限界作品一覧

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  • リサイクル・廃棄物事典
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国際的にも3R(リデュース、リユース、リサイクル)の知恵が遅れている工業国又は企業は生き残れないと騒がれた時代からかなり久しい。未だ日本にはリサイクル専業が確立されていない状況にある。温暖化ガスを増やすことなくリサイクルを実現し、循環資源国をめざして「成長の限界」に挑戦していく意欲を持っていただく企業に必携のバイブルとして我が国唯一の保存版であります。廃製品にどのような物質が使用され、それがどの様にリサイクルされているかを検索できるようになっている点が、本書の最大の特徴である。

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  • 市民法の理論
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 「民法理論の古典的体系とその限界」「民法における「公共の福祉」概念」など、民法学の巨匠による市民法に関する論文18編を収録する。 【目次】 はしがき 凡例 第一部 市民法論の構想 第一章 民法理論の古典的体系とその限界 第一節 問題の提起 第二節 古典的体系の素描 第三節 限界の意味 第四節 主観的権利論の限界 第五節 法律行為論の限界 第六節 結語 第二章 法と権利に関するひとつの試論──民法学から 第一節 権利の「生成」と「衰退」 第二節 法の性質と権利 第三節 市民法の変質と権利 第三章 なぜ、いまサヴィニーか 第一節 はじめに 第二節 「古典」理論への視座 第三節 古典理論の「批判」的検討 第四節 古典理論と現代の法現  第五節 古典理論の法規範性質論と現代の権利論 第六節 むすび 第四章 法的判断論の構想──来栖・三部作によせて 第一節 はじめに 第二節 「擬制」は現実を再生する 第三節 擬制論は普遍の置き去りか 第四節 「擬制」は「全体的直観」に基づく 第五節 おわりに 第五章 競争秩序と民法──赤松美登里助教授を惜しむ 第一節 はじめに 第二節 民法の研究と経済法の研究 第三節 民法学における競争秩序法研究の必然性 第四節 独占禁止法と民法との連結 第五節 おわりに 第二部 信義則・権利濫用論 第一章 民法における「公共の福祉」概念 第一節 問題の提起 第二節 規範具体化と規範創造の機能 第三節 規範具体化の意味 第四節 規範創造の社会的意味 第五節 「公共の福祉」の所有階層化機能 補論 信義則論ノート 第一節 はじめに 第二節 信義則論の具体的考察 第二章 軍事基地用地の「賃貸借」と民法規範──とくに最高裁「板付」判決を中心として 第一節 視点の設定(判例研究の方法論) 第二節 最高裁「板付」判決の具体的検討 第三節 むすび 補論 所有権の濫用──最高裁板付基地事件判決再論 第三章 債務の一部不履行と債権者の反対給付義務 第一節 はじめに 第二節 検討の対象 第三節 債務の一部不履行と債権者の義務 第四節 当事者双方の責に帰すべき事由による履行不能 第五節 むすび 第三部 権利・民事違法論 第一章 ドイツにおける権利論の変質 第一節 日本民法理論の変質 第二節 ドイツ民法理論における権利の変質 第三節 結語 補論 権利論の存立と変質・放棄 原島 重義 1925年生まれ。法学者。九州大学名誉教授。九州大学法学部卒業。専門は、民事法学。 著書に、『法的判断とは何か 民法の基礎理論』』『民法学における思想の問題』『市民法の理論』などがある。
  • 実存倫理の歴史的境位 神人と人神
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 京都学派の哲学者であった著者の本格的哲学論考。「近代の超克」を引き継ぐべき著者は、戦後早々に哲学的思索をやめてしまう。その思想の軌跡に迫るための必読書。 【目次より】 第一論文 一、本題名中の『歴史的境位』について 二、本題名中の『実存倫理』について 三、副題名『神人と人神』について 四、収録論文とその成立過程について 五、主体的現象学について 六、全文を反省して 第二論文 第一節 行為的人間 第二節 悲劇の誕生 第三節 悲劇の性格 第四節 悲劇的個体 第五節 悲劇的行為 第六節 ヒュブリスとネメシス 第七節 善悪と運命 第八節 和解とカタルシス 第九節 歴史の悲劇性 第三論文 第一節 黄金時代の想起 第二節 ユートピアの期待 第三節 ゼーノーンの反復 第四節 エピクテートスの克己の倫理 第五節 マールクス・アウレーリゥスの孤高の倫理 第六節 倫理と歴史的現実 第四論文 第一節 苦難の根本義 第二節 倫理と宗教の相剋 第三節 自主性のパラドックス 第四節 苦難の反復 第五節 苦難の超剋 第六節 神人と人神の相即の課題 第五論文 第一節 問題提起 第二節 カントの宗教論の主体的必然性 第三節 敬虔主義と啓蒙主義 第四節 理性的道徳宗教の第一歩 第五節 善悪の主体的相剋とその宿命 第六節 道徳的理念の宗教的理念への転化 第七節 心術の変革 第八節 自由の具現の現実的媒体 第九節 近代的理念の実存的限界 第六論文 第一節 ニヒリズムの到來 第二節 ニヒリズムの道徳的背景 第三節 クリスト教とニヒリズム 第四節 ヘレニズムとヘブライズムの抱合 第五節 近代科学とニヒリズム 第六節 道徳と宗教の亀裂 第七節 人神のニヒリズム 第八節 虚無への虚無 終論 第一節 イエスの弁証 第二節 自由の実存 第三節 愛の弁証法 第四節 受難と悔改の倫理 第五節 使徒対天才 第六節 イエスを師として ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • フランス革命と財産権 財産権の「神聖不可侵」と自然権思想
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 財産権の「神聖不可侵」と自然権思想 財産権の概念をブルジョワジー・民衆双方の視点から分析し、従来の歴史認識に一石を投じる。 【目次より】 はしがき 表記について 第一部 序論 問題提起 歴史認識の問題点と課題 第一章 憲法学の歴史認識と問題意識 第二章 歴史研究の到達点と問題点 第二部 フランス革命史研究の前提 財産権思想・革命前夜の財産をめぐる状況・革命の全体像 第一章 財産権思想 第二章 革命前夜の財産をめぐる状況 第三章 フランス革命の全体像 第三部 一七八九年宣言と財産権 第一章 一七八九年宣言の成立 第二章 財産に関する諸立法 第三章 一七八九年宣言における財産権の構造 第四章 「神聖不可侵」の財産権の可能性 第四部・第五部への見通し 第四部 民衆と財産権 「生存の権利」の実現と財産権 第一章 民衆の行動と要求 第二章 民衆のイデオローグ 第三章 民衆の財産権の構造 第五部 一七九三年宣言と財産権 民衆の財産権への接近 第一章 一七九三年宣言の成立 第二章 財産に関する諸立法 第三章 一七九三年宣言における財産権の構造 第四章 革命政府とテルミドールの反動 第六部への見通し 第六部 一七九五年宣言と財産権 「社会秩序」の基礎としての財産権の確立へ 第一章 一七九五年宣言の成立 第二章 財産に関する諸立法 第三章 一七九五年宣言における財産権の構造 第四章 フランス革命の終焉 第七部 結論 二つの自然権的財産権論 第一章 二つの自然権的財産権論 ブルジョワジーの財産権と民衆の財産権 第二章 自然権思想と独立小所有の理想 自然権的財産権思想の役割と限界 参考文献一覧 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 田村 理 1965年生まれ。憲法学者。明治大学教授。一橋大学大学院法学研究科博士後期課程修了。法学博士。専門は、憲法学、フランス憲法史。 著書に、『投票方法と個人主義』『フランス革命と財産権』『国家は僕らをまもらない』『僕らの憲法学』などがある。
  • ギリシア・ポリスの国家理念 その歴史的発展に関する研究
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 ギリシアの都市国家の歴史的発展に関する研究。エーゲ海の雄大な古代世界に展開するデーモスとコイノンの二つの国家理念の葛藤を描いた画期的業績。 【目次より】 序言 目次 序説 都市国家と世界帝国 「自治と自由」誕生のオリエント的背景 前篇 ポリス理念の形成と展開 デーモスからパトリオス・ポリーテイアまで 第一章 ポリス生成期のデーモスとアゴラ 第二章 テュラニスとイソノミアの間 植民運動の 'back influence' を中心に 第三章 クレイステネース改革とデーモス 第四章 前五世紀アテーナイ国家の一断面──ストラテーギアの発展に見る 第五章 アテーナイの「寡頭派革命」について ポリーテイア論の構成との連関 第六章 スパルタ混合政論の確立と展開 エプォロス職の位置づけを中心に 中間考察 ポリス理念史の岐路としてのヘラス連盟 はじめに──ポリス理念史の岐路としてのヘラス連盟 第一章 シェネドリオン考 「エイレーネー」の制度化とその限界 第二章 ストラテーゴス・アウトクラトール考 後篇 ポリス理念の拡大と変容 「コイノンとしてのローマ帝国」に至る はじめに ポリーテイアとしてのコイノン 第一部 コイノン 拡大されたポリス理念 第二部 ヘレニズム王権とポリス理念 第一章 コイノンの立場より見たるアンティゴノス王朝の性格 第二章 セレウコス王朝に於ける植民運動と国家統一の問題 第三部 ローマ世界に於けるポリス理念 第一章 ギリシア=ローマ両国家理念の交錯 混合政論の推移に見る 第二章 ポリス市民の描くローマ帝国像 その前提と達成 結論 コイノンの発展のローマ的限界 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 合阪 學 1937年生まれ。大阪大学名誉教授(文学博士)。元追手門学院大学文学部、大阪大学文学部教授。 著書に、『ギリシア・ポリスの国家理念』など、訳書にサルッティウス『カティリーナの陰謀』(共訳)などがある。
  • 週刊エコノミストebooks100選
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    【目次】 ・賢い相続と不動産活用 ・世界史に学ぶ経済、2、3 ・宗教と経済1、2 ・税務調査がやって来る ・とことん学ぶ通貨と為替 ・あなたの土地の相続増税 ・強い大学 ・終の住みかを考える 上下 ・地図で学ぶ世界経済 ・資本主義をとことん考えよう ・水素・シェール・藻 ・とことん考える 人口減 ・ランキングで見える世界経済 ・もめない遺産分割 ・人工知能が拓く未来 ・世界低成長の「異常」 ・水素車・リニア・MRJ 水素4兆円市場の「ミライ」 ・実家の後始末 年末年始親と子で考える ・競争激烈!税理士・会計士・弁護士 ・読書会ブームが来た ・自動運転・AI・ロボット ・危ういROEブーム ・ピケティにもの申す ・宇宙・深海・地底 ・とことん分かる低金利 ・相場は歴史に学べ ・キーワードで知る経済リスク ・日本人が知らない 中東&イスラム教 ・水素と電池 世界はこれでリードだ ・土地投資の極意 ・相場を見抜く経済指標 ・農業改革の化けの皮 ・いま古本屋が熱い ・アジアインフラ争奪 ・徴税強化 ・地銀再編前夜 ・世界史を動かす 聖書と金利 ・世界を変えるiPS産業 ・商社の下克上 ・今そこにある財政危機 ・AEC 期待と不安の発足 ・日本を守る情報戦の極意 ・東芝の闇 ・軽き日本国憲法 ・戦後70年 歴史と未来 ・よみがえる絶版本 ・オワハラ時代の大学と就活 ・本当は怖い 物価大停滞 ・歴史に学ぶ 通貨と為替 ・これだ人工知能自動運転 ・大解剖 日本郵政株 ・韓国の限界 ・インドびっくり経済 ・生保の正念場 ・知って驚く コーヒー革命 ・保存版 相続増税の新常識 ・そうだったのかTPP ・銀行の破壊者フィンテック ・これじゃ食えない会計士、税理士、弁護士 ・地図でわかった原油恐慌 ・コンビニ経済圏 ・丸分かり激震中国 ・農業がヤバい ・投資が恐い人の資産防衛大綱 ・マイナス金利 ・暴れる通貨 ・ネットスーパー戦国時代 ・ここが変だよ電力自由化 ・農協猶予5年 ・商社の憂鬱 ・世界を変えるIoT ・直撃マイナス金利 ・会社で役立つ経済学 ・悩む仏教 ・世界史に学ぶ金融政策 ・どん詰まり中国 ・検証なき日銀 ・マイナス金利に勝つ資産運用 ・新聞に載らない経済&投資 ・人工知能AIの破壊と創造 ・パナマ文書ずるい税金逃れ ・経済は物理でわかる ・もう乗れるぞ自動運転・EV ・英国離脱EUの衝撃 ・ヤバイ 投信 保険 外債 ・ヘリコプターマネーの正体 ・世界の危機 ・天皇と憲法 ・韓国の騒動 ・中国ゾンビと政争 ・ぶらり日本経済 ・人口でみる世界経済 ・踊る経済統計 ・さまよう石油再編
  • 忍耐の時代の経営戦略 企業の命運を握る3つの成長戦略
    5.0
    早くからアベノミクスの失敗を警告! 企業がとるべき真の「消費増税不況」対策を指南する。 マクロ経済の動向を的確に予測していた書 日本経済の見通しは厳しい―――しかし、前進する方法は確実にある。 消費増税の導入で不況は確実! 政府主導の景気対策の限界とは!? 企業としての生き残りをかけ、少しでも利益をあげよ。 社員一人ひとりが「企業内起業家」として利益を生み出せ。
  • アメリカ法制史研究序説
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 「英米法」と総称されるイングランド法とアメリカ法はきわめて近い関係にありながら、様々な分野で大きく異なる側面を持つ。本書は「比較歴史学」の方法を駆使してアメリカ法のイングランド法からの継受・分離・独立過程を解明、あわせてアメリカ本国およびわが国における「研究史」を調査、整理、評価した初の本格的研究。「アメリカ法制史学不在の現状」を打破すべく書かれた著者二十年の苦闘の成果。第7回天野和夫賞受賞。 【目次より】 序:わが国におけるアメリカ法制史研究不在の現状 第一 法形成の主体 アメリカ型法曹の醸成に関する歴史学的考察 第1篇 独立前夜マサチューセッツの法曹制度 I はじめに 問題の所在 II 予備的説明  III 「法律家団体」 IV 法学教育 V 「イングランド化」の阻害・限界要因 VI むすびにかえて 第2篇 独立前ヴァジニアの法曹制度 I はじめに 問題の設定 II 研究史の概略 III ヴァジニアの統治・権力構造における司法機構 IV 法曹資格試験及び法曹関係立法 V 一般管轄裁判所のアトーニ(GCA)の実態及び性格 VI むすび マサチューセッツ法曹との比較におけるヴァジニア法曹の特徴 第3篇 連合規約時代における「アメリカ型法曹」醸成過程 I 序 アメリカ法制史学不在の現状 II アメリカ法制史学に対するWarrenテーゼの意義 III 独立宣言当時における法曹制度 IV 連合規約時代マサチューセッツの法曹 V 連合規約時代ヴァジニアの法曹 VI 「アメリカ型法曹」醸成過程に関する理論的考察 第二 アメリカ的法制度の形成過程断片 第4篇 奴隷が行使する I聖職者の特権」 独立前ヴァジニアにおける「イングランド法継受」の一例 I 本篇の問題 II 奴隷が行使する聖職者の特権の実例 III 聖職者の特権制度の導入と奴隷への拡大 IV 聖職者の特権の実態と機能 V むすびにかえて 第5篇 独立前夜における陪審裁判の歴史的位置 マサチューセッツに見るその実像 I 本篇の問題 II 歴史的事実の文脈 独立前夜マサチュ ーセッツにおける「陪審裁判」のある実態 III 法制史上の文脈 IV むすびにかえて 第三 アメリカ法制史研究批判 第6篇 アメリカ法制史研究の回顧と展望 「アメリカ法制史学不在の現状」の根本問題 I 序 第1部 II アメリカ本国におけるアメリカ法制史研究概観 III わが国におけるアメリカ法制史研究概観 第2部 IV 本国におけるアメリカ法制史研究の批判的検討 V わが国におけるアメリカ法制史研究のあり方に関する批判的検討 VI アメリカ法制史研究 VII 跋 文献一覧 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 大内 孝 法制史学者。東北大学教授。東北大学法学部卒業、同大学大学院法学研究科博士課程修了。 著書に、『アメリカ法制史学序説』『西洋法制史学の現在』(編著)などがある。
  • 未来創造のマネジメント 事業の限界を突破する法
    4.0
    どんな不況であろうと、「未来への一手」は必ずある。 世界経済のトレンドを見通しながら、普遍的な経営理論と、実践で 使い込まれた方法論を駆使し、事業繁栄への道を説く。 世界規模の組織を築き上げた著者による、「経営の悟り」ともいえる一冊。 〇デフレ、円高、金融不安……。それでも成長する企業は創れる! 〇情報をアイデアに、決断を成果に——社員を経営担当者に変える極意

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  • 道教史の研究1:初期の道教(東洋学叢書)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 二世紀末の太平道と五斗米道の運動を分析、民族宗教としての道教の成立過程を見事に解明したライフワーク。 【目次より】 自序 前篇 中國における民族的宗教の成立 序章 逍教の概念とその始源について 一 道数とは何か 二 道教の始源をどこに求めるか 第一章 黄巾の叛乱と漢中政櫂 A 黄巾の叛乱 一 黄巾の叛乱の背景 二 黄巾の叛乱 B 漢中政權 一 張陵と張衡 二 張脩と張魯 三 張魯と閻圃 四 終焉 第二章 中國における民族的宗教の成立 一 緒言 二 張角の教法(上) 三 張角の数法(下) 太平経との開係 四 五斗米道 五 佛数との関係 六 後漢時代の社會と信仰 七 結語にかえて 第三章 老子想爾注の成立 一 南北朝隋唐の間の想爾注と葛本 二 想爾注に所謂道誡と想爾戒 三 想爾注・想爾戒と大道家令戒 四 結語 第四章 績老子想爾注の成立 一 想爾戒と想爾注と老子五千文 二 九行二十七戒の性質と想爾注の行方 三 注の書写形式について 四 房中術 五 託死復生 六 再論大道家令戒 第五章 五斗米道の教法について 老子想爾注を中心として 一 緒言 二 想爾における「道」の性格 三 道誡について 四 神仙説について 五 房中術について 六 祭祀観について 七 政治観・社會観について 八 邪文偽伎について 九 結語 第六章 後漢末五斗米道の組織について 一 三會日 二 命籍信米制の起源 三 治と祭酒 四 義舎と道民 五 人頭税としての五斗米 六 廚について 七 結語 第七章 道教における三元説の生成と展開 一 はしがき 二 三元品誡経 三 三元説の由来 四 三元玉京玄都大獻経の出現 五 業報因縁経弘救品 六 盂蘭盆経との関係 七 結語 附篇 第一章 初期の僊説 一 史記封禅書の始皇帝に関する記事 二 武帝時代の僊説 「在るもの」から「成るもの」へ 三 倦人と上天 四 結語 第二章 老子化胡説の成立 一 老子浮屠併尊から併祀へ 二 老子化胡説の成立 三 結語 後篇 抱朴子の研究 第一章 葛洪傳 一 学問 二 社會的地位 三 異書探訪への大旅行 四 受爵 五 抱朴子の述作とその所謂俗情について 六 受爵以後 七 系圖と年譜 附 鮑〓傅 第二章 論衡・僭夫論と抱朴子 一 論衡と抱朴子 二 抱朴子と潜夫論 三 結語にかえて 第三章 抱朴子における紳仙思想の性格 一 金丹の大藥とその意味 二 出世間道的仙逍 道家思想との関係 三 仙の目的 四 祭祀否定とその限界 五 貴族主義 六 道徳主義とその意味 七 仙説の綜合とその観念論的性格 八 結語 宗教性の問題 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 大淵 忍爾 1912年生まれ。東京大学文学部東洋史学科卒業、岡山大学名誉授、文学愽士。 著書に、『初朞の道教 道教史の研究1』『道教とその経典 道教史の研究2』『敦煌道経 目録篇』『敦煌道経 図録篇』『六朝唐宋の古文献所引 道教典籍目録・索引』(編著)などがある。
  • 中・近世ドイツ都市の統治構造と変質 帝国自由都市から領邦都市へ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 本書は、帝国自由都市から領邦都市へとドラスティックに地位を変えたマインツ市の統治構造とその展開を、刊行・未刊行史料を駆使して考察、それを通して広くドイツ統治構造史における中世後期から近世への変質を明らかにした労作。「自由と自治の牙城」中世都市に都市君主制論、「絶対主義的統治の場」近世都市に中間権力論を導入して両時代の統治構造把握に努め、支配契約に基づく統治は、上位の君主支配機構と下位の市民自治機構からなる前近代的な「重層的二元主義」構造であり、中世では双務的二元主義、近世では片務的重層性がより特質的であったことを鮮やかに解明する。 【目次より】 序篇 序 第一章 研究史的考察 第一節 中世都市をめぐる研究史 第二節 近世都市をめぐる研究史 第三節 時代区分論 第二章 マインツ市の社会=経済史 第一節 全般的動向 第二節 社会構成 「長老」門閥とツンフト員 第三章 ツンフト 平民闘争 その統治構造史的考察 第一節 第一次ツンフト 平民闘争 一四世紀 第二節 第二次~第四次ツンフト 平民闘争 一五世紀 第一篇 帝国自由都市マインツの統治構造 序 第一章 一四世紀における都市参事会の支配構造 第一節 主要史料 第二節 都市参事会構成 第三節 都市参事会権限 第四節 「家」 第二章 一五世紀における都市参事会体制 展開と限界 第一節 主要史料 第二節 都市参事会構成 第三節 都市参事会権限 第四節 「家」 第五節 都市財政の危機と行政権 第三章 統合的権力としてのツンフト 第一節 ツンフトの形成 第二節 統治構造におけるツンフト 第三節 都市財政におけるツンフト 第四章 帝国自由都市マインツにおける都市君主権の構造 第一節 市民共同体の世襲的誠実宣誓(Erbhuldigung) 第二節 直接市民支配権 第三節 都市参事会に対する支配権 第四節 マインツ市の地位 「帝国自由都市」か、それとも「大司教都市」か 第二篇 近世領邦都市マインツの統治構造 序 第一章 基本構造 第一節 市民の誠実宣誓 第二節 「特権状」(一四六九年五月二五日) 第二章 大司教の直接的都市統治機構 第一節 総督 第二節 ゲヴァルトボーテ(Gewaltbote) 第三節 「世俗裁判所」 第四節 直接税徴収役・チンス徴収役・建築役 第三章 領邦都市マインツの中間的諸権力 第一節  第二節 同職組合:「兄弟団」ないしツンフト 第三節 近世法の諸類型 総括 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 神寶 秀夫 1948年生まれ。西洋史学者。九州大学名誉教授。専門は、ドイツ史。 東北大学文学部卒、同大学院博士課程満期退学。文学博士。 著書、『近世ドイツ絶対主義の構造』『中・近世ドイツ都市の統治構造と変質 』『中・近世ドイツ統治構造史論』などがある。
  • ロールシャッハ法による精神病現象の査定 理論的・概念的・実証的発展
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    ロールシャッハ法は、医療現場で用いられることの多い心理検査のひとつ。そんなロールシャッハ法によく求められるのが、精神病者の鑑別診断への協力だ。本書は、ロールシャッハ法の王道でありながらも非常に困難だとされている精神病の査定について、さまざまな角度から詳しく解説した専門家必携の一冊。膨大な研究知見がわかりやすくまとめられており、各理論や技法の信頼性だけでなく、その限界についても丁寧に検討されている。
  • ウィルソン外交と日本 理想と現実の間1913―1921
