朝日文庫の検索結果

  • 夜の明けるまで 深川澪通り木戸番小屋

    夜の明けるまで 深川澪通り木戸番小屋

    小説・文芸
    4.0
    1巻935円 (税込)
    優しくてお節介な木戸番夫婦のもとには、さまざまな事情を抱えた人々が訪れる。無鉄砲な女友達に振り回されるおもよ、嫁ぎ先でひどい仕打ちをうけた末に女手一つで子どもを育てるおいと。たくましく生きる江戸の人々を描いた短編集。《解説・末國善己》
  • 読み解き「般若心経」

    読み解き「般若心経」

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻550円 (税込)
    死にゆく母、残される父の孤独、看取る娘の孤独。苦しみにみちた日々の生活から、向かい合うお経。般若心経、白骨、観音経、法句経、地蔵和讃??詩人の技を尽くしていきいきとわかりやすく柔らかい現代語に訳していく。単行本ロングセラー、待望の文庫化。
  • よりぬき大阪学 いらちで食い倒れで“ちゃうちゃう”で

    よりぬき大阪学 いらちで食い倒れで“ちゃうちゃう”で

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    日常会話からボケとツッコミ。いらちでかしましく儲けを勘定しつつも情に厚い。世界一元気な大阪人とは? 資料やデータを駆使して大阪人のメンタリティーと文化を読み解いた大ベストセラー『大阪学』『続・大阪学』2冊をよりぬき再構成した一冊!
  • 夜の声を聴く

    夜の声を聴く

    小説・文芸
    3.8
    1巻814円 (税込)
    よろず相談も受けているリサイクルショップ「月世界」。そこを手伝う定時制高校に通う堤隆太は、些細なトラブルを解決していくが、いつしか数年前に起きた未解決の一家殺人事件の謎に巻き込まれ……。驚愕の書き下ろしミステリー。
  • 弱い自分を好きになる本

    弱い自分を好きになる本

    ビジネス・実用
    -
    1巻616円 (税込)
    「勝ち組、勝ち組…」と叫ばれた結果、「格差社会」が生じ、弱い人が生きにくい世の中になった。強さばかりが社会で求められている現在、そんな「弱い自分」に悩んでいる人は多い。自分に自信がない・気分の浮き沈みが大きい・すぐに挫折してしまう……日々抱えている悩みをどうすればいいのか。弱者の味方で精神科医である著者が、そんな「弱い自分」を好きになるための具体的な方法をつづった一冊。
  • ラウリ・クースクを探して

    ラウリ・クースクを探して

    小説・文芸
    4.0
    1巻957円 (税込)
    第11回高校生直木賞&第4回加賀乙彦顕彰特別文学賞 受賞。 第170回直木賞&第40回織田作之助賞ノミネート。 1977年、エストニアに生まれたラウリ・クースク。コンピューター・プログラミングの稀有な才能があった彼は、ソ連の研究者として活躍する道を目指す。だがソ連は崩壊し……。時代に翻弄された人物を描き出す、かけがえのない物語。《解説・マライ・メントライン》 絶賛の声続々のロングセラーがついに文庫化 書評掲載一覧 ■「ダ・ヴィンチ」今月の絶対はずさない!プラチナ本(2023年10月6日発売、11月号) ■「女性自身」書評(2023年10月3日発売号)  ■毎日新聞「エンタメ小説 今月の推し!」評者・内藤麻里子さん (2023年10月1日掲載) ■「朝日新聞」書評 評者・澤田瞳子さん ■「読書人」書評 評者・八木寧子さん(2023年9月29日発行号) ■「朝日中高生新聞」書評 書店員・江藤宏樹さん(2023年9月24日発行号) ■ 「小説現代」10月号(2023年9月22日発売) 評者・三宅香帆さん ■「好書好日」書評 「日出る処のニューヒット」(第6回)   評者・杉江松恋さん(2023年9月21日掲載) ■「週刊文春」書評 評者・米光一成さん(2023年9月21日発売号) ■「産経新聞」書評 評者・ホラン千秋さん(2023年9月9日掲載) ■「日経新聞」書評(2023年9月9日掲載)  ■「週刊新潮」書評 評者・石井千湖さん(2023年9月9日発売号) ■Youtube『松井・杉江の「エンタメ丼」2023年9月号・その3』 杉江松恋さん紹介 ■「週刊ポスト」書評(2023年9月4日発売号) ■「毎日新聞」文芸月評 評者・渡辺祐真さん(2023年8月30日掲載) ■「共同通信」文芸月評 評者・渡邊英理さん(2023年8月28日配信) ■「読売新聞」書評 評者・小川哲さん(2023年8月27日配信) ■「週刊現代」書評 評者・木澤佐登志さん(2023年8月21日発売号) ■「毎日新聞」文芸月評 評者・大澤聡さん(2023年7月26日掲載) ■「読売新聞」文芸月評 記者・武田裕芸さん(2023年6月27日掲載) インタビュー掲載一覧 ■「an・an」 聞き手・瀧井朝世さん(2023年9月13日発売号) ■「AERA」 ライター・古谷ゆう子(9月14日発売号)
  • ラジオな日々 何者でもない若者が何者かになろうとする物語

