国立競技作品一覧

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  • 東京都同情塔
    3.6
    1巻1,870円 (税込)
    ザハの国立競技場が完成し、寛容論が浸透したもう一つの日本で、新しい刑務所「シンパシータワートーキョー」が建てられることに。犯罪者に寛容になれない建築家・牧名は、仕事と信条の乖離に苦悩しながら、パワフルに未来を追求する。ゆるふわな言葉と実のない正義の関係を豊かなフロウで暴く、生成AI時代の預言の書。
  • 泥の銃弾(上)(新潮文庫)
    3.8
    1~2巻693~781円 (税込)
    都知事、狙撃――。新国立競技場で起きた事件は日本を震撼させた。誰が。なぜ。狂騒の中、日就新聞社会部の天宮理宇はチームを率いて真実を追うが、捜査は唐突に打ち切られる。「犯人はクルド人難民」その警察発表は国策として難民を受け入れた日本において、瞬く間に浸透した。結論ありきの手法に違和感を覚えた天宮は社を去るが……。この国の未来を予見する圧倒的エンターテインメント!
  • オリンピックにふれる
    3.3
    1巻1,463円 (税込)
    香港、上海、ソウル、そして東京――分断された世界に、希望は生き残れるか?小説だから見えてくる、光と翳のオリンピック。 変貌をとげるアジアの街で、人生の岐路に揺れる若者たち。コロナ下の東京に、オリンピックの幕が上がる。 2021年夏、東京オリンピックと同時進行で新聞連載された話題作「オリンピックにふれる」をふくむ注目の最新小説集! 「香港林檎」 「この香港のどこかを、もう一人の自分が歩き回っているような気がして仕方ないんだ」 ボート選手枠で入社して10年、タイムが低迷する偉良はコーチから思わぬ宣告を受ける。 「上海蜜柑」 「私たち、上海に住んでるのよ。欲しいものは欲しいって、今、世界で一番言える街に」 ケガで体操選手を諦め、臨時体育教師になった阿青。結婚目前の恋人には初めてのチャンスが訪れていた。 「ストロベリーソウル」 「がんばるって、約束したじゃないか」  ソウルのスケート場で働くクァンドンは、三回転ジャンプに挑む赤い練習着の少女に心惹かれるが……。 「東京花火」 「誰も悪くない。なのに、誰も幸せじゃないのはなぜだ?」 東京五輪が始まった。開会式を前に失踪した部下を探す白瀬は、国立競技場の前に立つ。2021年東京オリンピックと同時進行で新聞連載された話題作。
  • ひとの住処―1964-2020―(新潮新書)
    4.3
    1964年、横浜・大倉山の“ボロい家”に育ち、田園調布に通いながら丹下健三に目を剥き、建築家を志す。無事にその道を進みニューヨークへ。帰国後のバブル崩壊で大借金を背負い、10年間東京で干される間に地方各地で培ったのは、工業化社会の後に来るべき「緑」と共生する次の建築だった。そして2020年、集大成とも言える国立競技場で五輪が開催される――自分史を軸に人間と建築の関係を巨視的に捉えた圧巻の一冊。
  • Motor Fan illustrated 特別編集 福野礼一郎 人とものの讃歌
    値引き
    -
    自衛隊からバイオリンまで38章 中扉 扉絵 目次 第1話[全国必見博物館]航空自衛隊浜松広報館に見る防人たちの勇姿 第2話[日本の名作]世界に冠たるニコンF 第3話[東京の刻印]代々木にあったアメリカ 第4話[ロストフューチャー]幻と消えた超音速の世紀 第5話[全国必見博物館]海上自衛隊呉史料館で見る自衛隊の潜水艦 第6話[ホビーの世界]キッチンの夢ガゲナウのオーブン 第7話[昭和の残像]トコリの橋 第8話[プロフェッショナリズム]税関の仕事 横浜税関・資料展示室 第9話[日本の名作]ケンとメリー 愛と風のように 第10話[昭和の残像]歴史を映したアリフレックス 第11話[全国必見博物館]宇宙科学博物館「コスモアイル羽咋」米ソ宇宙競争 第12話[ホビーの世界]ドットール・ヴラニエスの香り 幸福の記憶 第13話[全国必見博物館]陸上自衛隊広報センター りっくんランド見学記 第14話[日本の名作]バルミューダの風 第15話[日本の名作]土佐の鉄砲作り 第16話[プロフェッショナリズム]海上保安庁 海上保安資料館横浜館 第17話[プロフェッショナリズム]ヤマハのグランドピアノ 掛川工場見学記 第18話[プロフェッショナリズム]ヤマハのギター 第19話[ホビーの世界]ファーバーカステル 252年を刻む筆記の殿堂 第20話[ホビーの世界]ミーレの掃除機 フローリングの上のドイツ車 第21話[ホビーの世界]ミラーレス一眼を使ったオールドレンズ遊び入門 第22話[プロフェッショナリズム]ANA機体工場見学 第23話[日本の名作]20世紀日本のグラフィックデザイナー 亀倉雄策 第24話[東京の刻印]国立競技場 第25話[日本の名作]タミヤデザイン 第26話[ホビーの世界]住友スリーエム カーラッピングフィルム 第27話[全国必見博物館]山梨県立リニア見学センター 第28話[日本の名作]明石海峡大橋[前編] 第29話[日本の名作]明石海峡大橋[後編] 第30話[昭和の残像]鈴鹿サーキット 第31話[昭和の残像]東京モーターショー(1969年10月24日〜11月6日) 第32話[プロフェッショナリズム]ヤマトホールディングス 羽田クロノゲート 第33話[プロフェッショナリズム]一般財団法人日本自動車研究所 第34話[昭和の残像]谷田部伝説 第35話[日本の名作]神の秘密 278年目の挑戦 第36話[全国必見博物館]名古屋市科学館 第37話[ホビーの世界]原寸大精密模型の頂点 超高級モデルガン 第38話[全国必見博物館]トヨタ産業技術記念館 あとがき 奥付 裏表紙

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  • あみーご×あみーが(1)
    5.0
    1~2巻495円 (税込)
    男子に混ざってサッカーに奮闘する女子高生りるか。彼女の夢は国立競技場へ行くこと!……なんだけど、彼女の行く手には障害が多すぎる!奇想天外、笑いと感動のサッカー漫画がここに。
  • ARUPの仕事論-世界の建築エンジニアリング集団-
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界で最も有名な建築エンジニアリング集団、アラップの仕事を解説。 豊富な写真や貴重な資料などを交え、名建築のプロセスを読み解く。  オーストラリアの「シドニーオペラハウス」をはじめ、国内では「関西国際空港」や「新国立競技場旧案」など、世界中で長きにわたって有名プロジェクトに携わってきた総合エンジニアリング会社Arup(アラップ)。1946年の創設以来、英ロンドンに本社を構え、現在は世界33カ国に事務所を展開している。  同社の強みは、個々の高い専門性と、全世界に広がる柔軟なネットワークづくりにある。エンジニアリングの専門家集団として、時には建築家をサポートし、時には対等に議論を交わしながら、複雑かつ斬新なビッグプロジェクトの数々を完成に導いてきた。  本書では、アラップが海外で手掛けた代表的なプロジェクト事例を、5つのテーマに分類して解説。同社だからこそお見せできる、シミュレーション図や工事写真など貴重な資料もふんだんに盛り込み、エンジニアリングや、建築家とのコラボレーションの面白さを描き出す。