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 アメリカ合衆国大統領ウッドロウ・ウィルソン(1913-1921)に淵源する世界平和の実現のための外交方針。1918年1月には、「十四か条の平和原則」を発表された。侵略戦争を終わらせるための機関として、「国際連盟」を提唱した。 ウィルソン外交の最たる特徴は、「自由主義的・民主主義的・国際主義」を標榜し、国内外の政治体制の変革を追求することがアメリカの使命であると見なすことであり、今日では一般に「ウィルソン主義」と呼ばれている。本書は、日米英の外交史料を駆使して、20世紀アメリカ外交に理念的裏づけを与えたウッドロー・ウィルソン政権による対日政策を、アメリカの東アジア政策史の系譜に位置づけながら、4つの重要問題の再検証を通じて、その特質と実態を明らかにしたものである。ウィルソンの対日外交の分析を通じて、現代アメリカ外交の理念的原点である「ウィルソン主義」の可能性と限界を描き出す。 【目次】 目次 序論 研究動向と問題提起 「ウィルソン主義」をめぐる諸見解 第一節 先行研究の整理 第二節 本書の課題 第三節 アメリカの東アジア政策の伝統 第四節 二〇世紀初頭のアメリカの東アジア政策――ウィルソン政権期に至る歴史的背景 第一章 対華二一箇条要求への対応 第一節 対華二一箇条要求とアメリカ政府内政策方針の相違 第二節 ブライアンの対日宥和的方針 第三節 対日イメージの悪化とウィルソンの対日強硬方針 第二章 石井・ランシング協定への対応 第一節 前史 第二節 交渉の開始とその展開 第三節 石井・ランシング協定の成立 第三章 シベリア出兵への対応 第一節 日米共同出兵への道程 第二節 アメリカ政府の対日抗議と共同出兵の有名無実化 第三節 シベリア撤兵をめぐる諸問題 第四章 パリ講和会議をめぐる日米関係――ウィルソン構想の展開と挫折 第一節 アメリカによる戦後東アジア・太平洋秩序構想 第二節 ウィルソン整形と山東問題 第三節 ウィルソン政権と旧ドイツ領南洋諸島委任統治問題 第四節 ウィルソン政権と人種差別撤廃問題 結論 ウィルソンの対日政策――アメリカの東アジアの政策の中で 第一節 ウィルソン政権の対日政策に見られる振幅の実体 第二節 ウィルソン政権内部における政策潮流 第三節 対外政策における三つの基本要素との関係 第四節 ウィルソンの対日政策に見られる特質 第五節 ウィルソン外交の現代的意義とその東アジアへの適用に見られる限界 あとがき 注 参考文献 人名・事項索引 高原 秀介 1968年生まれ。政治学者。京都産業大学教授。関西学院大学文学部卒業、神戸大学大学院法学研究科博士前期課程修了。神戸大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(政治学)。 著書に、『ウィルソン外交と日本 理想と現実の間 1913-1921』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 神秘と学知 『ボエティウス「三位一体論」に寄せて』翻訳と研究
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 信仰と理性との関係を通して学問を基礎づけ、神学の革新を目指した彼の根本思想が盛り込まれた待望の注解。 【目次より】 凡例 略号表 はじめに 第一部 研究編 トマス・アクイナスによる神学革新 『ボエティウス「三位一体論」に寄せて』の歴史的意義 I 神秘と学知 一 トマスとボエティウス 二 ボエティウス『三位一体論』 ボエティウスの生涯と著作 『三位一体論』の歴史的背景 内容 後世への影響 三 ボエティウスからトマスへ 四 「神学」の革新者トマス 生涯 著作 五 『ボエティウス「三位一体論」に寄せて』 著述形態について 執筆の時期・動機・意図 内容と構成 中断の理由 II 「新しい神学」への道程 全六問題の歴史的位置 一 神学成立の前提を問う(第一問題) 人間精神の自律性とその能力の限界 人間は神について何を認識できるか 神をどのようにして認識するか 三位一体はどのようにして知られるか 二 学としての神学、その可能性と特徴(第二問題) 信仰と理性 学としての「聖なる教え」 神学と哲学 神学における言葉の問題  三 信仰をめぐる考察(第三問題) 「信じる」という行為 信仰と帰依 普遍的信仰とは何か 神における「一と多」 四 一と多の位相、或いは神学の哲学的背景(第四問題) 一と多 二つの分類法 個体化の原理 質料・物体・場所 五 学の区分と神学の位置づけ(第五問題) 学術の区分 観照的学の区分 抽象と分離 二つの神的学 六 学の方法と神学(第六問題) 学知獲得における理性と知性 学知獲得における感覚と表象 学知の確証性の段階 神的形相の認識の問題 七 「新しい神学」の構築に向かって 付録 ボエティウス『三位一体論』 いかにして三位一体は一なる神であって三神ではないのか 第二部 翻訳編 トマス・アクイナス『ボエティウス「三位一体論」に寄せて』 序 ボエティウス『三位一体論』序文の註解 第一問題 神的ことがらの認識について 第二問題 神の認識の顕示について 第三問題 信仰の推賞に関することがらについて 第四問題 複数性の原因に関することがらについて 第五問題 観照的学の区分について 第六問題 ボエティウスが観照的諸学に掃属させている諸方法について あとがき 文献一覧 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 トマス・アクィナス 1225頃~1274。スコラ学の代表的神学者。ドミニコ会士。アルベルトゥス・マグヌスに師事し、パリのドミニコ会神学校の学長を歴任した間に『神学大全』を完成した。
  • 机邊散語 随筆集
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 法学の泰斗であり、実務家として弁護士も務めた著者が、法にまつわるさまざまな話柄を取り上げ綴る随筆集。 【目次】 はしがき 法律の視野からの文芸を見る シェークスピーアと法律 チャタレー夫人の苦笑 鴎外とユーモアと皮肉 モデル問題 肉体文学と法律 創作か模倣か 創作と模倣との境 著作権・出版権と最近の出来ごと 鰐と法律 詩人と犯罪 ポーとコナン・ドイル ユーゴーとゴーチェと著作権 ノラは帰るか 文芸と法律 美術・師・友 芸術と道徳 美術品及び美術家の法律的保護 日本文化の出なおし 蔵書印と蔵書票 牡丹を描く 画友、葱南木下杢太郎を憶う 杢太郎二十五周忌、喜久雄二十周忌に参じて 医学・文学・南画 阿部家正月画会のこと 切支丹宣教師の見た慶長時代の日本 蓬里雨子を想う ルヴォン先生と日本文学 現代詩歌のころ 富井先生を憶う 織田萬博士と乃木大将 鵜沢博士と人身売買 ある哲学者の死 老法学者の遺言を読む 旅情点滴 エルサレム紀行 マンデルバウム門 カイロ紀行 壮大カルナックの柱列 ヒットラーの山荘を訪う ヴェルレーヌの歩みし辺り 真珠とコダック 其他 真珠とコダック リヒドと法律 法律大いに笑う 遺産相続はうまくいっているか ソクラテスとある判事の死 権利の善用 天の逆鉾 孔子と契約 戴冠式事件 重役の停年制・婚姻の目的 素人の法律家 素人の法律家後聞 盥まわし 三つの事故とその対策及び救済 争議の目的と限界 企業の取引逼迫と事情変更の原則 七味からし 鉛筆 鮎釣りの解禁日を迎えて 鰆の味 真実とユーモア 動物園と憲法 猿と法律 手形で釣銭をかせぐ話 法律官僚 真実は何よりも雄弁に弁護する 幼児は叫ぶ 光と水についての史話 ディオゲネスと日照権 眺望権について 自然公害についての随想 宝暦治水と明治維新 皓川詩稿 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 憲法と立法過程 立法過程法学序説
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 「立法行為」はどのように観念されるか。憲法学の見地から立法過程を規範的かつ動態的に考察。基本的にはウィーン法学派の動態的法理論に基づき、団藤教授によって提示された立法過程の重畳的な二面的動態理論に導かれつつ、立法過程をひとつの法現象と捉え、いわば「法現象としての立法過程」を規範的かつ動態的に考察する。 【目次】 目次 はしがき 凡例 序論――本書の目的と方法 第一編 基礎理論 第一章 法現象としての立法過程――ウィーン法学派の立法過程論の特質とその限界―― はじめに 第一節 超法的社会事象としての立法過程論 第二節 法現象としての立法過程論 むすび 第二章 法律の実体形成 はじめに 第一節 訴訟理論における「実体形成」概念 第三節 立法過程法理論における「法律の実体形成」概念 むすび――第二編への移行 第二編 本論 第三章 立法行為論 はじめに 第一節 立法行為の概念と種類 第二節 立法追行行為の分類とその特質 第三節 法律の実体形成行為および手続形成行為の意義 むすび 第四章 立法要件論 はじめに 第一節 立法要件の概念と種類 第二節 形式的立法要件 第三節 実体的立法要件 第四節 立法要件存否の認定と効果 第五節 立法要件論と法律発案権および審理・議決権の概念 むすび 第五章 法律の確定力――法律成立の効果―― はじめに 第一節 わが国の学説・判例 第二節 西ドイツの学説・判例 第三節 両者の比較検討 むすび 条文・先例・判例索引 事項索引 新 正幸 1945年生まれ。法学者。金沢大学名誉教授。信州大学文理学部社会科学科卒業、東北大学大学院法学研究科修士課程修了。専門は憲法。学位は、法学博士(東北大学)。 著書に、『憲法と立法過程』『純粋法学と憲法理論』『憲法訴訟論』『ケルゼンの権利論・基本権論』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 学校事故の責任法理
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    1巻7,700円 (税込)
    教育現場での重大事故が増えるに伴い、それらに対する訴訟も増加してきている。学校側の義務の限界を明らかにすることにより、責任の範囲および基準について考察し、教育活動の安定化をめざす。
  • 日本財政の経済分析
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 財政赤字、企業、住宅、年金、業種間負担、直間比率、地方税、税制改革など主要なトピックスに経済理論を適用、その説明力を実証。 【目次より】 まえがき 第1章 財政赤字と家計行動 中立命題の検証 I はじめに II 中立命題の理論的枠組とその限界 III 既存の実証分析 IV 中立命題の検証 第2章 企業税制と設備投資 投資のq理論からのアプローチ A) 設備投資理論の展開 I はじめに II 設備投資理論の諸類型  III 設備投資と税制 IV アメリカの設備投資に関する実証研究 V 日本の設備投資の実証研究 補論 記号一覧 B) 設備投資の実証分析 I はじめに II モデル III データ IV 推定結果 V むすび 補論 理論モデルの説明 第3章 公的住宅政策と持家取得行動 資本コストの計測とシミュレーション I はじめに II モデル III 時系列データによる分析 IV クロスセクションデータによる分析 V むすび 第4章 わが国財政運営のマクロ的評価 高雇用余剰と高雇用経常収支の計測 I はじめに II 自然失業率の理論と実証 III 自然失業率の計測とその吟味 IV GNPギャップの計測 V 高雇用余剰の計測 VI 高雇用経常収支,高雇用交易条件と高雇用為替レートの計測 VII むすび 第5章 業種間負担率格差の実態 「クロヨン」問題の推計 I はじめに II 所得税負担率格差の指標 III 所得階層分布と租税関数の推定 IV 税負担の業種間格差の実態 V 業種間格差の相対的意義 第6章 最適直間比率のシミュレーション分析 効率と公平のトレードオフ I はじめに II 分析の方法 III 直間比率と経済的厚生 第7章 わが国税制改革の影聾分析 I はじめに II 竹下税制改革の概要 III 消費税と物価上昇 IV 世帯類型別の税負担の変化 V ライフサイクルの税負担の変化  VI 竹下税制改革の原生分析 補論 第8章 地方交付税:機能とその評価 I はじめに II 国と地方の財政関係と財政状況 III 地方交付税制度の概要と問題点 IV 地方交付税の財源保障機能 算定構造の分析 V 地方交付税の財政調整機能 VI 地方交付税の機能の評価と諜類 第9章 年金制度と高齢化社会 重複世代間モデルによるシミュレーション分析 I はじめに II 年金制度の現状とその問題点 III 戦後の経済成長と公的年金 IV 年金改革のシミュレーション分析(1):定常状態の比較 V 年金改革のシミュレーション分析(2):移行過程の比較 VI むすび ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 本間 正明 1944年生まれ。経済学者。近畿大学世界経済研究所所長/教授。大阪大学経済学部卒業、同大学院博士課程中途退学。専攻は、公共経済学。 著書に、『租税の経済理論』『財政』『税制改革の実証分析』『ゼミナール現代財政入門』『日本型市場システムの解明』『フィラン・ソロピーの社会経済学』『ボランティア革命 大震災での経験を市民活動へ』『NPOの可能性 新しい市民活動』『21世紀日本型福祉社会の構想』『民からの改革』『地方財政改革』『財政危機「脱却」財政構造改革への第1歩』『コミュニティビジネスの時代 NPOが変える産業、社会、そして個人』『概説市場化テスト』『公共経済学』などがある。
  • 等族制国家から国家連合へ 近世ドイツ国家の設計図「シュヴァーベン同盟」
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 神聖ローマ帝国は、地域的に分割された暴力管理制度と、全体を統括する司法制度の組み合わせによって、暴力を法の枠組みに押さえ込み、一定の平和を維持していた。この老帝国の故地から、数多くの連邦国家が生み出された。その最大のものである後のドイツで、こうした連邦国家への道が開かれたのはいつか。その起源をこの地に特徴的な等族の「同盟」に求め、プロソポグラフィーや国際政治学の地域理論を駆使して、制度的に最も完成したとされる「シュヴァーベン同盟」(1488~1534)に探るのが本書である。近世ドイツ国家の設計図「シュヴァーベン同盟」の新たな歴史像を提示する。 【目次より】 表・図一覧 序章 「連邦制」の淵源としての等族同盟 一 研究意義 二 研究状況と問題設定 第一章 シュヴァーベン同盟略史 一 同盟の発足 二 初期の同盟(一四八八-一五〇〇) 三 中期の同盟(一五〇〇-二二) 四 後期の同盟(一五二二-三四) 第二章 同盟の制度 一 同盟制度の概要 二 同盟参加の法的枠組み 誓約・捺印・除外・同盟規約 三 政治制度 四 同盟裁判所(Bundesgericht) 五 税制と財政 第三章 同盟の人的統合 一 同盟における人的統合の意味 二 同盟指導者の統合 三 同盟構成員の統合 四 小括 第四章 同盟の地域統合 一 政治的地域統合の理論 二 同盟における「政治の地域化」の可能性 三 同盟ラントフリーデの二つの機能 四 同盟の暴力的機能と地域統合 五 同盟の司法機能と地域統合 六 同盟のラントフリーデ機能の限界 七 小括 同盟による地域統合の可能性と限界 結語 連邦制的伝統を担う同盟 注 あとがき 表・図一覧 史料・文献目録 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 皆川 卓 1967年生まれ。西洋史家。山梨大学教授。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。専門は、神聖ローマ帝国史・近世ドイツ・イタリア国制史。 著書に、『等族制国家から国家連合へ 近世ドイツ国家の設計図「シュヴァーベン同盟」』などがある。
  • 近世の非合法的訴訟
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 法制史学の泰斗による、江戸時代の駕籠訴、駆込訴などの通常の司法とは異なる方法での訴訟手続を研究した重要著作。 【目次より】 はしがき 序章 本書の課題と構成 一 本書の課題 二 本書の構成 第一章 駕籠訴・駆込訴の取扱い 第一節 『駕籠訴・駆込訴取扱帳』 第二節 老中への駕籠訴・駆込訴 第一項 老中への駕籠訴・駆込訴の取扱い 第二項 老中への駕籠訴人・駆込訴人の取扱い 第三節 三奉行への駕籠訴・駆込訴 第四節 小括 第二章 駕籠訴・駆込訴の背景 第一節 序 第二節 訴訟抑圧 第一項 序 第二項 町村 第三項 代官所 第四項 大名領、旗本領 第三節 不公正な審理 第一項 序 第二項 「公正な審理」の理念とその不徹底 第三項 現実の「訴訟」審理 第四節 訴訟遅延 第一項 序 第二項 訴訟遅延とその背景 第三項 未済案件届出制と訴訟遅延の常態化 第四項 訴訟遅延と越訴 第五項 訴訟遅延の背景再論 第五節 「上訴」制度の不備 第一項 近世日本の上訴 第二項 清代中国、イングランドの上訴 第三項 近世日本における「上訴」制度の不備の理由 第四項 「上訴」制度の不備と非合法的「訴訟」 第五項 「差出」 第六項 訴状箱(目安箱)・巡見使 第七項 上訴制度導入と非合法的「訴訟」(越訴)の終焉 第三章 駕籠訴・駆込訴の機能 第一節 審理の実現 第一項 幕府中央機関での審理の実現 第二項 支配役所での審理の実現 第二節 「法」の回復・実現 第一項 「法」の回復 第二項 「法」の実現 第三節 「訴訟」制度の補完物・近世国家の安全弁 終章 「訴訟」制度の限界と駕籠訴・駆込訴の意味 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 大平 祐一 1946年生。法政史学者。東北大学法学部卒。同助手、立命館大学法学部助教授、同教授を経て、立命館大学法学部特別任用教授。専攻、日本法制史。 著書に、『「日本型社会」論の射程』(共著)『目安箱の研究』『近世日本の訴訟と法』『近世の非合法的訴訟』などがある。
  • GLAY CREATIVE COLLECTION 1994-2024
    NEW
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    1巻7,150円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 GLAYデビュー30周年記念ブック 1994年から2024年までの30年間に発表された全シングル・アルバムのCDジャケット、ミュージックビデオのクリエイターに取材し、コンセプトやテーマ、制作秘話などとともに⼀挙紹介。また、表紙&巻頭は本書のための撮り下ろし作品。30年間常に輝き続けるGLAYの軌跡をビジュアルで辿る、唯一無二の永久保存版。 ●TOPICS 01 表紙&巻頭32Pは60thシングル「Only One, Only You」、GLAYの30周年のアーティストビジュアルも手がけた長山一樹&清水恵介が撮影&ディレクション。巻頭32Pの大ボリューム。 ●TOPICS 02 アートディレクター・フォトグラファー・イラストレーターらによるCDジャケット解説 クリエイター名と取材作品のごくごく一部↓ アートディレクター: ・福士昌明 「RAIN」「真夏の扉」「ANSWER」ほか ・駿東宏 「生きてく強さ」「グロリアス」「BELOVED」ほか ・小野光治 「誘惑」「SOUL LOVE」「REVIEW」「DRIVE」ほか ・打越俊明 「GLOBAL COMMUNICATION」「STAY TUNED」「ONE LOVE」ほか ・原伸一 「G4」「VERB」「LOVE IS BEAUTIFUL」ほか ・井上絢名 「HC 2023 episode 1 -THE GHOST/限界突破-」ほか フォトグラファー ・管野秀夫 「HOWEVER」「BE WITH YOU」「pure soul」ほか ・石坂直樹 「時の雫」「WHITE ROAD」「THE FRUSTRATED」ほか ・蜷川実花 「BLEEZE」 ・アミタマリ 「鼓動」「HEROES」「SUMMERDELICS」ほか ・長山一樹 「Only One, Only You」 美術家 横尾忠則「G4・2020」 ●TOPICS 03 MVディレクターによるMV解説 ディレクター名と取材作品のごくごく一部↓ ・翁長裕 「SOUL LOVE」「Winter, again」「Blue Jean」ほか ・中野裕之 「誘惑」「BE WITH YOU」「the other end of the globe」ほか ・丹 修一 「MERMAID」「とまどい」「I LOVE YOUをさがしてる」ほか ・Asai Takeshi 「SPECIAL THANKS」「嫉妬」「Fighting Spirit」ほか ・清水康彦 「everKrack」「JUSTICE [from] GUILTY」 ・務中基生 「DIAMOND SKIN」「元号」「BAD APPLE」ほか ●TOPICS 04 巻末インタビューは豪華3本! デビューから30年間、GLAYのヘアメイクを担当する谷崎隆幸氏はじめ、スタイリスト坂﨑タケシ氏、ヘアメイク橋本孝裕氏とのメンバーの座談会。カバー・巻頭のディレクション&撮影を担当した清水恵介氏・長山一樹氏の対談。夫婦でGLAYのライブフォトグラファーを担う岡田裕介氏・田辺佳子氏の対談を収録。
  • 再生産の理論(現代経済学叢書)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 数理マルクス経済学の基本図書。資本家が投下した資本から生み出された剰余価値を自ら消費すれば、単純再生産となり、剰余価値の一部を新たに資本投下して、拡大再生産となる。社会的総資本は、生産のみならず流通にも投下され、それを考慮して資本総体の動きを数理的に捉えるための理論の入門書。 【目次より】 はしがき 序論 一 再生産の一般性と特殊性 二 再生産の二重性 第一篇 物質的財貨の再生産 第一章 労働生産性 第一節 労働生産性の概念 一 労働の限界生産力および貨幣費用による労働生産性の規定 二 投下労働量による労働生産性の規定 第二節 労働生産性を規定する諸要因 一 基本的要因=生産力 二 副次的要因 三 生産方法の選択 第三節 労働生産性と物質的財貨の再生産 一 生産財補填と労働生産性 二 労働力の再生産と労働生産性 三 社会発展と労働生産性 第二章 生産諸要素 第一節 労働力 一 総人口 二 総人口のうちで労働にたずさわる成員の比率 三 労働する成員のうちで物質的財貨の生産に従事する成員の比率 四 年間に物質的財貨の生産のために労働する日数 五 一日の労働時間および強度 第二節 生産財(労働生産物たる生産手段) 一 生産財の期首存在量 二 生産財の稼働度 第三節 自然的生産手段 第三章 生産編成 第一節 生産編成と物質的財貨の再生産 一 労働生産性と生産編成 二 生産要素の存在量と生産編成 三 総生産物・純生産物・剰余生産物 第二節 単純再生産の編成 一 剰余生産物なき場合 二 剰余生産物の存在する場合 第三節 拡大再生産の編成 一 労働生産性の不変な場合 二 労働生産性が変化する場合 第四章 生産物の再生産的充当 第一節 生産財補填、労働力再生産のための生産物充当 第二節 最大生産規模と現実生産規模 第二篇 生産関係の再生産 第一章 生産関係の基礎 第一節 生産関係の概念 第二節 生産関係の基礎 第二章 生産関係の基礎の再生産 第一節 生産関係再生産と上部構造 第二節 生産関係再生産と分配様式 第三節 生産関係再生産と物質的財貨の再生産 第三篇 生産様式の再生産 第一章 物質的財貨の再生産による生産関係の規定 第二章 特定の生産関係の下での物質的財貨の再生産 第一節 原始共同体での物質的財貨の再生産 第二節 奴隷制社会での物質的財貨の再生産 第三節 封建制社会での物質的財貨の再生産 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • グローバル経済の産業連関分析
