社会問題作品一覧
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5.0「ネット依存で大ヤケド!?」「SNSで犯罪自慢!?」アナログ家政婦春子が、IT社会の落とし穴を暴く。大人気家政婦・春子シリーズ!! 教授家系のエリート一家に派遣された家政婦・春子。ところがそこの息子と娘はSNSで過激な発言を繰り返すネット中毒者で!?
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5.0ある日、別居協議中の旦那が賃貸物件で自殺してしまいシングルマザーになったぺるみ。 しかし事件はそれだけで終わらず、事故物件化させてしまったことによる大家からの損害賠償請求や旦那の借金に追われ、再就職もままならず、逃げ場を失ったぺるみは起業を決意する。 多くのメディアやSNSで話題になった、『自殺遺族になっちゃった!!』の続編がついに発売――。 ★単行本カバー下画像収録★
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5.0「あなたはぽっちゃりしてる方がカワイイよ!」 学生時代からの友人の甘い囁きに高級チョコレートプレゼント攻撃!夫にデブだと罵られる私のダイエットを応援してくれてるんじゃなかったの?【Re:ダイエット~贅肉と見下され人生にサヨウナラ!~(さとうゆき)】。 月に1度の楽しい女子会。でも、いつの頃からかグループの女王様にディスられるようになって、もう集まるのがツラいよ!【女王様の女子会~格下女は笑顔禁止~(金山カメ)】。 引っ込み思案の私に話しかけてくれた同僚。急激に距離が縮まって会社も楽しくなったけど、彼女はお金にルーズ。貸してるお金がどんどん膨らんで…。【友達のお値段~親友にお金を貸せますか?~(立木美和)】。 友情=利用価値?友達ヅラしてそばにいる女たちの真っ黒な腹の中。フレネミー女たちをサクッと絶縁してスッキリ!のオムニバス3選を収録。 ※本作は描きおろし作品及び「家庭サスペンス」等に掲載されていた作品を電子配信用に再編集したものです。
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5.0「いつか子どもはほしいな、今じゃないけど」。 でもとりあえず「妊娠できるか検査」に行ってみたら 誰にも教わらない、20代から知るべきことがたくさんあった。 29歳で結婚した著者は、「子どもは35歳くらいまでにそのうちできれば」と考えながらも、 あるきっかけで、32歳のとき「妊娠力を調べられる検査」に行きます。 そこで自分たちは不妊という、想定外の事実に直面しました。 そして、不妊治療を経験することになって初めて知った妊娠に関する多くの知識。 もっと早く知りたかったし、もっと早く検査に行けばよかった。 でも、仕事を大切にしたい女性が増え、男女ともに晩婚化が進む現代において、 自分たちのように30代で子どもを考える人たちはたくさんいるだろうし、 「自分たちは当たり前にほしいときに授かれる」と考えているのではないか。 何より妊娠にまつわる知識は、学校や親をはじめ、誰かから学ぶ機会ってあっただろうか。 そんな疑問を持ちました。 「危険日って説明できる?」「精子・卵子の老化?」「不妊治療は絶対なの?」 そこで自分たちのような思いをしないために、既婚・カップル・独身を問わず、 20代からの男女が知るべき今さら聞けない性の基本から不妊までを、 体験漫画と、生殖医療専門医との対談によってお伝えします。 もちろん若いうちに子どもを持つことを推奨するのではなく、 必要な知識を得たうえで「子どもを持たない」選択をすることと、 いつの間にか「子どもを持てない」ことはまるで違うように、 後悔のない人生設計を自分の価値観で考えるための本で、 女性だけでなく、男性の問題としても公平に取り扱っています。
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5.0「おまえのイチゴは、これ1個だけよ!」。バーベキューの集まりで遭遇した娘の同級生の母親。持ってきたイチゴを自分の子供には、しつけと称して1個だけしか与えない! さらに、ゲームもスマホも禁止! 愛情としつけのバランスに悩む母たちの戸惑いを描いた「それって、しつけですか? 虐待ですか?」のほか、高学歴しか認めないお受験ママの暴走劇「高学歴バカ母のアイデンティティー」、我が子のアレルギーに悩むはずの母親が自分のワガママを追求する「鬼畜の仕込み」、母に愛されなかった女性が性依存に苦しむ「愛してください」、超絶ドケチ母に育てられた主婦が決別した母との過去を思い出す「がめついお母ちゃん」を収録。生々しい体験談が教えてくれる、親子の絶望と希望は必見です。
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5.0新型コロナウイルスだけではなかったーー。 中国では食品問題、欠陥住宅、悪徳ビジネスetc… 日本では知られていない驚愕の事件が起きていた!! 現在、日本国籍取得中の中国人漫画家・孫向文(そん こうぶん)が母国の闇を描く!! 著者、初の全ページ漫画作品‼ 【例えば、こんな内容が読めます】 ■光る豚肉 暗闇で青白く光る!?リンを食べて育った不気味な豚肉 ■新型コロナウイルス 次々と火葬場に運び込まれる遺体。武漢で猛威を振るう最恐ウイルスの実態 ■崩壊確実の紙マンション 柱にロール状に巻かれた紙が使われている強度ゼロの手抜きマンション ■殺人エレベーター 行き先はあの世…?命を落とす人続出で、エレベーター用の保険が誕生 ■冥婚ビジネス 墓地から遺骨を盗む?死者同士を結婚させる闇のビジネス ■ピクピク肉 大量の寄生虫により、まな板の上でまるで生きているかのように動き出す恐怖の牛肉 ★単行本カバー下画像収録★
