社会問題作品一覧
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3.0巨悪が操るアングラマネーとは何か? 利権に群がる政治家、暴力団とアングラの集団。日本の闇をえぐり取る「日本人と犯罪」第3弾!
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3.0産科の訴訟件数は外科の4倍、内科の8倍。リスクを恐れて産科医になる人が激減しています。医療不安が医師を減少させ、医療崩壊へとつながっている現実。医療の危機的な状況と改善に向けた取り組みを紹介する一冊。
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-この病気は、本人にとっても、実は扱いにくい病気であり、 なぜ、そうなるのか、原因やしつけ、学校教育も含め社会のあり方、 同僚・上司にとっては、どう対応したら良いのかについて、 臨床からみた、新型うつについて、その対処方法を考えてみたいと思います。 <目次> はじめに:あなたも、もしかして! ●第一章 新型うつとは…… DSM IV-TR診断基準 従来のうつ病と何が違うか? 年齢 気力や意欲 投薬 投薬しても効き目がない 過去にあった類似タイプ ひきこもりとの関連性 ●第二章 「自分なんか、変では…」と、思った時 どうしたらいいのか、悩んだ時 治そうと思ったけど、すでに生活習慣化してしまった時 自分の性格がおかしいのでは、と悩んだ時 考え方を変えるためには、どうしたら良いのか? 考え方を変えるということはどういうことなのだろうか? このままでは、結婚もできないと悩んだ時 上司に注意されても、それを変えられない時には、どうしたらよいのか? 医療機関や医師は新型うつ病を治療するために 本人はどうしたら良いのか? 上記のことを実行するためには、どうしたらよいか? そんな時の具体的な解消法とは…… それらが、実行できない人の場合は…… 飲食との関係は…… ネットゲームと新型うつ病 うつ病でも障害者年金がもらえる ●第三章 職場の部下などが新型うつと診断された場合のどうするか? 相談窓口設置機関 <著者紹介> 牟田 武生(むた たけお) 不登校・引きこもりに関する実践・臨床研究を30年以上続ける。また、うつや新型うつなどの研究にも力を注ぐ。文部科学省「生徒指導等関連事業審査委員会委員」として、行政と連携し、青少年問題にも取り組んでいる。 元文科省「不登校追跡調査研究員」、元横浜市「青少年自立支援協議会委員」でもある。『新型うつ病予備軍「滅公奉私」な人々―蔓延する「めんどくさい・かったるい症候群」の深刻 』(ワニブックスPLUS新書)、『ネット依存の恐怖―ひきこもり・キレる人間をつくるインターネットの落とし穴』(教育出版)など、著書多数。 ★impress QuickBooks(R)は、気軽に電子書籍を楽しんでいただきたいという想いから生まれた電子専門レーベルです。
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-家庭内での夫のモラハラの実態をリアルに活写!! 幼い頃から幸せな家庭を夢見てきた妻・笑子(26)。そして理想の相手と巡り合い、結婚した。やさしかった夫(28)だったが、結婚したとたん、無視してきたり、荒々しくドアを閉めたりするようになった。妻は、夫が不機嫌なのは自分が悪いのだと考え、常に夫の顔色を窺いながら暮らすようになるが…
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-赤ん坊の頃から両親より虐待を受けてきた海里。十分な愛情を与えられず虐待を受け続けた結果、海里は解離性多重人格障害を発症してしまう。理不尽な環境の中、必死に生きる海里の明日は…?――ホラー漫画の女王・犬木加奈子が実在した衝撃の虐待事件を元にネグレクト、虐待を受けた子どもたち、苦境を生き抜いた「虐待サバイバー」について問う衝撃の作品、登場!