    ラジオな日々 何者でもない若者が何者かになろうとする物語

    小説・文芸
    4.0
    1巻990円 (税込)
    放送作家・藤井青銅氏が、自身の新人時代を描く自伝的小説。先輩ディレクターにしごかれ、アイドルたちと仕事をし、アニメ特番で盛り上がった80年代。「ラジオ放送100年」の今年(2025年)、待望の文庫化。解説 原田ひ香 【著者】藤井青銅(ふじい・せいどう) 1955年、山口県生まれ。「第一回星新一ショートショートコンテスト」に入選。以降、作家兼脚本家・放送作家になり、「夜のドラマハウス」「オールナイトニッポン・スペシャル」「NHKFM青春アドベンチャー」「FMシアター」など、書いたラジオドラマは数百本。オードリー・若林の才能にいち早く注目、ラジオに起用した。 【本文より】 小型の重機がガガガ…と進んでいるのを見て、驚いた。 私は野球場特有のゆるく湾曲した廊下を通って、センター奥のフェンスにある出入り口からグランドに入ったところ。 東京ドームいっぱいに五万三千人もの観客を集めて開催した巨大番組イベントが、いま終わったばかりだ。グランド全体がアリーナ席になっていた。すでに観客が去り、整然と並んだ何千ものパイプ椅子が片付けられつつある中、あちこちで何台かの小型重機が作業を始めていたのだ。 仕事がら、イベントや公開番組が終わった直後の風景は何度も見ている。観客が帰るとすぐに、大道具や照明や音響のステージ設営チーム、収録スタッフたちがものすごい勢いで撤収作業を始めるのだ。さっきまで出演者が立っていた豪華なステージの一部を、バリバリベリベリと音をたてて容赦なく壊し、剥がしていく。 「さあさあ、夢を見せている時間はもう終わりだ」 と言っているようだ。 祭りが終わったあとの名残惜しさと、明日もまた別の夢を作るんだからいつまでも余韻に浸ってるわけにはいかないという職人意識が入り混じったこの光景が、私は嫌いじゃない。 (さすがに巨大な東京ドームだと、それが重機の出番になるのか) と驚いたのだ。 フォークリフトのような重機は数台、グランドのあちこちを動いていた。 センター奥からだとはるか遠くに見える一塁側客席前グランドには、二十人ばかりのヘルメット姿の作業員集団が整列していた。リーダーが号令をかけ、これから人力でなんらかの撤収作業をするようだ。三塁側にもそういう一団がいて、こちらは全員で声を出しながら現場まで駆け足で移動中。まるで軍隊かなにかのようだ。巨大な野球場を使うと、イベントの撤収作業もこういう規模になるのか…という感慨があった。 見上げると一階、二階、三階、さっきまで満員の観客がいた客席はすでにほぼ無人。あちこちでスタッフが動き、片づけをしている。 二〇二四年二月十八日。「オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム」。たかが(とあえて言う)いちラジオ番組のイベントとしては大それた催しだ。分不相応と言ってもいいかもしれない。成功に終わってよかった。 これほどの大きな規模になると、番組作家の一人にすