妖怪作品一覧
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4.6仲間の裏切りにより死に瀕していた最強の陰陽師ハルヨシは、来世こそ幸せになりたいと願い、転生の秘術を試みた。術が成功し、転生した先はなんと異世界だった! 魔法使いの大家の一族に生まれるも、魔力なしの判定。しかし、間近で目にした魔法は陰陽術の足下にも及ばなくて……あれ、魔法いらないんじゃない!? ――極めた陰陽術と従えたあまたの妖怪がいれば異世界生活も楽勝! 「小説家になろう」発、大人気異世界ファンタジー、待望のコミカライズ!
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4.9「ウチの猫、猫又になるかもしれんくて……」 妖怪と人と神様が、ふつうに暮らす田舎町の日常は、 のんびりほのぼの、ときどき不思議。 ある夏、二十歳の長寿猫・ぶちおは、突如進化して猫又になる。 「自分が妖怪になった理由」を探して思い悩むぶちおは、 化け狐の百合に、「化け学」を習いはじめるが…。 お山を守る脱力系カラス天狗・ジローと少女むーちゃん。 「天狗の仕事」をこっそり覗き見していた むーちゃんは、 別人のようなジローの姿を目にする。 そんなとき、町には不吉を呼ぶ「鵺」が現れたと噂され―― Twitter発の「異類日常譚」、待望の書籍化! 第一巻では、 猫又・ぶちおの前途多難な未来を描く 「猫又ビギニング」をはじめ、 ここでしか読めない描き下ろし新作エピソードを30P以上収録。 電子書籍限定特典を収録。
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4.3仲間の裏切りにより死に瀕していた最強の陰陽師ハルヨシは、来世こそ幸せになりたいと願い、転生の秘術を試みた。術が成功し、転生した先はなんと異世界だった! 魔法使いの大家の一族に生まれるも、魔力なしの判定。しかし、間近で目にした魔法は陰陽術の足下にも及ばなくて――極めた陰陽術と従えたあまたの妖怪がいれば異世界生活も楽勝! 歴代最強の陰陽師による異世界バトルファンタジーが新装版で登場! 30頁超の書き下ろし番外編も収録。
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3.9【分冊版:第1回】(初回は無料) 墨香銅臭先生のデビュー作、公式邦訳版。 沈垣は、大人気ウェブ小説『狂傲仙魔途』のラストシーンに憤怒、罵っている間に絶命した。 …かと思いきや、頭の中に語りかけてくる不思議なシステムの音声で目が覚める。なんと当の『狂傲仙魔途』の世界に転生してしまっていたのだ! 転生したのは、作中の主人公であり弟子の「洛氷河」に拷問死させられる師尊「沈清秋」。システムからは小説を伝説的名作に作り変えろと命令されるが、一方でオリジナルの沈清秋のキャラは守れなどといちいち制約ばかりが多い。 「沈垣=沈清秋」は、待ち受ける死の運命を避けるべく動き始めるが、なぜか巨大ハーレムを築くはずだった洛氷河にやたらと懐かれてしまい……。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 水木しげるの妖怪図鑑が新しくなって登場! 新たに200以上の妖怪や神さまを追加し、全面改稿した妖怪ファン必携の完全保存版。 ※本書は、『図説 日本妖怪大全』(講談社+α文庫1994年6月刊行)と『図説 日本妖怪大鑑』(同2007年7月刊行)をあわせて、再編集し、改題したものです。
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4.0「おとっつぁん! 会いたかった!」おまきと名乗る少女は久蔵に飛びついてそう叫んだ。目に入れても痛くない双子の愛娘の目の前での出来事に呆然とする久蔵。だがよくよく話を聞いてみると、母親はかつて一緒に暮らしたことがある芸者。ゆえあってのこととはいえ、まったく身に覚えがないわけでもない。それでも娘として迎え入れることはできないと、いったんはおまきを帰したが……。久蔵の隠し子騒動に端を発した事態は、千吉や玉雪、果ては大妖たちまで巻きこむ大事に発展する。好調、お江戸妖怪ファンタジイ〈妖怪の子、育てます〉第4弾!
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5.0「激しい恋ってどんな感じじゃろ…」 思春期真っ盛りで恋愛に憧れる河童の少年・紅介(べにすけ)は大のお人好し。 奥手な幼馴染の恋を仲立ちしたり、川で溺れる大蛇を助けたり、カエルに変えられた河童にキスして呪いを解いたり…。 様々な人(妖怪)助けをする中で、自分自身も色恋沙汰に巻き込まれていく。 昭和の香り漂う田舎町で繰り広げられる妖怪たちの恋物語。 Web未公開描き下ろしを30ページ以上追加して待望の単行本化。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本が誇る独自の文化「妖怪」と、彼らが織りなす「伝承」が本書のテーマ!日本人が語り継いできた妖怪伝承にスポットライトを当て、そこに登場する妖怪と彼らが繰り広げる物語を、コンパクトにわかりやすく、それでいて詳しく紹介します。「分福茶釜」に「一つ目小僧」、「葛ノ葉狐」や「鈴鹿御前」のような有名な妖怪から、地元でしか知られていないような妖怪まで、多彩な物語を持つ妖怪たちを、蠱惑的な女の子の姿で描いたオール描き下ろしのイラスト44枚とともに解説します。もちろん、資料パートも大充実で、妖怪伝承のメッカ「遠野」を詳しく紹介するほか、妖怪退治の主人公「妖怪ハンター」も解説しちゃいます。日本人ならぜひ本棚にほしい、妖怪伝承の入り口にいざなう一冊です!