  • アースダイバー 東京の聖地
    4.5
    1巻1,540円 (税込)
    2020年の東京オリンピックを錦の御旗に東京は大改造をされようとしています。レガシーを作ると言って、本物のレガシーを破壊していいのでしょうか? 築地市場の豊洲への移転が、決定しました。しかしアースダイバーは言っておきたいことがあります。なぜ、築地でなくてはならないのか? 日本人と海の関係、古代から連綿と続く、市場の特別な機能、江戸時代から紆余曲折を経て現代に繋がる歴史……。築地という場所が孕んでいる聖地性が見えてきます。仲卸の果たす重要な役割、博物館に匹敵する海産物に対する深い知の体系。効率だけを考えた豊洲市場への移転はこの国の文化の大切な暗黙知を消滅させてしまいます。2014年には新国立競技場のデザインと費用について、大論争が巻き起こり、最終的にはザハ・ハディッド案は廃案に追い込まれました。独創的なデザインの新国立競技場に、無意識的になんかおかしいぞと感じたのはなぜでしょうか? アースダイバー的視点から、その理由をあらためて解き明かしてみると、外苑と明治神宮との不可分な関係があったことに気づかされます。アースダイバーの号外として、静かだが重要な提言をします。/【目次】序文 聖地の条件/第一部 アースダイバー築地市場/はじめに 海と日本人/1 神々の空間/2 魚河岸の原型/3 江戸の魚河岸へ/4 日本橋から築地へ/5 築地--新しい魚河岸文化/地図1/東京の聖地1【写真】大森克己/《対談》 みんなの市場を目指して 伊東豊雄×中沢新一/第二部 アースダイバー明治神宮/はじめに 二つの森/1 森に包まれた神社/2 内苑-外苑の二部構成/コラム 日本の相撲/地図2/東京の聖地2【写真】大森克己/《対談》 B案の思想 伊東豊雄×中沢新一/謝辞
  • 失われたTOKIOを求めて(インターナショナル新書)
    4.0
    タカハシさんの不思議な東京案内。六歳のとき、親に連れられ「夜逃げ同然」でやってきた東京。この大都会で引っ越しを数十回繰り返した作家は、コロナ禍の二年間、自身の思い出や土地の記憶をなぞるかのように歩き回った。御茶ノ水で学生運動に身を投じた青春を語り、新国立競技場で戦時下の学徒壮行会を想う。新宿では都知事選下の都庁を訪れ、新トキワ荘では赤貧の少年時代を回想する。ジブリ美術館で宮崎駿との、渋谷川で庵野秀明との交友を懐かしみ、皇居では昭和天皇のもうひとつの人生に思いを馳せる。読む人それぞれの「TOKI(時)」を思い起こさせてくれる、「極私的」東京探訪記。
  • エアー2.0
    4.1
    あの人は資本主義をやり直そうとしている! 新国立競技場の工事現場で働く中谷は、不思議な老人と出会う。老人はいかにも肉体労働には向いておらず、仕事をクビになるが、現場を去る直前、翌日の競馬の大穴馬券を中谷に託していた。老人が姿を消した直後、工事現場では爆破事件が起こり、翌日馬券は見事的中する。  5000万円の現金を手にした中谷の前に、再び老人が現れ、彼が開発した市場予測システム「エアー」の代理人として、日本政府との交渉窓口となるよう、中谷は依頼される。 「エアー」は世の中に渦巻く人間の感情を数値化して、完璧な市場予測を可能にするシステムで、それは政府が握るビッグデータと結びつくことで、国家の予算を潤すほどの巨額な利益をもたらすものだった。 謎の老人の代理人として、政治家や官僚たちと交渉を重ねる中谷だったが、「エアー」供与する見返りとして、福島の帰還困難地域を経済自由区として、自分たちに運営を任せるという要求を突きつけるのだった。  現代日本が直面する難題をつまびらかにし、圧倒的なスケールで描く近未来経済サスペンス小説。
  • 変えることが難しいことを変える。
    4.0
    2015年9月19日、日本ラグビーの歴史がついに変わった。 過去7回開催されたW杯において、わずか1勝しか挙げることができなかった日本代表が、ついに2勝目を飾ったのである。 しかも相手はW杯で2度の優勝を誇る強豪中の強豪、南アフリカだった。 「W杯史上、最大の番狂わせ(英紙)」と絶賛された快挙は、一人のキーマンを抜きにして語ることはできない。 2012年1月、36歳という異例の若さでラグビー日本代表のGMに大抜擢された岩渕健輔氏である。 日本のラグビー界の現状に強い危機を覚えた岩渕氏は、GMに就任すると同時にこれまでの常識を覆すような方法で、さまざまな改革を断行していくことを決意。 そこにあった哲学こそ「変えることが難しいことを変える。」というものだった。 極秘に動いていたエディー・ジョーンズHCの招聘から、日本代表の強化に特化した画期的な強化の枠組み作り、 そして伝統という名の厚い壁に閉ざされた列強国との奇跡的なマッチメイク。 岩渕氏はこれまでの日本ラグビー界では不可能だとされていた改革を次々に実現させていく。 さらにはクラブチーム最高峰の戦いであるスーパーラグビーに関しても、人脈とアイディアを駆使しながら参戦実現に向けて動いてきた。 ところがW杯イングランド大会の直前、突如として未曾有の難題が降り掛かる。 それが新国立競技場白紙とW杯日本開催の危機だった…。 日本ラグビーの真の戦いは、ピッチ以外の場所でも繰り広げられている。 はたして岩渕氏は「変えることが難しいことを変える」ために何を断行してきたのか。 日本を「世界に勝てる」集団に変貌するために不可欠な思考方法、そして必ず結果を出すための成功則とは? ラグビーファンのみならず、組織で働くリーダー必見の一冊。
  • 鎌倉逢魔が刻
    完結
    -
    国立競技場を目指すサッカー少年たちのみずみずしい青春を描いた名作 「しずくの風景」など、叙情的な物語を描き、独特の「オーノワールド」を 築いてきたベテラン漫画家・大野潤子。 前作「トウカ草紙」から、2年半ぶりの新刊が、待望の登場!! 鎌倉を舞台にして繰り広げられる、せつない願いと真摯な生が作り出す 奇跡の物語たち・・・。 この夏、人気オムニバス連作シリーズ「鎌倉逢魔が刻」で、 たっぷり「オーノワールド」を味わってください。 <作品紹介> 「車窓より」・・・突然の死で、江ノ電の運転士になる夢を断たれた透。 姿かたちを変えて、生者の世界に戻る猶予を与えられて・・・? そのほか、 鎌倉彫り、鶴岡八幡宮、鎌倉に数多くある井戸・・・などを モチーフにした 「彼女の横顔」、「祈りと願い」、「星見の井戸」の3編を収録。
  • 変われ! 東京 自由で、ゆるくて、閉じない都市
    4.0
    コロナ後の都市のテーマは「衛生」ではなく「自由」である(「はじめに」より)オリンピック・パラリンピックの祝祭モードから一転、自粛ムードに覆い尽くされた東京。しかし、このピンチは、東京が変わるきっかけになるかもしれない。キーワードは、「大きなハコ」から「小さな場所」へ。国立競技場や高輪ゲートウェイ駅など、東京の最前線で幾多の「大きな」建築を手掛ける一方で、シェアハウス、トレーラーの移動店舗、木造バラックの再生など「小さな」プロジェクトに積極的に取り組んできた隈研吾が、未知の時代を生きる都市生活者の生き方、暮らし方に、新しい方向を指し示す。既刊『新・都市論TOKYO』『新・ムラ論TOKYO』に続く対話篇シリーズの集大成!
