを加筆。いまこそ日本人が読むべき、真実のルポ。
  • ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ
    4.7
    伝えたい少年原爆体験記。11歳のヒロシマ。  広島に原爆が落とされたのは、1945年8月6日でした。11歳の米澤鐡志さんは、爆心から750メートルの電車内で母親と一緒に被爆します。母親は9月に亡くなり、母乳を飲んでいた1歳の妹は10月に亡くなります。  この本は、米澤少年の目で見た、8月6日その日のことと、その後何が起こったか、という記録です。  ブラウスが突然発火して、体が焼け始める女性、皮膚が布地のように垂れ下がって、幽霊のように見えた人たち、防火水槽に飛び込んで亡くなっている赤ちゃんを抱いた女性、川を流れていくたくさんの死体。  11歳の少年が見た光景を、読者も知ることになります。  「どんなにつらい記憶でも、知らないよりは知ったほうがいいと私は思います。本書は読むのも苦しい内容ですが、きっと未来のための知恵を与えてくれるでしょう」(京都大学原子炉実験所 小出裕章さんによる「はじめに」より)。  原爆や核についてお子さんと考えるとき、最適の1冊です。
  • 遺書、公開。 1巻【デジタル限定特装版】
    完結
    4.5
    【クラス全員、真っ黒。ドス黒エンタメミステリー!!】 灰嶺中学2年D組は新学期に「2-D序列」と題したクラス全員の序列が記してあるメールが届く。しかし、“序列1位”の姫山椿はクラスの不穏な空気を打ち破る。姫山のおかげで普通のクラスになったかと思われた11月──。姫山が校内で自殺してしまう…。葬儀の帰りに教室に戻ったクラスメイト達の机に姫山椿から「遺書」が置かれていた! 死者からの「遺書」を巡り2年D組の闇が暴かれる!? ※本商品は、デジタル版限定カバーのデザインを表紙・特典に収録した特装版です。 (C)2018 Toutarou Minami
  • 霞が関から日本を変える
    4.0
    改革派若手官僚集団が緊急執筆。公務員制度改革、地方分権、震災復興…etc.若手官僚がいま考えていること。 ■CONTENTS 【第1章】すべての公務員は全体の奉仕者である―池田真(国土交通省)/【第2章】政治家がリーダーシップを最大限発揮できる仕組みとは?―福嶋慶三(尼崎市理事、環境省から出向中)/【第3章】日本におけるオープンガバメントの推進―竹内帆高(国土交通省)/【第4章】国民のために官僚の能力を100%使わせるには?―竹谷理志(環境省、ドイツにある国連機関に出向中)【第5章】地域からこの国のかたちを変える!―小紫雅史(生駒市副市長、元環境省)/【第6章】 東日本大震災から復興するには?―久保田崇(陸前高田市副市長、内閣府から出向中)/【第7章】それでも僕らは「霞が関」を信じている―中村隆之(文部科学省) ※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
  • 若者を殺すのは誰か?
    3.9
    年金や医療・介護に加え、国の借金も含めた社会保障等の世代間格差は、30代と60代で6077万円! 若者に押しつけられたツケは重くなるばかり。日本に残された時間はもう短い。

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  • 「ゼロリスク社会」の罠~「怖い」が判断を狂わせる~
    4.0
    現代の我々を襲うリスクは、歴史や経験からは教訓を引き出せないものばかりである。何が、どれくらいの量あると、どれだけ危険なのか。イメージや先入観、本能の発する恐怖に惑わされずに、一人一人が定量的に考え、リスクを判定していくにはどうしたらよいのか。これ以上、身体的・経済的損失を出さないために……本書では、この時代を乗り切ってゆくために必要な「リスクを見極める技術」について、気鋭の科学ライターが教える。

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