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4.7【電子限定!雑誌掲載時のカラー扉収録】 キリと夫のむっちゃんは、結婚して数年の仲良し30代夫婦。 子供を作るならそろそろ急がなきゃいけない年頃なのはわかってる。 けれど、後戻りできない一歩を踏み出すのがこわい…。 キリは周りのおめでたい報せを聞く度に少しずつ消耗していくが、 夫のむっちゃんはどこか他人事のようで…? そして突入した初めての妊娠は、知らないことの連続だった――! 悩める未産の女性たちへ。妊娠中のあなたへ。妊娠を懐かしむママたちへ。 そして、男性たちへ。 すべての人に届けたい、初めての妊娠・出産ストーリー。
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4.0箱入り娘で恋愛未経験のいろはは、お見合い結婚を控える23歳。女手一つで育ててくれた母の愛に応えるため、敷かれたレールを歩んできたけれど、お見合い前に最初で最後の反抗期で“ある望み”を叶えたい…と密かに計画を立てていた。その願いを叶えるため、社内一のモテ男と言われる柏木に共犯者になってほしい、と持ち掛ける。冷たくあしらわれて意気消沈するいろはだけど、ひょんなことから彼が協力してくれることに。その条件は、お見合いまでの期間限定で恋人契約を結ぶことで…!? (この作品は電子コミック誌comic Berry's Vol.52~56に収録されています。重複購入にご注意ください)
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-「ママ…どうしてボクを産んでくれなかったの…なんでボクを殺したの…?」妊娠・出産は命がけ!祝福されて生まれてくる命もあれば呪われて闇に葬られてしまった命もある――中絶堕胎していた過去を隠して今は幸せな主婦として過ごしていたが流産してしまい、その上不育症が発覚…。もう子供を産むことは叶わないと絶望していると夫の妹が代理出産を申し出て…「私の子供を盗(と)らないで」/結婚生活も七年目を迎え念願の妊娠!お腹の中で育まれた新しい命、母親になる実感に浸っていると突然陣痛に襲われ出産するが子供は既に息絶えていて…失意の淵に立った母親を救うのは…?「産まれてこなかった娘」/バツイチ女が再婚を決意!高校生の娘も応援してくれて、新しいパートナーとの人生を歩み始めた矢先に娘が妊娠してしまい…「シングルマザーの決断」/産むべきか、それとも堕ろすべきか、過酷な現実に追い詰められた妊婦たちの決断は…!?
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-表題作『世界にたったひとつの犬と私の物語』は、犬好きの裕美(ひろみ)が、隣の県の動物保護管理センターでボランティアをしている憧れの「田中裕子(ゆうこ)」さんに会いに行くところから始まる。 裕子さんは行政に掛け合ってボランティアを始め、動物保護管理センターで仔犬たちのシャンプーをしていた。 殺処分されてしまう犬たちの命をひとつでも救いたくて行動したという裕子さんに裕美も共感し、夫の保(たもつ)と一緒に彼女を手伝い始める。 裕子さんと仲間になった裕美は、自身の不妊治療のつらい日々も、たくましく前向きな裕子さんから、パワーをもらって乗り越えていく。 そんなある日、裕子さんに大きな異変が起きて……。 『エド~シェルターの犬~』は捨てられた老犬エドとシェルターで働き始めたまゆの目を通して、シェルターのリアルな日々を描く。 軽い気持ちでシェルターのバイトを始めたまゆは、そこで昔飼っていたゴン太とそっくりな犬、エドと出会う。 楽しくも忙しい仕事を通して成長してゆくまゆの傍らには、いつもエドが寄り添っていた。 けれど年老いたエドと過ごせる時間には限りがあって……。 他にも、傷ついた野生のイルカを保護しようと奮闘するダイバーたちの物語『三日月色の涙』を収録。 動物に寄り添って生きる人々の熱い想いが心を揺らす感動実話をコミカライズ!
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-街で男たちに援助交際を持ちかけるセーラー服の少女。その子を助けた主婦の麻子は驚愕する。彼女は小学6年生の12歳で、なんと妊娠していたのだ! 親からも社会からも見捨てられた少女・咲(さき)と心を通わせていく麻子。しかし、咲の抱える苦しみの真相を知ったとき物語は予想外の方向へ加速していく――表題作『12歳の妊娠』。その他、突然迷い込んできた幼児との生活を描いた『アザだらけの5歳児』、壮絶なイジメを受けた子を描いた『なぜ少年はビルから飛び降りたのか』。この豊かな日本の影で、確かに存在している傷ついた子供たちの現実。稀代のストーリーテラーが放つ怒りと涙の大感動傑作選。
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-最初はちょっとした興味本位からだったのに、いつしか心も体も蝕まれていく依存症の恐怖…!!冴えないOLが偶然ブランド品を手に入れたことから高級ジュエリーの爆買いにハマる「ブランド狂いのブス女」、仕事のプレッシャーでたちまち体重増加したOLが必死のダイエット!しかし効果は表れず恋人にも逃げられてしまい、ますます過食に走る「過食症のデブ女」、写真加工アプリで自撮り写真をアップしたら「いいね」の大反響!すっかり舞い上がっていると、やがてSNSの憎悪と炎上の蟻地獄に飲み込まれてゆく「アプリ中毒の地味女」、一瞬の快楽に溺れてしまった女たちの悲劇とその末路を描くリアルなヒューマンドラマストーリー!!