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5.0保育園にいる子供がどんなふうに過ごしているのか、とのぞき見してみませんか? 共働き夫婦が増え、平日の多くの時間を別々に過ごす家庭も多い昨今、 「保育園での集団生活で自分の子供はどんな風に過ごしているのだろう?」「子供を預けて仕事をして、寂しい思いをさせているのでは?」 といった小さな不安を日々感じているご両親も多いことでしょう。 本書は、毎日保育園で子供たちの一番そばにいる現役の保育士さんが実際に体験した実話をもとにしたコミックエッセイです。 素朴で可愛らしい子供たちの言葉や目のつけどころ、意外な行動やぐんぐん成長していく姿を漫画で紹介しています。 漫画で描かれる子供たちの保育園生活は、家とは違う行動がたくさん。 その姿を「こんな風に過ごしているのか!」とのぞき見している感覚で読める1冊です。 10万人以上のフォロワー(2019年9月時点)を集めるインスタグラムで発信されている漫画に加えて、 この本でしか読めない子供たちのエピソードもたくさん収録しています。 初めての経験をたくさん重ねながら、それぞれの個性を生かして成長する子供たちの姿に、笑って癒されて、ときには泣ける話ばかりです。
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5.0「あたしって、すぐデキちゃう体質みたいでェ~、でも妊娠がバレると捨てられそうじゃない!?」16歳で初出産。我が子を実母の戸籍に入れてもらい、育児を親まかせにしていた少女が20歳でナンパされたトラック野郎と一緒に初蒸発! その後、各地で子供を産み捨てまくったバカ女の懺悔投稿(?)を漫画化した表題作「産み捨て女バカ一代~日本全国、7人子捨て~」のほか、高校時代、テレクラを使った援助交際をしまくった結果、子供を産めなくなった女性の悔恨体験「過去の代償」、幼年期のトラウマから、年上上司へのストーキングが止められない病んだ娘を持つ母親からの涙の手記をコミカライズした「哀しいストーカー」、男の子が大嫌い! デブスの自分の不幸を幼い我が子の性器カットにぶつけたトンデモ母の憎しみを描いた「ギロチン母」、夫にも姑にも親なしっ子と虐げられた嫁の地獄の日々を描いた「悪い嫁」、高齢者の介護ヘルパーが目撃した、介護虐待、孤独死の恐怖を描く「無縁の鬼たち」の6作品を収録! どこから読んでも、世の中が怖い! 全国から届いたショーゲキ実話のコミカライズをお楽しみください!
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5.0悩める女性を幸福な未来へ誘う霊視鑑定。自身の不妊と妹の精神疾患に悩む主婦、甲斐性のない夫に振り回される妻、売春しながら心のバランスを保つOL…。生きにくい現代に生きるすべての女性に贈る、霊界からのメッセージとは...!?
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5.0一緒に暮らす義母が認知症と診断された――。介護に悩むすべての“嫁”におくるコミックエッセイ! 「私のハサミ、あんたが持っていくの見たのよ!」「あんたたち私がジャマなの!?」「お前は私を裏切った――。」「誰の世話にもなってないじゃない!!」自分の物を盗まれたと思い込み、周囲の人間を泥棒扱い。オレオレ詐欺に引っかかる。デイサービスを大暴れして全力拒否。使用済みオムツをちぎって部屋中にばらまき、うんちを握って部屋を汚す――。とてつもないパワーで動き回る認知症の義母を、“嫁”の立場で介護する! 介護あるある(?)な壮絶エピソード満載です!
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5.0アメリカのデータで、アメリカ人の死因第1位が「医療」だということをご存知ですか がんや心疾患などの死亡者数を抑えて最も多かった死因が医原病(医療を原因とした疾患)なのです。 また、イスラエルで医者のストライキが起こったことがあります。1カ月の期間中、なんとイスラエルの死亡率は半減したのです。 日本でも財政危機に陥った夕張市が病院機能を縮小した結果、老人の健康寿命が延びたとの報道がありました。 もちろん医療は緊急時に私たちの命を救うため必要なものです。 しかし、普段ちょっとした熱が出たときに飲んでいる薬、自覚症状もないのに「高血圧」「当コレステロール血症」などと診断されて薬を飲まされる検査など果たして必要な医療でしょうか? 本書では健康のため良かれと思い受けている医療の中に以下に危険で意味のないものが含まれているのかを、まんがでわかりやすく説明しています。 また、本当に必要な医療とは何か、も例示してありますので、病院にかかる際の参考にしてください。 帯より~ [こんなにある!健康常識の落とし穴!] ●みんな知らない市販薬のこわい副作用 ●コレステロールを下げ過ぎるとがんや感染症のリスク増 ●血圧を薬で下げると脳梗塞の発症率が2倍に ●医者はほとんど受けないバリウム検査 ●病人を増やすための検診基準値変更 ●ポリオワクチン接種でポリオにかかるリスク増 ●アメリカでは「抗がん剤はがんを増殖させる」が常識 その他信じられない事実や医療の嘘を大暴露しています 医療利権にだまされず、必要な医療と不要な医療を見極めたい方の必読書です。
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5.0「お前なんか生まれてこなければ良かったのに…!!」親に見捨てられ、愛情を知らずに育った私たち…恨んでも恨み尽きないこの気持ちはどうすればいいの――!?貧困から抜け出すため、家族から離れた少女を待っていたのは「ゴミ拾い」という過酷な労働と劣悪な環境だった!家畜同然の生活に突き落とされた子供たちのドロ沼で生きる姿を描いた「ゴミクズ拾いの少女」、妊娠出産したものの我が子を手放した母親が再び娘を取り戻そうとするが、思わぬ悲劇に直面する「赤ちゃんポストから響く声」、育児放棄でダンボールの中に捨てられ、更に難病を抱えた少女に苦難が襲いかかる「ダンボールの中の子供」、ダークでシリアスな現実を生きる子供たちの衝撃ヒューマンドラマ!!