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 今日の世界は,貿易や直接投資あるいは自然環境を通じて経済的な相互依存関係にある。それらの実態を分析する上で産業連関分析は成熟した分析手法として多くのエコノミストに利用されてきた。本書は新たに開発された最新の手法を紹介しつつ、経済のグローバル化に伴ってますます重視されてきたエネルギー消費と環境汚染物質の排出の関連といった環境問題をはじめ、アジアNIEsや米国との産業構造、費用構造の国際比較、消費税導入の経済効果、さらには地域間の産業構造格差や輸入財を除いた国産化率など、多岐にわたる実証分析の応用を通してその可能性を明らかにする。 【目次より】 はしがき 第1章 産業連関表と産業連関分析 産業連関表とは 産業連関分析 産業連関分析のミクロ経済的基礎と多部門経済モデル的発展 第2章 日本の産業構造の変化とその要因 はじめに 比例成長からの乖離モデル 日本の産業構造の変化とその要因 まとめ 第3章 韓国・台湾・米国の産業構造の変化とその要因 はじめに 韓国の産業構造変化とその要因  台湾の産業構造変化とその要因  米国の産業構造変化とその要因  まとめ 第4章 産業構造の地域間格差の要因分析 はじめに:日本の産業構造と国土政策 地域産業連関表での比例拡大からの乖離モデル  地域格差の要因分析 まとめ 第5章 環境問題と産業連関分析 産業別環境汚染物質発生量の予測 エネルギーと環境問題 持続可能な経済開発 エネルギー消費と二酸化炭素・硫黄酸化物排出量  産業別二酸化炭素・硫黄酸化物の排出量 日中の産業別二酸化炭素・硫黄酸化物排出量 二酸化炭素排出量の削減と技術移転 まとめと今後の課題 第6章 国産化率の推定 はじめに 産業連関表と国産化率の定義 国産化率の計測 多国間国際産業連関表を使った国際分業率  まとめと今後の課題 第7章 費用構造の国際比較 日本, アメリカ, 西ドイツを例にとって 問題意識と分析方法 価格決定モデルと国際間での価格格差 購買力平価による価格格差 ジョルゲンソン・黒田モデルの産業連関分析への応用 拡大ジョルゲンソン ・ 黒田モデルによる価格の日米比較 まとめと今後の課題 第8章 戦後日本の費用構造変化の要因分析 はじめに 費用構造変化の要因分解モデル 戦後日本の費用構造変化 まとめと今後の課題 第9章 消費税導入の経済効果 1990年産業連関表を用いた予測とその評価 はじめに 価格決定の基本モデル 伝票方式  帳簿方式 帳簿方式間接税(現行方式「消費税」)の経済効果 伝票方式間接税(中曽根内閣「売上税」)との比較 第6節 本章の分析の限界と今後の課題 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 藤川 清史 1959年まれ。経済学者。愛知学院大学大学教授。神戸大学経済学部卒業。神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。専門は、国際経済学。 著書に、『経済政策入門』(共著)『中国経済の産業連関分析と応用一般均衡分析』(共著)『社会保障の計量モデル分析』(共著)『産業連関分析入門』『グローバル経済の産業連関分析』などがある。
  • 西ドイツの土地法と日本の土地法
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 確固たる体系を持つ西ドイツ土地法を手がかりに、わが国現行土地法(公法)の持つ特徴と問題点を剔抉し、その克服の道を明示する。 【目次より】 はしがき 第一部 建築の自由と土地利用規制 西ドイツ法の場合 I 建築の自由と土地利用規制 I 西ドイツの国土整備計画法制 都市的土地利用と農村的土地利用との調整を中心として III  プロイセンの住宅地新開発規制立法AAnsiedlungsgesetzgebung)について 西ドイツ都市建設法制におけるAussenbereichの概念とその沿革 IV 財産権の保障とその限界 ボン基本法下三〇年の西ドイツ公法学におけるその一断面 第二部 土地と財産権保障 日本法の場合 I 日本国憲法と財産権保障 土地所有権を中心として II 公共用地の強制的取得と現代公法 関連諸利益の取扱い方を中心として III 残地補償と起業利益ならびに事業損失との関係について IV 公共用地の任意買収と土地収用との相互関係について V 土地区画整理制度と財産権保障 いわゆる「無償減歩」をめぐって VI 土地所有権の制限と損失補償 II 我国地区計画制度の性格 西ドイツ地区詳細計画(Bプラン)制度との対比におけるその特色と問題点 VIII 不動産取引の公法的規制 土地売買の認可制度を中心として ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 藤田 宙靖 1940年生まれ。法学者。東北大学名誉教授。元最高裁判所判事。 東京大学法学部卒業。法学博士(東京大学)。専門は、行政法。 法学博士(東京大学)。 著書に、『公権力の行使と私的権利主張』『西ドイツの土地法と日本の土地法』『行政法学の思考形式(増補版)』『行政法の基礎理論(上・下巻)』『行政組織法』『現代法律学講座 行政法1総論(第4版改訂)』『最高裁回想録 学者判事の七年半』『行政法入門(第6版)』『新版 行政法総論』などがある。
  • 日本市場の競争構造 市場と取引
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 日本の流通構造、取引様式、商慣行、マーケティング競争の特質といったことがらについて、著者がこれまで手がけてきた理論的・実証的研究の成果をまとめた。取引という経済活動をベースに、日本市場の競争構造を理論的に解明する。日経賞受賞。 【目次より】 はしがき 序章 日本市場の競争構造 解題 1 問題関心 2 市場と取引:分析的構図 3 本書の構成 第l部 流通構造 第1章 日本の小売構造:比較と分析 1 日本の小売業の規模構造 2 小売店舗の密度 3 小売業の集中度 4 小売業の組織化の範囲と程度 5 小売業の生産性 6 日本の小売構造の特徴:要約 7 小売構造のモデル分析 付録表 第2章 日本の卸売構造:比較と分析 1 日本の卸売業の規模構造 2 卸売の店舗密度 3 流通の多段階性 4 卸売業の組織化の範囲と程度 5 卸売業の生産性 6 卸売の機能 7 日本の卸売構造の特徴:要約 8 垂直的市場構造の理論分析 付録表 第3章 流通の効率性:比較と分析 1 流通活動への分析視角 2 生産性の国際比較 3 ユニット・レーバー・コストの比較 4 流通マージン率の国際比較 5 在庫率の国際比較 6 資金回転率の国際比較 7 日本の流通の効率性:要約 付録表 第4章 流通構造と規制緩和 1 生産性の規模間格差 2 生産性の業態間格差 3 規制緩和の観点から 第5章 日本の商慣行:基本特性の再検討 1 問題の所在 2 取引様式の分析枠組 3 継続的な取引関係と協調 4 不確実性への対応と不完備契約 第6章 商慣行の機能と問題点 1 問題の所在 2 流通系列化 3 建値制 4 リベート制 5 返品制 6 商慣行の問題点 第Ill部 流通チャネルの競争分析 第7章 流通チャネルの調整問題 1 問題の所在 2 流通チャネルの内部調整 3 流通チャネルとコミュニケーション 4 流通チャネルにおけるリスク分担 5 分析結果の要約とインプリケーション 第8章 流通チャネルとブランド間競争 1 問題の所在 2 流通チャネルの類型化 3 流通チャネルのモデル 4 管理システムと企業システム 5 伝統的チャネルと管理システム 6 分析結果の要約とインプリケーション 第9章 流通チャネルと販売促進 1 問題の所在 2 消費者のブランド選好 3 流通チャネルの選択:価格=数量選択モデル 4 流通チャネルの選択と販売促進 5 分析結果の要約とインプリケーション 終章 分析結果の要約と展望 1 本書の特徴と主要な論点 2 本書の内容の限界 3 将来の取り組むべき課題 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 丸山 雅祥 1951年生まれ。 経済学者。神戸大学名誉教授。一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位修得退学。神戸大学商学博士。 著書に、『流通の経済分析』(日本商業学会奨励賞受賞)『日本市場の競争構造 』(日経・経済図書文化賞及び日本商業学会優秀賞受賞)『現代のミクロ経済学』(共著)『経営の経済学 Business Economics(第3版)』『市場の世界』『現代のミクロ経済学 情報とゲームの応用ミクロ』(共著)などがある。
  • ヴァナキュラー・アートの民俗学
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    ヴァナキュラーを知らずして、現代の多様な文化現象を把握することはできない。普通の人びとのありきたりで、平凡な日常世界での創作活動=ヴァナキュラー・アートとは何かを民俗学的視点から浮かび上がらせる、未完のプロジェクトとしてのヴァナキュラー文化決定版論集。 【主要目次】 序章 ヴァナキュラー・アートと民俗学(菅 豊) Ⅰ ヴァナキュラーなアート理論 第1章 ヴァナキュラー・アートとは何か?:「小さきものの芸術」へのまなざし(菅 豊) 第2章 現代美術の民俗学的転回:ヴァナキュラー・アートと限界芸術(福住 廉) 第3章 「ヴァナキュラー」と「アート」の「あいだ」に:大正・昭和初期における余技・南画家たちの暮らしと実践(塚本麿充) 第4章 〈アート〉における「ヴァナキュラー」/「グローバル」:フェスティヴァルの考察から(小長谷英代) 第5章 占領期ヴァナキュラー写真を浮上させる:米国での調査をもとに(佐藤洋一) Ⅱ ヴァナキュラーなアート実践1 造形 第6章 超老芸術論:レジリエンスとしての表現(櫛野展正) 第7章 おかんアート:人生における創作活動や技能の蓄積を日常生活で可視化する(山下 香)  第8章 ペンギンがやってきた町:ヴァナキュラーなお土産文化(加藤幸治) 第9章 お地蔵さまにマフラーを:ヴァナキュラー・アートによる信仰実践(西村 明) Ⅲ ヴァナキュラーなアート実践2 表演 第10章 祭礼アートとしてのつくりもの:タピオカと紫芋フレークの現代民俗芸術論(塚原伸治) 第11章 島の地産地〈笑〉論:ヴァナキュラーに笑い合う余興笑芸人たち(川田牧人) 第12章 歌わずにはいられない人々:在日フィリピン人の歌コンテスト「ウタウィット」(米野みちよ) 第13章 ヴァナキュラーな踊りの価値と、その限界:大里七夕踊の休止をめぐって(俵木 悟)
  • 仕事からの切り替え困難に対する心理的支援 持続可能な働き方の実現のために
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    退勤後も仕事について考えてしまうのはなぜか。その苦痛の要因は何か。リモートワーク普及でより身近になった仕事と生活の切り替えの問題について、日本の組織人の実情に寄り添って検討し、開発した「自分ケア意識」を育むICTプログラムによる支援モデルを提案する。 【主要目次】 はじめに Ⅰ ワーク・ライフ・バランスと「切り替え」の問題 1 仕事と生活の「切り替え」に関する先行研究 2 本書の目的と構成 コラム1 「仕事」と「生活」の関係に関する重要なテーマ Ⅱ 「仕事切り替え困難」の体験と生起プロセス 3 生起プロセスに関する質的検討(研究1) 4 「仕事切り替え困難尺度」の開発(研究2) コラム2 バウンダリー・マネジメント――仕事と生活の境界管理 Ⅲ 「仕事切り替え困難」の生起に関わる要因 5 ポストコロナ社会における自己調整の重要性(研究3)――リモートワーカーを対象にした研究報告 6 「切り替え」におけるセルフモニタリングの限界(研究4)――シフト制勤務の女性社員を対象にした調査から 7 セルフモニタリングから「自分ケア意識」へ(研究5)――日本人の特徴に寄り添ったセルフケアに向けて コラム3 リモートワークでも仕事のスイッチを「オン」にするヒント Ⅳ 「切り替え」支援プログラムの開発と検証 8 「自分ケア意識」を促進する「切り替え」支援プログラムの開発 9 開発した「切り替え」支援プログラムの検証と改善(研究6)――3カ月間の試験的実践報告から コラム4 働き方の主体的なデザインに向けて Ⅴ 持続可能な働き方の主体的な実現のために 10 これからの「切り替え」支援に向けて あとがき Appendix 第3章(研究1):概念の一覧 第4章(研究2):「仕事切り替え困難尺度」 第5章(研究3):リモートワーク低頻度群・高頻度群の全体相関 第8章:セルフモニタリングシステムで使用したチェック項目
  • 中世初期の所領経済と市場
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 大きな転換を遂げつつある西欧中世社会経済史の研究を踏まえ、アルデンヌ、およびパリに所在する四つの修道院所領を、そこに内包される市場に着目し生産と流通の両面にわたって具体的に再構成した野心作。自給自足的な閉じられたシステムとしての所領という従来の学説を拝し、所領相互、あるいは周囲社会との交流を通じて多様な社会階層が垂直的に、さらに複数の地理的単位が空間的に統合されていたカロリング期社会の全体像が、史料を駆使して鮮やかに描かれる。 【目次より】 目次 序論 課題の設定 第一章 文書類から見たスタヴロ・マルメディ修道院の所領空間 はじめに 一 所領の骨格 二 所領の景観と構造 (1) 土地取引文書の記述様式 (2) 中核的所領 (3) 「古典荘園制」的所領と自立経営 三 経済活動 (1) 農業生産と牧畜・森林利用 (2) 特権的流通 四 所領編成 (1) キルデリク領域 (2) 接点としての交易拠点 五 外部世界との回路 小括 第二章 サン・テュベールの市とその周辺 はじめに 一 サン・テュベール修道院の初期史 二 中心地としてのサン・テュベール 三 中心地機能の継受 四 サン・テュベール周辺の景観 小括 第三章 サン・ジェルマン・デ・プレ修道院所領の生産と流通 所領明細帳を主たる素材として はじめに 一 所領明細帳の概要 二 生産拠点としてのサン・ジェルマン領 三 小経営のあり方 (1) マンス保有民の実態 (2) 農民負担 (3) 小保有地のあり方 (4) ドナティオの諸相 (5) 所領経営におけるマンス保有民の地位 四 流通拠点としてのサン・ジェルマン領 (1) 商品作物の生産 (2) 市場交易との関係の深化 五 修道院の社会統合作用 六 サン・ジェルマン領の所領編成 小括 第四章 サン・ドニ修道院の所領と市場 はじめに 一 サン・ドニ修道院所領における生産活動 二 所領構造 三 商品・貨幣流通との接続 四 市場交易への関与 小括 総括 カロリング期の所領経済と市場 表・地図 あとがき 注 参考文献 索引 欧文レジュメ ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 丹下 栄 1950年生まれ。歴史学者。熊本大学教授。早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学。専門は、西洋中世史。 著書に、『ヨーロッパ史のなかのエリート 生成・機能・限界』『環境と景観の社会史』『中世初期の所領経済と市場』『中・近世西欧における社会統合の諸相』 『西欧中世史(上) 継承と創造』(共著)『歴史における法の諸相』などがある。
  • 神学的言語の研究
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 ケーベル博士は西洋文化の理解のために神学の基礎知識が不可欠であると力説したが、いまだ神学は学問として認知されていない。本書はトマス・アクィナスが厳密な意味で「学」である神学を構築した事実を言語学的側面から論証、特に彼の神学が聖書と結びつくことにおいて「学」として確立することを明らかにし、学問領域の拡張を試みた問題作。 本書はトマス・アクィナスが厳密な意味での「学」としての神学をいかに構築したかを、“神”と呼ばれる神秘に関わる認識的・学問的言語としての神学的言語であるアナロギア、神の像、悪などに注目しつつ『神学大全』の分析をとおして論証する。とくに聖書的神学と対立するとされたトマスの神学が、むしろ徹底して「聖書的」であり、聖書と結びついてはじめて「学」として確立したことを明らかにした。さらに近代の人間中心主義的な理性観の限界を越えて、学としての神学が既存の学問だけではなく、われわれ自身にも知られていない認識能力の可能性を拓き、理性の自己超越性を洞察するうえでいかに有効であるかを、信仰告白や神秘経験の表現である宗教言語とは区別された神学的言語を考察することにより解明している。 【目次より】 まえがき 序論 第一章 「学」としての神学 I 「学」としての神学の可能性 II 「学」としての神学をめぐる問い など 第二章 トマス・アクィナスと神学的言語 I 神学と聖書 II 神学的言語について など 本論 第三章 神学的言語としてのアナロギア I トマス神学とアナロギア II トマスの「アナロギア」理解 など 第四章 神学的言語としての「神の像」(1) 「神の像」再考 I 問題 II 「人間の尊厳」をめぐる問題 I など 第五章 神学的言語としての「神の像」(2) トマス・アクィナスにおける神学的言語としての「神の像」 I 問題 II 「神の像」の概念 III 「神の像」としての人間 IV 結び 第六章 トマスにおける神学的言語としての「悪」(1) I 問題 二つの「悪」言語 II 欠如(privatio)としての悪 Iなど 第七章 トマスにおける神学的言語としての「悪」(2) I 問題 II キリストにおける悪 III キリストの罪 など 第八章 キリスト論と神学的言語 I 問題 「学」としての神学 II アンセルムスにおける「学」としての神学 III 神学的言語としての「適わしさ」  など 第九章 受肉と神化 I 序論 問題 II 見神と神化(1) III 見神と神化(2)  など 付論 一 トマス・アクィナス『神学大全』の基本的構想 二 神学的言語について ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 稲垣 良典 1928年生まれ。東京大学文学部卒業。アメリカ・カトリック大学大学院哲学研究科にてPh.D.を取得。文学博士(東京大学)。九州大学名誉教授。専門は中世スコラ哲学。『神学大全』翻訳で第67回毎日出版文化賞、『トマス・アクィナスの神学』および『トマス・アクィナス 「存在」の形而上学』で第27回和辻哲郎文化賞をそれぞれ受賞。
  • コンスタンの思想世界 アンビヴァレンスのなかの自由・政治・完成可能性
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 バンジャマン・コンスタン――19世紀フランス自由主義の代表的論者と目されながら、政治、道徳、宗教、文学など多岐にわたるその思想を総合的に捉えロジカルな構造を解明した研究書はいまだ存在しない。本書では、そうしたコンスタン自身のテクストが持つ多様性と歴史的コンテクストの複雑さを貫く一本の軸として、これまで等閑視されてきた彼のペルフェクティビリテ論に注目する。 共和政、帝政、王政のはざまで揺れ動くフランスにおいて、社会と人間とに透徹した眼差しを注ぎながら、個人の、そして人類の完成可能性に賭けたコンスタンの意図とは何だったのか? コンスタンの思想世界の全体像とともに、それが現実の政治空間でいかなる力と限界とを負っていたか、その「アンビヴァレンス」を見据えることで近代における「政治的なるもの」の姿を抽出する――歴史をより普遍的な主題と結びつけつつ問い返す本書は、思想史叙述の新たな可能性を模索する一つの試みである。 【目次より】 凡例 序論 問題の所在 第一部 問題史的コンテクストとコンスタンの政治思想 第一章 代表観念の歴史的展開と権力の問題 第二章 フランスにおける代表制と人民主権の問題 第三章 コンスタンの政治思想とその理論的構成 第二部 ペルフェクティビリテ論の基底性と統合的作用 第四章 ペルフェクティビリテ論 内面的ペルフェクティビリテを中心に 第五章 ペルフェクティビリテ論の総合的展開 第三部 テクストとコンテクストの交叉における闘争 二つの著作を中心に 第六章 『政治的反動論』を中心に 第一節 コンスタン カント虚言論争 第七章 『征服の精神』を中心に むすび アンビヴァレンスの残響のなかで あとがき 注 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 堤林 剣 1966年生まれ。政治思想史学者。慶應義塾大学教授。慶應義塾大学経済学部卒業、ケンブリッジ大学大学院政治思想選考ph.D.。専門は、近代政治思想史。 著書に、『コンスタンの思想世界』『政治思想史入門』などがある。
  • 理性の呼び声 ウィトゲンシュタイン、懐疑論、道徳、悲劇
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    知ることを求め、懐疑へと沈む人間。 本書はその真実を掴まえた。 ――古田徹也(東京大学准教授) 世界も、他人の心も、決して本当に知ることはできない。もし、心からそう考える人がいたら、不安に押しつぶされてしまうだろう。人間の実存に関わるこうした考えを初めて哲学的に追究したのはデカルトである。それ以来、この哲学的懐疑論は近代哲学のかたちを決定づけてきた。だとすれば、哲学自体はこの懐疑論を克服できないのだろうか? ウィトゲンシュタインやオースティンの日常言語哲学から、ソローやシェイクスピアなどの文学、また映画、音楽をも横断し、これ以上なく透徹した論理と文体が、哲学の限界を切り開く。言語哲学、認識論、道徳理論を揺さぶり、大陸哲学と分析哲学を調和させ、哲学に人々の日常の「声」を呼びもどすとき、そこに立ち現れるものは何か。 アメリカ哲学の巨人が遺した、哲学史に残る傑作! [本書の内容] ペーパーバック版への序 序文 第1部 ウィトゲンシュタインと人間的知識の概念 第1章 規準と判断 第2章 規準と懐疑論 第3章 オースティンと実例 第4章 物の何たるか(何と呼ばれるか) 第5章 自然と慣習 第2部 懐疑論と世界の存在 第6章 伝統的認識論の探究(プロローグ) 第7章 ウィトゲンシュタインの言語観についての補説 第8章 伝統的認識論の探究・結び 第3部 知識と道徳性の概念 第9章 知識と道徳性の基礎 第10章 道徳性の不在 第11章 規則と理由 第12章 道徳の自律性 第4部 懐疑論と他者の問題 第13章 承認と忌避のあいだ 訳注  訳者解題  『哲学探究』出典索引 人名〔著作名〕索引
  • 合本 竜馬がゆく(一)~(八)【文春e-Books】
    4.8
    総発行部数2500万部超! 坂本竜馬の奇蹟の生涯を壮大なスケールで描く、司馬文学の金字塔、全8巻(文春文庫)が合本に。 土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇蹟の生涯。司馬遼太郎の永遠のベストセラーが半世紀の時を経て、電子版で新たによみがえる! 第1巻/幼年時代から、江戸での剣術修業、奥手だった青年時代、人斬り以蔵、桂小五郎との出会いなどを描くシリーズ第1作。 第2巻/勤王・攘夷の勢力と、巻き返しを図る幕府との抗争は次第に激化してきた。土佐藩でクーデターを起し、勤王化して天下へ押し出そうとする武市半平太のやり方に限界を感じた竜馬はついに脱藩を決意する。 第3巻/浪人となった竜馬は、幕府の要職にある勝海舟と運命的な出会いをする。竜馬はどの勤王の志士ともちがう独自の道を歩き始める。「幕府を倒さねばならないのだ」と――。 第4巻/長州の没落、薩摩の保守化、土佐の勤王政権の瓦解。竜馬はついに一隻の軍艦を手に入れた。 第5巻/池田屋ノ変、蛤御門ノ変と血なまぐさい事件が続き、時勢は急速に緊迫するが、竜馬自身にも危機が訪れる。心血を注いだ神戸海軍塾が幕府の手で解散させられてしまったのだ。 第6巻/竜馬が動いた。慶応二年一月、幕府の厳重な監視下にある京で、密かに薩長の軍事同盟が成立する。維新への道は、この時大きく開かれた。 第7巻/同盟した薩摩と長州は着々と討幕の態勢を整えてゆく。そして竜馬は、思い切った奇手を思いついた。大政奉還――。 第8巻/慶応三年十月十三日、京は二条城の大広間で、十五代将軍徳川慶喜は大政を奉還すると表明した。ここに幕府の三百年近い政権は幕を閉じた。しかし竜馬はそれを見とどけることはなかった……。「竜馬がゆく」遂に完結!
