作品一覧

  • インフォメーション・ガバナンス 企業が扱う情報管理のすべて―顧客情報から社内情報まで
    値引きあり
    5.0
    1巻2,772円 (税込)
    個人情報保護法、GDPR(EU一般データ保護規則)、NISTフレームワーク(米国)に対応する初の総合専門書 個人情報保護法、GDPR(EU一般データ保護規則)への対応は万全ですか? 日本企業は、情報漏えいリスク以外にも、数々の情報管理をめぐる国際的リスクにさらされている。 折しも、EUにおいては一般データ保護規則(GDPR)が2018年5月25日から適用開始され、日本企業であっても直接的・間接的にGDPRにおける義務、特に当局における監査などに対応できるような形での個人データの取り扱いの記録および保管の義務への対応が喫緊の課題となってきた。日本国内を見ても、2017年に改正された個人情報保護法の下で、個人情報の第三者提供に関するトレーサビリティ確保のための確認・記録義務への対応など、文書管理および情報管理の制度を確立することは、既にコンプライアンス上の重要な要請の一つとなっている。 企業内情報の管理にあたっては、個別的な対応では限界と不十分さがある。トップの管理の下、全社一貫したシステムに基づいて統一的な取り扱いをし、それを横断的に、どの法令もカバーできるように展開していく制度を確立することが必要であり、その能力こそが企業の情報管理力である。 本書においては、ベーカー&マッケンジー法律事務所が法的な観点から論点出しを行い、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 ・ デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社が、より実務的な観点から企業に内在するその原因を深掘りし、ソリューションを提示したものである。
  • インフォメーション・ガバナンス 企業が扱う情報管理のすべて―顧客情報から社内情報まで

    Posted by ブクログ

    「個人情報」「営業秘密」といった外に漏れてはいけない情報について、漏らさないには、また漏れたときのリスクを回避するときには何をあらかじめしておけば良いのか? といった問いに答える良書。

    セキュリティではなく仕組みの導入やガバナンス(統治論)の話なので、技術者向けというよりは、どちらかというと経営者向け、総務部門向けといった内容である。

    また、ISMSのみならず、NISTやGDRPなどといった情報についてもアップデートされている。本書を読めば「何も知らないのでどこから手を着けてよいかわからない」といった状態からは脱することができるのではないか。

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    2020年10月17日
  • インフォメーション・ガバナンス 企業が扱う情報管理のすべて―顧客情報から社内情報まで

    Posted by ブクログ

    ベイカー&マッケンジー法律事務所とデトロイトトーマツの共著。米国・欧州のデータ・セキュリティに対する課題意識と対策の情勢・動向や関連法令の概要が分かりやすく丁寧に書かれている。GDPRや個人情報保護法については、基本的な知識がある中で理解を深めることに役立つ粒度の内容。欧米の具体的なセキュリティ基準、訴訟ホールドへの対応といった、これまで意義や課題すら認識していなかった分野についても、基本的な理解を得るには丁度良い難易度だったと思う。

    以下、参考になった点のメモ。
    ◆アメリカにおけるNISTフレームワーク
    ・SP800シリーズ:アメリカ国立標準研究所(NIST)が発行するコンピュータセキュリ

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    2020年05月30日

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