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国立競技場の外壁は全国の杉の板で覆われた.今,私たちの目の前にあるのは小さな点や線である――.建築家は風通しのよい物のあり方を求め続けて,木や石,そして土などさまざまな物質との会話を繰り返し,ついに新しい世界の扉を開いた.未来を考えるすべての人のための方法序説.待望の書き下ろし.図版200点収載.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
...続きを読むPosted by ブクログ 2021年12月11日
筆者が建築を通じて表現する際に得ている着想、考え方、アイデアの源が、さまざまな建築物とその背後にある思想、概念、また、それだけにとどまらず、身近な生き物、事物が幾重にも織り込まれて成り立っていて、とても刺激的でした。
読んでいて、豊富な知識、経験を土台に、体験から得ている肌触り、感覚と、観察し、ひら...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年02月16日
ヴォリュームの建築ではなく点・線・面の建築へ。隈研吾さんがずっと挑戦し続けてきた概念が、近作も交えて更に深化する。建築を小さな部材の連なりでつくることで、人間の身体スケールに近づいたやさしく軽やかで、民主的で、持続可能な、動的平衡=生命的な建築が生まれる。
コンピュータの発展がこの微細なデザイン...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月04日
20世紀、ヴォリュームの拡大を至上主義
コンクリート空間の中に閉じ込める
木造、線の建築
カディンスキーとジェームズ・ギブソン
石の基本は点だが
積み上げると重たいボリュームになってしまう
自然素材が表面の薄い石や木の化粧や記号に堕ちてしまった20世紀
石の美術館
石に隙間
ビアンコ・カラ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月21日
綺麗で、整然としすぎた建築は、汚れを許容しない。現代の日本建築は、その不寛容な方向に向かって進化し、その結果、日本の都市は汚れを許容しない、居心地の悪い環境となってしまった。
日本の伝統木造の線は、担任、細井だけではなく、自由に移動できるものでもあった
日本の瓦屋根は、屋根を灰色に塗っただけに見え、...続きを読む
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