  • 生涯現役の株式トレード技術 【生涯現役のための海図編】
    4.3
    【本書の特長】 ・生涯現役を貫くためのノウハウ(戦略・戦術・戦闘法)を紹介 ・戦略で何をすべきか、戦術で何をすべきか、戦闘法で何をすべきかについて、余すことなく紹介 ・講義形式で情報を紹介。さらに、覚えるべきことを覚えることができるように予習→講義→復習の3段階で内容を構成 ・3本の移動平均線(10日、25日、60日移動平均線)の傾きなどから戦略や戦い方を決めるなど、簡単かつ目からうろこの情報を紹介など 【本書を読んでほしい人】 ・自分の年金くらいは自分で稼げるようになりたい人 ・5%くらいの利益を1~2週間くらいで取りたい人 ・ときには勝つことができるが、最終的に利益を吐き出してしまう人 ・何をすべきか決まってない人など ものごとすべてに当てはまる話のひとつに“型の話”がある。スポーツにおいても、料理においても、“結果を残す人”は自分の得意な“型”を持っているものである。“型”があるからこそ再現性が可能。再現性があるからこそ結果を残せる。考えてみれば、至極、普通の話ではある。 この話は、相場(トレード)においても例外ではない。やるべきこと、つまり“型”が決まっている人は、そのときどきの上下のブレがあったとしても、結果的には利益を手にできる可能性が高い。逆に言えば、型が決まってなければ、ときには大金を手にすることはあっても、再現性がないので最終的には利益を吐き出す可能性が高くなってくる。 スポーツの世界などでは、体力の限界という要素が関わってくるため、“生涯現役”はなかなか難しいが、トレードの世界では話は別だ。着実に利益を取れる型があれば、“生涯現役”を貫き通すことができる。そのために、何をすべきか。何を決めるべきか。その疑問に答えたのが本書である。
  • 価格・競争・独占
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 ミクロ経済学のなかでも、特に価格に焦点をあてて、競争と独占・寡占の原理を、寡占状態の実例も交えながら、解き明かす入門書です。 【目次】 序 第I章 伝統的な価格理論 第II章 独占価格の理論 第III章 競争の変質とオリゴポリー 1 現実分析への架橋 2 象徴となった反トラスト法 3 デュポン社長の証言 4 競争と独占 5 オリゴポリーについてのオプティミズム 6 競争の変質 7 オリゴポリーの成立と生産規模 8 製靴業の場合 9 レーヨン工業の場合 10 靴下工業の場合 11 工場規模についてのベイン教授の研究 12 市場の広さと最適規模 13 「進入に対する障壁」としての資本必要額 14 U字型の費用曲線 15 競争入札における2つの例 16 プライス・リーダーシップの意義 17 プライス・リーダーシップの2つの場合 18 「ゲームとしての見方」 19 「折れ目のある需要曲線」 20 プライス・リーダーシップに非対称性があるか 21 需要曲線に「折れ目」の存在する可能性 第IV章 非価格競争 第V章 限界原理と平均原理 1 オックスフォード・グループによる調査 2 限界原理に立つ会計 3 費用の部門別計算と種類別計算 4 一流会社の経営者は限界原理に立つか平均原理に立つか 5 限界費用と平均可変費用が一致する場合 6 限界原理の採用があきらかな諸産業 第VI章 隔地間の競争 1 チューネンの孤立国 2 立地三角形 3 ホテリングのモデル 4 スミシーズによるホテリング・モデルの拡張 5 ベーシング・ポイント・システム 6 鉄鋼業のベーシング・ポイント・システム 7 セメント業のベーシング・ポイント・システム 8 ベーシング・ポイント・システムと競争 9 ベーシング・ポイント・システムの独占的性格 第VII章 対抗勢力の理論 第VIII章 価格変動と予想の要因 など 鎌倉 昇 1924~1969年。経済学者。京都大学教授。京都帝国大学経済学部卒業、同大学大学院。経済学博士。 著書に、『価格・競争・独占』『経済成長と計画編成』『金融経済の構造』『株入門 現代資本主義を動かすもの』『日本経済論』『消費者ローン 流通革命を支えるもの』『経済生活を動かすもの 常識的物価論を是正する』『社会人のための近代経済学』『再編成期の企業戦略 中堅企業が生き抜く道』『日本の金融政策』『現代企業論』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 幕末の特権商人と在郷商人
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 幕府の天保改革と諸藩の藩政改革によって、株仲間中心の商業空間はどのように変わったのか。実際の流通などを丹念に調査・探究する。 序文 第一 徳川幕藩制の構造とその解体過程 「明治維新」の歴史的前提 I はしがき II 徳川幕藩制の構造 III  徳川幕藩制の解体過程 IV むすび 第二 「幕政改革」としての「天保改革」と諸藩の「藩政改革」 I はしがき II 「幕政改革」としての「天保改革」 III 「天保改革」における「株仲間」の解散 IV 天保期における諸藩の「藩政改革」 V むすび 幕末土佐藩の政争と「土佐勤王党」の結成 第三 近世後期における桐生並びにその周辺市場の発展「足利市場」の成立と「桐生市場」との対立と抗争 I はしがき II 近世都市「桐生」の成立とその性格 III 桐生織物業の発展とその限界 IV 桐生近郊「大間々市場」の成立とその発展 V 「足利市場」の成立と「桐生市場」との対立と抗争 VI むすび 第四 「越後縮」の生産並びに流通過程と「特権商人」と「在郷商人」との抗争 「江戸十組呉服問屋」と「五ヶ組江戸行商人仲間」との紛争 I はしがき II 「越後縮」の生産過程 III 「越後縮」の流通過程 IV 「江戸十組呉服問屋」と「五ヶ組江戸行商人仲間」との紛争 V むすび 第五 幕末畿内農村における「商業的農業」の発展と文政期の「国訴」大坂の「特権商人」と畿内農村の「棉作・莱種作農民」「在郷商人」との「国訴」 I はしがき II 幕末畿内農村における木棉および菜種栽培の発展 III 「綿作農民」および「菜種作農民」の富裕化と「在郷商人」の成長 IV 大坂における「特権商人」の発展と「株仲間」の形成 V 文政六年の「三所綿問屋」と「綿作農民」「在郷商人」との「綿」を饒る「国訴」 VI 文政七・八年の「両種物問屋」と「菜種作・棉作農民」「在郷商人」との「菜種・水油」を統る国訴 VII むすび 第六 幕末開港による外国貿易の展開と「江戸五品問屋」と「在方商人」との抗争万延元年「五品江戸廻送令」の意義 I はしがき II 徳川幕府の「禁教令」と「鎖国政策」 III 幕末における世界情勢と開港による外国貿易の展開 IV 大坂における「特権商人」の発展と「株仲間」の形成 V 「江戸問屋仲問」の消長 VI 幕府による「五品江戸廻送令」の公布 VII むすび 附録 雑穀等五品取締一件(原史料) ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 入交 好脩 1908~1999年。日本経済史学者。早稲田大学名誉教授。専門は、徳川時代の経済史。 著書に、『封建社会の構造』『政治五十年 改訂版』『清良記 親民鑑月集』『岩崎弥太郎』 『徳川幕藩制の構造と解体』『武藤山治 新装版』『経済史学の理論と実証』『経済史学の理論と実証 西欧篇』『幕末の特権商人と在郷商人』『武市半平太 ある草莽の実像』など多数ある。
  • 政治の隘路 多元主義論の20世紀
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 本書は、政治学の視野から、自由民主主義体制の中心理論である多元主義論の歴史的展開を、哲学的分野から実証的分野まで広範な領域を射程に収め通史的に分析する。フィッギス、バーカー、ラスキをはじめとする20世紀初めのイギリス多元的国家論が、第二次大戦後隆盛を極めたアメリカ多元的民主主義論を経て、フーコーに代表される近年のポスト・モダンへと到る流れを克明に描写し、いまや隘路にはまりつつある20世紀の政治の成果と限界を浮かぶ上がらせ、ボーダレス化する冷戦後の世界に鋭い問いを投げ掛ける。 【目次より】 序 政治が失おうとしているもの 序章 二〇世紀末の多元主義論 一 多元主義とリベラル・デモクラシー 二 多元主義と「政治」 三 本書の構成 第一章 イギリス多元的国家論 一 伝統の形成とリベラリズムの革新 二 多元的国家論の萌芽 三 伝統の再生へ 多元的国家論の諸相 (1) ジョン・N・フィッギス (2) アーネスト・バーカー (3) ハロルド・J・ラスキ (4) G・D・H・コール 四 多元的国家論の終息 第二章 多元主義論の変転 一 アメリカにおける多元主義論の受容 (1) 「国家」と「人民」 (2) 病理から批判理論へ 二 多元的国家論への対応 (1) 初期の受容と論点の形成 (2) 選択的受容と全面的批判 三 多元主義論と「科学」 四 多元主義論と「政治」の動揺 第三章 多元的民主主義論と政治科学 一 多元主義論の定着と政治科学の台頭 (1) 多元主義論の定着 (2) 政治科学と多元主義論 二 ロバート・A・ダールと多元的民主主義論 (1) 市場社会主義からポリアーキーへ (2) ポリアーキーの定式化 (3) ポリアーキーの分析 (4) 多元的民主主義論における「政治」 三 多元的民主主義論への批判 四 多元的民主主義論の変容 (1) 問題の析出 (2) 多元的民主主義論の修正 (3) 「保守化」批判の功罪 第四章 多元主義と多元化 一 文化的多元主義論と市民社会論の射程 二 多文化主義論と「政治」の相克 (1) 多文化主義論と集団の権利 (2) 「差異の政治」と集団のアイデンティティー 三 ポスト・モダニズムと「主体」の問題 (1) 個人のアイデンティティーと集団のアイデンティティー (2) ボスト・モダニズムの「主体」批判 四 ポスト・モダン多元主義論 (1) 「リベラル・プルーラリズム」への批判 (2) ポスト・モダン多元主義論の諸要素 終章 政治の陰路と政治的想像力 註 あとがき 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 早川 誠 早川 誠(はやかわ まこと) 1968年生まれ。政治学者。立正大学法学部教授。専門は、政治理論。 東京大学法学部卒業後、東京大学大学法学政治学研究科修了。 著書に、『政治の隘路』『代表制という思想』など、 訳書に、ロバート・ダール『政治的平等とは何か』などがある。
  • 経済と社会:法社会学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 第2部第1章・第7章。新しい法規範の成立、カリスマ支配と法発見など、合理化の問題が法を中心に論じられる。 【目次より】 凡例 〔第二部経済と社会的・諸秩序および諸力〕 第一章 経済と社会的諸秩序 第一節 法秩序と経済秩序 第二節 法秩序、習律および習俗 第三節 経済に対する法強制の意義と限界 第七章 法社会学 第一節 事項的な法領域の分化 第二節 主観的権利の設定の諸形式 第三節 客観的法の形態性格 第四節 法思考の諸類型と法名望家 第五節 法の形式的合理化と実質的合理化、神政政治的な法と世俗的な法 第六節 官権法と家産店主的法定立、法典編纂 第七節 革命によって作られた法の形式的な諸性質、自然法とその諸類型 第八節 近代法の形式的諸性質 訳者あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 ウェーバー,マックス 1864-1920年。西洋近代について考察したドイツの法学者・経済学者・社会学者。代表作は『仕事としての学問』『仕事としての政治』『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』などがある。
  • 投票方法と個人主義 フランス革命にみる「投票の秘密」の本質
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 なにゆえ「投票の秘密」は厳格に要請されるのだろうか? 秘密投票制は、「近代選挙法の公理」とみなされてきた。まさにそれ故に関心をよせられることのなかったこの問いは、近代における個と共同体、個人と民主政治のあり方を考える絶好の素材を提供する。秘密投票制をいちはやく憲法原則として規定したフランス革命を舞台に、固定観念にとらわれることなく、「投票の秘密」という憲法原理が、どのように、なぜ定着していったかをダイナミックに描いた本書は、憲法学、歴史学の双方に新たな視座を提示し、近代個人主義また近代そのものを改めて問いなおす。 【目次より】 はしがき 序章 「投票方法」が描きだすもの 本書の課題 第一節 「投票方法」と個人主義 問題の所在 第二節 「投票方法」研究の意義 「投票の秘密」が描きだすもの 第四節 学説状況 学説の空白 第五節 個別課題 学説の批判的検討をとおして 第一章 喝采による投票 vote par acclamation 全員一致主義と多数決の導入 第一節 喝采による意思決定・批判 アントレグ 第二節 マルエの議員資格審査 第三節 喝采による投票の存続 第四節 時間短縮の手段としての喝采による投票 第五節 喝采による全員一致から筆記による多数決ヘ 教会法をめぐる議論を参考に 第二章 秘密投票 scrutin secret 発声投票の自覚的排除 第一節 筆記投票による「投票の秘密」と現実 第二節 最初の憲法委員会案 旧体制の実践の継承? 第三節 筆記投票による「投票の秘密」の確立 第四節 「投票の秘密」制度化の試み 「集会」における「秘密」投票とその限界 第三章 発声投票vote a haute voix  「自由人の投票方法」 第一節 国民公会議員選挙 第二節 パリ市長選挙 第三節 ジロンド憲法草案 第四節 一七九三年憲法 第五節 発声投票の意義と性格 第四章 「投票の秘密」の憲法への定着 一七九五年憲法と「投票の秘密」 第一節 「投票の秘密」の憲法原則化 一七九五年憲法第三一条 第二節 一七九五年憲法における市民=個人像の現実と理想 第三節 国民公会における「秘密投票」採用の意味 終章 投票方法と個人主義 まとめにかえて 第一節 投票方法と個人 第二節 「投票の秘密」の本質 投票方法と主権原理の「ねじれ」 第三節 投票方法とフランス革命の構造 フランス革命期諸憲法と展望 註(序章─終章) 史料・文献一覧 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 田村 理 1965年生まれ。憲法学者。明治大学教授。一橋大学大学院法学研究科博士後期課程修了。法学博士。専門は、憲法学、フランス憲法史。 著書に、『投票方法と個人主義』『フランス革命と財産権』『国家は僕らをまもらない』『僕らの憲法学』などがある。
  • 食の展望 持続可能な食をめざして
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    この100年、人々の食生活は“母の手づくり弁当”が強制された時代から、ジェンダーレス・LGBTQ・女性の一人飲み・孤独のグルメの時代へ。マスコミが追う食の流行も年々うつろい、「消費される食」と食の持続可能性がせめぎ合う。わずか1世紀で世界人口は16億から80億に激増し、人間が生きることが地球の限界を脅かしている。新たな食料不安の時代に必要な食料システムは、グローバル流通から地域内循環への転換。「食」はいま、人類の未来を左右する課題。新たな道を選ぶことができるかは、一人ひとりの行動にかかっている。
  • 日本経済の転換点(数量経済学選書) 労働の過剰から不足へ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 1960年代初頭に、日本経済は完全雇用状態となった。生産労働人口の増加減少と雇用の実態を分析することで経済の転換点を探る。 【目次より】 はしがき I 転換点理論の性格 1 経済成長論への反省 2 経済発展論の登場 II 転換点理論の適用の可能性 1 二重構造の存在 2 停滞的な実質賃金 3 最近時の労働市場の変ぼう 4 日本経済の転換点をめぐる論争 5 転換点とは何か III 転換点の理論 1 無制限的労働供給と制限的労働供給 概説 2 無制限的労働供給と制限的労働供給 3 転換点と2つの段階 4 転換点をこえる条件 IV (補論)転換点理論の数学的定式化 1 無制限的労働供給と制限的労働供給 2 転換点と2つの段階 3 転換点をこえる条件 4 相対価格の決定 V 転換点をいかに見出すか 1 転換点を見出す際の問題  2 転換点を見出す基準 VI 非資本主義部門の実質賃金 1 農業の実質賃金 2 紡織女工の実質賃金 VII 賃金格差の変化 1 製造業の実質賃金と製造業・農業間の賃金格差 2 最高,最低賃金労働の実質賃金と両者の間の格差 3 製造業の男女間賃金格差 4 規模別賃金格差 5 賃金格差の変化 VIII 非資本主義部門の労働の生産力 1 農業の生産関数の計測 戦前 2 農業の生産関数の計測 戦後 3 労働の限界生産力の動きとその要因 IX 非資本主義部門の賃金の決定要因(基準1,2によるテスト) 1 農業における賃金と限界生産力との比較 2 農業における賃金と限界生産力との相関関係 3 農業における賃金と生産性との相関関係 地域間分析 1. 戦前の分析 2. 戦後の分析 X 労働供給の弾力性(基準6によるテスト) 1 分析のための準備 2 分析 XI (補論)非資本主義部門の労働力の変動 1 農林業就業者数の推計(1872~1940,1948~67年) 2 農林業就業者の純流出の推計(1873~1940,1949~67年) 3 家族従業者数の変化 4 農家人口の推計(1920~40, 1950~68 年) 5 農家人口の純流出の推計(1921~40,1952~67年)6 結論とその含意 XII 要約と結論 日本経済の転換点をめぐる論争について XIII ルイスヘのコメント XIV フェイ・レニスヘのコメント 1 非1次産業の資本労働比率 2 製造業の実質賃金 XV ジョルゲンソンヘのコメント 1 ジョルゲンソンの分析 2 ジョルゲンソンの分析の問題点 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 南 亮進 1933年生まれ。経済学者。一橋大学名誉教授。一橋大学卒業、同大学院で博士号を取得。経済学博士。専門は、経済成長、中国経済。 著書に、『日本経済の転換点』(日経・経済図書文化賞受賞)『日本の経済発展』(共著) 『日本の工業化と技術発展』(共著)『デモクラシーの崩壊と再生』(共編)『流れゆく大河』(共編)などがある。
  • 子供の保護と後見制度
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 家族の崩壊が進み家族法もそのあり方が問われる現在、著者は「絶対的弱者」である子供のための後見制度確立を提唱する。 【目次より】 はしがき 第一章 総説 第一節 法体系中における子供の保護 一 はじめに 二 未成年者のために配慮すべき公的機関 三 未成年者のために配慮すべき私人 第二節 民法における子供の保護 一 序説 二 子供のための援助者 三 「子のため」の親子法と子供の保護 第三節 民法における親権制度と後見制度 一 子供の保護の担当者一般 二 親権・後見の統一論と区別論 三 親権者がある場合の後見 第四節 後見法の機能とその限界 一 序説 二 未成年者の身上の保護 三 未成年者の財産の管理 四 むすび 第二章 各論 第一節 後見開始原因としての親権喪失 一 親権喪失宣告の実質的要件としての親権の濫用 二 親権喪失宣告の実質的要件としての著しい不行跡 三 むすび 四 いわゆる「常磐御前判決」の研究 第二節 後見人および後見監督人の選任と職務 一 序説 二 後見開始と後見人選任とのギャップ 三 後見人選任の実状 四 申立の実質的理由 五 むすび 第三節 後見人および後見監督人の選任と職務(続) 一 序説 二 後見開始と後見人選任とのギャップ 三 後見人選任の実情 四 申立の実質的理由 五 むすび 第四節 後見人の職務に関連する諸判例の研究 一 被後見人の代理人としての後見監督人によってなされた未成年者から後見人への贈与の効力 二 数人の未成年相続人を同一親権者が同時に代理してなした遺産分割協議の効力 三 無権代理人が後見人となった場合の無権代理行為の効力 四 保佐人の同意は事後でよいか 第五節 後見監督人について 一 序説 二 フランス法における後見監督人について 三 旧民法(ボアソナード民法)における後見監督人 四 明治民法における後見監督人 五 後見人による後見監督人解任の申立を不適法とした判例の研究 原論文一覧 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 鈴木 ハツヨ 1928~2014年。法学者。東北学院大学名誉教授。 著書に、『子供の保護と後見制度』などがある。
  • 企業法学の方法
    NEW
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    1巻5,500円 (税込)
    「法と経済学」からのアプローチをもとに、効率性を基準とした斬新な理論を展開する田中会社法の真骨頂に迫る。個々の法解釈の背後に潜む分析手法を浮き彫りにした一級の研究書にして、いまや定番となった著者による教科書『会社法[第4版]』をより深く読み解くための有用な参考書。 【本書「はしがき」より】 本書は、筆者がこれまで公表してきた研究論文のうち、「企業法学の方法」というテーマに関連したものを選んで纏めた論文集である。より具体的にいうと、本書には、筆者の専門である企業法の領域において、解釈論や立法論をどのような方法で行うことが望ましいかを論じた論文(本書第1部所収)と、そのような方法論的な問題を意識しながら、企業法の具体的な諸問題について論じた論文(本書第2部所収)とを収録している。 また、本書の冒頭には、「序論」と題して、筆者が企業法学の方法に関してどのような問題意識のもとに研究を行い、その結果、現在どのような考えを持つに至ったか、また、何を将来の課題と考えているのかを説明した書き下ろし論文を収録した。本書の読者には、まずはこの序論に目を通していただきたい。その後は、読者の関心に従って、どの論文から読んでいただいても差し支えない。 【主要目次】 [序論] 企業法学の方法 第1部 方法論 [1] 商法学における法解釈の方法 [2] 経済分析は法学の発展にどのように寄与するか [3] 会社法学における実証研究の意義 [4] わかりやすい会社法と法の評価基準を求めて [5] なぜ法律家は数理的分析を学ぶべきなのか 第2部 その実践 (1)会社法 [6] 上場会社のパラドックス [7] 株主第一主義の合理性と限界 [8] 忠実義務に関する一考察 [9] 従業員と会社法についての一試論 [10] 自己株式規制の過去・現在・未来 (2)諸法 [11] 担保権消滅請求制度の経済学 [12] 事業担保に関する一考察 [13] 公益通報者保護制度の意義と課題 [14] 財産権と経済活動