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5.0わたしに対する嫌がらせのために義妹が、なんと子どもをニコチン中毒にした。絶対許せない! 彼女への復讐の炎が燃え上がるが…!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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5.0人気作「児童養護施設の子どもたち」の最新作が登場! ――私はお母さんの顔を覚えていない。気づけばお父さんはいなくて、ゴミだらけの部屋に私はいてお母さんの顔色をうかがいゴミの中の腐ったものを食べて生きてきた。お母さんの口癖は「子供なんてウザい!」「いいつけ、守るね?」。私、お母さんのいいつけを守ったのに、なんでお母さんは戻ってこないの? なんでこの部屋から出ちゃいけないの!? 閉塞された空間で起きるネグレクトを超えた、少女軟禁。6歳の少女、擁子の視線が捉えた虐待のリアルとは!? ※この作品は『ストーリーな女たち Vol.8』に収録されています。重複購入にご注意ください。
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5.0「戸籍のない私たちは、学校にも行けず、犯罪の被害者にもなれない」中国ひとりっ子政策の闇「黒孩子(ヘイハイズ)」と呼ばれる子供たちの悲惨な実状を漫画化! 貧しい農家の次女・雪蘭(シュエラン)は、弟ができたことで売られてしまう。奉公先の名家で従順に勤める雪蘭だが、当主の朱陽(ヂューヤン)に夜な夜な呼び出され…? 売られてもたくましく生きようとする少女の半生を描く表題作「闇っ子~戸籍のない子供たち~」、友人から勧められたバイトはなんと、死体洗い!? 過酷な労働を強いられる毎日、乗り越えようとする母子の絆「甘い話苦い水」、小学6年生にして万引き常習犯の少女、母の愛を求めるが故の非行に周囲の大人たちはどうする…? 体験した本人からの壮絶投稿を作品化「それ 欲しい」。兄と姉だけをかわいがる両親、ずっといらない子として扱われていた少女は、認知症で変わり果てた母親に復讐を考えるが…? 孤独な少女の葛藤を描く「いらない子」。安武わたるが送る秀作4本詰め!
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5.0マンホールチルドレンという言葉を知っていますか? 極寒の地で親も家もなく、仕方なしにマンホールで暮らす子供たちのことを指します。なぜマンホールかといえば、温水供給パイプが通っているため、地上よりも暖かいから。けれども、汚水が漏れていたり、虫が湧いていたりと、環境は劣悪。そのため、子供たちは感染病や皮膚病の脅威にさらされています。そんな子供たちと、日本女性との交流を描いた表題作、「マンホールで育った子供~丸い空の虹を~」のほか、毒親に育てられた母親に厳しくしつけられる息子、両親の不仲により口がきけなくなってしまった少女……などのほか、子供たちを取り巻く問題をテーマにまとめました。5作品、全224ページの大ボリュームでお届けします。
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5.0かわいい恰好させられて、何も知らずにレンズの前でポーズをとっていた私。「アイドルになるための練習よ」ってお母さんはいった。でも、それは性的欲望を満足させるためのモデルだった! なんにも知らなかった私! 汚されてしまった私! きれいな私を返してよ、お母さん――! 娘を児童ポルノモデルに売り飛ばした母への怒りの投稿を作品化した表題作のほか、ペドフィリア(児童性愛者)であることを隠して結婚し、我が子の発育ビデオを撮影していた夫への妻の仕返し劇を描いた「優しさの裏で」、母の再婚相手に乱暴され、死を決意した少女の再生を描いた「凍える家族」、不幸な初体験から売春を重ねることになった女性の半生を描いた「抱けぬ幸せ」など、SOSが響き渡る社会派作品4作品を収録。
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5.02015年7月、欧米諸国との核開発問題協議が劇的な「合意」に達した。これによって、イランは国際社会のキープレイヤーとして大きく浮上する。シーア派イスラム大国として中東地域の「勝ち組」となり、「反米」というスタンスを利用しながら諸外国としたたかに渡り合い、シリア情勢の「黒幕」として暗躍するイラン。特派員として現地に駐在し、政治状況から庶民のメンタリティにまで精通する著者が、世界情勢を読み解くポイントとなるこの国の「素顔」と「野望」について詳細にリポートする。【目次】はじめに/第1章 シーア派大国への野望/第2章 核開発問題協議――「合意」へのプロセス/第3章 うごめく諸外国の思惑/第4章 「反米」の表と裏/第5章 等身大のイラン社会/第6章 日本はイランとどうつき合うべきか/おわりに
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1998年ノーベル経済学賞を受賞したインド出身のセン教授の主著の一つ。厚生経済学への批判から生まれたセンの「福祉の経済学」の理論を集大成した名著拡大版。 【主な内容】初版まえがき 拡大版まえがき 第1章 厚生経済学・功利主義・衡平性 第2章 不平等の測度 第3章 準順序としての不平等測度 第4章 勤労度・必要度・不平等度 補論 四半世紀後の『不平等の経済学』