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-もっとキラキラしていたい!みんなが「いいね!」してくれる。世界の誰より愛されている私はSNSの人気者…!他人に好かれたいがために、ひたすら自分を偽り嘘と虚飾に散りばめられた日常を演じる女性たち…インスタデビューしたマダムが「美魔女」をキーワードにスターに変貌!あっというまにカリスマ主婦として人気者になっていく「私がカリスマおばさんになれたなら」、セクハラで訴えられた夫の無実を証明するため自称被害者の裏アカウントを覗いてみたら…「人でなしほど不倫に走る」、目立ちたがりバツイチ主婦のなりすましSNS生活を描く「キラキラ主婦の嘘と闇」、私の本当の姿はSNSの中、だからお願いフォローして!欺瞞だらけの自己中オンナたちがどん底に陥る残酷な現実、他人事だと思っているあなた、本当に大丈夫ですか…?
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-「ごめんなさい、ママ…痛いよ、もうぶたないで…!」幼い娘に振るわれる虐待の数々…記憶に残るのは鬼女と化した母親の顔ばかり。あの優しかったママはどこに行っちゃったの?もう忘れたい、あの地獄のような日々を…愛を見失い、心を蝕まれた子供たちのすすり泣きが闇に消える――。衝撃の児童虐待を赤裸々に描いた問題作を3作品収録!!過去の栄華が忘れられず娘を自分の分身に仕立てようとする「娘に地獄のレッスンを」、流産がきっかけでカルト団体に入信した母親が歪んだ教育で子供たちを苦しめる「新興宗教に嵌まった母と私たち」、両親を事故で失い痴呆症を患う鬼祖母と暮らすことになった兄妹の悲劇を描く「天使の心が砕ける時」、あなたはこの現実を直視できますか…?
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3.6「キラキラしたい」「私は特別」SNSにハマった女たちが迎える“最後”とは――? 大手企業に就職が決まった女子大生は友人に過去の悪行をさらされ、仕事一辺倒だったOLは自撮り写真を加工してマッチングアプリにのめりこむ。さらに大勢のフォロワーを抱える女子は、「いいね!」欲しさに他人の投稿をパクリはじめ……。SNSが招くトラブルを3本収録したオムニバス短編集。
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-「女は顔だよ!顔!!お前みたいなブスが俺と釣り合うはずないだろ!」残酷すぎる男たちの本音…乙女の純粋すぎる愛と想いが踏みにじられた時、醜女(しこめ)たちの憎悪と狂気は暴走する!!地味女子だった過去を捨て、整形で人生をやり直そうと思ったが昔の姿を知る同級生のせいで歯車が狂い始める「整形ブスの嘘と真実(まこと)」、憧れのイケメン芸能人のため、悪事に手を染める芸能マネージャーの妄想と執着が辿り着いた先を描く「妄想ブスの異常な愛情」、勤務先のオフィスで出会った理想の相手に裏切られたOLの復讐劇「粘着ブスの略奪愛」など、醜女たちの悲しすぎる愛と現実を描いたダークで切ないアブノーマル・ラブストーリー!!
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5.0「お前なんか生まれてこなければ良かったのに…!!」親に見捨てられ、愛情を知らずに育った私たち…恨んでも恨み尽きないこの気持ちはどうすればいいの――!?貧困から抜け出すため、家族から離れた少女を待っていたのは「ゴミ拾い」という過酷な労働と劣悪な環境だった!家畜同然の生活に突き落とされた子供たちのドロ沼で生きる姿を描いた「ゴミクズ拾いの少女」、妊娠出産したものの我が子を手放した母親が再び娘を取り戻そうとするが、思わぬ悲劇に直面する「赤ちゃんポストから響く声」、育児放棄でダンボールの中に捨てられ、更に難病を抱えた少女に苦難が襲いかかる「ダンボールの中の子供」、ダークでシリアスな現実を生きる子供たちの衝撃ヒューマンドラマ!!
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-お母さん、ごめんなさい…。 フライパンで殴打されても ダンボール箱に閉じ込められても 9歳の少女は、母の愛がほしかった…。 愛人と同棲中の実母が 里親家庭から娘を連れ戻したのは 奴隷のようにこき使うことが目的だった。 部屋の外から釘を打ちつけたゴミ屋敷に監禁された天音。 トイレでの排泄も許されず、異臭漂うブルーシートの部屋で 血を吐いても、顔が歪んでも 愛人に去られた腹いせに荒れ狂う母の暴力は終わらない。 血を分けた我が子に 人間はここまで残酷になれるのか…? 「児童養護施設の子供たち」で衝撃を与えた著者が 満を持して描く児童虐待の闇!