  • 電気通信教科書 電気通信主任技術者 要点整理&過去問解説 伝送交換設備及び設備管理・法規編
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 これ1冊で合格!試験制度の改定に対応した最新の対策書 電気通信主任技術者試験は、2021年度7月に行われた令和3年第1回試験から、受験科目の うち専門的能力が設備及び設備管理に統合され、4科目から3科目になりました。 その背景として、ネットワークのIP化・ソフトウェア化・仮想化の進展、設備構成や通信 障害の多様化・複雑化があるといわれています。また、一人の有資格者に多種多様な専門 知識と広範な監督責任を担わせるには限界あることから、求める内容を特定の分野に特化 した知識から幅広い知識へ変更したとされています。 今回の試験内容の変更で、専門科目の一部(概要等)が設備の概要に吸収され、「伝送交 換設備及び設備管理」に「ソフトウェア管理」「データ設備」「サーバ設備」が追加され ました。 本書は、これらに対応した最新版です。 ■本書の特長 〇必要十分なボリュームの1冊で合格を目指す 〇「伝送交換設備及び設備管理」「法規」2科目対策 〇基礎知識の解説+確認問題(過去問)による構成 〇読みやすく理解しやすい伝送交換の知識解説 〇法令の重要部分がはっきり分かる法規対策 〇巻末に新制度第1回目の試験と解説を掲載 〇新科目「サーバ設備」「ソフトウェア管理」に対応 ■目次(抜粋) 第1部:概要 第2部:管理 第3部:法規 第4部:本試験解説 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 金融政策の全論点―日銀審議委員5年間の記録
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    1巻5,500円 (税込)
    異例の金融緩和政策の正常化は今、金融市場の最大の注目点だ。 日本銀行の国債買い入れペースの決定権は2016年9月、政策委員会から日銀の現場へと移っており、 事実上、金融政策の正常化を進める環境は準備されてきた。 今後、正常化策はどのように講じられていくのか。 一方、2%の物価安定目標はどのように「柔軟化」されていくのか。 著者は2012年7月~17年7月の5年間、日銀審議委員を務めた。 その間、金融緩和の拡大策に対して「副作用が大きい」として反対票を投じ続けた。 日銀は何を議論し、どのように決定してきたのか。 圧倒的なリアリティをもって、日銀や世界の金融当局の議論を振り返る。 本書は3部で構成され、非伝統的金融政策の本質を追究するとともに、1998年に施行された日本銀行法が持つ意味を改めて考察、 また急拡大中のフィンテックへの中央銀行の対応を論じている。 【主要目次】 第I部 非伝統的金融政策の評価 第1章 限界に直面した非伝統的金融政策 第2章 最近の非伝統的手段の検証 第3章 非伝統的金融政策の系譜 第4章 金融政策の新潮流 第II部 日本銀行の役割  第5章 日本銀行法改正20年の軌跡と評価 第6章 日本銀行の中核的政策の現状 第7章 日本銀行のフロンティア 第III部 フィンテックをどうとらえるか 第8章 AIの金融市場、中央銀行業務への浸透 第9章 デジタル通貨の可能性
  • 野菜料理大観 上巻
    続巻入荷
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    1~2巻5,060~7,480円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 インターネット上には様々な情報が溢れ、容易に手に入れることができます。 菜食や野菜料理に関する情報についても同じで、それらを参考にして野菜料理を作ったり、新しく考えることもできるでしょう。 しかし、そこには大きな落とし穴があります。 ネット検索をするとお目当ての情報が一発でヒットしますが、 自分が探している、興味を持っている以上の情報は得られません。これがネット情報の限界です。 昔のように本や人に聞いて情報を探していると、その周辺の色々な情報も次第に蓄積され、新たな発見や気づきにもつながります。 何かを探している間に、偶然、自分が探している以上のものを見つけることもあります。 ネット検索では膨大な情報に瞬時にアクセスでき、それを選択する側に明確な意図と能力があれば、 欲しい情報に簡単にたどり着きます。ただ、全体が見えていないと情報の選択を誤ります。 同様に、全体のコーディネーションができていないと、アーカイブや伝統から新しいものは出てきません。 新たな発想やひらめきが起きるには、それを受け取れるだけの下地、全体のコーディネーションができていなければならないのです。 何の下地もない人は自分の興味や関心、知識の範囲による検索しかできないため、その世界はさらに閉鎖的になってしまいます。 それでは何か新しい発想やひらめきが起きることはないでしょう。 菜食や野菜料理を選択する人が増える世界的な傾向はさらに進み、多様になり、 近い将来、家庭はもちろん、外食産業や食品製造業にももっと溶け込んでいくでしょう。 野菜料理のエキスパートになるには、もはや料理の作り方を覚えるだけでは足りません。 その成り立ちや歴史的・文化的背景等も身につけ、全体のコーディネーションができるようになる必要があります。 この本にはその全てが書き尽くされています。
  • 排除と抵抗の郊外 フランス〈移民〉集住地域の形成と変容
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    1巻5,060円 (税込)
    第16回大佛次郎論壇賞、第33回渋沢・クローデル賞受賞! 2015年パリ同時多発テロ以来、注目を集める「ホームグロウン」の若者たち。そのような移民・マイノリティの若者が集住する「郊外」はどのように形成されたのか。「郊外」を起点にフランス主流社会とマイノリティの亀裂をたどり、暴力の背後にある排除と抵抗の実態にせまる。 【序章「フランス主流社会とマイノリティの亀裂を問う」より】 「しかしこの悲劇(出版社注:2015年パリ同時多発テロ)は「グローバル・テロリズム」とそれに抵抗する「民主主義」というような図式には容易に収まりきらない背景を持っている。それは過去30年にわたって深まってきた、フランスの主流社会と移民・マイノリティの間の亀裂である。実行犯の多くは、ヨーロッパで生まれ育った「ホームグロウン」のエスニック・マイノリティの若者たちであった。彼らをこのような暴力へと向かわせる社会構造とはいったい何なのだろうか。 本書は、フランスで現在「紛争」と化している事態を、マジョリティとマイノリティの間にある「亀裂」という角度から考察していくものである。」 【主要目次】 序章 フランス主流社会とマイノリティの亀裂を問う 1 フランスの移民統合の理想と現実――OECDの比較調査から 2 移民からエスニック・マイノリティへ――呼称変化とアプローチの転換 3 郊外「セーヌ・サン・ドニ県」への注目 1章 フランス郊外研究の視座――空間と結びついたマイノリティの差別と排除 1 日本とは異なる郊外像 2 モラル・パニックとメディア、政治空間 3 先行研究における「郊外」の位置づけ 4 本書の枠組み――差別、排除、レイシズム 5 本書の方法と構成 2章 多様化する郊外とマイノリティ 1 「移民」と「郊外」の関係を整理する 2 郊外をめぐる複数の空間的アプローチ 3 「移民」と居住の多様化――中産階級の台頭 4 「移民」カテゴリー内部における分極化の進行――郊外貧困地区の状況の悪化と時間的変化 5 「郊外問題地区」の類型化とセーヌ・サン・ドニ県の事例 3章 排除空間の形成と国家の役割――フランス的例外か? 1 「マイノリティ集住地区」としての郊外はどのように形成されたのか 2 工業地区の郊外 3 団地の郊外 4 移民の郊外 5 結びにかえて――排除空間としての郊外と国家 4章 「赤い郊外」の変容と都市政策の展開 1 問題設定 2 「都市政策」の誕生と展開 3 脱工業化のインパクトと「赤い郊外」の変容 4 市政と住民をつなぐ新たな媒介の模索 5 「都市問題」という解読格子の誕生と定着 6 階級問題から「都市問題」へ――「赤い郊外」における解読格子の変化 5章 再生事業と住民コミュニティへの影響 1 地域社会の底上げか、下層マイノリティの排除か? 2 「ソーシャル・ミックス」の評価 3 住民はどこに行ったのか? 4 「ミックス」の実情と課題 5 都市政策と地域社会の再編 6章 郊外マイノリティの多様な抵抗 1 エスニック・マイノリティの若者たちをめぐる参加と抵抗 2 アソシエーション活動を通した抵抗――文化表現から政治活動へ 3 問題化される「参加」――ラップの事例 4 おわりに 7章 風刺新聞社襲撃事件と「見えない断絶」――フランス統合モデルの限界・弊害とマイノリティの疎外 1 追悼デモに来なかった「郊外の住民」たち 2 事件直後の「郊外の住民」の反応 3 「テロ対策」としての3つの改革――治安、教育、郊外 4 カラー・ブラインド原則とその実態――まなざしの人種化 5 文化的統合の深化と(それゆえの)問題化というパラドクス 6 ダブル・スタンダードが生み出す問題 7 プラグマチークな解決にむけた道のり 終章 脱領域的なマイノリティ研究をめざして 1 亀裂を生じさせる二重の「乖離」 2 郊外の比較社会学に向けて――変容する日本の郊外へのまなざし 3 「客観性」としてのマイノリティの視座 文献一覧 あとがき 地名・人名索引 事項索引
  • The Lyrics 1961-1973
    3.0
    390曲に及ぶ全自作詞を網羅.アメリカ大衆歌謡の伝統を汲みながら詩に新地平をひらき,音楽とことばの限界を超えていった現代の吟遊詩人の神髄を,レノンやピンチョンの名訳者による最高の対訳で贈る.風に舞う問いとともに雷鳴を引きつれ,血の滲む運命の道を歩みつづけた50年にわたる創作の軌跡.詩神との至福の対話がここに.

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  • 制度論の構図(現代自由学芸叢書)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 「秩序問題」という社会理論の問題の立て方は、根本のところで間違っていたのではなかろうか。近代の社会科学は人々の主観を超えたところに社会の客観的把握の根拠を設定してきたが、著者はそれを否定して、制度とは人々の主観的な意味世界に究極の根拠を置く理念的実在であるとする。意味の体系としての社会は、あたかも暗い宇宙空間を背景にしてただ一つ青く輝く地球のように、宙に浮かんでいる。個人主義的社会実在論ともいうべき構図をとることによって、制度にまつわるさまざまな謎を鮮やかに解明する現代自由学芸の騎士による、新たな構想力の論理をめざす旅の物語である。 【目次より】 まえがき 目次 第一章 制度という問い 一 行動様式と構想力 二 新制度学派 三 市場と組織 四 組織とは何か 五 制度論の課題 第二章 パーソンズにおける秩序問題 一 功利主義的社会理論 二 「秩序問題」のイメージ 三 秩序問題の認識論的傾向 四 パーソンズの「解決」 第三章 秩序問題のゲーム論 一 囚人のジレンマ 二 淘汰 三 社会秩序の進化論 四 無政府状態の秩序 五 協調解と制度 六 合理性と規範性 第四章 コンヴェンションヘの懐疑 一 ゲーム論における公共財 二 コンヴェンションの概念 三 自己継続性 四 共有知識 五 合理的行為の体系 六 コンヴェンションの限界 第五章 規範の意味論 一 同調への期待 二 規範とサンクション 三 「すべし ought」という言明 第六章 ルールの実在論 一 法の概念とルール 二 ハートと言語ゲーム論 三 クリプキの懐疑論 四 ルールとは何か 第七章 社会的世界についての知識 一 集合意識と集合体 二 一次理論 三 アニミズムと経験主義 四 社会的世界の「客観性」と二次理論 第八章 方法論的個人主義を超えて 一 行為論の幻想 二 社会的世界の理論負荷性 三 組織の概念再考 第九章 制度の概念 一 意味の体系 二 行為の体系 三 モノの体系 四 解釈 五 三体系の関連構造 六 制度の類型 第十章 二次理論としての制度論 一 共同主観性と独我論 二 一次理論における自明視の構図 三 私的な制度の共同性 四 秩序問題から制度論へ 注 あとがき 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 盛山 和夫 1948年生まれ。社会学者。東京大学名誉教授。専門は、数理社会学。東京大学文学部卒業、 同大学院社会学研究科社会学専門課程博士課程退学博士(社会学)。 著書に、『制度論の構図』『権力』『社会調査法入門』『統計学入門』『リベラリズムとは何か』『年金問題の正しい考え方』『社会学とは何か』 『経済成長は不可能なのか』 『社会学の方法的立場』『社会保障が経済を強くする』など、 訳書に、タルコット・パーソンズ『人間の条件パラダイム 行為理論と人間の条件第四部』などがある。
  • 自由の論法(自由学芸叢書) ポパー・ミーゼス・ハイエク
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 科学的自由主義者たち(ポパー、ミーゼス、ハイエク)は、社会主義批判を核として、強力な論理構造を配備した。新しい時代の社会科学は、彼らの議論を批判的に乗り超えていかねばならない。本書は、20世紀における社会科学方法論を、思想闘争に対する問題解決という観点から問い直し、新たな自由の論じ方を豊かに提示する現代自由学芸の騎士による挑戦の書である。方法論が思想の機能を担う「方法の思想負荷およびその「脱思想化過程」という分析手法を用いて、資本主義と社会主義のシステム選択という経済思想の大論争に、斬新なメスを入れる。 【目次より】 まえがき 序章 科学の時代 一 問題精神としての科学 二 科学的自由主義の成立 三 体制問題をめぐる知性史をどう捉えるか 四 社会科学の転換点 五 以下の議論の構成について 第一部 方法の思想負荷性 第一章 方法論の理論 一 問題としての方法 二 方法論とは何か 三 方法論の機能分析 a 第一類型 正当化 b 第二類型 発見法 c 第三類型 領域設定 d 第四類型 自己了解 e 第五類型 限界論 f 第六類型 価値操作 四 方法の思想負荷性 第二章 思想負荷性の解釈 一 ポパー 二 ミーゼス 三 ハイエク 第三章 社会主義経済計算論争における方法の思想負荷性 一 論争の標準的解釈とD・ラボアの再解釈 二 論争の代替的整理 三 方法論との関係 第四章 反《歴史主義》方法論の内在的批判 一 ポパー批判 二 ミーゼス批判 三 ハイエク批判 第五章 方法から思想へ 第二部 負荷される思想の分析 第六章 個人主義の位相 一 方法論 二 社会論 三 思想 第七章 合理主義と功利主義 一 批判的合理主義 二 実践的合理主義と功利主義 三 反合理主義 第八章 政治経済の政策認識 一 部分社会工学 二 社会工学批判 三 介入主義 第九章 自由主義 一 自由の意味 二 ハイエクの自由論 三 自由の成長論 注 あとがき 残された課題 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 橋本 努 1967年生まれ。横浜国立大学経済学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科課程単位取得退学。博士(学術)。北海道大学大学院経済学研究科教授。シノドス国際社会動向研究所所長。専攻は社会経済学、社会哲学。 主な著書に、『解読 ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』』『経済倫理=あなたは、なに主義?』『自由の論法 ポパー・ミーゼス・ハイエク』『帝国の条件 自由を育む秩序の原理』『自由に生きるとはどういうことか 戦後日本社会論』『学問の技法』など多数ある。
  • クラスメイトに殺された時、僕の復讐は大体達成された【完全版】
    完結
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    <第一回スターダストノベル大賞 【優秀賞】受賞作品!> 目が覚めると、見たことがない場所に制服のまま眠っていた。ここは……。 クラス転移に巻き込まれた通山真は『契約』のスキルを得る。 スキルを得たことにいち早く気が付いた真は、クラスメイト達を勇者として召喚した国――フラーウス王国がよからぬことを考えていた場合に備えて、国王と契約を結びクラスメイトの安全を確保した。 しかし真のスキルを知らないクラスメイト達から勝手なことをしたと反感を買い、壮絶ないじめが始まってしまう…。 日々激しさを増すいじめに限界が来た真は、自分が死ぬことで契約が切れ、クラスメイト達が堕ちていくことを復讐にしようと決意する。 通山真が辿る運命とは――? 全巻完全収録版!!
  • 哲学者の自己矛盾
    完結
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 哲学の深奥を究めた上で、正統イスラームの立場から哲学を批判したガザーリーの名著。理性の限界を説きスーフィーへと転回を予示する。
  • 知られざる神に 現代神学の展望と課題
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 宗教的人間(ホモ・レリギオスス)は、神なき現代社会をどうやって生きていくのか。人間の本質と現代神学の可能性を探求する。 【目次より】 序説 第一部 ホモ・レリギオスス 第一章 意識の交替 一 フォレスターの法則 二 神・人間・自然 三 調和について 第二章 現代と人間 一 ロマンチシズム 二 若者文化 三 ホモ・レリギオスス 第二部 現代神学の方向と課題 第三章 現代神学の問題 一 バルト、ブルトマン、ティリッヒ 二 いわゆるバルト後時代 三 神の死の神学と希望の神学 第四章 神学における主観 客観構図の克服 一 解放の神学 二 プロセス神学 三 解釈学的神学 第五章 哲学的神学について 一 哲学的神学の周囲 I 実存哲学の限界 II 構造主義 III  現象学 二 神秘主義再考(一) I 「イエスとキリスト」の問題と神秘主義 II 神秘主義の概念 III アナロギアとパラボレー 三 神秘主義再考(二) I 神秘主義における「境界地帯」について II 神秘主義の「一」について III エックハルトとクザーヌス 終章 一 東洋と西洋 二 解釈学的神学と哲学的神学 三 ソナタ風の結語 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 小田垣 雅也 1929年生まれ。青山学院大学、ドルー大学卒。日本基督教団補教師、国立音楽大学元教授。哲学博士。著書に『解釈学的神学』『知られざる神に』『哲学的神学』『現代思想の中の神』『神学散歩』『ロマンティシズムと現代神学』『四季のパンセ』、学術文庫に『現代のキリスト教』など多数。訳書に『神への誠実』『文化史の中のイエス』などがある。
  • 妖怪の誕生 超自然と怪奇的自然の存在論的歴史人類学
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    カッパ、カマイタチ、くねくね……私たちはなぜ、それらを妖怪と呼ぶことができるのか。私たちにとっては実在しない・超自然的である・俗信だから、だろうか。だが、ある時代や別の社会にとってみれば、妖怪はそのようなものではなかった。この食い違いは、どうすれば和らげられるだろうか。妖怪の概念をどのように書き換えていけばいいのだろうか。 妖怪を超自然的で実在しないものだとしてきた妖怪研究の存在論的前提を問い直すために、主に18世紀末から現代までの自然/超自然、宗教、近代/非近代をめぐる議論、日本の知識人の言説や思想、学知を渉猟して、それらと絡み合うなかで現代の妖怪概念が生成してきた過程を丁寧に分析する。 さらに、主要な妖怪を題材に、自然と文化、科学と俗信などの区分の構築とその限界を検証し、現代の私たちが想像してきた「非近代的存在論」に収まらない妖怪の記述の仕方を模索する。 妖怪と妖怪研究の関係性を存在論的転回の人類学の視点から批判的に検証する。そして、妖怪を超自然や非実在なものに還元せず、状況に応じて適切な概念でそのつど捉えていくことの重要性を指摘する。妖怪研究の再構築を試みる野心的な研究成果。
  • 【イッキ読み!】絶対服従ロマンチカ
    完結
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    【人気作品を全巻まとめ読み!気になる結末まですべてが読める、大満足×お得な1冊!!】 願いを叶える代償として学園を牛耳る『ゴッド』様に自身のカラダを差し出す!? 絡まる舌に秘部からじゅわりと蜜が溢れて…とろとろの奥を突きながら名前を呼ばれるともう限界で――…。突然バイト先が倒産&アパート全焼で一文無しになった小梅は、正体不明の足長おじさんに助けられ、超セレブ学園に転入することに! そこには学園の人気を二分する、皇帝と呼ばれる美形生徒会長『松臣』と、王子と呼ばれる癒し系男子で小梅の彼氏『竹流』がいて!? 詳しくはオリジナルPVで!!「絶対服従ロマンチカPV」で検索!