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5.0緊急発刊! 熊本を襲った大地震は、私たち日本人に何を伝えようとしたのか。 安倍首相の「70年談話」と「日韓合意」に対する憤り。 神の目と国際情勢からみた、日本の「原発廃止」の誤り。 日本では古来より、天災には「神意」があるとされている。 政治家に、マスコミに、そして日本国民に――― 根本的な意識改革を迫る、神々の厳しいメッセージ。 地震の翌朝に緊急リーディング 神々が伝えたいこととは 『熊本震度7の神意と警告』4月14日、震度7の地震が熊本で発生した。日本では古来より、天災には「神意」があるとされている。では、この地震で、神々は為政者や国民に何を伝えようとしたのか。 来月に伊勢志摩サミットを控えたタイミング、天孫降臨の地に近い地域性が偶然ではないこと、さらに北朝鮮のミサイル発射や財政赤字などについて「日本の意志」ともいうべき神々の統一意見が述べられている。この厳しい警告にどう応えるのか――日本人全体が問われている。 目次 まえがき 1 熊本地震の半日後、リーディングを開始 2 熊本地震に込められた「メッセージ」とは 3 神霊は何に対して「怒っている」のか 4 「安倍談話」に対する神々の怒りとは 5 田母神氏逮捕は「姑息なやり方」 6 「明治維新の精神」とは何だったのか 7 熊本地震で発した「警告」の真意とは 8 「原子力」に対する神々の見解 9 熊本地震に関係する神々とは? 10 「事実上の革命が必要な時期が来た」 11 熊本地震リーディングを終えて あとがき
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5.0がん患者の在宅ケアを支援するグループ「パリアン」の理事長であり、医師でもある川越厚先生が、安らかな最期を迎えるための大切なことを伝えます。 高齢化が急速に進行し、ひとり暮らし世帯が最も多い家族形態となっている現在、自分の家で人生の最後を迎えるしかない、という人が増えています。“お迎え”を認め、人生を安らかに“退く”ために、川越先生の看取ってきたひとり死と、さまざまな生きざまを紹介します。 主婦と生活社 刊
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5.0金正恩政権は、第二次安倍政権の経済制裁が効いて外貨の枯渇で苦しんでいるうえ、独裁者の未熟さも重なって弱体化している。そこで北朝鮮は、外貨不足を補い、また経済制裁を解除してもらうべく、対日接近を開始。2014年3月に両国の局長級協議を始め、5月にストックホルムで開かれた日朝協議では「拉致被害者について再調査する」と約束した。もっとも、著者の経験則によれば、北朝鮮は必ずウソをついて誤魔化してくる。3年後に韓国で新北政権が誕生するまでの時間稼ぎかもしれない。実際、北朝鮮は再調査について、拉致被害者の安否情報を欠いた初回報告を行いたいと日本政府に打診していたことが判明。当然、日本政府はそれを毅然と突き返し、制裁延長を決めた。拉致被害者たちを取り戻す勝機は遠のいたのか――。だが、著者は断言する。「めぐみさんたちの確実な生存情報を我々は持っており、奪還のチャンスは今しかない」と。その根拠と成算とは?
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 地域のイメージというものがある。どこどこは都会だとか、どこどこは歴史があるだとか、そういうものだ。佐賀県は、このイメージが著しく悪い。いや、「悪い」というよりも、「イメージすら希薄」な土地だ。九州の「首都」というべき福岡、維新の英雄を輩出した「隼人の国」鹿児島、出島とハイカラな長崎など、九州の各県はそれぞれが強烈なイメージを持っているのに対し、佐賀県はそうしたものがない、もしくは意識されていない。かなり好意的な表現を使っても「地味」なのである。 かといって、佐賀県に売りがないわけではない。吉野ヶ里に代表されるように、古くから文明が栄え、明治維新に際しては、中心的な役割を果たした「薩長土肥」の一角だ。こうやってみると、「なんで佐賀はこんなに地味なのか意味がわからない」と思ってしまう。 本書は、この謎を解き明かす一冊だ。佐賀県はどうして「地味な田舎」なのだろうか。なぜ福岡が九州随一の都市なのに、隣接する佐賀県はその恩恵を受けていないのか。我々は、様々な角度から佐賀県を分析し、佐賀県の「隠された実力」と「何が問題なのか」を探った。そして見えてきた、本当の佐賀県とはいかなるものだったのかを探求していく。
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 東北の中心地を自認する杜の都・仙台市。 市民は東北イチの大都市に住むことを自慢に思うが、 他市や他県民からは「その天狗っぷりが鼻につく」などとも思われていたりする。 が、データというのは残酷なもので、 実際東北地方に仙台市以上に重要な都市はない、というのは「事実」と断言できるだろう。 しかし、具体的に「仙台のイメージは」と聞かれると、 意外と多くは語れないとの声もある。 そんなことないぞ、歴史で伊達政宗がいて、食い物が美味い。牛タン最高。で…… あれ? 「街がデカい」以外となると、あんまり見どころないのかも!? 発展している都市というだけならば、それこそ日本全国にある。 仙台ならではという特徴となると、住民が思っている以上に「希薄」だったりもするのだ。 