あらすじ
次々と担任が辞めていく問題クラス、4年さくら組の新担任になった芳賀稲子・通称“ハガネ”。ひと筋縄ではいかない、クセモノぞろいの子供&その親たちを相手に、ハガネの真剣勝負が今、始まる―!!
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Posted by ブクログ
小学校の教師・芳賀稲子(=ハガネ)の印象は、初めて会ったら「怖い先生」、よく知ると「信頼できる先生」かな。
子供たちの、表面上だけではわからない問題を全力で見つけ出す姿はカッコよかった!
いじめっ子に見える優介の問題点を浮き彫りにしていくうちに、クラスの中の「良い子」れもんの問題も見えてきて、最後には両方終着点を見つけられた。解決したとはいえないけれど、その辺が現実的だなと思う。1巻で大きな問題が解決するので、読み終わってスッキリする。
10年のキャリアを元にして、でも新鮮な気持ちで子供たち・保護者と向き合ってくれるハガネ。こんな先生が担任だったら安心して子供を任せられるだろうなぁと思う。反面、作中でハガネ自身が言っているように、これだけ子供たちに自分の時間がさけるのは、自分が独身で「家に帰れば寝るだけ」だから…というのが、寂しい。問題の多いクラス担当だからというのもあるけれど。やっぱり両立は厳しいんだろうか。
面白いです
かなり濃いストーリーです。勧善懲悪とはなりきらないので、「え、こんな落ち??気分悪いままなんだけど!許せないんだけど!」と憤慨するストーリーも多く、心が健康でないときに読むのはしんどすぎます。
ハガネに降りかかる試練が、きつくて可哀そうで、あまりスッキリとした気持ちにはなりません。面白いので、読む手は止まりませんが。
主人公の小学校教師芳賀稲子は問題児クラスを担当することになるけれど、そこの生徒たち一人一人と向き合い問題を解決していきます。
金八先生なども彷彿とさせる内容ですが、本作の場合はそれが小学生相手であるところに、難しさとオリジナリティを感じさせる作品。先生って大変な仕事だよなぁとは思いますが、ハガネみたいな先生がいたらいいなぁと思いながら読みました。
Posted by ブクログ
こんな小学生いるかな?と思いつつ、話に引き込まれます。問題児が多いクラス担任を受け持つハガネこと芳賀稲子の仕事と恋愛の話。ドラマでもやってます。
Posted by ブクログ
面白かった。以前実写化?かなんかで少し話題なっていてタイトルは知っていたので試し読みしてみた。
感想、とても良かった。絵も最初はヘタウマな感じかと思ったけどそんなにクセもなく読みにくくはない。なにより話がじっくりと作り込まれていて、なかなかに引き込まれた。
タイトルの通りまさにハガネの女。強いな、と思った。常に全力。それと同時に教師の大変さみたいなものも描かれていた。現実ではみんながみんなハガネの女になれるわけではないよね。それでも子供に、親に、真っ直ぐにぶつかって行く主人公には胸を打たれた。
Posted by ブクログ
個人的に教職ものって美化されすぎてるか、生々しすぎるかで敬遠しがちなのですが・・・。
どちらかといえば生々しい感じながら、面白いです。
前段の少年と母親の関係が、後半に救われるのがいいですね。
でもれもんちゃん、こわーい。
Posted by ブクログ
それぞれ立場があれば正義もある。からぶつかるんだなー。
「教師」「生徒」「親」様々な立場と気持ちがぶつかりあって、
でもきちんと主人公を軸にひとつの解決策を導いていて、とーっても面白いです。
Posted by ブクログ
新聞の書評で見て、気になったので購入しました。いま学校で起こっていることがテーマです。モンスター・ペアレントや、表面に見えていることだけではわからない複雑な構造‘問題のある子ども’たち。いろいろ勉強になります。でもやっぱり大人が悪いんですよね。個人的にツボなのは各回の表紙の芳賀先生がちょっと真琴つばささんに似ていること。round3なんてそっくりだと思うのは、多分自分だけでしょう。