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酒癖の悪い父との出口の見えない暮らし。
もしかしたら、もしかしたらと期待をしては裏切られる日々。
無責任に飲ませるだけの近所の人や
真性クズな恋人には頼るどころか、逆にストレスを受ける。
共に暮らし、明るく振る舞ってくれる妹だけが心の支え…。
生活に疲れ果て、次第に感情を失っていく著者の菊池さんの姿が
読んでいて心底痛ましいのですが、
最後まで見届けなければという強い使命感にかられ、一気に読みました。
「毒親」という言葉が浸透する一方で、子供に関する痛ましいニュースが連日報じられ、
親子の問題は今後さらに多様化していくのではないでしょうか。
この本との出会いで、悩んでいるのは自分ひとりではないと気づきを得る人が
ひとりでも増えるといいなと思います。
痛みに刺さって涙が出た
私は作者とは違う体験だけど、親からの暴力など性格が歪む体験をたくさんして育った。今でも人を傷つけながら、愛してしまう。元夫には殴られて離婚した。
娘にも繰り返してしまいそうだったけれど、(少しは繰り返してしまったのかもしれないけど)自制心は働いている。
書き下ろしの部分、怖いくらいに私も世間とはズレてて作者よりだ。
作者の罪悪感、自己嫌悪が刺さる。涙が止まらない。
この作品に出会った時、心がザワザワし見ないと先に進めない気がした。
今、読後直後のため、心の揺れが激しく、うまく言葉も見つからない。
ただ、アル中でなくても、親との何らかの確執があり、苦しい体験をした人は読んだ方がいいと思う。
心の奥にしまい込んで、自分でも忘れてしまったような痛みが揺さぶられる。
自分では到底辿りつけない場所にあって自覚すら難しかった闇に手が届きそうな気もする。私も作者のように、心の大波を解放して、愛する人を傷つけ続けるループから抜け出したい。
傷を抱えながら読むのは、なかなか辛いけど、この揺さぶられる、痛みを自覚する経験が出来たので、とっても得難い作品だと思う。
読んでいてつらい
父もひどいけど周りの大人のクソ加減にも嫌気がさした。
あと、元カレの人格の破綻ぶりにぞっとした。
こんな奴が一流大卒、一流企業の敏腕社員だなんて恐ろしい。
作者にも妹さんにも幸せになってほしい。
あなたは何も悪くない、それどころか、よくがんばりました、
この作品を書いてくれてありがとう、とお伝えしたい。
酒で家族に介抱されるのが当たり前と思ってる人に強制的に読ませたい。
アル中の更生施設にぜひ置いてほしい。
アルコール依存症のご家族を持った苦悩を描いた一冊です。ネタバレにしないよう詳しい内容は伏せます。
様々なケースがあるかとは思いますが現在進行形であっても過去であっても同様にお辛い心況にある方々は1度読んでみても良いかと思います。
自身を大切に。
決して巻き込まれない為に。
勇気ある発信をされた菊地真理子さんに感謝と敬意を送ります。有難うございました。
よく書いてくださいました。
著者さんと妹さんには心から、心底幸福な人生を歩んで欲しいと切に願います。
この本はきっとたくさんの人に気づきをもたらし、助けになると思いました。
ご自分の人生をよくぞここまで書いてくださいました。
深く敬意と感謝の気持ちを持ちました。読めて良かったです。
ありがとうございました。
Posted by ブクログ
酔って奇行を繰り返す父。 新興宗教信者の母。 そんな二人の元に生まれた作者は 壊れていく家の中でがむしゃらに未来を見つけていく…。
普段は小心者で酒に弱く、酔うとベロベロになり奇行を繰り返し、休日は必ず家で仲間と麻雀やりながら酒を飲んで、子供との約束を守らない父親。
父に奴隷のように尽くし、父の世話を献身的にして心をすり減らし、宗教に救いを求めた母。
母の死後、父は酒と麻雀をやめたけど、仕事と野球に逃避して子供に無関心だった。
しばらくして、父は酒を再び飲み始め、真理子さんと妹が父の粗相の後始末をした。
真理子さんは、父の苛立ちが「自分がいつまでもフリーターをしているから」と思って、必死に漫画家としてデビューし、男性とお付き合いすることもあったが、酒もタバコもやらない落ち着いた男性は物足りなく感じて、小説家志望の男性と付き合ったが、彼は酒呑みで嫉妬深く束縛が激しく気に入らないことがあると真理子さんに暴力を振るった。
知らず知らずのうちに、母と同じ道を歩んでいることに気がついた真理子さんは、彼氏と別れた。
真理子さんは、父に対して押し殺した怒りや苛立ちや寂しさをぶつけられるようになった。
真理子さんが末期ガンになった父の世話をする頃、病気のせいもあって真理子さんと父は穏やかな関係になっていた。
父の死後、「自分が父の酒をやめさせることが出来たかもしれない」と自責の念に苦しみ、気持ちの整理がつかない真理子さんだったが、妹や友人に支えられ、自分のことを大切にしてくれる男性を好きになることが出来た。
酒呑みの父親への恥から、友人に相談することも出来ず、自分で自分を追いつめてしまう、人に困ったことを相談出来なかったり、心をなかなか開けない偏屈さ、酒呑みの父親と似たような男性に惹かれる生きづらさに気づいた真理子さんが、父との関係を見つめ直し、少しずつ明るい明日に向かう心情の変化が丁寧に描かれていて、心揺さぶるコミックエッセイ。
Posted by ブクログ
暴力を振るわないだけマシではありますが…母親が宗教にハマっていたり近所の酒飲み仲間のおじさんたちもモラルがないし環境も悪い。さっさと家を出ればいいじゃんという人もいるでしょうが親子関係ってそう簡単に切れるものじゃないし見捨てられないんですよね、法的にも精神的にも。もともと機能不全家族だったように思います。
父親のアル中ぶりより元カレの豹変ぶりにびっくりしました。いきなり街中で酒瓶一気飲みして豹変する人ってアル中父親よりヤバいと思います。当然のようにモラハラに暴力。
高学歴エリートでも壊れてる人は壊れてるんだなぁ。そういう人に支配されてしまうとそれが普通に思ってしまうんですよね。
別れてくれてよかった!!
とにかく辛い
お酒で人がここまで変わるという恐ろしい例を見てしまいました。
このような思いをする人がいなくなるように、この問題について考えさせられました。
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