ならば大都市・仙台というのは伊達男たちが勝手に思い描いていた虚像なのか、 それともアピール不足なだけで、本当に重要で特徴的な要素があるのだろうか。 その辺を徹底調査していくのが本書の目的である。 が、すでに30を越える街を調査してきた本シリーズにあって、 今回は、やや特殊な構成にならざるを得なかった。 2011年3月11日に発生した東日本大震災により、 仙台、宮城をはじめとした東北~関東の沿岸地域は多大なる被害を受けてしまった。 純粋な震災被害を語る本でもないので、基本的には「仙台/宮城と震災」という目線から、 そして希望も込めて「アレからどこまで復興したのか」という切り口で、 多くの紙幅も費やさせて頂いた。 そもそも仙台市とはどんな都市なのか、そして仙台市がこれから担うべき役割とは。 仙台市の実力は本当に「伊達じゃない」のか!? とくとご覧頂きたい。
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 横浜市で巻き起こる東京型住民と横浜型住民による民族模様と、 表から見ればカッコイイ横浜の真の姿を鋭くえぐらせていただいた 『日本の特別地域 特別編集 これでいいのか 神奈川県 横浜市』発行から約2年。 横浜は「Y150」や「APEC」開催により、ますます国際都市としてのイメージを強めている。 そんな横浜を取材目的で訪れてみると、2年前に歩き回ったときよりも強くなっていたのが、 開発や再開発で輝く地域と、忘れ去られて朽ちていくのを待つ暗い地域のコントラストだ。 横浜市が持つ光と闇。 そこに注目すると見えてくるのが「ぶっ壊して発展するのが横浜流」という流儀。 古くなって朽ち果てたらまとめて大規模な再開発できれいにし、 横浜のイメージに合わないモノは囲い込んで消し去ってしまうという手法だ。 そうして作り上げようとしているのが、「オシャレ」、「安全」、「安心」が三本柱の横浜プライド『横プラ』だ。 横浜をテレビや雑誌でしか知らない人が持ちそうなイメージだが、横浜というブランドを 守るために絶対的に必要な三種の神器といってもいいだろう。 しかし、横浜市全域がこの『横プラ』に染まっているかといえば、そうではない。 鶴見区や神奈川区などの川崎市に近い地域では、 「危ない!」、「汚い!」 という川崎コンプレックス『川コン』の影響を色濃く受けているし、 18区からなる広大な横浜市が一色に染まるなんて、そもそも無理なのだ。 それでは、横浜市を地域ごとに色分けするとどうなるのか? という疑問に迫るべく、 現地取材とデータ収集によってまとめたのが本書である。 もしこれが、さらに新しい横浜を発見する解説書になっていれば、幸いだ。
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なんだかんだいっても、東京の中心は皇居を中心とした山手線の内側である。 それゆえに、大田区が東京における地の果てであることは否定できない。 多摩川を挟んで対岸は神奈川県川崎市だし、 地図をみてもやはり「東京のはじっこ」に位置していることは紛れもない事実である。 しかし、それだけでは、すまされないし、それだけでは、つまらない。 同じく「東京のはじっこ」であるにもかかわらず、23区の辺境みたいに扱われている足立区と比べれば、 さほど悪いイメージは持たれていない。 ところが、大田区の北西に位置して、やはり巨大な都内のふりをしていても、 実際には田舎の雰囲気を漂わせている世田谷区に比べると、ずいぶんと格オチのイメージを持たれている。 果たして、大田区は都会なのか田舎なのか。 はたまた、金持ちなのかビンボーなのか。 大田区は、白黒をはっきりつけにくい、実にカオスな街なのである。 それでも、大田区に住んでいる人も、住んでいない人も、もっと便利に、もっと気持ちよく、もっとステキに、もっと幸せになる! これが本書の狙いである。
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5.0見た目も言葉も生活スタイルも日本人とそっくりで、日本式の通名も持つ在日コリアン。税金・年金、参政権、結婚・帰化、本名と通名、民族学校、コリアンタウンなど気になる話題を、43個のトピック別に収録。最新の統計を利用した分かりやすい表、図、データも豊富に採用。在日コリアンの現在位置をわかりやすく解説。※内容は06年発売の現在がわかる!在日コリアンの内容を2014年度版に補強、加筆したものとなります。
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5.0高齢者の増加と高額医療の出現によって”医療の過剰消費”が行われている日本。”国民皆保険”崩壊の可能性が近づく中で、医療はどのように変わるべきか? 病や老いとの付き合い方を考えるために必携の一冊。