  • 歓喜の歌は響くのか 永大産業サッカー部 創部3年目の天皇杯決勝
    4.0
    たとえば東北の山深い町で産声をあげた名もないサッカーチームが、わずか3年のうちに晴れの天皇杯決勝に挑むというシーンは考えられるだろうか。答えはもちろんノーだろう。しかし、今をさかのぼること三十数年前の1975年元日、東京・千駄ヶ谷の国立競技場でそんな奇跡が本当に起きようとしていた──。日本サッカー史に輝く伝説のチームを追ったノンフィクション。
  • Casa BRUTUS特別編集 TOKYO NEW SCAPES ホンマタカシ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本ムックはカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。 TOKYO NEWS CAPES ホンマタカシ 2021年●東京オリンピックと、変わりゆく東京、変わらない東京。 『Casa BRUTUS』2015年9月号からスタートした「TOKYO NEW SCAPES」。 東京2020オリンピックに向け、変貌し続ける東京の風景、変わらない東京の街並みを、 ホンマタカシが撮り下ろした連載企画、それを1冊にまとめました。 6年間にわたって追いかけた巨大都市・TOKYOの真の姿、国立競技場跡から完成するまでの新しい国立競技場、 豊洲市場に移転する直前の活気に満ちた築地市場の風景、絶えず変化する東京ベイサイドのビル群と広大な空き地、etc…。 約2200日の間でホンマタカシが捉えた東京の瞬間を体験してください。 全180ページ、保存版です! ホンマタカシ 写真家。雑誌、広告などで幅広く活躍する。『TOKYO SUBURBIA 東京郊外』で1998年度木村伊兵衛写真賞受賞。 著書に『ホンマタカシの換骨奪胎―やってみてわかった!最新映像リテラシー入門―』や写真集『Looking Through Le Corbusier Windows』など。 01 国立競技場跡地 02 ホテルオークラ東京 03 コープオリンピア 04 新宿歌舞伎町 05 東京ベイエリア PART_1 06 東京ベイエリア PART_2 07 新国立競技場 国際デザイン・コンクール SANAA案 08 マッカーサー道路(環状2号線) 09 首都高速道路 10 ガーデン&ハウス 11 バスタ新宿 12 迎賓館赤坂離宮 13 原宿駅と明治神宮 14 リオオリンピック閉会式 フラッグハンドオーバーセレモニー 15 渋谷駅街区開発計画 16 歌舞伎町商店街振興組合ビル 17 東京オリンピックのエンブレム 18 豊洲市場 19 築地市場 20 パーク ハイアット東京から眺める富士山 21 国立西洋美術館 22 遊覧船から見た東京ベイエリア 23 豊洲市場 24 新国立競技場 2017 25 代官山ヒルサイドテラス 26 中銀カプセルタワービル 27 新国立競技場 2018 28 東京の雪景色 29 数寄屋橋交差点 30 隅田川の橋 31 渋谷駅周辺の再開発 32 新虎通り
  • 隈研吾建築図鑑
    3.6
    1巻2,640円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国立競技場や高輪ゲートウェイ駅、角川武蔵野ミュージアムなどを次々とデザインし、時の建築家となった隈研吾氏。若いころから多作で、これまで手掛けてきた建築のジャンルは多岐にわたります。 本書では、そのうち国内で見ておくべき建築50件を抜粋。“隈建築”はどのようにして進化を遂げたのか、それぞれの面白さをキーワードで分類し、イラスト豊富な図鑑形式で紹介します。建物それぞれについては、デザイン面や技術面での専門的な解説を加えました。巻頭、巻末には隈氏本人のロングインタビューも収録。旅先のガイドブックとしても、建築実用本としても楽しめる一冊です。
  • xDiversityという可能性の挑戦
    値引きあり
    4.0
    AIに代表される計算機技術の成熟とともに訪れる、新しい自然。 デジタルデータと自然が融和し、そのどちらでもない自然に生まれ変わった自然・自然観を、落合陽一は「デジタルネイチャー」と名付けた。 計算機と自然の様々な中庸状態を探るなかで、人の身体が制約から解放され、新たな制約を楽しむこともできる、という気づきの先にあるのが、クロス・ダイバーシティのプロジェクトである。 菅野裕介(東京大学生産技術研究所准教授)、本多達也(富士通株式会社Ontennaプロジェクトリーダー)、遠藤謙(ソニー株式会社シリアリサーチャー)ら日本を代表する若手研究者・エンジニアが集結し、落合陽一を代表としてJSTクレストxDiversityを結成した。 メンバーは4つのチームに分かれ、それぞれのタスクに取り組んだ。 聴覚補助デバイス、ロボット義足、視覚障害者支援デバイスなどの製作と、それらのデバイスを実装するためのワークショップ、プロトタイピングなどである。 義足を着けた乙武洋匡氏は国立競技場でみごと117メートルを歩ききった。 ろう者・聴覚障害者のために開発された「Ontenna」は全国の8割以上のろう学校に採用され、新たな体験をもたらしているだけでなく、聴者の世界も広げつつある。 xDiversityは、技術(=どうやって解くか)の多様性と課題(=何を解くか)の多様性をクロスさせて新しい価値を生み出すことをコンセプトに挑戦を続けてきた。 本書は、4年半におよぶxDiversityプロジェクトの内容を、落合陽一氏をはじめとしたメンバーが報告するレポートである。 いま、たしかに姿を現わしつつある新しいデジタルネイチャーの実像がここにある。
  • 検証 平成建築史
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 内藤廣が語る未来への提言。 バブル崩壊後の30年間で、建築に何が起こったのか。内藤廣氏をナビゲーターとして「平成」の災害・事件・建築デザインを検証します。 ■主な内容 プロローグ 平成前夜 ・インタビュー1. 1985-1988「今の状況は1988年と似ている」 PART1 「災害・事件・社会」編 ・インタビュー2. 1989-1998「コンピューターはリスクを高めた」 ・インタビュー3. 1999-2008「暴走し始めたブラックボックス」 ・インタビュー4. 2009-2019「社会との距離が招いた建築の挫折」 ・検証1. 阪神大震災--建築界を一変させた「震度7」 ・検証2. 設計コンペ--バブルが招いた黒船の余波 ・検証3. 構造計算書偽装事件--性悪説転換でもやまぬ不正 ・検証4. 六本木ヒルズ--再開発変えた新興デベの挑戦 ・検証5. 東日本大震災--釜石の復興を支えた「建築の力」 ・検証6. 新国立競技場問題--集大成としての「世界初」の挫折 PART2 「建築デザイン」編 ・インタビュー5. 1989-1998「ポストモダンは進む方向を誤った」 ・インタビュー6. 1999-2008「模索のなか『挑戦』が実を結ぶ」 ・インタビュー7. 2009-2019「弥生的建築の先に見えるもの」 ・目利きが選ぶ「平成の10大建築」 藤森照信、古谷誠章、山梨知彦、五十嵐太郎、倉方俊輔、藤村龍至…ほか エピローグ 建築の未来のために ・インタビュー8. 2019-「平成の騒がしさは無駄ではない」 とじ込み「建築・社会年表」付き
  • 激動 東京五輪 1964
    4.5
    当代きってのミステリー作家7人、華麗なる競作!昭和三十九年十月――。 オリンピックに沸く東京を舞台に、ミステリーの最前線を走る七人の思惑が交錯する。 かわりゆく街の中で、男たちは何を目指したのか。究極のミステリー・アンソロジー、ついに文庫化。 激動の昭和史をひもとく競作シリーズがここに開幕。 【収録作、作家】 ・「不適切な排除」 大沢在昌 八ミリフィルムの技術者は、なぜ殺されたのか!? ・「あなたについてゆく」 藤田宜永  二十一年前のあの日、私も日の丸を背負っていた。 ・「号外」 堂場瞬一   特ダネは、よりによって開会式の日にぶつかった。 ・「予行演習(リハーサル)」 井上夢人  国立競技場に持ち越された、幽霊屋敷の死体騒動。 ・「アリバイ」 今野 敏   五輪の輪が四つ――死刑求刑は一転して無罪に。 ・「連環」 月村了衛   黒澤明が降りたオリンピック記録映画を狙え! ・「陽のあたる場所」 東山彰良  華やいだ街の片隅で、おれは死の淵に立っていた。
  • 現代建築のトリセツ 摩天楼世界一競争から新国立競技場問題まで
    -
    ザハ・ハディド、キールアーチ、デザインビルド……新国立競技場をめぐる議論で飛び交った「現代建築」の固有名詞や専門用語。これだけ世間の関心を集めたのに、その歴史や作品の価値は知らないことばかり。考えてみれば、そもそも現代建築の「現代」っていつから? モダニズムとポスト・モダニズムはどこが違うの? 超高層ビルは国家の象徴だけど、ショッピングモールはただの金儲けの手段? 日本の現代建築の名作は、寿命わずか30年? 丹下健三、磯崎新、安藤忠雄ら日本の建築家たちはなぜ世界から尊敬されるの? など、素朴な疑問がいっぱい。そこで、建築評論の第一人者が、現代建築の“裏”も“表”も“光”も“闇”もやさしく解き明かす。「現代建築を理解すれば、わたしたちが日常を送っている世界の本質が見通せるようになるはずです」と著者。建築家・隈研吾氏も、「時代のなかの建築を、驚愕する博識で見事に語ってくれる」一冊だと推薦!

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  • 古都さんぽ11 ~写真家 茶谷明宏がゆく~ 撮影協力・坂本佳則
    -
    古都さんぽ。第11回は柴又編「男はつらいよ大好きさんぽ」。柴又駅、寅さん・さくらさん銅像、帝釈天参道、柴又帝釈天、寅さん記念館、山田洋次ミュージアム、山本亭。そののち、国立競技場まわり。撮影協力・坂本佳則。
  • コータリン&サイバラの介護の絵本
    3.7
    「要介護5」のコラムニストが描く、愛と介護の日々。 9年前にくも膜下出血で倒れ、半身麻痺および高次脳機能障害の後遺症が残る神足氏は、現在、奥様に支えられてリハビリの日々を送っています。 当初は、前日の食事を忘れるどころか、食べ方も忘れるほどでしたが、積極的に最新型の車椅子や介護食を試したり、家族でハワイを旅したり、ディズニーリゾートや新国立競技場の進んだバリアフリーな設備を訪れるなど、ポジティブに生活するうち、何と梨を剥けるまでに回復しました。そんな日常が、ユーモラスに描かれています。 さらに、ベストセラー『恨ミシュラン』以来の相棒である西原理恵子氏のイラストが、絵本的魅力を演出しています。 介護に関係されている方は勿論のこと、今は介護に縁のない方にもお楽しみいただけると思います。 あっという間に読めて理解が深まる、いまだかつてない“介護本”です!
