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退勤後も仕事について考えてしまうのはなぜか。その苦痛の要因は何か。リモートワーク普及でより身近になった仕事と生活の切り替えの問題について、日本の組織人の実情に寄り添って検討し、開発した「自分ケア意識」を育むICTプログラムによる支援モデルを提案する。
【主要目次】
はじめに
Ⅰ ワーク・ライフ・バランスと「切り替え」の問題
1 仕事と生活の「切り替え」に関する先行研究
2 本書の目的と構成
コラム1 「仕事」と「生活」の関係に関する重要なテーマ
Ⅱ 「仕事切り替え困難」の体験と生起プロセス
3 生起プロセスに関する質的検討(研究1)
4 「仕事切り替え困難尺度」の開発(研究2)
コラム2 バウンダリー・マネジメント――仕事と生活の境界管理
Ⅲ 「仕事切り替え困難」の生起に関わる要因
5 ポストコロナ社会における自己調整の重要性(研究3)――リモートワーカーを対象にした研究報告
6 「切り替え」におけるセルフモニタリングの限界(研究4)――シフト制勤務の女性社員を対象にした調査から
7 セルフモニタリングから「自分ケア意識」へ(研究5)――日本人の特徴に寄り添ったセルフケアに向けて
コラム3 リモートワークでも仕事のスイッチを「オン」にするヒント
Ⅳ 「切り替え」支援プログラムの開発と検証
8 「自分ケア意識」を促進する「切り替え」支援プログラムの開発
9 開発した「切り替え」支援プログラムの検証と改善(研究6)――3カ月間の試験的実践報告から
コラム4 働き方の主体的なデザインに向けて
Ⅴ 持続可能な働き方の主体的な実現のために
10 これからの「切り替え」支援に向けて
あとがき
Appendix
第3章(研究1):概念の一覧
第4章(研究2):「仕事切り替え困難尺度」
第5章(研究3):リモートワーク低頻度群・高頻度群の全体相関
第8章:セルフモニタリングシステムで使用したチェック項目
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
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