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4.0今度の映画は妖怪たちが人間に!? 2019年12月13日(金)全国公開の妖怪ウォッチの新作映画「妖怪学園Y 猫はHEROになれるか」が史上最速でコミック化! 舞台は、トップクラスの能力を有する者だけが入学を許される超エリート校「Y学園」。そこに入学した玉田マタロウは、入学早々、不思議な「怨霊」に取り憑かれてしまう。怨霊を追い払うには、力尽くで倒すしかないが、そこで力を貸してくれたのは、同じY学園の新入生、寺派ジンペイと、小間サン太夫だった。でも、コイツらどこかで見たことあるような・・・? 変身あり、熱いバトルあり、もちろんギャグ満載の驚愕の新機軸ドタバタ妖怪冒険活劇!まんが版は、映画とはひと味違うオリジナルストーリーなので、映画を観てからも、観る前も一緒に楽しめる大長編!
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4.0荒ぶる妖怪には温かい飯を。旅の料理人がひと時の癒しを提供する、妖怪飯物語! 人と妖怪がいまだ隣り合う世で、料理人として旅をする忌火と兵徳。訳アリだらけの妖怪たちに料理をふるまい、荒ぶる心を静め、二人は旅を続けてゆく──。奈良県在住の妖怪文化研究家・木下昌美監修 妖怪飯物語、開幕!
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3.8鬼、鵺、河童、一つ目入道……。誰もがよく知るあの妖怪は、じつは実在した生き物だった!? 遺された古文献を、古生物学の視点から“科学書”として読み解いてみると、サイエンスが輸入される以前の日本の科学の姿がほの見えるだけでなく、古来「怪異」とされてきたものたちの、まったく新しい顔があらわれる──。科学の徒が本気で挑む、スリリングすぎる知的遊戯!
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3.8ヤバイやつらが続々襲来! どうする人類? 「驚かないで! ぼく、ほんとに弱いの。殺したりしないでね」。命乞いする落ちこぼれ妖怪に、「プルスマ、プルスマナス」と呪文をつぶやく謎のエイリアン。さらには人間からダシをとりたい妖怪世界の料理人から、あがり症の新米悪魔まで。ヤバイやつらがゾクゾク襲来! どうする人類? ◆表題作「世界でいちばん弱い妖怪」 人間界に落ちてきた妖怪は、警官に取り囲まれるなり、開口一番、救いを求めた。「ねぇ待って! 撃たないで! 一発で、ぼく死んじゃう」。妖怪には足がない。歩けない。震えながら取引をもちかける。「君たちがぼくを生かしてくれるなら、ぼくも自分の妖術で人間を助けることができるよ」。妖怪に食べられると肛門から出るころには若返るという。実際に妖術が成功すると、若返りを求めて人びとが列をなした。人類と妖怪の共存だ。しかし約1万人が青春を取り戻したころ、のみこまれた人が死んでしまう事故が起こり…… くすっと笑えて、時々ドッキリ、最後に沁みるショートショート18編。 人気イラストレーターのクイックオバケの挿画もたくさん入って、ページをめくるだけで楽しめる。朝読やすきま読書にもオススメです。
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4.0江戸の片隅で妖怪の子預かり屋を営む一人の若者がいた。その名は弥助。妖怪に育てられたのだが、ある事件で育ての親を失い、かわりに授かった赤ん坊千吉を、今度は懸命に育てている。顔なじみの妖怪達は遊びにくるし、入れ替わり立ち替わり子供を預けに来る妖怪もいるしで、騒ぎの絶えない毎日だ。そんなある日、弥助の大家、久蔵の双子の娘が、不気味な黒い影にさらわれた。だがさらったのは妖怪ではないらしい。双子の捜索は、妖怪奉行所西の天宮の奉行で、犬神の長、朔ノ宮の手に託されることに……。大人気〈妖怪の子預かります〉第2部開幕。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 かつてない「妖怪図鑑」を、お届けします。 これまでに企画・刊行された妖怪図鑑は、研究者やマニアを対象とする専門的なものか、ジュニア向けの入門的なものか、そのどちらかであるケースがほとんどでした。 本書はそのどちらでもない、「妖怪」についてニュートラルな立ち位置の皆さんをメイン読者に想定しています。 小説や漫画、映画やアニメ、ゲームや玩具……いまや、ありとあらゆるエンターテイメントの世界に跳梁跋扈している、世にも奇妙な容姿と名前と特性を有するキャラクターたち--「妖怪」「お化け」「化け物」「モノノケ」などと称される不思議な存在/現象について、これだけは押さえておきたい基本知識を、豊富な図版とイラストをまじえて、分かりやすく詰め込んでみました。 <目次> story 1 妖怪ってなんだろう story 2 玄妙!妖怪型録 story 3 妖怪に会いに行く story 4 妖怪を学ぶ story 5 妖怪と遊ぶ
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-仲間の裏切りにより死に瀕していた最強の陰陽師ハルヨシは、来世こそ幸せになりたいと願い、転生の秘術を試みた。術が成功し、転生した先はなんと異世界だった! 魔法使いの大家の一族に生まれるも、魔力なしの判定。しかし、間近で目にした魔法は陰陽術の足下にも及ばなくて……あれ、魔法いらないんじゃない!? ――極めた陰陽術と従えた数多の妖怪がいれば、異世界生活も楽勝! 「小説家になろう」発の大人気異世界ファンタジー、待望のコミカライズ!