  • 五輪スタジアム 「祭りの後」に何が残るのか
    -
    祭りが終わった後、巨大施設はどうなるのか? 誇らしい「遺産」として残るのか、それとも、使い道のない「廃墟」になってしまうのか。二〇二〇年東京五輪の終了後に残されるのは「施設の後利用」という困難な課題である。著者はハーバード、オックスフォード留学時に「五輪スタジアムの維持・運営」を研究テーマとし、一九七二年ミュンヘン大会以降の夏季五輪開催地について、メインスタジアムの「五輪後」の稼働状況、運営形態、維持費の実態等について調査を行った。世界中の五輪開催都市が巨大スタジアムの扱いに苦闘している現状を具体的に明らかにするとともに、新国立競技場をめぐる東京の近未来について提言を行う。【主な内容】○「建て替えできない」スタジアムの生存戦略(1972ミュンヘン) ○30年間の「空き家」が企業オフィスに変貌(1976モントリオール) ○固く門が閉ざされた巨大スタジアム(1980モスクワ) ○築90年の「遺産」を大学が引き受けた(1984ロサンゼルス) ○7万の観客席で観衆1000人のホームゲーム(1988ソウル) ○バルセロナ再生の落ちこぼれ(1992バルセロナ) ○球団に逃げられたスタジアム(1996アトランタ) ○政府が買い戻して大改修に着手(2000シドニー) ○そして「廃墟」だけが残った(2004アテネ) ○商業化は頓挫し、維持費は観光客頼み(2008北京) ○建設費は602億円、改修費は452億円(2012ロンドン) ○公共料金も払えないスタジアム(2016リオデジャネイロ) ○そして、新国立競技場
  • 三栄ムック 職人天国 No.4
    値引き
    -
    技術を得る喜び。 裏方として自分の仕事に責任を持つ 特集サーキット スピードウェイ広島サーキット バッテリー式草刈機徹底テスト 職人の身方“軽トラ”を斬る! 知るなら今!一緒に学ぼう“社会保険” 世界一の切れ味を実現する─鉋の仕立て─ 職人のONとOFF 物流・倉庫は「床が命」!! 職人のソウルフードに迫る!! 目次 建築現場の役割分担 THE 仕事の達人 京都・丸尾山を探訪 ─日本伝統大工道具の匠─「天然砥石」 昔、ココに飛行場があった 腰道具に見る拘りと経験 新国立競技場総括役に聞く。 急傾斜の改良 大盛りカップ麺カタログ RCサーキット舗装 建築素材研究 職人探訪 法面工事業 バッテリー式掃除機の報告 重設工業のONとOFF KTC「難攻不落」 The Road to Success “足場”の現場を見てみよう 一風変わった職人の愛車 絆創膏カタログ オトナのミニカー改造 スマホアプリ&ゲーム最新情報 伊藤しほ乃 職人通信/奥付 裏表紙

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  • しずくの風景 SPIELFUEHRER
    完結
    -
    全1巻484円 (税込)
    国立競技場での試合を目指す青藍高校サッカー部。左ひざを痛めた主将を支え準々決勝へ…。サッカーにかけた夢と愛。
  • 昭和の謎99 2022年秋号
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 未解決事件、都市伝説、猟奇犯罪、戦後GHQの陰謀論、有名人死の真相など…真実は長らく封印されてきた。 本書は様々な妨害にも負けず真相を暴き続けているのである! なにこれ中国 パクリですが何か? 暴力史を変えた3人の愚連隊と戦後日本社会 アンドレ・ザ・ジャアイアント ヤクザVS警察 山口組最強軍団 殺しの柳川組 アル・カポネ 新宿伊勢丹路上乱闘事件 ラブホテル廃墟 伊藤智仁3カ月の無敵 男が惚れる男の自伝 イワン・ゴメスは本当に最強だったのか? タバコを吸う奴が男だった その時国立競技場は一瞬の夢を見た 忘れてないか?ドーハの悲劇 ・・・ETC
  • 新国立競技場問題の真実 無責任国家・日本の縮図
    4.5
    計画全体の白紙撤回という前代未聞の展開となった新国立競技場問題。建設費は当初の1300億円から倍近くまで高騰し、仕様も大きく変更された。問題点は早くから指摘され、関係者もそれを認識しながら、計画は暴走。数々の歴史が刻まれ、戦後復興の象徴とされた旧競技場は既に解体され、神宮外苑の、東京を代表する美しい景観も失われようとしている。なぜこんな大失態となったのか。新計画に問題はないのか。「帝国陸軍を彷彿させる壮大な無責任体制」に、緻密な取材で斬り込む。
  • 「新国立」破綻の構図 当事者が語る内幕
    4.0
    今世紀最大の国家プロジェクト問題の本質に迫る 劣化するものづくり日本現場からの警鐘 コストの膨張など様々な問題が指摘された新国立競技場の旧整備計画。 最前線の建築実務者たちは手をこまねいていたわけではない。むしろ努力を惜しまず奮闘していた。 国家プロジェクトはなぜ白紙撤回を招く結果となったのか。問題の構図を取材するなかで、「ものづくり日本」が抱える課題が見えてきた――。 デザイン監修者のザハ・ハディド・アーキテクツをはじめとするプロジェクト関係者の証言などを交え、失敗の教訓を読み解く。 【主な内容】 第1部 幻となったザハ・ハディド案 ・「新国立」ついに白紙撤回 ・ザハ・ハディド事務所の蹉跌 第2部 失敗の連鎖で迷走 ・「衝撃」のザハ・ハディド案 ・建築家・槇文彦氏らの批判 ・桁外れな巨大施設の試練 ・旧国立解体で談合疑惑浮上 ・ECI方式導入の賭け ・突如浮上した計画見直し ・「開閉屋根」の失速 第3部 新国立 失敗の本質 ・リーダー不在が生んだ悲劇
  • 新折伏鬼の野望
    -
    1巻385円 (税込)
    暴走する宗教団体を見つめる、主人公の思いは…  そのあまりに過激な内容のために長らく絶版、古書店ではプレミア価格がついていた、幻の作品『折伏鬼(シャクブクキ)』。本書では、そこに収録されていた中篇「虚構の覇者」「会長の野望」を収録。 ・「虚構の覇者」  聖護道会が国立競技場で催す“新世紀の祭典”まで、あと一週間ほどだった。このセレモニー的要素の濃い大体育ショーに懸ける、会のとりわけ男女青年部の意気ごみには、まさに鬼気せまるものが感じられる。それは例年の体育祭とはちがう、ある思惑が働いているからだった……。 ・「会長の野望」  聖護道会の動静のなかでも、わたしは河田大介のそれに、執拗すぎるほどの関心を寄せて注目していた。というのは、わたしが脱会を決意するにいたった動機の大部分は、河田大介個人に対する不信の念で占められていたからで、それもただ単に不信の念というだけではかたづけることのできない底深いものであり、大げさに言えば河田を謗法者としてとらえていたのである……。  ある宗教団体に題材をしており、主な固有名詞は変名となっている(山口利三郎、多田皓聖、河田大介、石原敏夫、中島晃助、聖護道会、聖道新聞、暁出版、前進党、小説・生命哲学など)。  直木賞作家の自伝的青春小説。  また、巻末には、新たに執筆した著者入魂の「あとがき」が収録されており、こちらにも注目したい。 ●志茂田景樹(しもだ・かげき) 静岡県生まれ。おひつじ座のA型。中央大学法学部卒。塾講師、新聞記者などを経て、1976年秋に『やっとこ探偵』で第二七回小説現代新人賞を、1980年には『黄色い牙』で第八三回直木賞を受賞。
  • スポーツ立国論―日本人だけが知らない「経済、人材、健康」すべてを強くする戦略
    4.2
    1巻1,760円 (税込)
    アメリカ、欧州で立証された「圧倒的真実」―― スポーツには国を強くする「3つの効能」がある! 1.巨額を稼ぎ出し、地方と国を豊かにする 2.教育の質を高め、優れた人材を輩出する 3.人々を健康にし、社会保障費が削減される デービッド・アトキンソン氏(『新・観光立国論』著者)推薦! 「眠れる力」を解放すれば、日本はもっと強くなる。 ■日本に眠る「スポーツの宝」■ ・読売ジャイアンツの集客力はレアル・マドリード以上 ・国体のハコモノ費用「数百億円」を成長に使う ・「五輪後の新国立競技場」で膨大な富を生み出す方法 ・甲子園で稼ぎ、収益を各学校に分配せよ ・「力道山時代」から進化していないスポーツメディア ・スポーツ嫌いを生む「体育の授業」をアップデートせよ ・出来レースの「国体」をガチの都道府県対抗マッチに ■世界では「スポーツが国を強くする」は常識■ ・スポーツ産業は最先端の「イケてる」ビジネス ・孫正義とベッカムが共同でサッカーチームのオーナーに ・約20年で大リーグは5倍、プレミアリーグは9倍に成長 ・アメリカのスポーツ産業は日本の15倍稼ぐ ・GAFAも参入するスポーツ専門メディア ・数時間で480億円稼ぐ脅威の「マネタイズ手法」 ・スポーツで200億円以上稼ぎ、教育に再投資する大学 ・「アマチュアスポーツは稼げない」は日本だけの思い込み ■欧米で成功した「スポーツ立国」5つの柱■ ・地方都市を強くする「スタジアム改革」 ・税金頼みから脱却する「スポーツ団体改革」 ・教育の質を高める「学生スポーツ改革」 ・ダイバーシティ社会の礎となった「女性スポーツ改革」 ・スポーツの稼ぐ力を最大化する「メディア改革」