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2.0この地獄から、どうしたら抜け出せる? 服を剥ぎ取られ、体中に書き殴られる「バカ」「ブタ」。 ジャリジャリと口いっぱいに押し込まれる泥だんご。 虫の湧く生ゴミ置き場に閉じ込められる。 エスカレートする残酷ショー。 それでも、すべて見て見ぬふりの職員たち…。 親の虐待から逃れた少女が辿り着いた先は、 目を覆うような弱い物いじめが横行する施設だった。 無責任な運営体制、女性職員と児童の禁断の関係、 「施設育ち」の子に向けられる差別と偏見。 これは遠い世界の話ではない…! 心も身体も傷だらけの子供たちの 悲痛なサバイバルから目を離せない!! 「私は子連れおっパブ嬢」でも話題の 池田ユキオが描く衝撃の問題作!!
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-読者から届いた、女性が気になる社会派&問題提起作品をお届け! 上昇志向の高い幼なじみの友人は子供のいない私に「子供を産め」、賃貸暮らしの私に「マンションを買え」とあれこれ忠告してくるのがめんどくさい日々。そんな彼女が買ったマンションに遊びに行ったところ、驚くほど狭い部屋。さらに身の丈に合わないセレブママたちと無理してつきあうことで暮らしはかなり厳しい模様。ついに私に借金までして見栄を張り続ける彼女の行く末とは……? 表題作「プチセレブの化けの皮~金に毒された見栄張り女~」ほか、子連れで出戻ってきた義姉母子に振り回される「パラサイトがいっぱい!」、打算だらけで結婚した腹黒女の告白「愛より条件!?」、病的な夫の性癖に背筋も凍る「嫉妬深い夫」など、本当にあった衝撃の体験をお楽しみください。
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-国立精神・神経医療研究センター勤務、薬物依存症治療を専門とする松本先生の外来には、この2、3年、危険ドラッグを使って精神状態がおかしくなったり、やめられなくなったりした依存症患者が殺到しているという。危険ドラッグはけいれん発作や意識障害など急激な反応が起こりやすく、「薬物」というよりむしろ「毒物」。脱法・安価・ネット販売など入手しやすい現状から、使用経験者は少なくとも40万人とも言われる。また、依存症患者の多くは「生きづらさ」を抱えていたりもする。危険ドラッグ使用者による交通事故があるたびに、「取り締まり強化」や「厳罰化」が叫ばれるが、それだけでは解決できない。「危険ドラッグ」と隣り合わせで生活する私たち。本書はその怖ろしさと、依存症に陥った場合の回復の具体的なヒントを収録した。構成・河野アミ【読了時間 約55分】 <目次> 危険ドラッグの現状 ~規制の本当の難しさとは? ・ほかの薬物と、どう違う? ・所持しているだけで違法? ・使用者が抱える「生きづらさ」 危険ドラッグの正体 ~薬物というより「毒物」だ ・ネットやショップで気軽に買える ・「いい気持ち」は長く続かない ・依存性と毒性は大麻の40倍 ・なぜやめるのが難しいか? ・危険ドラッグの売人は容赦がない ハマる前に、あるいはハマってしまったら? ・使用後の急性症状はどうしたらいい? ・危険ドラッグをやめたい場合は? ・家族や友人がハマっていたら? 危険ドラッグの使用に関する相談窓口、支援機関 松本俊彦◆国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部 診断治療開発研究室長/自殺予防総合対策センター 副センター長
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 友人、イサーム・ラシードの言葉。現在のイラクは内戦状態で、1日に約100人が殺される最悪の状態。電気は毎日1~2時間しか通電せず、きれいな水が供給されないため、疫病が流行っている。しかし明けない夜はない。きっとイラク人たちが、宗派や政党を越えて団結し、米軍を追い出すだろう。中間選挙でのブッシュの敗北、ラムズフェルドの更迭と、希望の光が差し込み始めている。イラクから米軍が撤退するまであと少し。世界中の人々が「無法な戦争やめろ」と立ち上がって声を上げれば、撤退は早い。多くの人が「自分には関係ないこと」せせらぎ出版刊 と、無視すれば、撤退は遅れる。つまりそれだけ長く無実の人々の血が流れる。この本が、戦争に反対し平和を願う人々を励まし、イラク戦争をやめさせる一助になれば幸いである。 -著者まえがきより せせらぎ出版刊
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4.5インド社会に根強く残るカースト的差別意識。その最下層を形成し、差別と貧困に苦しんでいるのは、二億五千万の「不可触民」=現在は指定カースト民と呼ばれる人々=である。インド最底辺に生きる民衆の最奥部へ入って見えた、インドの驚くべき“生命”の世界。時間とは、歴史とは、そして人間とは何か。根源的問いを投げかける名著。