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5.0【特別付録『意外な?自民のエネルギー戦略』付き!】 福島第1原発事故を受け、 各地で停止中だった原子力発電所の再稼動の手続きが進み始めた。 参議院選挙では自民政権が再稼動を進め、 他政党が原発ゼロを訴えているが、 根幹にあるべき議論は何も煮詰まっていない。 原発を維持しても、ゼロにしたとしても、 そこには多くの“不都合な真実”が待っている。 電気料金値上げが避けられない電力会社だけの問題ではなく、 国として原発、そして全体のエネルギーをどう捉えていくのか。 原発廃炉、発送電分離、再生可能エネルギーの普及…、 複雑に絡み合うエネルギーの問題を、 原発の「反対」「容認」にとらわれない経済誌としての視点に立ち、 政官財の取材から明らかにした。 特別付録として、巻末に 週刊ダイヤモンド(2013年3月23日号)の特集「意外な?自民のエネルギー戦略」が ついています。 【おもな内容】 ●どの原発が動くのか? 原発再稼動予想マップ ●再稼動もできなければ、廃炉もできない? “漂流”する原発が多発の可能性 ●矛盾するエネルギー政策 発送電分離と原発再稼動が抱える大きな矛盾 ●一体感をなくしだした電力会社、原発の扱い次第で各社の勝ち負け鮮明に ●原発と再エネの問題が一気に噴出 北海道で明らかになった太陽光普及の落とし穴 ●結局は電気料金か税金で国民負担に “出口”なき原発問題がはまった隘路 週刊ダイヤモンド(2013年7月13日号)の第2特集と 同(2013年3月23日号)の第3特集を電子化しました。 雑誌のほかのコンテンツは含まれず、 特集だけを電子化したコンテンツとなっております。
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5.0あの大震災を忘れない! あまりの惨状に日本全国が言葉を失った東日本大震災。“天災”“想定外”“未曾有の”という言葉の影で発表された死者・行方不明者は2万人。 未だに多くの人々が気持ちの整理をつけることすらできずに苦しんでいる。あれから2年が経つからこそ、「これから」に活かすためにも、もの言わぬ2万人の叫びに耳をかたむけよう。震災直後から20数回にわたり被災地で取材を重ねてきたジャーナリストが「死の真相」を再検証した渾身のノンフィクション。
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5.0尖閣諸島領有をめぐって、激しく対立する日本と中国。この問題には、米国や台湾の動向、日中間の歴史的経緯、海洋資源とシーレーン確保、経済や文化など、さまざまな要因が複雑に絡んでいる。中国は超格差社会となり、習近平体制の中国共産党はその正統性の問題に直面している。日本は長らく経済が停滞し、政治的にも揺れ動いている、果たして、両国の領土問題を解決する糸口はあるのか。日本と中国の専門家が、日中領土問題の真因と展望について、総合的に議論する。【目次】はじめに 横山宏章/第一部 国際情勢からみた尖閣諸島問題/第二部 国内情勢からみた尖閣諸島問題/第三部 グローバル経済と日中の課題/おわりに 王雲海
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 友人、イサーム・ラシードの言葉。現在のイラクは内戦状態で、1日に約100人が殺される最悪の状態。電気は毎日1~2時間しか通電せず、きれいな水が供給されないため、疫病が流行っている。しかし明けない夜はない。きっとイラク人たちが、宗派や政党を越えて団結し、米軍を追い出すだろう。中間選挙でのブッシュの敗北、ラムズフェルドの更迭と、希望の光が差し込み始めている。イラクから米軍が撤退するまであと少し。世界中の人々が「無法な戦争やめろ」と立ち上がって声を上げれば、撤退は早い。多くの人が「自分には関係ないこと」せせらぎ出版刊 と、無視すれば、撤退は遅れる。つまりそれだけ長く無実の人々の血が流れる。この本が、戦争に反対し平和を願う人々を励まし、イラク戦争をやめさせる一助になれば幸いである。 -著者まえがきより せせらぎ出版刊
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5.0レアアース・ショック、中国の脅威と資源ナショナリズムなど資源の現在と未来を明らかにする本。地政学的問題、政治的不安定性、資源ナショナリズム、環境問題、人権問題、労働問題、先住民問題、HIV問題、腐敗の構造など、著者は日本で数少ないこの分野の専門家である。すでに尖閣問題など、資源を核とする紛争が起こっているにもかかわらず、日本では資源は、いまだに金さえ出せばいつでも買える単なる外部購入資材という位置付けで、商社依存体質から抜け出せない。本書では世界における不安定な資源事情に対して警鐘を鳴らし、日本が直視すべき複合的な課題の所在を明確に提示する。
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5.0私は「成年後見人」である。(中略)本書では、11年にわたる成年後見人としての経験から、おひとりさまの老後に対して、いくつかの処方箋を提示した。(中略)人間、息を引き取るまで、好むと好まざるとにかかわらず、いろいろな事柄が心を悩ませる。まさしく苦の連続とも言える。しかしながら、こうなってしまった現実を嘆いてばかりいても仕方ない。正面から捉えて対応することで、少しは心を軽くすることができるのだ。(中略)そして、これは私にとっても決して他人事ではなく、正真正銘、由緒正しきおひとりさまである私が、少しでも心穏やかに最後まで行きぬくための方策でもあるのだ。(まえがきより)
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4.9「最後のページ、いつも泣いてしまいます」「凄すぎる!!」 南Q太の大反響新連載! 娘を返して!! 本人不在の親族会議で産んだばかりの娘を奪われてしまった晴子。モラハラ義母、意地悪な義姉、頼りない夫。孤独で切ない結婚生活は晴子を蝕んでいき――。感動保証 南Q太の新境地!!
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4.8【死にたい時に、出逢っちゃいました。】コンビニでバイトをする学生・相模 由妃(さがみ ゆき)。その目はいつも虚ろで何にも動じない。早くいなくなりたい…。そんな彼女の前に現れた人。地元で有名なワル×消極的な美少女。――「やり過ごすだけの毎日が、楽しくなるなんて、思ってなかった。」 相模 由妃はクラスの女子からイジメのターゲットにされていた。嫌がらせや悪口、時には暴力…。それらに対抗する術は全てを諦めること。機械的に登校して、その後はコンビニのバイト。このループを終わらせたい、ただそれだけだった。 しかし由妃のモノクロな日常は、不良達のリーダー的な存在、鬼塚(おにつか)との出逢いで変わっていく。 辛いこともあるけどこの人といると、世界がキラキラしはじめる。 ちょっと不思議な組み合わせのカップルが織り成す胸きゅんな日々、花田 デビューコミックス。
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4.8▼▼Twitter&ブログで共感の声、殺到!!!▼▼ 報われない主婦の心の叫びが吹き荒れる! 家事と育児ってこんな大変なのに無給なの? 私は……主婦の給料、5億円ほしーー!!! 日々仕事をしながら家事と育児に翻弄される アラサー主婦・鳥谷丁子さんが描く 悲壮と爆笑が入りまじる、 報われない主婦の奮闘コミックエッセイ! 全編オールカラー&加筆修正して書籍化! Twitterで人気を博した「たのしい育児教室」「出産レポート」など 書籍限定の描きおろし作品も40P以上収録。 日々仕事や家事、育児を必死で頑張っている すべての主婦さんやお母さんたちの背中を押してくれる一冊です! ●目次 第1章 主婦の給料、5億円ほしーー!!! ~報われない主婦の妄想編~ 第2章 ボディビルの大会みたいに褒めてほしーー!!! ~報われない主婦の現実編~ 第3章 私の1日、動画を撮って夫に見てほしーー!!! ~夫婦のすれ違い解消編~ 第4章 思い切りバカになって育児を乗り切りたい!!! ~家族3人、波乱の日常編~ 第5章 報われなくても…人生楽しく生きたい!!! ~主婦になって気づいたこと編~
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4.8父の死は私の“希望”。 虐待を受け育った作者が描くコミックエッセイ。 暴力・性的虐待・面前DV・人格否定。 ――父が私にしたこと。これが、私の日常だった。 子どもの頃は、家を出るお金もなければ、歯向かうための腕力もない。 虐待する親の元に生まれた私には、耐えるしか道がなかった――。 ―― 第1話 日常的なDVと虐待 第2話 外面のいい父 第3話 よりを戻す両親 第4話 狂う母 第5話 誰にも言えない 第6話 私に流れる父の血 第7話 恋愛依存 第8話 全ては父のせい 第9話 復讐失敗 第10話 「私は悪くない」 第11話 彼氏に依存する私 第12話 自立したい 第13話 結婚そして妊娠 第14話 余命僅かの父 第15話 虐待の連鎖 第16話 子どもは親を選べない 第17話 父の死は希望 第18話 愛されたかった? 第19話 気づいてしまった母の気持ち 第20話 ただ普通の幸せが 第21話 自分の人生を取り戻す ――― 私はただ、普通の幸せが欲しかった。 普通のお父さん、普通のお母さんが。 ★単行本カバー下画像収録★
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4.8LGBT、Aセクシュアル、パンセクシュアル、フレキシブルetc.性別に関しての価値観がどんどん変化する昨今。「それってどんなコト!?」「つきあい方やタブー発言は?」「私、あの子はもしかして…!?」といった、「知りたいけど聞けない」&「まだまだ知らない」最新の性別事情を、『性別が、ない!』シリーズの著者であり、インターセックス作家の新井祥が解説したコミックエッセイ!!
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4.7【電子限定!雑誌掲載時のカラー扉収録】 キリと夫のむっちゃんは、結婚して数年の仲良し30代夫婦。 子供を作るならそろそろ急がなきゃいけない年頃なのはわかってる。 けれど、後戻りできない一歩を踏み出すのがこわい…。 キリは周りのおめでたい報せを聞く度に少しずつ消耗していくが、 夫のむっちゃんはどこか他人事のようで…? そして突入した初めての妊娠は、知らないことの連続だった――! 悩める未産の女性たちへ。妊娠中のあなたへ。妊娠を懐かしむママたちへ。 そして、男性たちへ。 すべての人に届けたい、初めての妊娠・出産ストーリー。
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4.7自閉症の子どもの家族は、日常生活の中で子どものさまざまな問題や苦手なことに直面することがあります。親がよかれと思ってとった対応が、逆に問題を深刻化させてしまい、自分たちで対処できなくなる。そんなときが奥田先生の出番です。 本書では、トイレに行ってオシッコができないエルモくん、てんかんの薬を服用できないジャンくん、特定の言葉を嫌がり、拒絶するようになったダンテくん、自閉症児のおねえちゃんで、怖い夢で気持ちが落ち込んでいたマイコちゃん、職場の上司に叱られリベンジしたいアーサくん、年下の相性の悪い子にしつこくされて暴言を吐いてしまったサントくんの事例と対処を紹介します。さらに、著者自身の生い立ちを含めて、出張カウンセリングするようになった経緯をまとめた「奥田健次物語」も掲載しました。それらが、武嶌さんのマンガにより、リアルにいきいきと再現されています。 読者は、それぞれの子どもと家族の置かれた状況の分析と、子どもの心の動きのツボをおさえたやりとりで行動上の問題を解決していく奥田先生の鮮やかな仕事ぶりから、学べることがあるでしょう。
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4.7長崎県の情短施設で療養を受ける、虐待で心身とも傷つけられた子供たち。今まで生きてこられただけで幸運だったと言われる彼らと、それを支援する大人たちの壮絶な闘いを追ったノンフィクション。