  • スポーツをテクノロジーする トップアスリートの記録を引き出した技術の力
    3.0
    1巻1,980円 (税込)
    1964年東京五輪では、旧国立競技場は新記録が出やすいと評判になりました。そのトラックを生み出した技術者の願いは「100m走で10秒を切る、という人類未到の大記録」でした。スポーツにおいて好記録・好プレーを目指すのは、アスリートやコーチばかりではありません。本書は、人類を早く泳がせ、走らせ、最高のパフォーマンスをさせようと努力しているスポーツ用具と設備の技術開発にスポットライトを当て、その面白さと意義を豊富な取材によって解説します。 水泳においても、競泳水着の進歩が記録向上に不可欠でした。バルセロナ五輪女子200m平泳ぎで優勝した岩崎恭子選手の記録は、その56年前の1936年ベルリン五輪の前畑秀子選手に比べて、40秒近くも向上していました。高速化した要因にはもちろん、先進的な泳法、練習メソッド、メンタルトレーニング法、コーチング術、栄養管理などの進化がありますが、本書でスポットを当てるのは水着の進化です。 スポーツ用具や設備の開発にあたる技術者たちは格別有名でも、天才でもなく、ものづくりの運命を偶然与えられた人たちに過ぎませんが、理想を目指して努力を重ねる魂は、日本のものづくりの実力や、テクノロジーの強さとも深く通じるものがあります。テクノロジーの進歩を避けては、スポーツにおけるアスリートのパフォーマンス向上は語れないことを知らせてくれるのが本書です。 「本書を読まずしてスポーツは語れない」 元文部科学大臣・衆議院議員 馳 浩氏 推薦
  • 旅する建築家 隈研吾の魅力
    -
    1巻1,650円 (税込)
    2020年元日にこけら落としを迎える新国立競技場。設計を担当した隈研吾氏はいまや多くの人が知る建築家の一人。世界で活躍する超が付くほどの人気建築家ながら、その人柄は気さくで、出会った人々を魅了する。「隈建築が世界から評価される理由とは何か?」その建築哲学、人間力に迫る。本書は隈氏と30年以上に渡り親交がある空間デザイナー田實碧氏がロングインタビューを敢行。これまであまり語られることのなかったエリート建築家の生い立ちから現在までを数々の名建築の誕生秘話を交えながら綴る。
  • 地形で解ける!東京の街の秘密50
    3.8
    地形に陰影を透けてわかりやすく表現した地図で東京を楽しむ本が、弊社をはじめ各社から続々と刊行されています。どれもカラフルで大きくて見やすい本ですが、本書は、安価で、手軽で、親しみやすい、新書らしい造りをめざしました。テーマを歴史、鉄道、川などに設定し、図版を多用しながらも、東京の地図や地形の知識がなくてもざっくりとイメージで東京の街を把握できるようになっています。<主な内容>●第1章 江戸城・皇居周辺の地形の謎 大阪城周辺に似た地形だったから家康は江戸を気に入った? 江戸城本丸、天守閣の場所と皇居の御所はなぜ遠く離れているのか 内濠や外濠の水は雨水を貯めたもの? どこかから水を引いたもの? 山手線内でいちばん標高が高いのは箱根山。江戸城天守閣の最上層とどっちが高い? ●第2章 東京「丘」の秘密 なぜお寺の墓地は窪地に多く、広い霊園は丘の上に立地しているのか 目白台・早稲田・神田川北の丘。総理大臣の邸宅が並ぶ、権力の館の丘 東京下町には井戸がなかった。京都と東京で決定的に違う水事情とは 玉川上水の完成で新田開発が進んだのに、武蔵野に田んぼがないのはなぜ? ●第3章 東京の「谷」めぐりの謎 渋谷川 新国立競技場の建設で渋谷川が復活? 渋谷での「丘の西武vs谷の東急」とは。渋谷の丘にあった刑務所と農場とは 等々力渓谷 九品仏川を「斬首」した谷沢川とは 等々力渓谷 等々力渓谷に利根川の水がやってくるとは ●第4章 都会にのびるミニ山岳鉄道 山手線は、六つの峠を越える山岳鉄道? 最高所の峠は、新宿駅付近 関東で初めての鉄道トンネルは山手線にあった! 仙台地下鉄には完敗。東京で一番高い所にある地下鉄駅は何駅? 地下鉄で日本一深い六本木駅よりさらに深い駅がある? ●第5章 水と川にまつわる話 「ゼロメートル地帯」になった原因は、工業用水汲み上げと「東京ガス田」のため ペリー来航で湾内に作った御台場。土取り場になった場所はどこ? 玉川上水は羽村の取水堰からどうやって多摩川の高い河岸段丘を越えたのか 目の前で玉川上水の水が消える! 残堀川でのサイフォンとは 多摩湖と狭山湖。水が溜まるはずのない地形の謎 国分寺崖線の一等地に住むのは神様と仏様? 湧水を訪ねるのは、秋が最適
  • 点・線・面
    4.3
    国立競技場の外壁は全国の杉の板で覆われた.今,私たちの目の前にあるのは小さな点や線である――.建築家は風通しのよい物のあり方を求め続けて,木や石,そして土などさまざまな物質との会話を繰り返し,ついに新しい世界の扉を開いた.未来を考えるすべての人のための方法序説.待望の書き下ろし.図版200点収載.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 東京 TOKYO
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆最新作品集にして〈都市=東京〉論! 自薦23作+最新論考(2020年7月時点) ◆国立競技場、高輪ゲートウェイ駅、歌舞伎座から角川武蔵野ミュージアムまで。 ◆写真 新津保建秀 ◆BILINGUAL EDITION (JAPANESE & ENGLISH) 「ある都市で建築を設計するというのは、その都市に対してラブレターを書くことである。(…)当然相手がいろいろであるから、建築というラブレターも、様々な文面をとり、様々な体裁をとり、様々な書き方となる。その相手との微妙な関係が、通常の建築雑誌というメディアからは伝わってこない。その機微を伝えたくて、今回は写真家の新津保建秀さんにお願いをした。新津保さんは、僕の建築のまわりをぐるぐると歩き廻って、僕と彼女との間に、どんなことがあって、その時、どんな感情にかられて、僕がこの手紙を書いたかということが伝わるような写真を撮ってくれた。」 (隈研吾) 「撮影に取り組むにあたり、まず行なったのは、建築家・隈研吾にとっての東京の原風景をたずね、私自身の足で歩き経験してみることだった。(…)全体の撮影において留意したのは、この原風景を訪れたときの、過去と現在の往還の過程で心の中に生起した微かな感覚のフォルムを保持することだった。そして、それを育てていくような意識でそれぞれの建築に向き合うことである。」 (新津保建秀)
  • 東京の謎(ミステリー) この街をつくった先駆者たち
    4.3
    『家康、江戸を建てる』『東京、はじまる』など、江戸・東京に深い造詣をみせる筆者が、東京の21の地域について過去と現在とを結び、東京の「謎」を解き明かす。 はじめに なぜ東京を「とうきょう」と読んではいけないのか 第一章 東京以前 第一回 なぜ源頼朝は橋のない隅田川を渡ったのか 第二回 なぜ大久保長安は青梅の山を掘ったのか 第三回 なぜ麹町は地図の聖地になったのか 第四回 なぜ浅草は東京の奈良なのか (新書のための書き下ろし) 第五回 なぜ勝海舟はあっさり江戸城を明け渡したのか 第二章 東京誕生(明治以後) 第六回 なぜ銀座は一時ベッドタウンになったか 第七回 なぜ三菱・岩崎弥太郎は巣鴨を買ったのか 第八回 なぜ早矢仕有的は丸善を日本橋にひらいたのか 第九回 なぜヱビスビールは目黒だったのか 第十回 なぜ「東京駅」は大正時代まで反対されたか 第十一回 なぜ野間清治は講談社を音羽に移したのか 第三章  関東大震災 第十二回 なぜ後藤新平は震災復興に失敗したのか(新書のための書き下ろし) 第十三回 なぜ日比谷は一等地の便利屋なのか 第十四回 なぜ新宿に紀伊國屋書店があるのか 第十五回 なぜ五島慶太は別荘地・渋谷に目をつけたのか 第十六回 なぜ堤康次郎は西武池袋線を買ったのか 第十七回 なぜ羽田には空港があるのか 第四章  戦後 第十八回 なぜトットちゃんには自由が丘がぴったりだったか 第十九回 なぜ寅さんは葛飾柴又に帰って来たのか  第二十回 なぜピカチュウは町田で生まれたのか 第二十一回 なぜ代々木の新国立競技場は案外おとなしいのか むすび なぜ江戸は首都になったのか