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3.5日給5万円。 仕事は漫画アシ&妖怪の悩み解決!? 曲がったことが嫌いな大学生の篠崎瑛太は、その性格が災いし、なかなかバイトが長続きしない。 ある日瑛太は准教授に破格の給与の漫画アシスタントのアルバイトを紹介され、ゴミの中で暮らす漫画家の明石妖介に出会う。 まずは、とゴミを片付け始めた途端、不可思議な生き物に次々と遭遇し驚く瑛太。 しかし明石は「あれは雑鬼ですよ」と平然と告げる。 どうやらこの職場には人ならざるものが跳梁跋扈しているらしく、実は明石もその同類で――!? 正義漢すぎる大学生と、世間知らずの妖怪漫画家のほっこりストーリー登場!
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 キョンシーに孫悟空、青龍に鳳凰など、中国の伝説には不思議な生き物がいっぱい! そんな中国の怪生物「中国妖怪」を一冊にまとめました。カラーページには、今が旬のイラストレーターたちによる描き下ろしイラストをたっぷり掲載! 48枚のかわいくて色っぽくい魅惑のイラストつきで中国の妖怪たちを紹介します。もちろん巻末の解説パートも充実! 意外と知られていない「中国神話」のお話や、中国妖怪と出会う方法など、お隣の国の妖怪たちを知るための知識を、案内役のキャラクターたちがにぎやかに解説してくれます。わかりやすくて読みやすい! 中国の妖怪に詳しくなれる一冊です!
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3.0「南国少年パプワくん」の柴田亜美が妖怪をウォッチング 山を越え谷を越え探してみました!! 大火事から人々を救った!「大蝦蟇」 会えたら幸せ到来☆「座敷童」 人魚の肉を食べて不老不死!?「八百比丘尼」 商売繁盛の神様!「河童」 有名妖怪そろいぶみ!! 会いたい人は寄っといで♪
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 われわれ日本人が古くから語り継いできた人類の隣人「妖怪」が本書のテーマ。収録される妖怪は、「九尾の狐」や「酒呑童子」のような大物妖怪から、寝ている人の枕をひっくりかえす「枕返し」や長生きの猫が妖怪になった「猫又」のような親しみやすい妖怪まで盛りだくさん! 日本全国から集めた49組54体の妖怪を紹介します。もちろん収録される妖怪たちは、女の子の姿でフルカラーイラスト化! かわいかったり気高かったり蠱惑的だったり……イラストレーター陣の手で女の子になった完全描き下ろしの妖怪娘たちを目いっぱい楽しめます。巻末の資料パートでは、美女ぞろいで男性を誘惑する「狐」の妖怪を徹底解剖! そのほかにも代表的な妖怪種族、妖怪学者の紹介に加え、たくさんの妖怪に出会える「妖怪小事典」も収録。この一冊でちょっとした妖怪博士になれちゃうかも!?
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3.0“妖怪男女”の生態観察と供養のプロフェッショナル・ぱぷりこの人気ブログ 『妖怪男ウォッチ』が島田ちえ作画でまさかのコミックス化! 「あるある」「いるいる」な妖怪男をマンガで供養しちゃいます! ゆるふわモテ系女子のユイ、 バリキャリ外資系OLのヨウコ、 出版社勤務で2.5舞台好きオタクのシオリは女子校時代の同級生。 『アラサー』を迎えるにあたって「素敵な男性とお付き合いしたい…」と考えはじめるも、 なぜか彼女たちのまわりに現れるのは自己中男、プライド山男、自称ロジカル男、 不倫おじさんなどの『妖怪男』ばかりで……? ぱぷりこ書き下ろしコラムも収録し「お祓い力」が連載時よりさらにマシマシな第1巻! さらに電子限定版として描き下ろしイラストも収録!