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4.3「インド人口の約四分の一、二億五千万もの人びとが、三千年の昔に生まれたカースト制による差別意識に今も呻吟している。(中略)この人びとの置かれている現実の厳しさを、本書を通して少しでも感じて頂ければ幸いである」(「文庫版まえがき」より)インド観、人間観、世界観を根底から揺さぶる、衝撃の名著。
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4.4仕事だけが取り柄、女子力ゼロな天川。 結婚なんかきっとムリだろうな…と思っていたのに、 イケメンだけど冷徹な同期・下市にプロポーズされた! 何が起こるかわからない同棲生活が始まって…!? (「偽装結婚の心得」) 大学院の博士課程で研究をしている七海。 忙しくて、まともに恋をするヒマもない。 わかってもらえないなら、恋人なんていらないと思ってたのに… (「悩める彼女に愛の手を」) 濡れ衣で仕事をクビになり、恋人とも別れ… 全てを失って絶望し、深く傷ついたわたしの前に現れた男。 “今こそ全てに復讐できる”と告げた彼の正体は… (「その腕にただ堕ちていく」) 大反響の表題作ほか、読み応えたっぷりの長編2作と、 描き下ろし「その腕にただ堕ちていく」番外編も収録!
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3.4家事育児を厭わず、妻子を愛し、それを公言して恥じない「喜婚男」。一人で過ごす時間こそ最高と考え、結婚にメリットを見出さない「避婚男」。「男のオウチ進出」によって生まれた彼らの動向を掴まずして、現代の世相を読み解くことはできない! 「女の時代」の恩恵をたっぷりと味わってきたバブル世代のマーケッター姉妹が、驚きと共感、そして困惑も覗かせながら綴る「当世オトコ気質」。
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-いったい憲法は誰のために、何のためにつくられた法なのか。 自民党改正草案の問題点は何か。 法曹界が注目する気鋭の憲法学者が改憲論議に果敢に切り込む。 2012年12月の総選挙で自民党が圧勝。安倍晋三首相を筆頭とする自民党主導の下、日本国憲法をめぐる議論が活発になってきた。いままさに、私たち国民一人ひとりが憲法と真剣に向き合わなくてはならない時がきた。本書では、憲法とはどのような法であるか、そして自民党の憲法改正草案の問題点を分かりやすく解説する。
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-■内容紹介 朝ごはんを食べる人が減ったことで、うつ病、肥満、生活習慣病は増加し、子どもの学力は低下している。さらに、かつて世界で評価された健康食「日本食」が姿を消してしまったことを危惧し、もう一度“食べること”を見直す時期にきていると学長は力説する。創立以来80年にわたって栄養学の成果を人々の健康のために役立ててきた女子栄養大学が提唱する、正しい食事の仕方。 ■著者紹介 香川 芳子(かがわ よしこ)・著 女子栄養大学学長。医学博士。東京女子医科大学卒業。東京大学大学院医学研究科博士課程、カリフォルニア大学大学院修了。1969年に女子栄養大学内に栄養クリニックを開設し、「四群点数法」の食事による生活習慣病の治療にあたる。1970年女子栄養大学教授、1990年より現職。そのほか厚生省(現・厚生労働省)公衆衛生審議会委員、社団法人日本栄養・食糧学会副会長などを歴任。現在、一般社団法人全国栄養士養成施設協会理事長などを務める。著書に『人生あせることはない―栄養学の母・香川綾九十八年の生涯』(毎日新聞社)、監修に『食品成分表2012』(女子栄養大学出版部)、『女子栄養大学のダイエットレシピ しっかり食べてキレイにやせる』(小社刊)など多数。 香川 靖雄(かがわ やすお)・協力 女子栄養大学副学長・栄養科学研究所長。医学博士。東京大学医学部医学研究科卒業。聖路加国際病院で日野原重明先生のもとで医学研修。米国コーネル大学生化学分子生物学客員教授。専門は生化学、分子生物学、時間栄養学ほか。著書に『生活習慣病を防ぐ―健康寿命をめざして―』(岩波書店)、『時間栄養学―時計遺伝子と食事のリズム』『香川靖雄教授のやさしい栄養学』(ともに女子栄養大学出版部)など多数。
