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ザ・ご都合主義
エロいのはいいんだけれど、やはりこういうご都合主義的な話は好きになれない。
主人公は特に凄い事をしている訳でもない。リスクはなくむしろ主人公にとって得でしかない事を【座敷童子にとって餌である精液を与える】という設定によって、主人公を上の立場にする。座敷童子に感謝され尽くされる。
最初は受けの白玉を健気な子だと思って読んでいましたが、これは健気なんかじゃない。ただの便利な都合のいい女(男)だよ。そして攻めの主人公の男は当然のように上から目線。お前なんもしてないだろ、むしろ感謝する立場だろうと。
①自分の望む時に性的欲求を満たしてもらい
②家事全てやってもらい
③お茶やお菓子を用意して待ってくれる。
男の理想を表す男性向けコミックにあるような、恋愛云々言ってても結局はエロ優先、みたいな。まるで抱きたい時に抱けて当然かのように、白玉の姿を見て「ちょうどいいか」なんて内心のセリフが出た後の甘い言葉セックスシーンなんかある意味リアルだと思ってしまった。
始めの恋愛中はいいけど、体に飽きたらあっさり関係が終わるか、恋人という名の便利な家政婦にそのうちなるであろう薄っぺらな恋愛模様を見ているようだった。白玉の存在や行動が主人公にとって大きなリスクを負う何かが起きても白玉を想うような描写がもう少しあれば、甘い言葉のやり取りに説得力が生まれ良いものになっただろうから、もったいないと思いました。
リスクを負ってでも相手を想う所にBLの醍醐味がある、という人には向かない。
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