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3.5生灯は海で溺れていた人魚を助けてしまう。人魚のくせに泳げないミィは、さしあたって行くところもなく、ひとまず生灯の家のお風呂での居候生活がスタート。ある日二人が泳ぎの練習をしに川へ行くと、突然男が現れた。ヤツはなんと女性アレルギーの吸血鬼! その後も生灯の周囲に欠陥妖怪がわらわらと寄ってくる! 彼らの目的って一体なんなの? ダメダメ妖怪たちの奇妙な生活ストーリー。
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-四季の島には春花町、夏陽町、紅葉町、牡丹雪町の四つの町がある。 春花町に住む「春日 枝理香」は勤めていた銀行を辞め、牡丹雪町にあるビッグフット銀行に転職する。 「枝里香」は実家を離れ、慣れないところで新しい生活を始めたが、なぜか毎日靴下が一つずつなくなる。 昔、お父さんから聞いた「靴下の妖怪」の話を思い出して、本で「靴下の妖怪」を捕まえる方法を調べ、「靴下の妖怪」を捕まえるがーー
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3.9弥助は十二歳。養い親である按摩、千弥と共におんぼろ長屋暮らしをしている。貧乏ながらも平和な毎日を過ごしていたが、ある夜、いきなり恐ろしげな烏天狗にさらわれ、妖怪奉行所に連れていかれる。悪夢を見た弥助が鬱憤晴らしに割ってしまった石が、子預かり妖怪うぶめの住まいだったというのだ。妖怪の御奉行に、「罰として、新たな住まいが見つかり、うぶめが戻るまで、うぬが妖怪子預かり屋になれ」と命ぜられる弥助。それからというもの、次々と家にやってくる子妖怪達に振り回される日々が始まるが……。心あたたまるお江戸妖怪ファンタジー。
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4.1妖怪奉行所は、日夜様々な妖怪がやってきては、助けを求める場所。烏天狗一族が与力、同心から牢番までを代々務めている。飛黒はそんな烏天狗の筆頭であり、奉行の月夜公の右腕だ。ある日飛黒が双子の息子右京と左京を奉行所に連れてきた。双子も将来は奉行所でお役目につく身、今のうちに見学させておこうというわけだ。夫婦喧嘩の仲裁、淵の主の脱皮の手助けと、今日もてんてこ舞いの烏天狗達。だが、その陰で双子だけでなく、月夜公の甥の津弓、妖怪の子預かり屋の弥助まで巻き込む、とんでもない事件が進行していた。大人気シリーズ第7弾。
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3.8妖怪に秘められた敗者たちの怨み声を聞く。 大江山の酒呑童子、那須野の妖狐・玉藻前、是害坊天狗、大魔王・崇徳上皇…… 妖怪は山ではなく、人の心に棲息している。妖怪とは幻想である。そして、自分たちの否定的分身である。国家権力に滅ぼされた土着の神や人々の哀しみ、怨み、影、敵が形象化されたものである。 酒呑童子、玉藻前、是害坊天狗、崇徳上皇、紅葉、つくも神、大嶽丸、橋姫。日本妖怪変化史に燦然と輝く鬼神・妖怪たちに託されたこの国の文化史の闇を読み解く。 酒呑童子は山の神や水の神と深いつながりを持っている。彼ら鬼たちは龍神=大蛇=雷神のイメージと重ね合わされており、酒呑童子が大酒飲みと描かれているのは、近江誕生説にしたがえば、彼がヤマタノオロチ=伊吹大明神の血を引く異常な「人間」であったからである。酒呑童子は仏教によって、もともと棲んでいた山を追われてしまう。それは山の神が仏教に制圧されたプロセスと同じであろう。(中略)酒呑童子の物語から、土着の神や人びとの哀しい叫び声が聞こえてくる。征服者への怨み声が……そしてその声は、自然それ自体が征服されていく悲鳴であるのかもしれない。――<「第一章 大江山の酒呑童子」より>
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3.0会社員・櫟井明が九年ぶりに実家に戻ると、そこには【シェアハウス イチイ】の看板が掲げられていた。大家なのに不在の両親、あるはずなのに見つからない亡姉の部屋、若すぎる管理人、個性派揃いの住人たち。奇妙過ぎるシェアハウスに、姉の忘れ形見の甥・秋雲英まで住むことになるが、秋雲英は「この家には妖怪がいる」と言って怯えている。放っておけずに櫟井もシェアハウスで暮らすが、おかしな住民や秋雲英と係わるうちに、忘れていた大切な人や過去と向き合うことになり――。◆電子限定特典:渡海奈穂先生書き下ろし短編『永遠の花盛り』を収録♪◆
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-人間の「恐れ」の念から生まれる妖怪。数百年にも及ぶ人間と妖怪との争いの中で、人間の対抗手段として陰陽師や巫女が誕生し、その存在を恐れた妖怪は人間の世界から姿を消した。夏祭りの日に、正体を隠して人間界に紛れ込んだ妖怪の主・千(せん)は、人里離れたところにぽつりと佇む古い神社で一人の巫女と出会った。その巫女は先祖代々より霊力を持つ最後の巫女・相原 玲奈(あいはら れいな)であった。 神秘的な鈴の音を響かせ、ふわりと舞う玲奈に千は目を奪われた。「あなたは、人間ではありませんよね?」正体を見抜かれてしまった千は、玲奈の監視をするうち徐々に惹かれていくが、玲奈の片想いの相手はなんと陰陽師で…?ピュアな千が魅せる、可愛くてちょっぴり切ない、純愛ストーリー。
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4.3人間の少年が妖怪界で暗躍する敵に立ち向かう、お色気あり、バトルありの学園コメディ! 生まれつき変わった【左目】を持つ、高校1年生の生天目しのぶ。 それが原因でトラブルに巻き込まれ、 理不尽にも学校を退学させられてしまう。 辛い過去を背負いながらも、 唯一肉親の母に背中を押され『燈幻学園』へ編入するのだが、 そこは荒れ果てた校舎に妖怪だらけ!! 生徒会のメンバーであるかりん、飛縁魔(ヒノ)、清姫(キヨ)に拉致され、 生徒会長としてこの学校を統治してほしいとお願いされる。 なぜ妖力がない人間のしのぶに、生徒会長として妖怪学校を統治してほしいのか。 それには、しのぶに隠されたある【過去】と【左目】が関係していて……!? 分冊版第1弾。 ※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
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3.3独身・実家暮らしで植物店を営む30歳の森直孝のもとに、昔世話をしていたタヌキ「たぬたぬ」が人間の姿でやってきて、恩返しに父親と再婚!? 人間に変化できる妖怪タヌキの娘「たぬきち」は直孝になつき、人間界になじむために奮闘をはじめて…!?