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4.4■内容紹介 「寿命を受け入れるという考え方に大賛成! この本を読むと、「死」が怖くなくなります」 ――『大往生したけりゃ医療とかかわるな』中村仁一氏推薦! 安らかな死に、医療はいらない――。8割の人が、自宅で死にたいと願いながら病院で死んでいる。安らかな最期を実現するために、患者や家族はどのような知識をもって終末期の医療とかかわるべきか、医師はどのような思想を持つべきなのか。胃ろうを付けられ、寝返りも打てずじっとベッドに横たわったままの高齢者は30万人とも40万人ともいわれている。本当にこのままでいいのだろうか? 人間には本来、自然に、苦痛なく死を迎える機能が備わっている。無理な延命治療をしなければ、苦しまずに穏やかに最期を迎えることができるのだ。延命医療の最前線で活躍する外科医から特別養護老人ホームの常勤医師へと転身した著者の「往生の哲学」が、いずれ死を迎える私たちすべてに、生き方への深遠な問いを投げかける。 ■著者紹介 石飛 幸三(いしとび こうぞう) 特別養護老人ホーム・芦花ホーム常勤医。1935年広島県生まれ。1961年慶應義塾大学医学部卒業。外科学教室に入局後、1970年ドイツのフェルディナント・ザウアーブルッフ記念病院で血管外科医として勤務。1972年東京都済生会中央病院勤務。30年にわたって頸動脈内膜剥離術など血管外科の発展に寄与する一方、慶應義塾大学医学部兼任講師として血管外傷を講義。1993年東京都済生会中央病院副院長。2005年12月より現職。診療の傍ら、講演や執筆、メディアを通して、老衰末期の看取りのあり方についての啓発に尽力している。著書に『「平穏死」のすすめ 口から食べられなくなったらどうしますか』(講談社)がある。
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-最近話題の孤独死・孤立死は今に始まった問題ではない。核家族化が進み地域社会が脆弱となっていく過程で、この問題は確実に増えていた。これは生活保護の地区担当印の活動からその実態を明らかにする衝撃の書である。ノンフィクションでは書ききれない部分にまでフィクションで踏み込んだ作品
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3.9■内容紹介 11万部を突破したベストセラー『原発はいらない』がついに電子書籍化! 福島第一原発は今、どんな状況なのか。放射能汚染は、今や首都圏にも広がってきている。このままでは、日本は「汚染列島」と化してしまう。40年にわたり「原子力研究者として、原発をやめるための研究」に励んできた著者の反原発運動の経緯をたどりながら、原発事故が最悪の場合、日本列島に壊滅的な打撃を与えることを客観的に論証する。では、すべての原発を廃炉にしたあとは、どうすればいいのか? 「化石燃料を使う火力発電は地球温暖化を促す」とか、「原子力発電の経済的効率性を重視する」といった原発推進論者の主張に鉄槌を下しつつ、「電力を好き勝手に使う強欲文化」から、「人と地球にやさしいスローライフ文化」への大転換を提案する。今、最も信頼できる原子力研究者が、渾身の力を振り絞って原発廃絶の思いを綴った覚悟の書。43年の原子力研究人生の集大成ともいえる「小出メッセージ」の決定版! ■著者紹介 小出 裕章(こいで ひろあき) 1949年、東京生まれ。京都大学原子炉実験所助教。1968年に、原子力の平和利用に夢を抱いて東北大学工学部原子核工学科に入学。1970年、女川での反原発集会への参加を機に、原発をやめさせるために原子力の研究を続けることを決意。1974年、東北大学大学院工学研究科修士課程修了(原子核工学)。専門は放射線計測、原子力安全。著書に『隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ』(創史社)、『放射能汚染の現実を超えて』(河出書房新社)、『原発のウソ』 (扶桑社)などがある。
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-700人もの中学生が中絶手術を受けている 中学生女子の性交渉 経験率は4.5% (2017年,日本性教育協会より)。 その数、7万人。 そのうちの1%… 700人以上の中学生の女の子が、 中絶手術を受けました。 (2017年,厚生労働省衛生行政報告より) 学校では教えてくれない、 中学生の恋と性―――― 緊急出版 STORY この物語は、ごく普通の中学3年生・朱莉が主人公。 友達の優花から「妊娠したかも…」と打ち明けられた朱莉。 優花に寄り添っていくうちに、 自分を大事にすること、人を愛するということを知って―? 彼氏とどんな関係でいたらいいの? 避妊ってなんで必要なの? 今、妊娠したらどうなるの? 誰かに聞きたいけど、なかなか聞けない― 中学生のココロとカラダがつむぐ、ラブストーリー。 ●収録作品/「中学性白書~妊娠~」「「中学性白書~おっぱい~」「中学性白書~キスの練習~」
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-学校は、私が輝ける場所のはずだった・・・ 中学までは常に成績が1位だった真帆。ところが高校に入ると、どんなに努力しても周囲に追いつけなくなる。さらにお嬢様学校のため周囲は生まれながらの「勝ち組」ばかり。一般家庭に育った真帆は、自分の家もお金持ちであるかのように振る舞っていたが、内心劣等感でいっぱいだった。そんなある日、真帆の嘘がクラスメートにバレてしまい・・・?きっかけはささいなこと。だけど学校へ行けなくなることがある。誰もがそんな自分と隣り合わせに生きている・・・。不登校と向き合う少女たちを鋭く描いた大反響シリーズ、コミックス第2弾!