  • なぜぼくが新国立競技場をつくるのか 建築家・隈研吾の覚悟
    4.3
    1巻1,650円 (税込)
    たとえ批判されても、これからの時代のために、建築をつくる。 新国立競技場を設計する建築家・隈研吾が、決意を語る。 建設予算の高騰、“景観破壊”批判などにより、ザハ・ハディド案が白紙撤回となり、 再コンペの結果、隈研吾が参加するプランが選ばれた。 “火中の栗”を拾った隈研吾のもとには、新プランへの様々な意見が寄せられている。 中には、日本の建築界を引っ張ってきた先輩建築家からの、思いもよらない批判もある。 だが、それでも、図面を引く。批判を受け止め、先に進むために。 コンクリートで作られた、スター建築家による“アート作品”ではなく、 人々が集い、愛される、「木のスタジアム」を作るために。 日本を襲った震災、そして、社会のギスギスした空気。「建築」そのものに対する強い風当たり。 あらゆるものを引き受ける意思はどこから来たのか。 なぜ今、「木の建築」なのか。余すことなく語る。
  • 2020狂騒の東京オリンピック 稼げなければ、メダルは獲れない
    4.7
    新国立競技場のデザイン、建設費を巡る騒動の最中、東京五輪開催後に「新国立ジャイアンツ球場」として活用する案が浮上した。読売新聞グループが全面バックアップするも、永田町の主流派が猛反発、最終的に潰された。 経済合理性を無視してまで、新国立競技場を「国家のシンボル」に据える理由は何なのか。背景を探ると、そこには「国立競技場」に対して日本人が戦前から連綿と抱いてきたある想いがあった。 日本のスポーツ界は戦前から、「金もうけは卑しい」という価値観に囚われている。慈善事業として開催される甲子園や、観客に背を向け独自の哲学を貫く全日本柔道連盟。内紛を繰り返すスポーツ団体や採算度外視で赤字を垂れ流すスポーツスタジアムが、日本各地に点在する。米国スポーツ市場が約60兆円に成長したのに対し、日本はその20分の1の約3兆円しかない。稼げなければ、現役選手を鍛えることも、次世代の選手を発掘することもできないにも関わらず、である。 「日本のスポーツ界はいまだ戦時下にあり」――――。経済記者が正面から取材をして見えてきたのは、時代錯誤のまま身動きが取れずにいる日本のスポーツ界だった。弱体化が進む市場に未来はあるのか。スポーツを巡る日本の現状と課題、そして解決の糸口を「経済的観点」から分析したルポルタージュ。
  • 日経アーキテクチュアSelection 世界の木造デザイン
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大きな反響を呼んだ日経アーキテクチュアの特集「世界の木造最前線」を大幅拡充。国内外の最新事例を追加したほか、未掲載写真も多数収録しました。世界の木造建築をけん引する日本の建築家、坂茂氏や隈研吾氏に「今なぜ木造なのか」インタビューを実施。隈氏の設計で進む「新国立競技場」(2020年東京五輪開閉会式会場)のハイブリッド木造屋根に関する設計リポートも収録。 <主な内容> Part1 世界の木造をリードする日本の建築家たち 坂茂 ラ・セーヌ・ミュジカル(パリ)/タメディア新本社(スイス)/スウォッチ新本社(スイス)/【interview】ヘルマン・ブルーマー氏/坂茂氏 隈研吾 EPFLアートラボ(スイス)/ジャパン・ハウス サンパウロ(ブラジル)/【interview】隈研吾氏 Part2 日本の先を突き進む高層木造 カナダの18階建て木造「ブロックコモンズ」/〔動向〕高さ競争では欧米が先行/世界の高層木造ピックアップ Part3 期待の新素材「竹」を操る バンブースクール(タイ)/セン・ビレッジ・コミュニティー・センター(ベトナム)ほか Part4 高耐火・高耐震を切り開く日本の都市木造10選 SunnyHills at Minami-Aoyama(隈研吾)/みんなの森 ぎふメディアコスモス(伊東豊雄)/大分県立美術館(坂茂)/静岡県草薙総合運動場体育館(内藤廣)/道の駅ましこ(マウントフジアーキテクツスタジオ)/住田町役場(前田建設工業ほか)/大阪木材仲買会館(竹中工務店)/高知県自治会館(細木建築研究所)/南陽市文化会館(大建設計)/新国立競技場計画(隈研吾ほか)
  • 日本の聖域 クライシス(新潮文庫)
    3.0
    世界中でその効果と安全性の認められている子宮頸癌ワクチンの接種が、日本ではほぼ止まったままなのはなぜか。宗教法人への課税を阻む勢力の正体は? 新国立競技場問題を迷走させた文科省の作為とは――。事実を歪曲し、権力にとって不都合な真実には沈黙する大メディアの報道では分からない諸問題の実相を明らかにする。書店では買えない会員制情報誌の名物連載第四弾。
  • ニュースで伝えられない この国の正体 大阪の挫折と日本の行方
    3.3
    自民党から届いた衆院選出馬要請、大阪府・市統合住民投票で犯した橋下徹氏の失策、新国立競技場建設問題の真相、テレビコメンテーター降板の背景……。著者しか知り得ないニュースの真相が明らかに!
  • ネンドノオンド
    4.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 nendo佐藤オオキ×世界のトップクリエーター17組の 贅沢なオフレコ雑談集 世界的なデザイナー、デザインオフィスnendoの佐藤オオキさんが自腹で世界中を飛び回り、 デザインの権化として君臨する「フィリップ・スタルク」さんや、 国立競技場の設計を手掛ける建築家の「隈研吾」さん、 現代のダ・ヴィンチと称賛されるイギリスの気鋭建築家「トーマス・ヘザウィック」さんなど、 世界のトップクリエーター17組に突撃インタビューを敢行。 デザイナー同士だからこそ引き出せた本音を余すことなく収めました。 デザインとは何か、という哲学的な話から、 クリエーターならではの、仕事と家庭の両立方法、アイデアの生み出し方まで。 プロフェッショナルの生き様が分かる、一流の仕事論としてもおすすめです。 オオキさんの手描きによる各デザイナーの似顔絵や作品などのイラストも 多数掲載しています!
  • 働くのがつらいのは君のせいじゃない。
    4.0
    「簡単に辞められない」からこそ知ってほしい、 仕事、人間関係に本気で悩む人に役立つ「いちばん大事な働き方のコツ」 電通、NHK、新国立競技場をはじめとする、 さまざまな現場、職場で若い命が失われる 痛ましい事件が相次いでいます。 「労働時間の短縮」「生産性の向上」「ワーク・ライフ・バランス」が叫ばれる一方で、 変わらない過酷な労働環境という現実……。 「そんな状況だからこそ、いったん仕事、会社の“常識”を捨て、 自分の時間、体、命、家族を最優先した働き方、そして生き方を目指そう」 などと言うと 「そんなのできっこない!」と思う方も多いはず。 しかし、このような難題を働きながら解決した人がいます。 会社勤めを続けながら、うつ病の妻や自閉症の長男など家族の命を守り抜いた 「働き方改革」の先駆者である著者の佐々木常夫氏です。 佐々木氏の答えは「人は幸せになるために生まれてきたのであって、 決して仕事のせいで命を削るために生まれてきたのではない」というもの。 では、いったいどうやって幸せを目指して働けるのか? 自らが実際に悩み、苦しんだ経験を赤裸々に明かしつつ、 若い人にこそ知ってほしい「仕事」「会社」の本当の意味、 そして、折れそうな心をしっかりと支える「考え方」 といった“本当の答え”を、 この本でやさしく解き明かしていきます。
  • 非常識な建築業界~「どや建築」という病~
    4.2
    2015年、新国立競技場問題に続き、選び直されたデザイン案に「コピペ」疑惑が浮上、さらには傾斜マンション事件が発生するなど、建築業界の威信を揺るがす問題が立て続けに起こった。しかし、これらは氷山の一角。いま、この業界の裏で何が起こっているのだろうか? 「どや顔」をした公共施設で税金をムダにしないために、危険なマンションを買わないために、寿命の短い持ち家を建てないために。知っておきたい非常識な実態。
  • フィニッシュライン 警視庁「五輪」特警本部・足利義松の疾走
    -
    1巻880円 (税込)
    「東京オリンピックを中止しろ、さもなくば新国立競技場を爆破する。」 という犯行声明とともに爆破された札幌時計台。「死の聖火ランナー」のごとく徐々に新国立競技場に迫りながら各地の五輪会場で爆発事故が発生。警視庁捜査一課の足利義松と阿桜藍花は犯人を追い、列島を疾走する!