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5.0人の世の理を超えた圧倒的畏怖。 神と妖の実話怪談! 「猿の神様を連れて帰る」 東南アジアの村から父が送ってきた写真。 そこには人面の異形が… 「外来種」より 飛行機に乗り合わせた天狗のような男。乱気流が起こると団扇を取り出して…「高度一万メートルの邂逅」 財布をすられた祖父が頼った姪。姪は蝦蟇を呼びその肝を…「籠蛙力行」 温泉街で見かけた木乃伊館。その夜、失踪した夫は意外な場所に…「木乃伊館」 村の裏山に棲む危険な神。見た者は目を喰われると言われるが…「遭神」 父が東南アジアから連れ帰った猿の神。昼は木彫りの像だが…「外来種」 山の廃屋からまろび出て里に来る妖・血鞠とは…「ちまりの話」 人を刺した箸から芽吹いた楠に宿る妖獣…「しいらくさん」 ある家が祀る独自の神、〈海ンカミサン〉。強すぎるその力とは…「ゥフゥヌンヮヌゥーノッ」 他、異形たちが跋扈する33話!
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3.0よい子と元よい子のための妖怪カタログ決定版! イワナ坊主、鬼、がんばり入道、こんにゃくお化け、しゃべり石、タンタコロリン、山姫、 笑い男――。実はあなたの周りには、ちょっと怖くて、ちょっと可笑しい妖怪が溢れている。 おさえておきたい古今東西の妖怪100種が大集合!! 迫真のイラストとともに、その生態、癖、好物など特徴を網羅。 妖怪のことがよく分かる特別書き下ろしコラム「妖怪のひみつ」に加えて、 「どこに行けば妖怪に会えるの?」、 「妖怪の好きな食べ物を教えてください」などのみんなが知りたかった疑問に答える 「妖怪なんでも質問箱」も併せて収録。 この一冊を読めば、怪しく楽しい妖怪穴に引き込まれること間違いなしです。
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4.1公務員を志す若者・宵原秀也が赴任してきたのは、綾志別町という北海道の端の小さな町。そこで秀也を待ち受けていたのは、奇妙な妖怪たちとの奮闘の日々だった。青春妖怪エンターテインメント!
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 目が怖い妖怪、動物が化ける妖怪、大きすぎる妖怪、いたずら好きな妖怪…。全国47都道府県の有名“古典妖怪”たちを94体紹介。妖怪と出会った人の体験談やレア度、怖い度なども掲載。すべての不思議は妖怪のせいなのか!?※電子版では、紙で出版された内容と一部異なる場合や、削除及び修正している写真、イラスト、ページなどがある場合がございます。予めご了承の上、お楽しみください。
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-ご当地妖怪図鑑シリーズが創刊! 第1弾は、茨城の妖怪たちが大集合! ・伊福部岳の雷神(日立市) ・夜刀神(行方市【旧玉造町】) ・九尾の狐(結城市) ・蝉ばばあ(常陸太田市) ・平将門(坂東市) ・笠間の天狗(笠間市) ・ダイダラボウ(水戸市) ・馬面蛇(高萩市) などなど、茨城に巣食う妖怪たちをUMA研究家の中沢健が徹底網羅! 妖怪たちのおどろおどろしいイラストも必見です! 著者について ●中沢健(ナカザワタケシ) 作家・脚本家・UMA研究家。2009年に恋愛小説「初恋芸人」(小学館)で作家デビュー。同作は2016年にNHK BSプレミアムで連続ドラマ化もされる。その他の著作に「キモイマン」(小学館)、「平成特撮世代」(洋泉社)などがある。脚本家としては円谷プロの特撮番組「ウルトラゾーン」、インドネシアの特撮ヒーロー番組「ガルーダの戦士ビマ」、アニメ映画「燃える仏像人間」などの作品を手掛けている。UMA研究家として、CSファミリー劇場「緊急検証!」シリーズに準レギュラーとして出演中。その他にも、「ビートたけしの超常現象(秘)Xファイル」(テレビ朝日)、「おじゃMAP!!」(フジテレビ)「大槻ケンヂのオールナイトニッポンPremium」(ニッポン放送)など多くのテレビ、ラジオ番組に出演している。
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-官能小説家の尚臣は帰宅途中、手のひらサイズのぬいぐるみのような生き物と出会う。その生物は「座敷童子」と名乗り尚臣が抱える「淀み」を浄化する、と言いう。長いこと体調が悪かったのもその淀みのせいだということで半信半疑ながらその生物を連れ帰り眠りについた尚臣。ふと気配を感じ目を覚ますと白く長い髪を携えた裸の男が自分の上にまたがっていて…!?