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4.5不登校なんて、人ごとだと思ってた。 「普通に」「楽しい」高校生活を送れるはずだった…。待ちに待った高校の入学式、ふだんよりおしゃれに気合いを入れた茉莉花は、ちょっと派手めな優里奈たちのグループに入ってしまう。ふだんの自分とは合わないような気がしつつも、最初に入ったグループのまま固定してしまった。わがままな友人たちに合わせ、神経をすり減らしながらもなんとか「平和な」高校生活を送っていた茉莉花。だがそんなある日、些細なことがきっかけでいじめに遭ってしまう。こんなことにならないように気をつかって生きてきたはずなのになぜ…。自分が理想としていた高校生活からかけ離れていくことに苦しむ茉莉花。やがて彼女は学校へ行けなくなってしまい…。「Sho-Comi」連載時から大反響を呼んだ話題作、ついに単行本化!
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-読めば絶対、勇気をくれる本 ずっとそばにいるよ キミは私の一生の宝もの― 大切な仲間でもあり、でも時にケンカしちゃったりもする。それがともだち。友だち関係に、立ち止まったとき、きっとあなたに勇気をくれる一冊。 読んだ後はきっと不思議と心が軽くなり、前向きになれる話を集めました! 収録作品 いじめ-はじまりの時- 五十嵐かおる こっちむいて!みい子 おのえりこ 窓をあけたら 笹木一二三 正反対ガールズトーク あずき友里 私は、人じゃないですか? 泉道亜紀 あしたの居場所 ときわ藍
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3.2胸の最深部を切り裂く、未知なる純愛! 容姿端麗で成績優秀。人望も厚い、という同学年の男子・有重律(ありしげりつ)。誰もが惹かれる彼の笑顔に、未央子(みおこ)は得体の知れなさを感じていた。そんなある日、未央子は、有重が部活仲間の男子・浅場(あさば)に恋をしているという事実を知ってしまう。 未央子が知っている恋は、ダメになったら次を探せる恋。けれど有重が浅場に寄せる想いは、そこまでに純粋で、どこまでも深い、世界でたった一つきりの恋だった。 そんな有重の側にいるうちに、未央子の中で、まったく未知の感情が芽生え始めて…!? 人は人の何に恋をするのか。中身だというのなら、どんな姿でも愛せるのか。たとえ性別が変わっても…。 鮮烈な作品の世界にどっぷりと浸ってください!