  • ズーム・イン・ユニバース――10^62倍のスケールをたどる極大から極小への旅
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【本書は、固定レイアウト、オールカラーで作成しております。タブレットやPCなど、大きなカラーディスプレイを備えた端末で閲覧することを推奨します。】「この世で一番スケールの大きな話をしよう」。宇宙の観測限界から素粒子の世界へ。10の62乗ものスケールを、100点を超えるイラストとインフォグラフィックでたどる1冊。読者は、宇宙の果てを出発し、銀河団やブラックホール、さまざまな系外惑星を経て地球にたどりつく。大地溝帯の生態系を目撃し、ある生物の細胞に入り込み、さらに炭素原子の、陽子の内部へと突き進んでいく。著者は旅のガイドのように、次々に現れる風景について、これまでに解明されたこと、まだ謎のまま残されていることを読者に語り聞かせる。「信じがたいことだが、これは作り話ではない。今のところは、これが過去138億年の間に実際に起きたことについての一番良い説明なのだ」。天文学、地球科学、生物学、化学、物理学を縦横に駆けめぐる。サイエンスへの興味を掻き立てられ、「次の1冊」が欲しくなる、はじまりの本。
  • Pythonによるディープラーニング
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現代エンジニアの必須知識:ディープラーニング技術を身に付けよう! PythonのディープラーニングフレームワークKerasの開発者である筆者が、多くの人々がディープラーニングを活用できるようPythonコーディングを交えながら分かりやすく説明していきます。「ディープラーニングを適用できる課題とはなにか」「限界はどこにあるのか」を実践解説。Keras/TensorFlow 2対応。第1版(2017年)以降の話題やモデル・理論とその実装コードなど、より丁寧に解説し大幅にボリュームアップしています。 ディープラーニングにより自動言語翻訳や画像認識の精度は飛躍的に向上し、現代のソフトウェア開発者にとってその技術の理解と習得は必要不可欠な分野になりつつあります。 機械学習プラットフォームTensorFlowの上で動作するKerasは、Pythonで書かれたディープラーニングのAPIです。数学やデータサイエンスの専門的な知識がなくともディープラーニングを手軽に実装できるようになります。 Keras開発者であるFrançois Cholletは、改訂・増補された本書で、機械学習の初心者と経験者、両者に向けたアドバイスを提供します。直感的な説明とわかりやすいイラスト・例題で理解が深まり、ディープラーニングのアプリケーションを開発するために必要なスキルをすぐに身につけることができます。 ・ディープラーニングの最初の一歩 ・画像分類と画像セグメンテーション ・時系列予測 ・テキスト分類と機械翻訳 ・テキスト生成、画像生成 1章 ディープラーニングとは何か 2章 ニューラルネットワークの数学的要素 3章 KerasとTensorFlow 4章 ニューラルネットワーク入門:分類と回帰 5章 機械学習の基礎 6章 機械学習のユニバーサルワークフロー 7章 Kerasを使いこなす 8章 コンピュータビジョンのためのディープラーニング 9章 コンピュータビジョンのための高度なディープラーニング 10章 時系列のためのディープラーニング 11章 テキストのためのディープラーニング 12章 生成型ディープラーニング 13章 現実世界でのベスト・プラクティス 14章 本書のまとめ
  • 〈メディア〉の哲学 : ルーマン社会システム論の射程と限界
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    1巻4,224円 (税込)
    常識的な「メディア」観の問題性を抉り出し、しりぞけた上で、それに変わる新しい「メディア」理解の構図を対置、と同時に難解を以て知られる理論社会学者ニクラス・ルーマンの一つの解読の試みも行う。
  • 土地利用計画とまちづくり : 規制・誘導から計画協議へ
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    1巻4,180円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本の現行制度の限界をえぐり、改革の方向を指し示す初めての書。都市とその他の土地利用の共存、田園の市街化、市街地の中の農地、既成市街地の民間開発といったテーマを中心に、制度がどのようにつくられ、運用されてきたか。高度経済成長期以降の変遷を検証。規制と分権、計画と自治という、現状では対立を生じやすい問題の統合の可能性を探る。行政による規制・誘導の計画から、市民による計画協議を組みこんだ制度改革への方向を提案する。都市計画学会賞受賞。

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  • 経済と社会:支配の社会学1
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 第2部第9章1~4節。政治と人間の問題をライトモチーフとして支配の構造を分析し、支配の正当性にもおよぶ。 【目次より】 凡例 目次 〔第二部経済と社会的・秩序および力〕 第九章 支配の社会学 第一節 支配の諸構造形態と諸機能様式 第一項 力と支配、過渡的諸形態 第二項 支配と行政、民主制的行政の本質と限界 第三項 「組織」による支配、支配の妥当根拠 第二節 正当的支配の三つの純粋型 支配の正当性、正当性の根拠 一 合法的支配 二 伝統的支配 三 カリスマ的支配 第三節 官僚制的支配の本質・その諸前提および展開 一 近代的官僚制の特殊的機能様式 二 官僚の地位 三 官僚制化の諸前提と諸随伴現象 1 貨幣経済的・財政的諸前提 2 行政事務の量的発達 3 行政事務の質的変化 4 官僚制的組織の技術的優秀性 5 行政手段の集中 6 社会的差別の水準化 四 官僚制的装謹の永続的性格 五 官僚制化の経済的・社会的結束 六 官僚制の勢力 七 合理的・官僚制的支配構造の発展段階 八 教養と教育との「合理化」 第四節 家父長制的支配と家産制的支配 一 家父長制的支配の本質と成立 二 名望家支配と純粋家父長制 三 家産制的支配 四 家産国家的支配構造 五 家産制的支配者の権力的地位、家産制的軍隊と家産制外的軍隊、伝統的・正当的な支配者権力にもとづく家産制的支配者の政治的支配権 六 家産制的需要充足。ライトゥルギーと連帯責任、強制団体 七 家産制的官職、家産制的官吏と官僚制的官吏との相違 八 家産制的官吏の給養、実物給与的プッリュンデと役得プッリュンデ 九 家産制的行政の分権化とステロ化、官職の占有と独占の諸結果、特権制国家 一〇 家産制的支配の崩壊に対するその統一性の擁護 一一 家産制的行政の機能の実例 1 古代エジプト 2 中国 一二 家産制的支配の分権化、ザトラピーと分国 一三 家産制的ヘルと地方的荘園制 一四 ジェントリー出身の治安判事によるイギリスにおける名望家行政、「ジェントルマン」の型の形成 一五 ツァーリズム的家産制 一六 家産制と身分的名誉 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 ウェーバー,マックス 1864-1920年。西洋近代について考察したドイツの法学者・経済学者・社会学者。代表作は『仕事としての学問』『仕事としての政治』『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』などがある。
  • ギネス世界記録2024
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    世界中の一番を集めた、子どもたちに大人気の年鑑本『ギネス世界記録』。私たちの住む地球は大部分が水に覆われ、青い惑星と呼ばれています。今年の『ギネス世界記録2024』は、この神秘の世界をテーマに、潜水艇、海の大型動物、永久凍土など、水にまつわる古今東西の記録を紹介しています。 日本版オリジナルページでは、6年代連続でアルバム1位を獲得した松任谷由実さん、『かいけつゾロリ』作者の原ゆたかさんにインタビュー。フィッシャーズ、SCANDAL、プロ車いすテニスプレーヤーの小田凱人選手、『徹子の部屋』などの世界記録、学校で達成された世界記録なども掲載。 また『ギネス世界記録2024』では、歴史のチャプターを新設。古代エジプト人、中世の大騒乱、海賊、沈没船などについてイラストと画像で楽しく学ぶことができます。さらに3D解説のページを設け、最大のタコ、最高額の車、『ジュラシック・パーク』のアニマトロニクス恐竜などの内部の仕組みをCGで解き明かします。もちろん、雪の上を裸足で走り続けるような破天荒な人物、膨大なコレクション、最新テクノロジー、映画やゲームの記録は今年も充実。殿堂入りした記録では、女王エリザベス2世、エルトン・ジョンが登場します。 ギネス世界記録では、限界を押し広げ、記録を更新する無限の熱意を応援しています。「最も身長差がある二卵性双生児」や「同姓同名の最大の集まり」など世界記録は多岐にわたります。人と違っても、人と同じでもチャレンジすること、楽しむことの大切さを学べる一冊となっています。
  • EBPMの組織とプロセス データ時代の科学と政策
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    複雑化する社会課題に対して、政策立案に各分野の高度な専門性が求められている現在、EBPMへの社会的要請はますます高まっている。本書では12の政策分野のエビデンス活用を横断的に比較、その現状と課題を俯瞰的に把握し、そこから得られた示唆をまとめる。 【主要目次】 はじめに 序章 EBPMの課題は何か――SPIからのアプローチ(佐藤、松尾、菊地) I マクロリスク対応 第1章 気候変動――IPCCと科学的アセスメント(杉山昌広:東京大学未来ビジョン研究センター) 第2章 感染症――緊急時における科学と政治の協働(齋藤智也:国立感染症研究所) 第3章 地震防災――地震被害想定の統合的評価に向けて(平田 直:地震研究所) 第4章 原子力安全――安全規制とその科学的議論(山形浩史:長岡技術科学大学) II 生活・環境 第5章 化学物質管理――ガイドライン化の追求(永井孝志:農研機構) 第6章 健康・医療――データヘルス政策を事例としたエビデンス活用(古井祐司、井出博生:東京大学未来ビジョン研究センター) 第7章 人口――政策研究の深化と少子化対策の限界(鎌田健司:国立社会保障・人口問題研究所) 第8章 学校教育――データ分析と実践知の活用 (貞広斎子:千葉大学) III 経済社会基盤 第9章 金融――高度な専門性が支えるFRBの政策(仲田泰祐:東京大学大学院経済学研究科) 第10章 エネルギー――モデル分析とステークホルダーの関与(松尾雄司:立命館アジア太平洋大学) 第11章 インフラ――費用便益分析の有効利用に向けて(河野達仁:東北大学大学院情報科学研究科) 第12章 科学技術・イノベーション(STI)――認識共有と議論を促すエビデンス(佐藤、松尾、菊地) 終章 分野横断的研究からの示唆――多様なエビデンス活用に向けて(佐藤、松尾、菊地)
  • ツキノワグマ すぐそこにいる野生動物
    4.0
    1巻3,960円 (税込)
    ツキノワグマによる人身事故はなぜ起こるのか—―ツキノワグマと人間の歴史をていねいにたどりながら、生息場所である森の変化、そして人間の生活の変化をふまえて、都市近郊に出現するようになった現代のツキノワグマの生態をとらえなおし、これからのつきあい方を考える。 【著者からのメッセージ】 1980年前後から本格的に開始されたツキノワグマ研究は、人とクマの関係の好ましい在り方についての多くの提言を、さまざまな機会を利用して世に出すことで、普及啓発に一定の役割を果たしてきたといえます。そのため、ツキノワグマに対する一般の認識も、ポジティブとまではいえなくても、ネガティブからは好転してきたと感じていました。 しかし、ツキノワグマの出没が2000年代に入ってから常態化するようになり、そのような年には数千頭のクマが捕獲されると同時に、100人を超える多くの方が負傷される事態となっています。決定的な事故は、昨年初夏に秋田県で発生した4件の死亡事故で、すべての被害者が食害を受けたことから、ツキノワグマに対するイメージは一気に悪くなってしまいました。 その結果、秋田県では未曾有の500頭近くのクマが捕殺されることになり、その影響は本州の他の自治体にも波及しました。こうした状況の背景には、ツキノワグマの分布域が本州全体で拡大している一方で、その管理が適切になされていないという構造的な問題が指摘できます。少子高齢化が進み、限界集落が増える予測の中で、クマとの軋轢は今後も続きそうです。 本書は、一般読者の方を対象とした普及書です。すでに隣人と化したツキノワグマという動物について、まずはきちんと知ってもらいたいという願いで、その生態や現状について、最新の情報にもとづき、できるだけわかりやすくまとめてみました。もちろん自然科学にかかわる多くの方にもぜひ読んでいただき、ご意見をいただければ幸いです。 【主要目次】 第1章 ツキノワグマという動物 1 クマの仲間 2 アジアのツキノワグマ 3 日本への渡来 4 日本のツキノワグマ 第2章 森や人間の変化 1 分布域の急激な拡大 2 人里への出没 3 出没のメカニズム 4 個体数の増加 5 はげ山だった日本の山 6 狩猟者の減少 7 里山の機能喪失 第3章 人間との衝突 1 農業被害 2 林業被害 3 畜産業・水産業被害 4 心理的な被害 5 人身事故の実態 6 ツキノワグマの行動の変化 第4章 姿を消したツキノワグマ 1 九州のツキノワグマ 2 四国のツキノワグマ 第5章 管理や保全のための試み 1 非致死的管理の試み 2 集落に誘引しないための取り組み 3 危機的個体群の保全 4 管理や保全のための普及啓発 第6章 これからどうつきあうか 1 保護管理計画の現状 2 管理や保全の課題 3 モニタリングの課題 4 人身事故を繰り返さないために
  • 21世紀の世界の見方と利他的マーケティング
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    21世紀に対応する実務マーケティングの提案-効率的な顧客獲得の為の戦略的機能統合 なぜ日本企業は成長できないのか。 30年間の名目GDP成長率が0.5%。あり得ない低成長だ。この現実的理由は企業の売上販売を担うこれまでのマーケティングの機能不全にある。 短期利益志向で消費者志向とマネジメント視点を失ったことだ、と読み解く。21世紀、どういう視点で組み立てるべきか 顧客創造のための実務マーケティングの戦略的機能統合、実務家に向けた「利他的マーケティング」を提案する。 【目次】 第一部 世界と日本経済の見方と行方―21世紀のマーケティングの原理 1.世界と日本経済の行方 2.世界の見方と行方 3.日本経済の見方と行方 4.起こりうる16のシナリオ 5.日本経済の再成長 6.日本経済の強みとは何だったのか 7.日本経済の再起動―多様性の経済 8.21世紀のマーケティング原理 第二部 再成長の利他的マーケティングの組立て―21世紀の企業存立に向けて 1.「成長しない」難題 2.30年ぶりのマーケティング革新の機会 3.成長できないマーケティング 4.市場支配的マーケティングの強み 5.ゆっくり進む崩壊 6.消費者行動の分析による意思決定支援のリサーチへ 7.単純利益追求の限界と利他的マーケティングへの統合 8.営業マン削減案は長期利益志向の日本的マーケティングを捨てること 9.GAFAが優位性を失った理由 10.デジタルマーケティングへの対応 11.マネジメント志向と利他的志向の再獲得 12.革新の統合原理―利他的志向 【著者】 松田久一 ㈱JMR生活総合研究所代表取締役社長。1956年兵庫県生まれ。食品、飲料・酒、化粧品・日用雑貨、輸送機器、家電・情報通信、流通など生活者と接点を持つ業界における日本を代表する企業のマーケティング課題、戦略課題のソリューションに取り組んできた。政府での委員会などにも参画し、自治体の経済関係のアドバイザーを務めている。 主な著書に『「嫌消費」世代の研究』(東洋経済新報社)、『戦略ケースの教科書』(かんき出版)、『ジェネレーショノミクス 経済は世代交代で動く』(東洋経済新報社)などがある。
  • ネオ・ロマンティシズムとキリスト教
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 近代の情緒主義的ロマンティシズムの限界を超え、ポスト・モダーン的状況下の現代のネオ・ロマンティシズムは、人間の視点に閉鎖されない全体なるもの、即ち真実の神にいかに触れられるか。著者は真実への通路は、知的認識や倫理的当為によるのではない美的なるものであり、学問も倫理も宗教も美的感動を最後の根拠にして、人間は神や絶対や真理を自分の手にすることができるとする。関係存在としての人間の視点から移植医療や死の問題に光を当て、自然、神秘、共生を通して他なるものの深層構造を明らかにし、信仰か不信仰か、神の存在を認めるか否かを二重性・「一」・三位一体の存在論的分析により解明、鮮烈な刺激を与える問題作である。 【目次より】 はじめに 第I部 人間 一 人間について 1 関係存在としての人間 2 人間の創造と堕罪 3 人間の救い 4 人間と神 5 ソーマ(身体)としての人間 6 身心脱落ということ 二 脳死と臓器移植 1 関係性の中の科学 2 知識の客観性ということ 3 人間の死について 4 脳死と「身体」の死 5 医の荒廃について 6 臓器移植と人道主義 7 臓器移植法について 三 死を憶えよ 1 人間の関係存在性と各自性 2 死についての先験的言語 3 死についての存在論的言語 4 生と死のユーモア 第II部 他なるもの 四 自然 1 キリスト教の救済史観と自然の追放 2 キリスト教と自然 3 自然の定義不可能性 4 自然と自然主義 5 肯定原理としての自然 6 「しぜん」と「じねん」 五 神秘 1 神秘主義と宗教 2 情感的キリスト神秘主義 3 高橋たか子の神秘主義 4 合一と断絶 5 エックハルトの「離脱」 6 現実肯定としての神秘主義 7 森田療法と神秘主義 8 神秘主義と現代思想 六 共生 1 環境と共生 2 共存と近代の「にも拘らず」の論理 3 共生と「生への畏敬」 4 共生の存在論 第III部 ネオ・ロマンティシズムの存在論 七 信仰と不信仰 1 無信仰の信仰 2 不信仰即信仰 3 宗教間の対話と宗教の「文化内開花」 4 信仰と学問 八 二重性 「一」 三位一体 1 二重性の二重性的理解 2 無を無化した真の自己とその孤独 3 「一」と一 4 三位一体について 九 ネオ・ロマンティシズムと芸術 1 感性の節度と美の二重性的性格 カントの美学 2 無とネオ・ロマンティシズム 3 無と美 ハイデッガーの芸術論 4 真如とノスタルジア おわりに 注 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 小田垣 雅也 1929年生まれ。青山学院大学、ドルー大学卒。日本基督教団補教師、国立音楽大学元教授。哲学博士。著書に『解釈学的神学』『知られざる神に』『哲学的神学』『現代思想の中の神』『神学散歩』『ロマンティシズムと現代神学』『四季のパンセ』、学術文庫に『現代のキリスト教』など多数。訳書に『神への誠実』『文化史の中のイエス』などがある。
  • インフォメーション・ガバナンス 企業が扱う情報管理のすべて―顧客情報から社内情報まで
    5.0
    個人情報保護法、GDPR(EU一般データ保護規則)、NISTフレームワーク(米国)に対応する初の総合専門書 個人情報保護法、GDPR(EU一般データ保護規則)への対応は万全ですか? 日本企業は、情報漏えいリスク以外にも、数々の情報管理をめぐる国際的リスクにさらされている。 折しも、EUにおいては一般データ保護規則(GDPR)が2018年5月25日から適用開始され、日本企業であっても直接的・間接的にGDPRにおける義務、特に当局における監査などに対応できるような形での個人データの取り扱いの記録および保管の義務への対応が喫緊の課題となってきた。日本国内を見ても、2017年に改正された個人情報保護法の下で、個人情報の第三者提供に関するトレーサビリティ確保のための確認・記録義務への対応など、文書管理および情報管理の制度を確立することは、既にコンプライアンス上の重要な要請の一つとなっている。 企業内情報の管理にあたっては、個別的な対応では限界と不十分さがある。トップの管理の下、全社一貫したシステムに基づいて統一的な取り扱いをし、それを横断的に、どの法令もカバーできるように展開していく制度を確立することが必要であり、その能力こそが企業の情報管理力である。 本書においては、ベーカー&マッケンジー法律事務所が法的な観点から論点出しを行い、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 ・ デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社が、より実務的な観点から企業に内在するその原因を深掘りし、ソリューションを提示したものである。
  • 法令解釈権と条例制定権の可能性と限界―分権社会における条例の現代的課題と実践
    -
    第1部では法律と条例の関係の現状について、現場の課題にあてはめることができるよう論点を整理する。第2部では自治体が地域の特性を踏まえて、法令を地域に適合するように解釈、あるいは条例制定を通じて新たな法規範を創造していく手法を示す。第3部では、条例制定をめぐる7つの論点ごとに、先進的な試みが行われているとみられる条例を分析、解説する。

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  • 創元アーカイブス 東洋的瞑想の心理学
    -
    《ユングの東洋思想・宗教論文の集大成が待望の復刊》ユングにとって東洋との出会いは、ヨーロッパ精神の限界を越える思想を築く跳躍台になった重要な出来事であった。彼は単に古典の思想を文献学的に研究するのではなく、現代人の魂のあり方にかかわる問題を見出そうとした。チベットの死者の書の心理学、禅の瞑想等の六論文からなり、訳者の丁寧な解説を付し、詳しい訳注を付けた。東洋思想を再発見するためのよき導きの書。
  • こころの支援と社会モデル トラウマインフォームドケア・組織変革・共同創造
    4.0
    こころの支援の現場に,何が起こっているのか? 日々揺れ動く社会構造との絶えざる折衝のなかで,支援者と被支援者の関係,支援の現場は今,どうなっているのか?――東京大学発「職域・地域架橋型:価値に基づく支援者育成」プログラム(TICPOC)開幕に始まるこの問いに,多彩な講師陣によるカッティングエッジな講義録+ポリフォニックな対話で応答する思考と熟議のレッスン。 個人の脳やこころの病理を治療しようと試みる「医学モデル」の限界,問題は個人の外部=社会との接面に生じるとする「社会モデル」の視点の浸透,社会構造の変容と精神保健医療福祉システムの再構築――こころの支援をめぐるパラダイムが大きく変動する現在,対人支援をどのように考え実践すべきか? 組織変革を構想するマクロの視点と、臨床場面で工夫を重ねるミクロの視点から,日々変わりゆく状況に応答する。

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  • 殉国と反逆 「特攻」の語りの戦後史
    3.0
    1巻3,740円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 敗戦後、『きけわだつみのこえ』『雲ながるる果てに』『あゝ同期の桜』など数多く出版されてきた特攻隊にまつわる遺稿集とその映画から「特攻」表象の歴史的変容を読み、「特攻」が「反戦」「犬死」「忠誠」「殉国」「反逆」と多様な語られ方/読まれ方をしてきたプロセスを追って、戦後日本のナショナリティと「戦争の語り」の限界と可能性を照射する。

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  • アメリカ文学との邂逅 アーシュラ・K・ルグィン 新たなる帰還
    NEW
    -
    想像力の持つ可能性と希望を信じ、異文化の共存の可能性を模索し、限界に挑戦し続けたルグィンの螺旋をのぼる旅をたどる  アーシュラ・K・ルグィンは、時の流れによる変化を恐れない作家であった。変化を受け容れ、常に新しい地平を目指すことを選んだ。旅することは終始一貫して彼女の作品のテーマであり続けたが、その旅には終わりというものはなかった。帰還は新たな旅の始まりでしかない。そして、その旅は、作品の中のはるかな未来の世界や、遠い宇宙の惑星、そして竜が空に翼をはばたかせる異世界を移動するものであると同時に、現実の世界における歴史の流れを映し出すものでもあった。  本書の目的は、SFとファンタジーの新たな道を切り開き、その可能性を模索し続けた、ルグィンという作家の旅をたどることにある。SFやファンタジーというジャンルの問題、同時代のアメリカ社会と文学の潮流、そして文学とジェンダーとの関わりが、各章をつなぐ大きな主題となるだろう。数々の賞を受賞し、SFとファンタジーを名実共に代表する作家としていまなお大きな影響力を持つルグィンの道のりはどのようなものであったのだろうか。自らの限界に挑戦し続け、芸術とは「つねに限界のそのさきを探し求めることであり、境界線を見定めてはじめて、完全で、確固とした美しいものを生み出すことができる」のだと公言する作家が、長い旅路の果てに見せてくれるのはどのようなものなのだろうか。 (序章より)
  • マルチクラウドネットワークの教科書 耐障害性と冗長性を実現するデザインパターン
    -
    1巻3,740円 (税込)
    この1冊でマルチクラウドジャーニーを突き進め! 本書はマルチクラウドにおける、現代的なネットワーク構築・設計を解説する書籍です。ネットワークの観点からマルチクラウドの優位性や課題を紹介します。また、構成例や接続方法はもちろん、デザインパターンや運用方法まで解説します。 ■本書の特徴 ・マルチクラウドジャーニーを丁寧に解説 オンプレミス環境からはじめて、どのようにマルチクラウド環境に移行していくかがわかるように順を追って解説しています。 ・冗長性と耐障害性を実現するデザインパターンの紹介 過去の障害を参考に、多くのデザインパターンを紹介します。 ・非機能要件まで網羅 可用性、拡張性、運用性、移行性をもたせる非機能要件についても解説します。 ■対象読者 ・クラウドエンジニア(ベンダーロックインに限界を感じている方) ・ネットワークエンジニア(オンプレからクラウドに領域を広げる方) ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 道徳とは何か 倫理学入門
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人格の平等、自由などの問題を身近な生活に即して考察し、倫理学の戸口にまで導いていく、ユニークな入門書。 【目次より】 まえがき 第一講 倫理の混乱と倫理思想の混乱 第二講 倫理は変化するか 第三講 横の倫理と縦の倫理 第四講 社会倫理と職業倫理 第五講 人格の平等と平等の倫理 第六講 人格の自由と自由の倫理 第七講 自由平等の矛盾と調節 第八講 保守と革新、伝統と創造 第九講 革命・暴カ・戦争 第十講 国家に於ける権力と倫理 第十一講 講国民道徳と愛国心 第十二講 文明の進歩と倫理 第十三講 倫理学の立場(一)自然主義 第十四講 倫理学の立湯(二)理想主義 第十五講 倫理学の立場(三)汎神論 第十六講 義務の葛藤と倫理の限界 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 高山 岩男 1905~1993年。哲学者。京都帝国大学文学部哲学科卒。京都学派の全盛期に学ぶ。文学博士。京都帝国大学文学部教授ののち、神奈川大学、日本大学などで教鞭をとり、秋田経済大学学長を歴任。 著書に、『西田哲學』『ヘーゲル』『續 西田哲學』『文化類型學研究』『世界史の哲學』『日本の課題と世界史』『所の論理』『哲学と哲学的実存』『マルクシズムの超克』『場所的論理と呼応の原理』『道徳の危機と新倫理』『宗教はなぜ必要か』『二つの世界に抗して 文明の破局と人類の対決』『現代の不安と宗教』『道徳とは何か 倫理学入門』『国際的中立の研究』『現代の政治・社会思想 社会科における取扱いに関連して』『哲学とは何か』『教育と倫理』『実存哲学』『政治家への書簡 正・続』『西田哲学とは何か』『京都哲学の回想 旧師旧友の追憶とわが思索の軌跡』『高山岩男著作集』(全6巻)『西田幾多郎研究資料集成 第1・2巻 高山岩男集』など多数ある。
  • 人体は流転する――医学書が説明しきれないからだの変化
    3.0
    〈生きていることは、終わりのない身体変容のただなかにいることだ。成長し回復しながら、適応し老化しながら、わたしたちのからだはどうしてもかたちを変えてゆく――そして、睡眠や記憶や学習によって、心も変わりゆく〉生まれくること、死にゆくこと。それは始まりと終わりを意味するのではなく、どちらも人体が変わりつづけるプロセスにすぎない。それでも私たちは、古来より生と死に区切られた儚い時間のすべてを費やして、変化する身体とそれを受容する心を育みつづけてきた。スコットランドの家庭医・フランシスの診療所にも、毎日のように変化に直面する人びとがやってくる。13歳で身ごもった少女、筋肉増強に魅せられた男性、新しい性別で生きることを決意した学者――。今日、医学は私たちの身体をコントロールすることにおいて前例のない力を持っているが、その力にも限界がある。私たちは、けっして避けることのできない「変わりゆく自分」とどう共生してゆけばよいのだろうか。患者たちとのエピソードに、歴史・芸術・文学・神話の知識を織り交ぜながら鮮やかに描く、臨床医学的博物誌・第2弾。
  • 【合本版1-3巻】レベル無限の契約者~神剣とスキルで世界最強~
    4.0
    【完結記念】――お前のスキルは俺のもの、俺のスキルも俺のもの。 「小説家になろう」で人気大沸騰の最強スキルバトルファンタジーが書籍化! 書き下ろし短編も収録! ※本電子書籍は「レベル無限の契約者」全3巻を1冊にまとめた合本版です。 【あらすじ】 身に覚えのない罪で竜の生贄にされた青年グラッドは、その腹の中で悪魔の魂が封印された剣と出会い、死中に活を求めて契約を果たす。かつて世界を震撼させた女悪魔リヴァイアサン。その強大なる能力“スキル吸収”により、グラッドは敵のスキルを次々とゲットし、人知を超えた最強戦士へとクラスチェンジ! そして意気投合した2人による、欲望と権力と差別にまみれた世を正す旅が今始まる! ――2人の絆とスキルで限界さえも跳ね返す、世直しバトルファンタジー開幕!