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 山男、雷獣や雷鳥、石羊、蛇タコ、ウナギになる山芋、一足鶏、くらっこ鳥、遊歩する魚介、波に乗るタコブネ、大海蛇。奇妙な生き物に対する江戸期の人々の豊かな想像力と好奇のまなざしを本草書から読み解き、日本人の動物観・生命観を浮かび上がらせる。
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 鳥山石燕が描いた妖怪画「百鬼夜行シリーズ」(『画図百鬼夜行』『今昔画図続百鬼』『今昔百鬼拾遺』『百器徒然袋』)全4巻を解説付きで完全収録!! 類い希なる想像力と天才的画力で描かれた、奇想天外で摩訶不思議な200以上の妖怪たち。 水木しげるや京極夏彦も酔いしれた、恐ろしくもどこかユーモラスな愛すべき異形の者たち。日本人の妖怪イメージを決定づけた天才絵師による歴史的傑作集―― 石燕自身が妖怪について解説した詞書(ことばがき)も全て掲載しています。 これを読めば、妖怪への理解がよりいっそう深まることでしょう。
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-大台ヶ原といえば、妖怪の噺が話題となる。編集室既刊本「大台ヶ原開山行者の生涯」の読者から有名な大台の妖怪について書いてくれという要望を多く頂き、この度ようやく完成出版の運びとなったのが本書です。皆様よくご存じの如く、日本百名山の大台山は明治の初めまで妖怪の棲む山として人々におそれられていました。このお山は気象変動が極端に激しく、厳冬・降雨世界第二位など、まさに魔の山に等しいものでした。遭難なども多く、人間をよせつけない魔力を備えていたのです。そんな中明治初頭一人の若き行者が単身入山し、「決して恐ろしい処ではなく、自然と一体になれる楽園」であることを証明しました。この様子は前出「開山行者の生涯」でみることができます。その後、人々の注目を集め年間(11月~4月除く)多くの登山者で賑わっています。 希に見る特異な気象条件を背負ってきた大台の変遷!そこに多くの怪談話が生まれたのです。 本書では、それらの中で特に有名な噺を古書や言い伝えを基に選りだしました。また、妖怪噺のみならず山特有の自然環境についても可能な限り網羅しました。なかでも、絶滅した日本オオカミ談などは貴重な言い伝えとなっております。自然の楽園大台の今をお楽しみください。
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5.0妖怪たちの事件を解決! 期待の新作登場! むかし妖怪が住んでいたという竹取屋敷の取り壊し日に立ち会うことになった緒崎若菜(おざきわかな)。 でもその日に現れたのは、イケメンの酒呑童子(しゅてんどうじ)と、もふもふ妖怪の鵺(ぬえ)! なんと伝説の大妖怪2人が蘇っちゃったみたい! さらには浦島太郎やヤマタノオロチも復活して、なぜか若菜は彼らと竹取屋敷で同居することに! 妖怪と言っても、見た目はイケメンな男の子たちなんですが……。 そんな緒崎さん家は、今日も妖怪が巻き起こす事件で大変です! ※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
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4.2【優しく、可愛く、格好良く、笑えて、泣ける。】 縦横無尽な藤原ここあの世界が一冊に。「ストレイドール」「お嬢様と妖怪執事」「山田」「私は」の全4編を収録。 (C)2009 Cocoa Fujiwara
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5.0時は平安時代初期。帝直属の妖怪専門相談処が開設された。相談員は帝の側近・小野篁少年・十五歳。篁少年は、そこへ持ち込まれる「お悩み」を幼馴染の藤原春明や妖怪たちの手を借りながら解決していく! ちょっと情けない妖怪と人間のやりとりを描いた、ほのぼの歴史ファンタジー。 携帯小説サイトで連載していた作品の大幅加筆修正+書き下ろし第一弾です。
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4.5平安京にある妖怪専門の相談機関「小野妖怪よろず相談処」は今日も悩める妖怪が次々と訪れている。 だが、ちょっと個性的すぎる妖怪たちに、所員の小野篁少年はお手上げ状態だ。 そんな中、妖狐の子供が相談処を訪れる。どうやら変化が出来なくなってしまったらしいのだが……。 また、篁の知らないところで幼馴染の春少将こと藤原春明の身にも変化が起こっていた。 新キャラも登場、へっぽこ妖怪と人間が織りなす、ほのぼの和風ファンタジー第二弾です。
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-怪異研究の権威、西山克氏が「怪異は情報にすぎない。」と書いてから20年が過ぎた。その間、多くの怪異「情報」研究が生み出されたが、果たしてそれらは怪異が「情報」であるということにどこまで自覚的であったのか? 本書は、髪切り・一目連・石塔磨き・雀合戦・流行正月などの記録を新たに博捜し紹介・解読しながら、主に近現代の歴史社会学の分野で隆盛のメディア史的手法を用いて、近世怪異の新たな相貌を描く野心的研究。
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4.7古から現代まで、全国津々浦々に跳梁跋扈し、語り継がれてきた妖怪たちを、この一冊に収めた“究極の妖怪事典”。総項目数1602、水木しげるの妖怪画を357点収録。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「スカ屁(べ)」という妖怪を知っていますか? アマビエと同じく予言獣のなかまなのですが、予言したのは、 「今から4、5年後、手に汗にぎるほどのおならが出る奇病が流行する」 というもの。 そんな奇病が流行した記録もないし、そもそも「手に汗にぎるほどのおなら」って・・・。 日本各地の民話や伝承に登場する妖怪たちは、地域の生活に根差したものも多く、じつは生活感たっぷりの愛嬌があります。 本書は、妖怪たちの情けないエピソードやトホホな特徴を紹介。 イラストと解説で1~2ページで1体を紹介する図鑑形式。 小学生から読める総ルビ仕様。しかも、民話伝承好きの大人も欲しくなる貴重な情報も満載! 古くから語り継がれてきた妖怪たちの、「弱いところ」「人間臭いところ」「ダメなところ」。 それらを楽しく学んで、妖怪をもっと好きになろう!