  • ベルリン建築日和
    -
    1巻605円 (税込)
    日本でサラリーマン建築士をしていた著者。 30歳を迎えたある日、一念発起してドイツ・ベルリンへ。 現地で、建築士として働くことを決意する。 そんな著者が綴る、ベルリン生活のエッセイ。 「第一話 ベルリンの家」では東西統一後25年が経過した今も、住宅の建設ラッシュが続いているが、それでも築100年以上のアパートが大切にされていること。そしてその理由。「第二話 ブンデスリーガとシュタディオン」では熱狂なファンに支えられるドイツ・ブンデスリーガとベルリンのオリンピックスタジアムについて。そしてそこから見えてくる、2020年東京オリンピックの舞台となる「新国立競技場」への示唆。 ※シンポジウム「新国立競技場もうひとつの可能性」に参考文献としても引用 その他、街の顔となる中央駅のこと、クリスマスマーケットの舞台となる広場のこと、多くの人が美しいと思うヨーロッパの街並みのことなど、ドイツに住んでいる人間でなければ書けないことを、建築士としての視点を交えて書かれた、ユニークなエッセイ。著者が撮影した、美しい写真の数々も魅力の一つです。 ■著者プロフィール■ 金田真聡(かねだまさと)1981年生まれ。一級建築士。建設会社設計部に勤務後、2012年にドイツ・ベルリンに移住。現地の建築設計事務所に勤務する傍ら、日経BP社の建設・不動産の総合サイトにドイツの環境政策と建築の関わりについて連載中。著書に「30歳からの国際化 -ドイツへ-」。
  • 微笑キック・オフ(1)
    完結
    -
    星野千春は明良学園高等部一年のサッカー選手。夢は明良サッカー部のレギュラーとして、正月の国立競技場でゴールすること! そして、迎える新人戦のレギュラー争い。千春は毎日、早朝練習に励み、汗を流す日々を送っている。そんな学生生活のなか、心のオアシスとなっているのは落第生の先輩・千田の妹・美幸さんの存在。練習熱心なさわやかボーイの千春がキュートな美幸に淡い恋心を抱く青春コメディー!!
  • 亡国の東京オリンピック
    4.0
    ――オリンピック強行開催で得をしたのは誰だ! 世論調査では国民の8割以上が、「中止」もしくは「再延期」を求めていた。 天皇陛下も宮内庁長官を通じ、開催へのご懸念を示されていた。 新型コロナウイルスのパンデミックは収まる気配を見せず、4回目の緊急事態宣言が発出される中、なぜオリンピックは強行開催されたのか。 「平和の祭典」の美名を振りかざし、巨大な利権に群がったのは誰なのか! 目次 まえがき 第1章 オリンピックを中止できなかったのはなぜか ・願望と現実の区別がつかない指導者の伝統 ・愚民思想の果てに ・己こそがニッポン ・天皇陛下のご懸念も無視 ・スポンサーとなった報道機関の罪 ・認知バイアスにとらわれた推進派 ・「延期は一年」の背景 ・オリンピックへの幻想 第2章 オリンピック後、新型コロナ感染が爆発する ・自称「バブル方式」の大失敗 ・「ウイルスに打ち勝った大会」という幻想 第3章 傲慢IOCはそんなに偉いのか ・もともと慎ましい組織だったIOC ・ボイコットに翻弄された歴史 ・モスクワで受けた大打撃 ・IOCを手玉に取った男 ・変貌したIOC ・“ぼったくり男爵”バッハ会長の正体 ・「トーキョーマリオ」と「トム・カフェ」 ・オリンピック憲章を最も尊重しないのはIOC ・踏みにじられた「復興五輪」の精神 ・揺らぐ電通の威信 第4章 結局「国策」の正体は何だったのか ・女性蔑視発言 ・森元首相の長広舌 ・再始動した神宮外苑再開発 ・始まりはラグビーワールドカップ ・ナショナリズムの裏側 第5章 利権の宴が終わったあと ・消えた利権 ・国立競技場を巡る難題 あとがき
  • BOSS 1巻
    完結
    -
    全5巻660円 (税込)
    体育会系エリートで順風満帆の生活を送る「ボス」こと大石鉄男。亡くなった親父の鉄工所を継いだことをきっかけに、新たに立ち上げたラグビー部を従えて国立競技場になぐりこみをかける!はたして、このペーペーのシロウト同然のやつらをたたき上げ、晴れて錦を飾ることはできるのか!?巧みなキャラクターが織りなす人情と、熱い男共のぶつかり合い!!
  • 未練の幽霊と怪物 挫波/敦賀
    -
    夢を幻視する「レクイエム」 「能はアレルゲンフリーの演劇だと、わたしは思っている。それだから、わたしは能に惹かれている。」(本書「前口上」より) 能のフォーマットを応用し、ついえた「夢」を幻視する、レクイエムとしての音楽劇――岡田利規による「能楽集」の全貌が、ついに明らかに! 東京オリンピック2020招致のため、2012年に新国立競技場の設計者としてコンペで選ばれた天才建築家ザハ・ハディド。その圧倒的な造形のビジョンを白紙撤回され、その後ほどなく没した彼女をシテとして描く「挫波」。夢のエネルギー計画のため、1985年の着工以来一兆円を超す巨額の資金が投じられたものの、一度も正式稼動することなく、廃炉の道をたどる高速増殖炉もんじゅについて謡う「敦賀」。 表題作二曲のほか、夢幻能と間狂言に今日的なキャラクター(六本木駅に現れる金融トレーダーの幽霊、都庁前駅に現れるフェミニズムの幽霊、『ハムレット』のせりふを覚える舞台女優)を登場させ、資本主義に飲み込まれている現代日本の姿を描いた「NŌ THEATER」とともに、演劇論(「幽霊はアレルギー症状を引き起こさない」、「能は世界を刷新する」)を併録する。
  • ももクロ道(みち)
    4.5
    結成から6年で、目標だった取り壊し前の国立競技場ライブを実現したももいろクローバーZ。 その夢の舞台を超えた彼女たちはどこへ向かうのか。 一線級のスタッフと組んで本気の女優業に乗り出した映画&舞台『幕が上がる』、 大みそかの晴れ舞台が途絶えた『紅白歌合戦』卒業、結成以来初の5大ドームツアー、 5人それぞれのソロコンサートと、リーダー百田夏菜子のNHK朝ドラレギュラー出演…。 2014年の国立ライブから1000日。 新たな挑戦を繰り返したももクロの舞台裏をそばで見続けてきた川上アキラ氏がすべて明かす。 【目次】 PART1 ●目標を超えて目指したもの「国立からの1000days」      伝説の国立競技場ライブを超え、次に目指したものを振り返る PART2 ●メンバーと1対1で対決!「ももクロ61分3本勝負」      百田夏菜子・玉井詩織・佐々木彩夏・有安杏果・高城れにとトークバトル PART3 ●川上アキラが見た個性と成長「メンバー5人の今」      近くにいるから分かる、ももクロ5人それぞれのパーソナリティを語る PART4 ●“6人”で語る「メンバー緊急座談会」      俳優挑戦、ソロ仕事活発化…怒涛の2年半で表れたグループの変化とは?