  • パンセ(合本)
    -
    近代ヨーロッパのとば口に立って、進歩の観念を唱導し良心の自由を擁護しながら、同時に合理主義と人間中心主義の限界と問題性に鋭い疑問の刃を突きつけた逆説的な思想家の代表作。(I・II合本)
  • 因果推論の科学 「なぜ?」の問いにどう答えるか
    4.4
    「人工知能の巨人」が放つ「なぜ?の科学」の革命的な入門書! 「私自身、この本の解説を書くことが憚られるくらいの凄い内容」 ――松尾豊氏(人工知能学者・東大大学院教授)絶賛! 米Amazonでは1256レビュー、4.5★。ポピュラーサイエンスの世界的ベストセラー! ・今までの統計学では答えられなかった「なぜ?の科学」とは? ・それは3段の「因果のはしご」を使って説明できる ・著者は人工知能界のノーベル賞にあたるチューリング賞受賞! ・現在のデータ主義には限界がある。それを乗り越える「因果推論」とは? ・その商品が売れた理由をどう分析し、新たな儲けにつなげるか? ・公衆衛生におけるベストな選択肢の考え方とは? ・人間のように考えられる人工知能=強いAIはつくれるか? ・そもそも私たち人間はどのように「因果関係」を考えているのか? 統計学とデータ分析を超えた新たな学問の誕生! 人工知能と人類の未来を知るために、なくてはならない一冊。 データ分析、マーケティング、意思決定に携わるビジネスパーソンも必読!
  • ソフトウェア開発にChatGPTは使えるのか?――設計からコーディングまでAIの限界を探る
    4.3
    【ChatGPTをソフトウェア開発で活用しよう!】 ChatGPTに一番相性がいいのは、ソフトウェア開発かもしれません。コンピュータのことはコンピュータに聞くのがいい! 「ソフトウェア開発にChatGPTは使えるのか?」エンジニアならば誰しも考える疑問です。本書は、ベテラン技術者が真正面からChatGPTにあたり、その性能をさまざまな点から検証しいきます。Officeなどのドキュメントの自動生成だけでなく、ソフトウェア設計やテスト、リファクタリングで活用など目からうろこの活用術を解説。 単に質問に答える人工知能ではありません。開発の仲間としてChatGPTを使う方法を紹介します。 ■こんな方におすすめ AIのソフトウェア活用を検討しているプログラマー。ChatGPTの活用を考えているエンジニアなど。 ■目次 ●第1章 ChatGPTで何ができる?なぜできる?   1-1 ChatGPTで何ができる?   1-2 なぜそんなことができるのか? ●第2章 プログラミングでの活用   2-1 自動コード作成   2-2 エラー対策   2-3 クラス化について   2-4 状態遷移表でコードを生成   2-5 デザインパターンを提案してもらう   2-6 アルゴリズムを提案してもらう   2-7 段階的積み上げ手法   2-8 コードの変換   2-9 付記:テストケースの注意点 ●第3章 リファクタリングでの活用   3-1 隙間時間でお気軽リファクタリング   3-2 コメントとドキュメンテーション   3-3 セキュリティの脆弱性チェック   3-4 例外処理と論理完全性の改善 ●第4章 ドキュメントの自動生成   4-1 PowerPointのスライドを自動作成   4-2 Wordドキュメントの自動作成   4-3 Excelと連携しドキュメントを自動作成   4-4 diagramsを使ってクラウド図を作成   4-5 dbdiagram.ioでER図を作成する ●第5章 各種開発手法の提案   5-1 DDDによる設計と実装   5-2 TDDによるテストからの実装   5-3 ChatGPTとソフトウェア開発のアプローチ ●第6章 学習プロセスでの活用   6-1 分野別の学習   6-2 プログラミング言語の学習   6-3 ChatGPTは学習を加速する ●第7章 ChatGPT APIを活用する   7-1 最も基本的な使い方   7-2 要約をしながら文脈をつなげていく   7-3 社内データベースに日本語で問い合わせる   7-4 社内データベースと連携してユーザーサポートをする ●第8章 ChatGPTで長文データを扱う   8-1 LlmaIndexで長文データを扱う   8-2 LangChainで長文データを扱う ●第9章 長文をChatGPTで扱うコツ   9-1 LangChainの仕組みとは   9-2 Chainsでタスクをつなげる   9-3 Chainsによるチャットボットの例   9-4 Agentによるコードの実行   9-5 Agentによる判断・実行・プロセスの自動化   9-6 AgentによるChatボットの最終形 ■著者プロフィール 小野哲:ソフトウェア開発歴40年を超えるプロ技術者。技術評論社では『逆算式SQL教科書』『最新図解 データベースのすべて』『3ステップで学ぶOracle入門』など書籍がある。そのほかに『現場で使えるSQL』(翔泳社)など。ウェブアプリからデータベースまで幅広い知見と技術を持ち、最近ではPythonでアプリ開発を請け負う。
  • 図解でわかる次世代ヒートポンプ技術 ~カーボンニュートラルを実現する冷温熱利用技術~
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【キガリ改正に対応 冷温熱を効率的に利用するカーボンニュートラル達成に多大な貢献をする次世代ヒートポンプ技術の実践書!】 ヒートポンプ技術は、脱炭素を進めるカーボンニュートラルの中でも熱利用、省エネ技術として注目度が増しています。ヒートポンプ技術の代表的なものとしてエアコンがあり、排熱を効率的に循環させ、快適な住環境を整えるZEH/ZEB化に欠かせない技術として建築にも取り入られるようになっています。 先陣を切るメーカーの技術者たちが最新研究をもとに、カーボンニュートラル達成に向けた次世代ヒートポンプ技術を実践的な内容で解説します。 ■目次 ●第1章 脱炭素社会の実現に必要不可欠なヒートポンプ技術   1.1 ヒートポンプとは   1.2 ヒートポンプ技術の動作原理とサイクル   1.3 ヒートポンプ技術に関連するデバイスや機器   1.4 ヒートポンプ技術を支える材料   1.5 ヒートポンプ技術に利用される冷媒の種類   1.6 脱炭素化に貢献するヒートポンプ技術   1.7 ヒートポンプ技術の活用事例 ●第2章 ヒートポンプ技術を取り巻く社会状況・動向   2.1 カーボンニュートラルとヒートポンプ技術   2.2 カーボンニュートラル達成を目指す国内の動向   2.3 カーボンニュートラル実現に向けた海外の動向   2.4 環境に配慮した冷媒転換の必要性   2.5 ヒートポンプ機器と資源循環   2.6 DXで進める産業のデジタル化   2.7 DXの取り組みと施策   2.8 持続可能な社会の実現に向けたヒートポンプ技術の役割 ●第3章 ヒートポンプ技術の課題解決に向けた方策   3.1 脱炭素化・省エネルギー実現の課題   3.2 産業での熱の合理的利用技術   3.3 性能向上を実現する性能評価手法   3.4 次世代冷媒への転換   3.5 サーキュラーエコノミーによる資源循環   3.6 DX推進の課題と今後への期待   3.7 世界のヒートポンプ技術動向 ●第4章 次世代ヒートポンプ技術の社会実装   4.1 個別課題解決の限界   4.2 全体最適化を実現するシステムの構築   4.3 ヒートポンプ技術の総合評価手法の構築   4.4 バリューチェーン全体での最適化   4.5 全体最適が実現した場合の効果 ●第5章 生命を守るヒートポンプ技術   5.1 居住環境の現状:ウェルネス   5.2 居住環境の現状:脱炭素   5.3 居住環境が抱える課題とニーズ   5.4 ヒートポンプ技術で創る居住環境の未来像   5.5 食料システムの現状   5.6 コールドチェーンの現状   5.7 コールドチェーンが抱える課題とニーズ   5.8 ヒートポンプ技術で創るコールドチェーンの未来像 ●第6章 産業発展やエネルギー安定供給を支えるヒートポンプ技術   6.1 産業(製造プロセス)の現状   6.2 製造プロセスが抱える課題とニーズ   6.3 ヒートポンプ技術で創る製造プロセスの未来像   6.4 電力需給システムの現状   6.5 電力システムが抱える課題とニーズ   6.6 ヒートポンプ技術で創る電力需給システムの未来像 ●第7章 次世代ヒートポンプ技術の実現に向けた政策   7.1 次世代ヒートポンプ技術の政策やロードマップ   7.2 全体最適を実現するための共通基盤の整備   7.3 脱炭素化・省エネルギー   7.4 冷媒転換の国際的な動きと政策   7.5 サーキュラーエコノミーを実現する資源循環   7.6 ヒートポンプ技術の導入に必要なDX   7.7 次世代ヒートポンプ技術の初期導入・利用に対する支援   7.8 ヒートポンプ熱の再生可能エネルギーとしての扱い   7.9 ヒートポンプ技術の国際展開   7.10 住宅・建築物の次世代ヒートポンプ技術政策   7.11 食料システムの次世代ヒートポンプ技術政策   7.12 産業の次世代ヒートポンプ技術政策   7.13 電力需給の次世代ヒートポンプ技術政策 ●付録1 次世代ヒートポンプ技術の冷媒転換 ●付録2 次世代ヒートポンプ技術の性能評価手法 ●付録3 次世代ヒートポンプ技術の資源循環
  • Excel 集計・抽出テクニック大全集[改訂新版]
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【集計技160+抽出技130!あなたに必要なExcelテクが見つかる!】 「膨大な顧客名簿から必要なデータをまとめたい」 「バラバラに管理されている商品リストから納品書にデータを取り出したい」 「毎日増える売上データを各部署に振り分けて送りたい」 こんな日々のExcel処理は「データ集計・抽出」機能を正しく使いこなせば、高速化できます! 本書では、ビジネス現場での経験豊富な著者が、本当に効率化できるテクニックを厳選して解説。さらに、Excel2021/Microsoft365で実装された「スピル機能」(数式のコピーをしなくても、隣接するセルに自動で結果が反映される機能)も併せて掲載しているので、よりスピーディに処理できます。 自己流のExcelに限界を感じている方、Excelでもっと効率アップしたい方は必携です。 ■目次   第0章 効率アップ! 数式と関数の「基本操作」をおさえよう ■第1部 集計編   第1章 超簡単! 数式を使う前に「基本集計」の機能を使いこなす   第2章 数式を使って、思い通りの「集計と小計」を求めよう   第3章 数式苦手派は必見!「条件付き集計」機能を活用しよう   第4章 数式を使えば無敵!「条件付き集計」を完全制覇   第5章 今日から足し算/引き算は不要!「日付や時刻の集計」は難しくない ■第2部 抽出編   第6章 数式が苦手なら「抽出機能」を使いこなそう   第7章 セルから「必要な値だけ」を抽出するテクを網羅   第8章 大量データから即ピックアップ!「検索抽出」を極める   第9章 目的のデータを導く!「条件抽出」を習得しよう   第10章 データの傾向を知りたい!「数値の抽出」をモノにする   第11章 こんなデータを表から抽出したい!「あらゆる抽出」を制覇   第12章 手作業だとめんどうな「複数シート/ブックの抽出」を完全攻略 ■巻末 関数一覧 ■著者プロフィール 不二 桜(ふじ さくら):滋賀県長浜市出身、大阪府在住。PC雑誌「アスキーPC」(1998年4月~2013年8月)で、Excel関数の連載を9年間行う。同時にテクニカルライターとして、多数のムック、雑誌、書籍を発売。現在は、フリーでさまざまな企業の集計業務に携わりながら、その実務経験をもとにOffice関連の書籍の執筆を行う。直近の著書に『Excel最強集計術』『ほしいデータを瞬時に「検索」「出力」するExcel活用術』(技術評論社)がある。
  • DXの実務――戦略と技術をつなぐノウハウと企画から実装までのロードマップ
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    DXの実務とは、「戦略」と「技術」をつなぐこと。 あらゆる産業で「DX」が叫ばれる昨今、 多くの時間と労力を費やしているにもかかわらず、 成功とは言い難いDXプロジェクトが後を絶たない。 それらの取り組みに共通して見られるのが、 ・DX戦略構築/実行の「型」が欠けている ・DX実現に不可欠の「技術的考察」が欠けている という2つの根本的な問題だ。 DX成功の鍵は「戦略と技術をつなげる力」であり、 非エンジニアでも経営層でも、本気でDXを行うならば データ利活用の標準的な考え方を身につけ、 主要技術を理解することが不可欠だ――。 「そもそもDXの戦略はどのように描けばよいのか?」 「データ利活用はどのような手順で進めるべきなのか?」 「どのような体制、マネジメント、人材が必要なのか?」 「AIはどう駆動するのか。機械学習で何が可能なのか?」 「技術をビジネスに実装/運用する上での注意点とは?」 「DXに携わる人にはどんなスキルが求められるのか?」 これらのポイントを押さえながら、「DXの実務」の リアルな行程を、具体性と汎用性にこだわって解説する。 【技術者でない人のための データ/AI活用必携テキスト】 [本書の特徴] ・エンジニアではない読者向けに、DXに関する戦略と技術の双方を解説。 ・あらゆる業種のDXに共通して必要な「データ利活用」の本質がわかる。 ・難解なデータ/AIの技術について、易し過ぎず、難し過ぎないレベルで解説。 ・データ/AIの技術を前提としながら、実務的な話ができるだけの基本知識・理解が得られる。 [構成] Part 1[序論] DXの成否を左右する「データ利活用サイクル」 DXの“現在地" DXは、「データ利活用」による経営改革 データ利活用を実現する重要コンセプト データ利活用を実装する仕組み データ利活用とAI データ利活用の成否を分かつ要因 データ利活用DX実現へのロードマップ Part 2[総論1] DXが進まない理由 業種/業界別に見られる課題とDXによるアプローチ DX推進を阻む課題 DXを阻む課題の“深淵" DXを実現するための3つの方針 Part 3[総論2] データ利活用DX推進のフレームワーク データ利活用DXの2つのフェイズ Pre-DX Phase:コンセプトの設計 Pre-DX Phase:メカニズムの設計 DX Phase:推進ステップ Part 4[各論1] DX Phaseの具体的実務 データ利活用の前提となる「データ統合」 データの分類 DXフェイズにおける具体的実務の概観 KPIを具体的実務へ落とし込む データ/AI活用を具体的実務へ落とし込む Part 5[各論2] AIの活用 AIの全体像 AIの限界 Column 進化し続けるAI AIの分類 AIの学習 教師あり学習:決定木 アンサンブル学習 画像認識/自然言語処理で用いる深層学習モデル 教師なし学習:クラスタリング 機械学習システムへの実装 Part 6[各論3] 人材要件 プロダクト開発担当 データサイエンス担当 データパイプライン担当
  • 市場経済の哲学(現代自由学芸叢書)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 優柔不断で場当たり的とみえる戦後の日本人の生き方を普遍的な言葉として語る時、市場経済は一つの社会哲学たりうる――これが本書のメッセージである。自由社会の枠組としての市場経済に参加することによって、公共的なバランス感覚を身につける。それが、覇権を求めない国民が民族の相対性を自覚した時に求める実践としての哲学である。多様な生を切り拓こうとする生活者の視点から市場経済の哲学を構想する現代自由学芸の騎士がわれわれに生きる勇気を呼び覚ます。 【目次より】 序文 第一部 市場経済についての対話 プロローグ 第一章 市場経済の本質:競争・対話・コミュニケーション 問題の提起:自由競争とは? 自由競争とルール など 第二章 市場経済と市民社会:理性・空気・寛容 市場の理性と市民の理性 公共性への疑問 など 第二部 市場倫理学 第一章 市場倫理学の基礎 第一節 倫理問題について 自由のルール化と合理的信頼の形成 ジレンマの中の自己決定と信頼 第二節 市場倫理とはなにか? 市場倫理と市場原理 市場倫理と共同体の倫理 など 第二章 市場倫理の概念 第一節 市場倫理の規範構造 フェアな競争の感覚 公正の概念 企業家精神 など 第二節 市場経済の批判者達 アウタルキーの概念 市場経済の限界 第三章 市場経済と合理的信頼 合理性の概念 オープンな信頼の概念 第三部 寛容論 第一章 なぜ寛容が必要なのか? 第一節 寛容と社会参加 寛容と不寛容の深層心理 など 第二節 多元主義について 多様性と秩序 寛容の戦略 第二章 寛容の戦略 第一節 生活者の参加のための戦略 戦略の概念 参加の概念 生活者の概念 など 第二節 生活者の概念とAgencyの概念 第三章 寛容の目的 第一節 寛容の三つの立場 寛容と不信 賢慮の立場 真理の立場 など 第二節 寛容の戦略とその目的 第四章 誰がこの戦略をどのように担うのか? 第一節 戦略の担い手 自由の相互調整とミルの原理 など 第二節 《国家》と中立性 リベラルな中立性について 寛容の戦略と《国家》の中立性 第三節 寛容の限界 寛容の限界 不寛容と原理主義 注 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 桂木 隆夫 1951年生まれ 。法学者。学習院大学法学部教授。早稲田大学政治経済学部卒業、東京大学大学院法学政治学研究科基礎法学専攻博士課程修了。法学博士。専門は、法哲学・公共哲学。 著書に、『自由と懐疑、ヒューム法哲学の構造とその生成』『自由社会の法哲学』『市場経済の哲学』『自由とはなんだろう』『ことばと共生』『保守思想とは何だろうか』などがある。
  • 情報理論(改訂2版)
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 情報理論の全容を簡潔にまとめた名著 本書は,情報理論の全容を簡潔にまとめ,いまもなお名著として読み継がれる今井秀樹著「情報理論」の改訂版です. 機械学習などの分野が急激に発展する現代において,情報伝達,蓄積の効率化,高信頼化に関する基礎理論である情報理論は,情報系のみならず,多くの学生にとって必修といえるものになっています. 本書では,数学的な厳密さにはあまりとらわれず,図と例を多く用いることで,直感的な理解が重視されています.また,例や演習問題には,応用上深い意味をもつものを取り上げ,具体的かつ実践的に理解できるよう構成しています. さらに,今回の改訂において著者自ら全体の見直しを行い,最新の知見の解説を追加するとともに,さらなるブラッシュアップを加えています. 初学者の方にも,熟練の技術者の方にも,わかりやすく,参考となる書籍です. 第1章 序 論 第2章 情報理論の問題 第3章 情報源と通信路のモデル 第4章 情報源符号化とその限界 第5章 情報量とひずみ 第6章 通信路符号化の限界 第7章 通信路符号化法 第8章 アナログ情報源とアナログ通信路
  • 歯科経営「集客の法則」
    -
    1巻3,352円 (税込)
    保険診療に限界を感じたら読む本。実際に保険収入の減少に悩まされ、独自で試行錯誤し、自費収入を増やす事に成功した先生の体験から生まれた自費収入を増やす方法。
  • 限界凸記モエロクロニクル 公式アートブック
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気ゲーム『限界凸記 モエロクロニクル』のほとんど全てのイラストを収録したイラスト集です。イラストは、極力大きなサイズで掲載。好きなモン娘のイラストをご堪能頂けます。キャラクターグラフィックスのほか、各種パッケージイラストはもちろんのこと、コラボ関連のイラストや秘蔵イラストなども多数収録。さらに、カバーイラストの描き下ろしのほか、本書のための描き下ろしイラストもあり。まさに、コアな“モエクロ”ファンの方だけにお届けしたい、数量限定のイラスト集です。
  • 限界凸騎モンスターモンピース 公式アートブック
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 PS VITAに映し出されたモンスターを擦ると成長するという要素で、売り切れ店が続出したゲーム「限界凸騎モンスターモンピース」のイラスト集です。【文倉十】さんや【駒都えーじ】さんなど……ライトノベルのイラストで活躍中の人気絵師65名によって描かれた可愛くエッチな全モンスター娘たちをA4判サイズで、全336ページにわたり網羅(厚着、薄着、水着すべて収録)。さらに未公開のデザインラフなども収録しています。カバーイラストは人気絵師「フカヒレ」さんによる描き下ろし、さらに「空中幼彩」さんが本書のために描き下ろした「イエティ」も収録しています。ゲームファンはもちろんのこと、萌え系イラストのファン待望の1冊です。
  • SMの思想史 戦後日本における支配と暴力をめぐる夢と欲望
    5.0
    サディズム、マゾヒズム、フェティシズム、同性愛や異性装などのセクシュアリティをもつ人々が集った雑誌「奇譚クラブ」は、「その表紙に触れるだけでも戦慄が走る一種危険な雑誌」「戦後の裏文化の帝王」などと語られ名前だけは広く知られてきたが、雑誌の特色や内容に関する本格的な研究がなされてこなかった。 本書では、「奇譚クラブ」を含めた1950年代の戦後風俗雑誌7誌を全号通覧のうえ、類似雑誌の系譜・模倣関係を検証、「奇譚クラブ」の史料的特質とその重要性を浮き彫りにする。 吾妻新、沼正三、土路草一、古川裕子という4人の「奇譚クラブ」作家/思想家に着目する。戦後民主主義・近代化の潮流のなかで、サディスト・マゾヒストを自認した人々は、支配と暴力をめぐる欲望について何を考え、どう語ったのか。「家畜人ヤプー」「夜光島」などのポルノ小説やエロティックな告白手記から、主体性、自立、同意、愛をめぐる論点を取り出し、近代的な人間性をめぐる規範の限界をあぶり出す。
  • アナロジア AIの次に来るもの
    3.5
    0と1で世界のすべてを記述することは本当に可能か。デジタルの限界が露わになる時、アナログの秘めたる力が回帰する――。カヤックビルダーとしても著名な科学史家が博覧強記を揮い、ライプニッツからポストAIまで自然・人間・機械のもつれあう運命を描く
  • IT Text 自然言語処理の基礎