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ――きみのとなりに、今も妖怪は「いる」......―― 超リアルな妖怪図鑑登場! 今は亡きコウノ博士の残した「妖怪カメラ」。 そのカメラは、その名の通り妖怪を映し出すカメラだった...。 日常のふとした場面に、そっとまぎれている妖怪たちをコウノ博士の手記とともに紹介。 全77の妖怪は、今この瞬間もきみのそばに...。 ☆小学校中高学年向け プロローグ・妖怪研究者コウノ博士の手記 コウノ博士の七つ道具 【目次】 妖気レベル1 害のないお化け 妖気レベル2 不気味な物の怪 妖気レベル3 恐ろしき化け物 妖気レベル4 最強の魔物 <電子書籍について> ※本電子書籍は同じ書名の出版物を紙版とし電子書籍化したものです。 ※本電子書籍は固定型レイアウトタイプの電子書籍です。 ※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたものです。 ※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。 株式会社西東社/seitosha
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 先端恐怖症のため鍼灸師の道を諦めた酒吞童子、失恋の傷から立ち直る女子高生・橋姫など、妖怪が「もしも」現代の京都で暮らしていたら……? を擬人パロディ化。性格も悩みも異なる22の妖怪の個性を面白おかしく描きます。各項後半の解説頁では、資料や伝説に基づく妖怪の知識を豊富な図版とともに丁寧に紹介しています。他にも怪談研究者・堤邦彦氏とイラストレーター・睦月ムンク氏の対談「妖怪というキャラクター」など、様々な視点から京都にまつわる妖怪を味わいつくす一冊です。日常に妖怪が紛れ込む気配を、この本で疑似体験してみては。
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->>奇想天外! お菓子が大好きなオニババとなずなたち姉弟の、唯一無二なはちゃめちゃ妖怪コメディ!<< ザッ! 何かが木の上から飛びおりてきて、二人の前に立ちはだかりました。 おばあさんです。ボロボロのきものを着たしらが頭のおばあさん! 「ギャアアアアアアアアア!!!!」 二人は、心ぞうが、10000000mもかなたにふっとんだみたいになって、グルリと向きを変えると、むちゅうでにげだそうとしました。 でも、おばあさんときたら、ビョ~ンッ!! 二人の頭の上をラクラク飛びこえて、通せんぼしてきたんです。 あわてて、また向きを変えたら、またビョ~ン! おばあさんはまた、二人の頭の上を飛びこえて通せんぼして、 「だれのウワサしていたんだい?」 ゾクゾクするようなしゃがれ声でささやいて、二人の腕をグッとつかみました。 (本文より) シラギク山に住むオニババに遭遇した姉弟のなずなとせり。おっそろしいことに、オニババったら、やわらかい子どもが大好物だって言うんです。子どもより、もっとおいしいものがありますよ!と駆け込んだのは町のコンビニ。だって食べられるわけにはいきませんからね。やわらかいシュークリームを紹介すれば、きっと気に入ってくれるはず……でしたが、お菓子を食べすぎたオニババはその場にぶっ倒れてしまい!? なずなとせり、大ピンチです! イラストを担当するのは漫画家・アニメーターのかずきおえかき。奇想天外な世界を大迫力でお届けします! 【対象:小学校中学年以上】
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3.0覗いてみよう。 身の回りにいる、妖怪たちの腹の中。 厳選した40種を全身解剖! 大人から子どもまで、見て、読んで、怖くて、面白い! 世にも奇妙な「怪体新書」。 情報満載。妖怪の身体に、こんなすごい秘密があったなんて! (水辺の妖怪) 小豆洗い・河童・人魚・海坊主・蜃・牛鬼・女郎蜘蛛・アマビエ (山の妖怪) 山童・子泣き爺・鬼・一本だたら・わいら・雪女・魃・天狗 (道の妖怪) 鎌鼬・すねこすり・ぬりかべ・鶴瓶火・見越し入道・茶袋・夜泣き石・産女 (里の妖怪) 一つ目小僧・雷獣・砂かけ婆・野衾・がしゃどくろ・ぬっぺっほふ・髪切り・一反木綿 (家の妖怪) ろくろ首・網剪・目目連・天井下り・幽霊・猫又・垢嘗・座敷童子
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3.5幽霊の存在については、それを肯定する人はいる。 では、妖怪は? 妖怪がほんとうにいると思っている人がどれくらいいるだろうか? しかも、おとなで! ひょっとして、富安陽子は、そういう数少ないおとなのひとりではないか、と私は感じていたのだ。 インタビューなら、気がゆるんで、富安陽子の本音が出るのではないかと、私はそう思ったのだ。 そうしたら……。 ー巻末対談「インタビューの前に」より 『ルドルフとイッパイアッテナ』著者・斉藤洋の視点から、富安陽子の妖怪世界が人々を惹きつける理由を解き明かす! サンドウィッチマンのコント『村に住む男』や任天堂Switch『あつまれどうぶつの森』など、さまざまな人気コンテンツに触れながら、富安陽子の妖(あやかし)ファンタジーとの共通項を見出し、丁寧に読み解く一冊。 巻末には児童文学界の巨匠、富安陽子・斉藤洋による豪華対談付き!
