生灯は海で溺れていた人魚を助けてしまう。人魚のくせに泳げないミィは、さしあたって行くところもなく、ひとまず生灯の家のお風呂での居候生活がスタート。ある日二人が泳ぎの練習をしに川へ行くと、突然男が現れた。ヤツはなんと女性アレルギーの吸血鬼! その後も生灯の周囲に欠陥妖怪がわらわらと寄ってくる! 彼らの目的って一体なんなの? ダメダメ妖怪たちの奇妙な生活ストーリー。
Posted by ブクログ 2013年11月11日
サクッと読めるタイプの作品。但し特に問題解決とかはない。結局は欠点だと思ってることでも実は見方変えたらそんな大きな問題じゃなくて、だから気にしすぎることはないということなのかなと。とりあえずテラが好きだ。しかし後半に行くに連れてテラ、女性恐怖症克服してないか?
テンポ良く読めるちょいラノベチックな、...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月07日
イクトが海で拾ってしまったのは、泳げない人魚だった……から始まる、ハーレム型の妖怪小説。ダメダメな妖怪がやってきてはメシを食い、またダメダメな妖怪がやってきてはメシを食い、またまたダメダメな妖怪がやってきてはメシを食い……みたいな日々の物語のパターンに馴染んできたところで、またクイクイッとひねって飽...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月17日
海でおぼれていた人魚を拾ったのを皮切りに
やたらに『欠陥』が集まってくる。
人魚に吸血鬼に座敷童に…と、次々とやってくるので
このまま拾って終了? と思ったら
山はちゃんとありました。
さくさくと読めますし、面白かったです。
拾うだけで終わるのだろうか、という不安も
物色されましたし。
ただ、も...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年06月28日
ライトノベル寄りの、妖怪大集合によるドタバタコメディである。
作者の方の経歴を見るに、ライトノベルの方面で活躍されている方だとは思うが、会話主体の内容にはさもありなんとうなずける。
地の文の不要なまでに細かい描写と、言葉足らずな描写が交差するところなどはこちらの業界に見られがちな傾向である。
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