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 深層学習をベースとした自然言語処理の基礎が体系的に身につく! 本書は、深層学習に基づく自然言語処理の基礎となる知識や考え方を、丁寧に展開し解説するものです。自然言語処理技術の概観から始め、機械学習の基本的枠組み、言語モデル・系列変換モデルとして非常に有用なTransformerとそれを活用した事前学習モデルの詳解、さらに自然言語処理の基本的なタスクである系列ラベリング、構文解析、意味解析と、自然言語処理を学ぶうえで必須の基礎知識や背景となる仕組みを幅広くカバーし、体系的に身につけることができる構成としました。 大学の学部上級から大学院の学生、さらには自然言語処理を学び始めた若手技術者にお薦めの教科書です。 第1章 自然言語処理の概要  1.1 自然言語処理の応用  1.2 コーパスと自然言語処理  1.3 自然言語処理の難しさ  演習問題 第2章 自然言語処理のための機械学習の基礎  2.1 機械学習とは  2.2 教師あり学習  2.3 特徴量表現  2.4 パーセプトロン  2.5 ロジスティック回帰  2.6 ソフトマックス回帰モデル  2.7 機械学習モデルの評価  2.8 正則化  2.9 ニューラルネットワーク  2.10 計算グラフと自動微分  2.11 ニューラルネットワークに関するその他の話題  演習問題 第3章 単語ベクトル表現  3.1 記号からベクトルへ  3.2 素性関数による単語のベクトル表現  3.3 分布仮説と単語文脈行列  3.4 特異値分解による次元削減  3.5 Word2Vec:ニューラルネットワークによる学習  3.6 単語ベクトルの応用  3.7 FastText:単語よりも小さな単位の利用  3.8 単語ベクトル表現の課題と限界  演習問題 第4章 系列に対するニューラルネットワーク  4.1 単語ベクトルの合成  4.2 再帰型ニューラルネットワーク(RNN)  4.3 勾配消失問題と勾配爆発問題  4.4 長期短期記憶(LSTM)  4.5 ゲート付き再帰ユニット(GRU)  4.6 畳込みニューラルネットワーク(CNN)  演習問題 第5章 言語モデル・系列変換モデル  5.1 言語モデル・系列変換モデルの導入  5.2 言語モデルの定式化  5.3 言語モデルの利用例  5.4 言語モデルの具体例1:nグラム言語モデル  5.5 言語モデルの具体例2:ニューラル言語モデル  5.6 系列変換モデル  5.7 言語モデルの評価:パープレキシティ  5.8 未知語問題への対応  演習問題 第6章 Transformer  6.1 Transformerの歴史的背景  6.2 自己注意機構(セルフアテンション)  6.3 Transformerの構成要素  6.4 学習時の工夫  演習問題 第7章 事前学習済みモデルと転移学習  7.1 事前学習済みモデルの背景  7.2 デコーダの事前学習:GPT  7.4 エンコーダ・デコーダの事前学習:BART  7.5 事前学習済みモデルと知識蒸留  7.6 事前学習済みモデル利用上の注意点  演習問題 第8章 系列ラベリング  8.1 系列ラベリングとは  8.2 系列ラベリングの定式化  8.3 点予測による系列ラベリング  8.4 線形連鎖に基づく条件付き確率場  演習問題 第9章 構文解析  9.1 構文解析とは  9.2 句構造解析  9.3 依存構造解析  9.4 さまざまな構文解析手法  演習問題 第10章 意味解析  10.1 意味解析とは  10.2 テキスト間含意関係認識  10.3 ニューラルネットワークによる意味解析  10.4 述語項構造解析  10.5 論理表現  10.6 セマンティックパージング  10.7 意味解析のその他の話題  演習問題 第11章 応用タスク・まとめ  11.1 機械翻訳  11.2 質問応答  11.3 対話  11.4 自然言語処理の過去・現在 演習問題略解 参考文献
  • チューリングを読む コンピュータサイエンスの金字塔を楽しもう
    5.0
    ■コンピュータと数学の限界に答えを出す! イギリスの数学者アラン・チューリングは1936年に、「計算可能数とその決定問題への応用」という 論文を発表しました。後に「チューリング機械」と呼ばれる想像上のコンピュータが初めて示された論文です。 チューリング機械は有限個の状態をとれる機械がテープのマス目を読み書きするだけのたいへん単純な機械です。 それは計算することの原理的な仕組みと限界を明らかにするための機械でした。 驚くべきことに、あらゆるチューリング機械は一つの整数で表すことができます。そのことは、計算可能な数の 全体が可算無限個であり、連続体をなす実数全体のうちのほんの一部でしかないということを意味しているのです。 さらにチューリングは、テープ上の記号の複写や消去といったチューリング機械の動作のいわばサブルーチンを 組み合わせて、あらゆるチューリング機械の動作を模倣できる「万能機械」を構成しました。万能機械は今日のコン ピュータの原型のようなものです。この観点から見ると、一切のデジタルコンピュータはチューリング機械の実用版 なのです。 本書はチューリングの「計算可能数とその決定問題への応用」の原論文を楽しむためのガイドブックです。原論文をゆっ くりと、逐一注釈していきます。原論文を理解するために必要な数学的な準備や、戦争の時代を生きたチューリングの波乱の 生涯にもたっぷりとページを割いて話を進めていきます。
  • 信託を活用した新しい相続・贈与のすすめ(5訂版)
    完結
    -
    信託は、従来型の相続や贈与による資産及び事業承継の限界を超えるものとして近年注目されてきている。本書5訂版では、遺言書と信託契約の内容が抵触する場合や遺留分を侵害する信託の論点、信託の併合と分割の課税関係や再信託、その他登録免許税や不動産取得税等の実務で論点になるような設問を新たに加え、最新の判例等も追加して信託の基本的な構造と権利関係及び民法、信託法、税法との複雑に絡み合った信託の取扱いをQ&A形式で実務的かつ網羅的に具体的な事例を交えながら詳解。信託に関する基礎から応用までを網羅し、資産家や会社オーナーの方はもちろん、税理士や公認会計士、司法書士や弁護士などの関連士業の方や金融機関の方にとっても信託の教科書として、実務書として、さらには入門書としても活用できる必読本。
  • 並列コンピュータ ―非定量的アプローチ―
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。 スマホ からスーパーコンピュータまで ― 現代のコンピュータ の全体像がわかる! 本書は、コンピュータアーキテクチャを学ぶ大学学部生、院生や企業の技術者、研究者を対象として、並列コンピュータを基礎から解説するものです。 ムーアの法則が頭打ちとなり回路の動作周波数に限界が見え始めたことから、コンピュータアーキテクチャは、従来の微細化・集積化型の成長から、マルチコア・メニーコア化による並列化・分散化型の成長へ舵を切りました。その結果、スマートフォンからスーパーコンピュータまで、現在あらゆるコンピュータが並列化されています。 本書では、この並列コンピュータについて体系的に整理し、基礎、歴史、アーキテクチャ、記述言語などをていねいに紹介します。現代のコンピュータにかかわるすべての方の座右の書です。 第1章 並列コンピュータとは 第2章 集中メモリ型並列コンピュータ 第3章 共有メモリを用いた並列プログラム 第4章 分散共有メモリ(NUMA) 第5章 クラスタ・NORA(NORMA) 第6章 相互結合網 第7章 アクセラレータ
  • 圧倒的遊戯ムゲンソウルズ&ムゲンソウルズZ 公式アートブック
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 限界ギリギリのお色気要素で話題となったPS3用ゲームソフト「圧倒的遊戯 ムゲンソウルズ」と最新作「圧倒的遊戯 ムゲンソウルズZ」。 両タイトルの全イベントCGをはじめ、魅力的なキャラクターグラフィック、各種雑誌の掲載イラストや特典類のイラストも掲載したファン待望のイラスト集です。 カバーは、キャラクターデザインをつとめたナナメダケイさんの描き下ろしイラスト。 本文は豊富なイラストのほか、ナナメダケイさん・平野克幸さん両氏によるコメント類も多数収録。A4サイズ340ページによる大きくブ厚い、ゲームファン待望の1冊です。
  • グローバル政治都市
    -
    世界は「国家」から「都市」の時代へ―― アメリカを代表する知性が国際社会の進展のカギを握る「都市」の可能性に迫る。 人類の生存を脅かす深刻な課題に対し、その解決のカギを握る非国家アクターとしての 新しいタイプの都市―― 「グローバル都市」の出現に光を当てた画期的な作品。歴史、地政学、各種データを 踏まえつつ斬新な視点から斬り込んだ内容は読者に世界を読み解く新たな知見を 与えてくれる。 東京を含めた世界各国の大都市が、国際情勢のなかでどのように振る舞い、せめぎ合い、 あるいは連帯しているのか。その的を射た分析から、国家の制約を超えた世界の都市群が、グローバルな課題に果敢に挑戦している様が浮かび上がってくる。 国際社会に安定をもたらす国家の役割には限界がある―― そうした指摘を目にすることが増えた今こそ読まれるべき一書。
  • 桁違いの成長と深化をもたらす 10X思考(テンエックス思考) これまでの思考法の限界を超える知の全技法
    4.5
    桁違いの成果をあげるための、思考の新地平を学べる1冊。 マッキンゼーとBCG、世界2大コンサルティングファームで活躍してきた知の巨人が圧倒的なクオリティと重厚感で語る、思考法の最前線! 【10X思考(テンエックス思考)とは?】 21世紀、デジタルの世界では「旧来の延長線上にある成長」から「異次元の成長」へ移行が進んだ。 言葉のとおり、「桁違い」すなわち10倍化の成長だ。 この10倍化を生み出すための思考が、「10X思考」である。 飛躍的に進化する時代においては、ロジカル・シンキング、デザイン・シンキングといった既存の枠組みを踏まえたうえで、その限界を突破するための考え方、すなわち10X思考が必要となる。 10X思考を実践するための手引書として書かれた本書は、 目標達成の方法を教える安易なマニュアル本ではない。 しかし本書を読むことで、本物の思考力を身につけ、確かな自信を手に入れて、 問題を解決し成果を出し続ける「10X人材」へと歩みを進めることができるだろう。 【こんな方におすすめ】 ・知の最先端や次世代の働き方・生き方に関心がある ・高い目標と現実のギャップに悩んでいる ・成長することが自分の価値を高めることだと考えている ・何かしたいけれど、現状を打破する方法が分からない ・激動の時代において勝ち抜くヒントがほしい 【本書を読むことで得られるメリット】 ・この1冊で、様々な思考法の基本特性が分かる ・仕事で結果を出す思考法を習得できる ・課題に対する小手先の対処法ではなく、抜本的な能力開発が見込める ・複数の思考法やフレームワークを体系的に理解し、それらをうまく活用して新しい考え方を生み出せるようになる 【目次】 第1部 思考法の進化  第1章 ロジカル・シンキングの限界  第2章 デザイン・シンキングの罠  第3章 システム・シンキングの可能性 第2部 異次元へのワープ  第4章 3つのマクロトレンド  第5章 5つのパラダイム・シフト(PS:軸ずらし) 第3部 組織と仕事の未来  第6章 進化する組織  第7章 ライフ・シフト、ワーク・シフト 第4部 異次元思考への道  第8章 思考の新しい地平  第9章 目指せ、10X人財 【「はじめに」より一部抜粋】 20世紀後半は、ロジカル・シンキングのような問題解決型の垂直思考が幅をきかせていた。その担い手として活躍したのが、コンサルタントたちだ。21世紀にはいると、デザイン・シンキングのような機会発見型の水平思考に注目が集まるようになった。 (中略) 一方、そのような表層的な流行の底流で、世界を複雑系としてとらえるシステム・シンキングが進化し続けていった。 (中略)そして21世紀に入り、デジタルパワーは長足の進歩を遂げ始めた。 世界では「旧来の延長線上にある成長」から「異次元の成長」へと移行が進んでいる。「10X(テンエックス)」と呼ばれる現象である。10倍化、すなわち、桁違いの成長を意味する。 この10X化を生み出すのが、「10X思考」である。 ロジカル・シンキングなど、これまでのフレームワークの限界を超え、劇的進化を遂げる思考法だ。 この本は、新時代のビジネスパーソンに贈る、異次元の成長を楽しみ続け、「10X人財」となるための思考のイノベーションを導く手引書である。
  • LangChain完全入門 生成AIアプリケーション開発がはかどる大規模言語モデルの操り方
    -
    1巻3,190円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ChatGPTなどの大規模言語モデルを組み込んだアプリケーション開発の効率化に欠かせないのが「LangChain」(ラングチェーン)です。本書では生成AIアプリケーション開発をしながらLangChainの各機能を学べる構成になっているため、基本機能と実践的な開発手法が同時に身につきます。 ●CONTENTS Chapter1 ChatGPTとLangChain Chapter2 Model I/O ~ 言語モデルを扱いやすくする Chapter3 Retrievers ~ 未知のデータを扱えるようにする Chapter4 Memory ~ 過去の対話を短期・長期で記憶する Chapter5 Chains ~ 複数の処理をまとめる Chapter6 Agents ~ 自律的に外部と干渉して言語モデルの限界を超える Chapter7 Callbacks ~ さまざまなイベント発生時に処理を行う Appendix LangChainをより深く学ぶヒント
  • 屈辱の数学史 A COMEDY OF MATHS ERRORS
    3.8
    私たち現代人の生活は数学に依存している。コンピュータのプログラム、金融、工学、すべての基礎は数学だ。 普段、数学は舞台裏で静かに仕事をしていて表に出ることはない。 表に出るのは、まともに仕事をしなくなったときである。 インターネット、ビッグデータ、選挙、道路標識、宝くじ、オリンピック、古代ローマの暦……他。 本書では数学のミスによる喜劇的、ときに悲劇的な事例を多く取り上げている。 謎解きを楽しむように本書を読めば、ミスを防ぎ危険を回避できるようになるだけでなく、数学に親しみを感じるようにもなるだろう。 スタンダップ数学者である著者自身の失敗談やジョークも多く盛り込まれた本書は、「屈辱」をとことん楽しめる一冊だ。 英国「サンデー・タイムズ」紙 数学本初のベスト・セラー作。 ■内容 【第0章 はじめに】 【第1章 時間を見失う】 四三億ミリ秒では十分とは言えない/カレンダー/暴挙に出たローマ教皇/時が行き詰まる日/時をかける戦闘機 【第2章 工学的なミス】 物騒な数に架ける橋/共振が鳴り響くとき/揺れるのは飛行機だけじゃない/浮き沈みにもご注意を/曲線美の落とし穴/お足元には気をつけて 【第3章 小さすぎるデータ】 善良なデータが悪と化すとき/Excelが遺伝子操作?/スプレッドシートの限界/エンロン事件 【第4章 幾何学的な問題】  三角測量/月の幾何学/死のドア/Oリングのせいだけじゃない/歯車の噛み合わせ 【第5章 数を数える】 組み合わせを数える/その組み合わせ、十分ですか? 【第6章 人間は確率が苦手】 死のコード/コンピュータが苦手なこと/わずかなズレの危険性/0で割らないで 【第7章 確率のご用心】  重大な統計学的誤り/コインの表裏/宝くじ必勝法/通説の噓/確率についての私的意見 【第8章 お金にまつわるミス】 コンピュータ時代のお金のミスコンピュータの時代にお金のミスはどう変わったか/アルゴリズムが生んだ高額本/物理法則の制約/数学への無理解が生んだ高額報酬 【第9章 丸めの問題】  どこまでも下がるインデックス/遅いのに新記録?/スケールの違う数字/サマータイムの危険性 【第9.49章 あまりにも小さな差】 ボルトが合ってさえいれば 【第10章 単位の問題】  摂氏と華氏/重(・)大問題/値札もお忘れなく/グレーンの問題 【第11章 統計は、お気に召すまま?】  平均的な制服/平均が同じでも違う/バイアスはどこにでも/相関関係と因果関係 【第12章 ランダムさの問題】  ロボットはランダムを作れるか/擬似乱数/擬似乱数発生のアルゴリズム/「ランダム」を誤解してませんか?/ランダムか否かの見分け方/現実の物体に勝るものなし 【第13章 計算をしないという対策】 「スペース」インベーダー/五〇〇マイル先までしか届かないeメール/コンピュータと交流しよう 【エピローグ】過ちから学ぶこと ■著者について マット・パーカー Matt Parker オーストラリア出身の元数学教師。イギリスのゴダルマイニングという歴史ある(古過ぎるのではと思うこともある)街に暮らす。 他の著書に『四次元で作れるもの、できること(Thingsto Make and Do in the Fourth Dimension)』がある。 数学とスタンダップ・コメディを愛し、両者を同時にこなすことも多い。 テレビやラジオに出演して数学について話す他、ユーチューバーとしても活躍。 オリジナル動画の再生回数は数千万回以上、ライブのコメディー・ショーを行えば、毎回、満員御礼という人気者だ。 ■訳者について 夏目 大(なつめ・だい) 大阪府生まれ。翻訳家。大学卒業後、SEとして勤務したのちに翻訳家になる。 主な訳書に『6時27分発の電車に乗って、僕は本を読む』、ジャン=ポール・ディディエローラン(共にハーパーコリンズ・ ジャパン)、『エルヴィス・コステロ自伝』エルヴィス・コステロ(亜紀書房)、『タコの心身問題』ピーター・ゴドフリー=スミス(みすず書房)、『「男らしさ」はつらいよ』ロバート・ウェッブ(双葉社)、『南極探検とペンギン』ロイド・スペンサー・デイヴィス(青土社)、『ThinkCIVILITY』クリスティーン・ ポラス(東洋経済新報社)など訳書多数。
  • 徹底理解ブロックチェーン ゼロから着実にわかる次世代技術の原則
    3.7
    どのようなデータの固まりがどのようにつながっているか。その機能や仕組みはどうなっているのか。分散システム、P2P、所有権、二重支払い、ハッシュ、非対称暗号鍵、分散コンセンサス…ブロックチェーンの重要ポイントを1つ1つ説き明かす!「非対称暗号鍵は郵便箱」「データ格納は蔵書管理」といった例えを用いて技術の仕組みをイメージしやすくしています。取り上げるテーマは、ブロックチェーンの目的、可能性、必要性、各種機能、限界/克服など。本書はブロックチェーンの基礎的な概念をしっかりと理解したい人に格好の一冊です。─原著への読者の声─「理解を確実にするのにたいへん役に立つ」「徹底的な理解が目的なら上位3冊に入る」「ブロックチェーンのベストブック」─原著は米Amazonの複数カテゴリーで第1位。カテゴリーは「Banking」「Storage & Retrieval」(2018/6/12時点)。本書は「Blockchain Basics: A Non-Technical Introduction in 25 Steps」の翻訳書です。─本書が必要になるとき─>ブロックチェーンの基礎を理解したいときに。>ブロックチェーンの技術詳細に踏み込む前に。>ブロックチェーンの社会的/経済的なビジョンや影響を考える前に。─次のような本ではありません─>Bitcoinあるいは暗号化の解説書ではありません。>ブロックチェーンの数学的基礎あるいはプログラミングの解説書ではありません。>ブロックチェーンの法的影響あるいは社会的・経済的影響の解説書ではありません。
  • 地球の限界 温暖化と地球の危機を解決する方法
    4.0
    グレタ・トゥーンベリが序文を、アントニオ・グテーレス国連事務総長がまえがきを寄せる最も信頼できる「温暖化」と「地球環境」の教科書。世界の指導者が読む、いま最も熱い注目すべき書。
  • 死の衝動と不死の欲望 脳死・自殺・臨死の思想
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 身体を機械化し、死を真空化する近代医療の彼方にあるものは何か? 東洋医学・心理学・哲学の知見を交差させ、自殺の心理と死の瞬間の意識を照射し、死の意味を解読する。死と生の欲望に引き裂かれた人間存在の限界についての考察。

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  • ミクロ経済学I<プログレッシブ経済学シリーズ>―市場の失敗と政府の失敗への対策
    4.5
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本が直面している現実の経済政策問題を評価する方法を学ぶための、ミクロ経済学の入門テキスト。 基礎理論と、「市場の失敗」「政府の失敗」の分析をとおして基本的な考え方を学ぶ。 ○本書の特徴 (1) 加減乗除以外の数学を用いず、需要・供給分析の応用により経済学の基本的な考え方を学ぶ。 (2) 日本の現実の経済政策問題を数多く分析。 (3) 理論トピックは、日本の経済政策問題に役立つものを選択。 (4) 独学者にとっても、自分の興味あるトピックに最短時間で到達できる。 (5) 経済学的な政策判断の基本的な考え方の背景にある暗黙の前提を、掘り下げて解説。 本書は、従来の日本のミクロ経済学の教科書と異なる目的を持っています。  従来の日本のミクロ経済学の教科書の多くは、より高級な経済学を分析するための基礎を作ることを目的としています。このため、経済学を専攻する人のためには役立つが、それだけを読んでも現実の日本の政策問題に対する判断はできません。  それに対して、本書は、現実の経済政策問題を数多く分析することを通じて、経済学を初めて学ぶ人が、日本が直面している広範な経済政策問題に関する対応策を自分自身で考えられるようになることを目的としています。 そのような教科書は、大学生だけでなく、経済学を独習したいと考えている社会人にも、大学で経済学を専攻するかどうか判断しようとしている高校生にも、役立つでしょう。 序章 市場と政府の役割分担 1章 市場 2章 供給 3章 余剰と参入規制 4章 市場介入 5章 弾力性・限界収入 6章 規模の経済:独占 7章 外部経済と不経済 8章 減産補助金と環境権 9章 情報の非対称性 10章 公共財 11章 権利の売買

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