  • ももクロ流 5人へ伝えたこと 5人から教わったこと
    4.7
    スタートの代々木公園ライブの観客は数十人。しかし、6年後の14年3月には、国立競技場公演に2日で11万人を動員した「ももいろクローバーZ」。このグループを育てたマネージャーの川上アキラ氏が、結成からこれまでの歩みを明かす。  「お前の歌とダンスはここまで届くのか!」と高城れにを横浜アリーナの客席最上段まで引っ張り上げ、有安杏果は事務所の後輩とユニットを組ませてプレッシャーをかける。最年少の佐々木彩夏が年上のメンバーに歯向かう姿を見守り、決まっていた玉井詩織の移籍を阻止。そして再三拒否した百田夏菜子をリーダーに指名…。ムチャブリの裏にあった川上氏のマネジメント哲学と、メンバーとの闘いの歴史をひも解いた“知られざるももクロ”が満載だ。  川上氏とメンバーが1対1で対峙する『日経エンタテインメント!』好評の対談連載「新ももクロ61分3本勝負」も加筆して10本分を収録。さらに、5人に対して川上氏が語った言葉を振り返るメンバー全員参加の座談会も新たに収録。「ももクロの現場に“できない”という言葉はない」という川上氏に対し、「上手くいかなかったこともあったじゃん!」と異議の声が上がるなど、白熱したトークを展開する。
  • 森のなかのスタジアム――新国立競技場暴走を考える
    3.0
    1巻2,640円 (税込)
    2011年2月の「ラグビー議連」による決議に始まり、2012年11月の国際デザイン・コンクールによるザハ・ハディド案決定、2013年9月の2020東京オリンピック決定をへて今日まで、新国立競技場建設の迷走はつづいている。問題は建設費用や維持費、工期などコストや時間の問題だけではない。建築のあり方、神宮外苑という場での環境、景観、住民問題など、IOCの「アジェンダ21」を無視し、建築関係者など多くの専門家の意見や市民の反対にもかかわらず、新国立競技場建設計画は突き進められていった。数々の記憶のつまった前の国立競技場が解体され、神宮外苑の木々も伐採された今になって、安保法案がらみの政治判断もあり、2015年7月17日、安倍首相によって「現行の新国立競技場建設プラン」は白紙撤回になった。しかし、これから事態がどのように進んでいくか、まったく見えてこない。「いらないものは作らせない。大事なものは残す」。本書は、当初よりこの問題に取り組んできた著者および「神宮外苑と国立競技場を未来へ手わたす会」の2年間の活動記録を中心に描いたものである。槇文彦はじめ建築関係者との協力、JSC(日本スポーツ振興センター)とのやりとり、東京都や地域住民との接触など、事の始まりから現在、そして未来まで、この暴挙の全貌と課題がここに明らかになるだろう。巻末には関連年表など貴重な資料を付した。「これは政治運動ではない。あくまで、知られないうちに決まってしまった公共工事が環境を破壊し、次世代へのツケとなるのを防ぐための市民として当然の活動なのだ」
  • 闇の支配者たちの情報操作戦略サイオプス
    3.5
    ギリシャ経済崩壊→中国株大暴落→?……次の金融危機は戦争の「序章」にすぎない! 洗脳工作、プロパガンダ、諜報戦、戦争広告代理店、「右傾化」世論操作、国立競技場建て替え問題、そして経済支配……安倍政権が「安保法制」を焦った真相。「人を操る」技術を軍事レベルにまで高めたもの、それが本書のテーマとなる「サイオプス(心理戦)」である。
  • ヨルフォト4 ~写真家 茶谷明宏がゆく~
    -
    東京編。池袋、小岩、原宿から表参道、青山をぬけて国立競技場。神奈川県茅ヶ崎へ。撮影協力・坂本佳則
  • るるぶ キン肉マン
    完結
    -
    ※契約等により、掲載許諾が降りなかった物件および、電子書籍対象外の写真、テキストには一部マスク処理をしております。 この電子書籍は2021年11月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合があります。 1980年代に一大ブームを巻き起こした『キン肉マン』。今もなお『週刊プレイボーイ』にて連載が続いており、2021年10月よりWOWOWオリジナルドラマ『キン肉マン THE LOST LEGEND』も放映が予定。ファンから人気を集めている理由のひとつが、こだわり抜かれた超人たちの戦いのシーン。本商品では、世界の名所・旧跡が舞台となったシーンを取り上げ、ゆでたまご先生のコメントとともに徹底的に解説しています。 ★ポイント★ ・超人たちが戦った世界の名所・旧跡を33カ所掲載。ほか、特定されていない試合会場を、るるぶ編集部が妄想するコラムもあり。 ・巻頭には、『キン肉マン』大好き芸人・ケンドーコバヤシさんのインタビュー、ゆでたまご嶋田隆司先生と『キン肉マン』が大好きなプロレスラー、スーパー・ササダンゴ・マシンさんが戦いの舞台について語るスペシャル対談を掲載。 ・ゆでたまご先生の出身地・大阪の「キン肉マンゆかりのスポット」も紹介。 【本誌で掲載を予定している名勝負の舞台】 ●名勝負の舞台:日本編 大阪城/不忍池/東京タワー/熊本城/東京ドーム/銀閣寺/鳥取砂丘/甲子園球場/国立競技場/関ケ原古戦場/東京競馬場 ●名勝負の舞台:世界編 グランドキャニオン/ハワイ・カピオラニ公園/テムズ川/自由の女神/サグラダ・ファミリア/ピサの斜塔/クレムリン/赤の広場/紫禁城/秦始皇帝陵/兵馬俑坑/ギザ/ ブラン城/スワローズ・ネスト城/万里の長城/モン・サン=ミシェル/エアーズロック/シャウレイ十字架の丘/ダルヴァザ地獄の門 ●名勝負の舞台:今はなき名所編 後楽園球場/蔵前国技館/田園コロシアム/豊島園
  • 早稲田ラグビー 最強のプロセス
    4.5
    強い組織は、立ち返る原点を持っている。就任から2年。11季ぶりの大学日本一奪還に導いた指揮官が語る組織を甦らせた勝つプロセス。 迷走しかけていた部の建て直しのため、急遽監督就任。そして8年ぶりの対抗戦優勝。 翌年、対抗戦での早明戦大敗から40日、新国立競技場での決勝という最高の舞台での再戦で最高の結果を生んだ勝つプロセスとは。
  • 早稲田ラグビー名勝負物語
    3.0
    栄光の「荒ぶる」をもう一度!――四度の日本一に輝き、歴史に残る死闘を演じた「雪の早明戦」など、赤黒ジャージーのすべてが、いま甦る。早稲田ラグビーファン感涙の一冊。 ●ゴールラインまで数十センチのところで耐えつづけ、そこから先に進ませない鉄壁の守備、ライン際ぎりぎりのところで飛び込む果敢なタックル。相手陣に入ったら、必ず得点するバックス陣。不利と予想されながらもはね返す強靱なチームワーク。 早稲田のいくところには奇跡があった。 早稲田ファンは、誰もが奇跡が起こることを望んで、秩父宮ラグビー場や国立競技場へと足を運んだ。 そして、幾度も信じがたい勝利を目にした。 いま、誰もがあの強い早稲田が再び戻ってくることを信じている。 日本一を達成したときの栄光のラグビー部歌「荒ぶる」を、もう一度歌いたいと……。 ●感動の名勝負13番 ・16年ぶり4回めの日本一に輝く ・絶妙なパントキックで逆転勝利 ・シーソーゲームを制した早稲田の「走力」 ・重量フォワードをセブンエース戦法で粉砕 ・攻めをはね返す「アタッキル」が勝負へ導いた ・連敗脱出のきっかけとなった執念の一戦 ・歴史に残る激闘「雪の早明戦」 ・ショートライン戦法で日体大に挑む ・勝利を実現させた“大西魔術” ・初出場組が切り開いた勝利への道 ・法政に大学王座を許した痛恨のミス ・プレーミス続出の早稲田らしからぬ試合展開 ・敗戦から学んだ重量フォワード対策
  • 悪いのは誰だ! 新国立競技場
    4.0
    文科省による[部外秘]資料を独自に入手! 「新国立競技場問題」に絡む“利権"と、それに群がる人たち。 誰が“悪玉"なのかを、気鋭のジャーナリスト・上杉氏があぶりだす!! 7月17日、安倍首相の表明で白紙撤回となった新国立競技場の建設案。4月以降、建設費の乱高下、デザイン案の変更、日本スポーツ振興センター(JSC)の移転問題など、さまざまな問題がなぜこのような事態になったのか? 今回の7月17日、安倍首相の表明で白紙撤回となった新国立競技場の建設案。4月以降、建設費の乱高下、デザイン案の変更、JSCの移転問題など、さまざまな問題がなぜこのような事態になったのか? 今回の顛末をよく知るキーパーソン8人の証言(鈴木寛元文部科学副大臣からのコメントも)と上杉氏が独自に入手した内部資料をもとに、その全貌を暴いていきます! 証言者/團紀彦氏(建築家)、松沢成文参議院議員、玉木雄一郎衆議院議員、猪瀬直樹氏、有森裕子氏(五輪メダリスト)、笠浩史衆議院議員、玉木正之氏(ジャーナリスト)、下村博文文部科学大臣(登場順)

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