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3.0やはり実話の迫力はすごい! 本書は、その驚くべき現実が、著者とその周辺フリーターの体験として、赤裸々にレポートされている。著者は、いくつかの企業に就職するも続かず、はからずも10年にわたりフリーター人生を続けている42歳の独身男性。その赤面の実話とは、たとえば「一週間、水ば飲む」。仕事で腰を痛めて立つことも外出もできず、一人暮らしの部屋を這いながら水だけ飲んで命をつないだ話。電気が止められた冬の日、もちろん灯りもエアコンも冷蔵庫も止まり、ろうそくで過ごした一夜の話。その他、「入浴はガソリンスタンドで」「一円の重み」「保険のない恐怖の生活」「風邪がもたらした喜劇と悲劇」などなど、興味深い項目が目白押し。35歳を過ぎた一人のフリーターの、食生活、日常生活、金銭生活、不健康生活を余すところなく赤裸々にレポートした本書は、あまり書かれることのなかったフリーターの現実の姿を浮き彫りにする。
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-【いじめられてますが、なにか?】ごく普通な中学生を気取る久我山(くがやま)と狭山(さやま)。机に花を飾られゴミを浴びせられるドタバタな毎日。仕打ちにキレつつ異様にパワフルな2人のマシンガントークコメディ!――“鬱屈とした学校生活への皮肉なツッコミに思わず共感!?”久我山と狭山はいじめられっ子。ごく普通の生活を送っているはずなのに、執拗にターゲットにされ続けている。この状況を打破しようと対策を考えたい久我山。しかし真剣に考える間もなく次々と襲い掛かる魔の手。友人のはずの狭山からも手厳しいコメントばかりで、全く光が見えない! 2人は果たしていじめの構造から脱出できるのか? ポップな絵柄と鋭いセリフが化学反応を起こしたふらいあデビュー作。
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-3.11以降、徹底的に原発情報を隠ぺいする政府と官僚。しかし、その体質はいまに始まったことではない。この国では官民一体となってコスト至上主義のもと、常に国民の健康を喰い物にしてきた。アメリカなら大問題になる発がん性物質が平気で使用された挙句、なぜ事実を公表しないかを問われると「パニックを防ぐため」と答える。この“傲慢なウソつきたち”の言うことを大々的に流すメディアの情報は、まずデタラメ、クソと決め付ける。その上で情報を読み替え、真実を見抜くことが、ポスト福島時代を生き抜く上で絶対に必要だ。その力をつけるための本。立読み版は「http://bit.ly/zoCJu4」で公開中。
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3.51970年代から原発問題に取り組み、関連著書に『原発列島を行く』(集英社)、『六ヶ所村の記録』(岩波書店 毎日出版文化賞)などがある鎌田慧氏。福島原発事故後の東電や国の対応についての情報分析はもちろんのこと、この本のもう1つの見どころは、事故が起こる37年前、1976年の福島原発ルポである。原発の風下に植えられたムラサキツユクサの突然変異率の高さ、周辺地の松葉から検出される高濃度の放射性物質、奇形児出産の噂、白血病の多発……。どれもこれも、原発との因果関係を立証する術はない。ただ著者は、行って、見て、聞いて、そして書いていた。福島ばかりの問題ではない。すぐとなりに潜む恐怖を、あなたは感じ取ることができるだろうか。
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4.0「再刊のためのまえがき」より 「福島原発大災害への道」 私はこの本を11年前に執筆した。しかし今読み返してみると、「福島への道」をたどりつつあった原子力発電の問題点を、原子力界の内部からかなり掘り下げることができたと思っている。異論を排除して開発を推進する産官学の癒着体制、ハイリスク・テクノロジーでありながら、その対応を怠ってきた当事者や規制当局、つぎつぎに起きる事故・故障、そして機会さえあればそれらを隠してしまう隠蔽体質、日本の原子力界はこうしたことを反省することなく、ひたすら「福島への道」を急ぎつつあった。 考えてみれば、福島原発で起きたこと──この地震による電源の喪失、冷却材の喪失、炉心溶融、水素爆発などは、この本の執筆当時から、原子力関係者で安全に関心をもつ人たちには広く知られていた事象だった。全て本書にも書かれている。それがどうして福島第一原発では、災害への予防も含めて、適切に対応できなかったのだろうか。かつて原子力技術の一端に身を置いたものとして、このことに一番の「原子力の闇」を感じる。スリーマイル島事故などの教訓が生かされず、技術が正しく伝承されていなかったのである。その理由は何か。この間の事情を知ってもらうためにもと、10年前に執筆した本書を再刊したのであるが、あえて誤植などを除いてそのまま再現することとした。事故が発生してからの後知恵ではなく、事前にどのような警告ができたかを知ってもらうためである。
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4.0福島第一原発事故はなぜ起きたのか? なぜ、マスメディアは東京電力に対して、厳しくその責任を問うことができないのか? 人類史上まれに見る破局事故が浮き彫りにした日本という国の本質は? 国家権力の実権を握り続ける霞が関の官僚、政治家、財界、メディアがいかなる形でつながっているのかをメディア内部から考察してきた著者が出した結論は、日本は民主主義国家とは程遠い旧ソ連に酷似した官僚独裁国家であるという事実だった。その旧ソ連はチェルノブイリ事故から五年後に崩壊した。日本はどうなる?
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