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3.8とある山村で起こる連続殺人事件、未解決の猟奇殺人事件…明治時代の日本を舞台に、松岡國男と田山録弥、少年“やいち”の活躍を描く「黒鷺死体宅配便」番外編! 大人気キャラ? “笹山さん”も僧侶探偵として大活躍!
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3.5それは迷信だ!――明治あやかし事件解明録。 明治時代、大阪。会社が倒産して失業し、手持ちの金も尽きて町をさまよっていた峯北修は、小さなビルの扉に掲げられた「妖怪科學研究所」の看板と所員募集の貼り紙を見つける。怪しげな名だが採用してくれるならありがたい。扉を開いた修は、大量の本の間で不機嫌そうに座る男――所長の八尋に対面する。八尋によるとこの研究所は、不可思議な事件を科学的に説明することで依頼人の問題を解決するらしい。迷信嫌いの修は八尋に共感、ここで働くことを決める。 八尋の友人で小説家の飯窪恭之介とも出会い、研究所に馴染んできた頃、修は一人の青年の相談を受ける。青年の父が村長を務める村で、立て続けに人が行方不明になるが、村人たちは妖怪「ゆらさま」の仕業だとして行方不明者を捜そうとしないらしい。八尋と修、なぜか同行することになった飯窪の三人は、「ゆらさま」の事件の真相を探るため、村へと向かうが……。 「妖怪など迷信だ!」と断じる所長の八尋。迷信を憎む修。妖怪の小説を執筆する飯窪。欧化の波に逆らうように、いまだ人々の心を恐怖させる「妖怪」の正体とは――? 大人気BL作家が初めて挑む、明治あやかし事件解明録!
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5.0リトミシュに伝わる13月1日のおまじない。それは、街を見下ろす時計台で月の光を浴びた2人は心が溶け合ってひとつになるというもの。ロマンチックな伝承にひきよせられ、月の光を浴びた少年カレル。だが彼は月光によって心が身体から溶け出してしまい、他人から姿が見えない『月光妖怪』になってしまった。突如現れた謎の魔女アミティに告げられ「街の人々に悪戯をする」ことになったカレルは、戸惑いながらも悪戯を通して街の姿を、そして自分の境遇を見つめ直していく。だが魔女アミティの本当の思惑は、迫り来る『危機』に対抗することだった――
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-本書は既刊「あやかしの國」の改訂版である。しかし「ただの改訂版では面白くない」と、大幅に追加要素を加えた。まずは全妖怪の「描き起こしのイラスト」を追加した。これが「あやかし図録」のタイトルのゆえんである。妖怪の数も新たに増やした上で、時に恐ろしく、時にユーモラスな妖怪達の姿を独自の解釈も加えて全てイラストで紹介している。 また、妖怪といえば「水木しげる」なしでは語れないと、各妖怪の「ゲゲゲの鬼太郎」における活躍も新たに紹介している。独自の解釈も含め様々な妖怪像を楽しんでいただけると嬉しい。 -------------------------------------------------------- 日本には妖怪がいる。古くから深い森や山、人の力の及ばない自然や理解し難い現象を人々は畏怖し、妖怪の存在を信じてきた。時に恐ろしく、時にユーモラスに語られるそれらと共にこの地に暮らしてきたのである。 奈良時代に書かれた書物では妖怪という言葉は、人知を超えた怪奇現象そのものを表していた。その後、それらは姿形を持ち、長く生きた動物や古い道具が変化したものが加わってゆく。後者は付喪神つくもがみとも呼ばれ自然崇拝、精霊崇拝といった日本人の精神や信仰の原点と重なるようにも思える。だからこそ日本人にとって妖怪は身近な存在であり続けているのだろう。 また今も妖怪を愛する多くの専門家たちがその姿を伝えている。古くは「鳥山石燕」(1712年~1788年)などが多くの妖怪画を残しているが、現代においては特に「水木しげる」の描く妖怪画が、誰もが知る妖怪の姿であろう。それ以外にも様々な小説、映像作品で妖怪は描かれ続けている。 そして、口伝で伝えられていた各地の伝承を消えてゆく前に、記録として残そうとしたのが民族学者「柳田國男」であった。 既刊「あやかしの國」では彼の記した「妖怪談義」に記された妖怪を中心に、江戸時代以降の古い文献や巨匠「水木しげる」によって記された妖怪たちを紹介している。本書ではそれらに新たに多くの妖怪を加えた。それぞれの妖怪たちの本来の伝承、イラスト、近年の映像作品での活躍、さらに「ゲゲゲの鬼太郎」での活躍と様々な角度から妖怪を知ることができる補強版となっている。
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