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4.7「中国人民よ、専制は必ず滅亡する!」 安倍総理の靖国参拝で、「日中関係はこれまでにないほど悪化した」と言われている。しかし、2013年暮れの靖国参拝でも尖閣国有化1周年、満州事変記念日にも反日デモは起きなかった。いや、習近平政権は反日デモを起こせなかったのだ。なぜか。中国共産党、高官の腐敗は凄まじく、一党独裁が生んだ貧富の格差は、日本人の想像を絶する。 「中国人民は今もなお専制という悪魔の爪の下で苦しみ、もがいている。しかし希望を捨ててはいけない。君知らずや、建国以来どれだけ多くの英雄が人民の自由のために強権を恐れず不屈の魂で命を賭して戦ったかを!人民はいま目覚め、悪魔は怯えている。専制は必ず滅亡する!」――14年元日、ネットにこうした前文に続いて「クズ中国人番付」がアップされ、瞬く間に消されたが、グーグル香港に転載され一気に広まった。中国人が選んだ「クズ集団」と「クズ中国人」番付には庶民の怒りと心情が反映されている。その中身とは。 習近平が恐れる「6億の網民(ネットユーザー)」と国民の怒りが沸点に達したとき」“紅い中国”は滅ぶ。
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4.7伝えたい少年原爆体験記。11歳のヒロシマ。 広島に原爆が落とされたのは、1945年8月6日でした。11歳の米澤鐡志さんは、爆心から750メートルの電車内で母親と一緒に被爆します。母親は9月に亡くなり、母乳を飲んでいた1歳の妹は10月に亡くなります。 この本は、米澤少年の目で見た、8月6日その日のことと、その後何が起こったか、という記録です。 ブラウスが突然発火して、体が焼け始める女性、皮膚が布地のように垂れ下がって、幽霊のように見えた人たち、防火水槽に飛び込んで亡くなっている赤ちゃんを抱いた女性、川を流れていくたくさんの死体。 11歳の少年が見た光景を、読者も知ることになります。 「どんなにつらい記憶でも、知らないよりは知ったほうがいいと私は思います。本書は読むのも苦しい内容ですが、きっと未来のための知恵を与えてくれるでしょう」(京都大学原子炉実験所 小出裕章さんによる「はじめに」より)。 原爆や核についてお子さんと考えるとき、最適の1冊です。
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4.7恐怖の宣伝、強制収容、終身隔離……「病んだ」共同体はいったいどこへ向かうのか。ハンセン病を軸に日本社会の「病い」観を問いなおす。
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4.6「透明なゆりかご」で大ブレイクを果たした沖田×華。多忙な生活にパンクしてパニック障害を起こし、なんと自殺未遂を…!? 自閉症スペクトラム(アスペルガー)・ADHD(注意欠陥・多動性障害)・LD(学習障害)という3つの発達障害を持つ作者が、日常生活での自身の「やらかし体験」をセキララに描く!
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4.6ほふく前進でしか動けない部屋、開かずの冷蔵庫が4台ある部屋、物を捨てられない孤独な老人が済む部屋、キッチンがトイレになった部屋…。 想像を超える超ド級の汚部屋。 そこには現代社会が抱える闇があった!! 燻煙殺虫剤に逃げ惑うゴキ 取れた量は45リットルゴミ袋3つ分 亡くなったペットを供養せず自宅で保管 放置されたカレー鍋 ご飯かと思った白い物体はウジ虫 持ち上げたラグマットからボタボタとたれる尿 お風呂の排水溝から出てきた貞子 部屋が片付かないことに悩み大家に遺書を残して自殺した住人 家族と同居していたのに死後2週間で発見された老人 ★単行本カバー下画像収録★
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4.6「家族」って結局なんなんだ!? 歩けなくなり認知症が進む母。非協力的で自分勝手な父。在宅介護の限界を感じ、施設への入所を試みるも、簡単にはいかず…!? 現代社会の介護事情と「家族のあり方」をリアルに描き、「老い」と「人生」を見つめるコミックエッセイ!!
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4.6高校3年間、ずっと思いつづけてきた同級生の彼と、ある日出会ったゲイの大学生。「ゲイであること」を誰にもいえず、孤独な日々を送っていた僕が、最後にとった行動は――!? 葛藤しながら生きてきた思春期時代をセキララかつシュールに描いた、独白コミックエッセイ!! 「同性愛は子供のうちから存在することを知ってほしい。」――著者のインタビューも収録!!
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4.6アメリカの国力の低下と共に勃興する諸大国の新たな覇権主義。拡大する中東の戦乱、国境を越える大量の難民、欧州のテロ事件。行き過ぎたグローバル経済と格差社会。国内に目を転じれば大規模な災害が起こる中、平和主義の戦後レジームからの脱却を主張する動きが勢いを増している。いよいよ混迷を深める世界と社会の情勢。その背景にあるのは、世界史レベルのパラダイム(知的枠組)の地殻変動である。顕在化している近代の崩落過程についてリベラル派の言論人を代表するふたりが語り合い、難局を避けるために必要な世界の見取り図を提示する。【目次】はじめに――悲劇の氾濫の中で 姜尚中/序章 問題提起 世界は「最終戦争」に向かっているのか/第一章 液状化する国民国家とテロリズム/第二章 我々は今、擬似戦時体制を生きている/第三章 帝国再編とコミューン型共同体の活性化/第四章 グローバリズムという名の「棄民」思想/第五章 シンガポール化する日本/第六章 「不機嫌な時代」を暴走させないために/おわりに 内田 樹/主要参考文献
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4.6誰もが不安を抱える「親の介護」――。ふいな事故がきっかけで母親の脚が不自由になり、突然「不安」が「現実」になった時、すべて母任せで何もできない父と、遠く離れて暮らす子供たち、そんな家族に何ができるのか!? 『不妊治療、やめました。~ふたり暮らしを決めた日~』で、不妊治療を通して“夫婦の絆”を描き大きな反響をえた著者が、今度は右も左もわからず始まった母親の介護を通して、“家族の絆”と“夫婦のあり方”を描いた、大注目コミックエッセイ・上巻!!