古生物学者、妖怪を掘る 鵺の正体、鬼の真実

古生物学者、妖怪を掘る 鵺の正体、鬼の真実

814円 (税込)

4pt

鬼、鵺、河童、一つ目入道……。誰もがよく知るあの妖怪は、じつは実在した生き物だった!? 遺された古文献を、古生物学の視点から“科学書”として読み解いてみると、サイエンスが輸入される以前の日本の科学の姿がほの見えるだけでなく、古来「怪異」とされてきたものたちの、まったく新しい顔があらわれる──。科学の徒が本気で挑む、スリリングすぎる知的遊戯!

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古生物学者、妖怪を掘る 鵺の正体、鬼の真実 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    妖怪や民話の類は、当時の人なりにわからない事象を理解しようとした足跡でもあり、ユーモアでもあると思う。
    一欠片の真実が含まれているかもしれない浪漫と、わからないなりにわかろうと工夫した結果生まれた話の面白さ、この二つの魅力がある。

    筆者は真面目に全力で遊ぶタイプの方のようだ。
    本作では、古生物学者

    0
    2024年10月23日

    Posted by ブクログ

    古生物学の科学的見地から、妖怪のルーツを探る。
    第1章 古生物学者、妖怪を見なおしてみる
    第2章 古文書の「異獣・異類」と古生物
    第3章 妖怪古生物学って役に立つの?
    参考文献、図版の出典一覧有り。
    古生物学的視点で、古い文献に記載された不可思議な生物や
    怪異について、読み解き、その謎や正体について

    0
    2022年06月30日

    Posted by ブクログ

    自分は歴史には明るくないが、
    生物好きなので妖怪を昔の生き物の記録としてみるという発想には惹かれるものがあった。

    恐らく歴史をもっと勉強し、でてきた書物について理解してから再度読むともっともっと面白く読むことができる一冊になるのだろうと思った

    0
    2021年01月25日

    Posted by ブクログ

    読みやすいけど、サブカル味のある本。
    妖怪を実際の生物だと何にあたるか考えてみた、というのを生物学者か行っている。
    読んでいると、実用性はあるのか?と感じてしまうのだけど、生物学の入り口としては面白い。
    そして創作物を見る時に、例えば歯の形に注目する人もいる、ということ。歯の形で肉食性か草食性かわか

    0
    2020年02月20日

    Posted by ブクログ

    面白かった!時々入る著者の考えや実生活も含めて笑。鬼のツノや鵺、一ツ目を古生物学の観点から考えている。今まで空想上のものは空想上のものとだけ結びつけていたから(東洋の単眼と西洋の単眼の製鉄による関連性的な)、現実的な分析は自分の中で新しく、面白い考え方だった。途中のマイナー妖怪の部分は読むのが遅くな

    0
    2019年08月13日

    Posted by ブクログ

    鬼、鵺、河童、一つ目入道…。誰もがよく知るあの妖怪は、じつは実在した生き物だった!?遺された古文献を、古生物学の視点から“科学書”として読み解いてみると、サイエンスが輸入される以前の日本の科学の姿がほの見えるだけでなく、古来「怪異」とされてきたものたちの、まったく新しい顔があらわれる―。科学の徒が本

    0
    2019年03月18日

    Posted by ブクログ

    鵺=レッサーパンダ説は吹いてしまった。
    説だけでなく、それがSNSで拡散する過程で、勘違いしてアライグマのイラストにする人が出たり、レッサーパンダが大陸からの献上品として日本に入ってきたとかいうもっともらしい見解(たぶんデマ)が加わったりして、新たな「妖怪」が発生していくという話も興味深かった。

    0
    2018年09月08日

    Posted by ブクログ

    妖怪を具体的に古生物と比較することにより古生物学への興味をひこうとする本のよう。面白そうな書名だし掴みはいいんだけど残念ながら文章力と構想力が伴っていないよう。話があちこち飛んだりわかりにくい文章。もうちょっと何を言いたいかまとめてから書いてほしい。著者は監修的な立ち位置のほうがいいのかも。
    なお、

    1
    2020年10月25日

    Posted by ブクログ

    <目次>
    第1章  古生物学者、妖怪を見なおしてみる
    第2章  古文書の「異獣・異類」と古生物
    第3章  妖怪古生物学って役に立つの?

    <内容>
    第3章が一番言いたかったところだろうが、面白かったのは第1、2章。鬼や鵺などを紐解き、古生物学から斬っていく。一方で哺乳類は種類の違う歯が生えている一方

    0
    2025年02月24日

    Posted by ブクログ

    古文書に出てくる妖怪が、未分類の動物だと考え、描写に対して真摯に現在の知識で種を推測する、という考え方が面白かった。個別の動物の議論は、私の知識と興味レベルが高くないせいで、読み流し気味だった

    0
    2024年12月30日

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