深谷かほるの作品一覧
「深谷かほる」の「夜廻り猫」「かれんちゃん(分冊版)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「深谷かほる」の「夜廻り猫」「かれんちゃん(分冊版)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
武蔵野美術大学デザイン科卒。1987年『毎日が日曜日』でデビュー。代表作の『ハガネの女』はテレビドラマ化される。
Posted by ブクログ
「夜廻り猫11」に登場する宇宙人「トロ」はいかにして地球にやって来たのか?そのいきさつが「居酒屋ワカル」のあとがきに描かれている。
ワカルはまだ子猫のせいか、わがままで甘えん坊、ちょっと悪い心も時々ちらり。でも優しいさっちゃんに保護され、居酒屋をオープンして大活躍?
手抜きのメニューから美味しそうなレシピまで詳しく書かれていて、役に立ちます。
居酒屋に集う人々、子育て上手な「都営大江戸線の鎌鼬」等々、ユニークなメンバーが楽しい。「夜廻り猫」の前の巻に登場した3老紳士が素敵なホストとして現れる第42話など愉快。
ついつい前の巻を引っ張り出しては読みふけり、「猫」の沼にズブズブとはまっています。
Posted by ブクログ
発売日を待ち構えて、入手。お気に入りのシリーズ。一話づつ、ゆっくりじっくり味わって読む。
猫がしゃべるなんてファンタジー?でもその下には、孤独や貧困、差別やいじめに悩む人びと。小さな理不尽な事に心迷わす人々に寄り添う優しい心が描かれている。相手が猫だから話せるのですよね。
様々な状況の猫や犬、カラス、そして宇宙人?まで、それぞれの性格が綿密に丁寧に描かれていて楽しめる。
ページを開いて、まず右面のキャプションと絵を見て想像してから、左面の8コマを読むと……。構図とキャプションの感性に脱帽!
「ホントの夫婦」に大共感して大笑い。「米が消えた冬」にはしんみり考えさせられました。作者の深谷さんって、
Posted by ブクログ
猫の日が近いと騒いでたら同僚が貸してくれた本。
マンガだと高を括ってたけど、かなりボリューミーな上に、一体なんでこんなに泣けるの…。
人情(猫情??)ハンパないストーリーにじわっと涙が滲みます。
野良猫の遠藤平蔵。
夜な夜な心で涙している人間に寄り添い話を聞いては、皆の心の傷を癒して回る。
人は皆、いろんな事情で涙をこらえて生きてるんだなぁと思うと同時に野良猫社会の厳しさも垣間見える。
野良猫の命は2,3年。
猫同士「来年も新年会できるといいな」「また一緒に桜が見れるといいな」と言いながら孤独に暮らす。
平蔵は何故にいつ死ぬかも分からぬ野良猫なのに、人の哀しみをもらいに行くんだろ。
ねこ