不可触民~もうひとつのインド~

不可触民~もうひとつのインド~

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通常価格 440円 (400円+税)
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作品内容

「インド人口の約四分の一、二億五千万もの人びとが、三千年の昔に生まれたカースト制による差別意識に今も呻吟している。(中略)この人びとの置かれている現実の厳しさを、本書を通して少しでも感じて頂ければ幸いである」(「文庫版まえがき」より)インド観、人間観、世界観を根底から揺さぶる、衝撃の名著。

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不可触民~もうひとつのインド~ のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    インド思想史などを読んでいたのでは、絶対に分からない、これほどに圧倒的な差別の現実を今まで知らなかったという驚き。これほどに情報が発信され受信される世界においても、抑圧される人々が発信の手段すら満足にもたなければ、2億の人々の驚くべき現実がかんたんに遮蔽されてしまうという事実への驚き。ひとつの制度の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年10月11日

    初版2000年という古い本ですが、現在のインドはその頃とどれだけ変わっているのだろう?特に農村に色濃く残る不可触民差別。きっとそれほどの改善はないのだろう。何千年と続くカースト制度、ヒンドゥーの闇。

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    Posted by ブクログ 2014年05月13日

    本書は14年前が初版ですが、現在のインドは一体どう変わったんだろう?当時から奇跡みたいに全てが変わっていて欲しいと心から思いました。現在の不可触民について知りたく渇望しています。

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    Posted by ブクログ 2011年03月02日

    ある女盗賊の本を読む前にこちらから


    著者の乗った車が不可触民をひく。(逃げたので生死不明)彼らが非人間として扱われている印象的なくだりからはじまる

    アウトカーストな彼らをハリジャン(神の子)とよび、カーストの最下層に組み込もうとする・聖人?ガンジーはブラーミン出身。

    争いは否定しても差別はな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年10月23日

    人道家が感情的に書いてる本かと思って構えて読み始めたけど淡々としててよかった。続編的なのあるみたいなのでそっちも読みたい。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

     インドの抱えているカースト問題を知るにはもってこいの本。インド社会の恐ろしい実情を垣間見ることができます。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    本当に恐ろしい話だ。人間が別の人間を、「お前は人間ではない」と決めつけるなんて。今だに、数十人の人間が一度に、さしたる理由もなく、生きたまま手足を切断され、灯油をかけられ、焚火にくべられ虐殺される。それを、村の人々がショーのように見物している。そんなことが公然と行われ、社会的にも黙認されている。昨今...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年05月04日

    不可触民という言葉はよく聞くし、理解しているつもりであったが、知らないことが多すぎた。(メディアで紹介されていることだけで知ったつもりになるのは危険だと再認識した)
    ヒンドゥー教がカースト制度を生み出していること等初めて知ることが多く、不可触民であればひき逃げをしても許されることに納得ができなかった...続きを読む

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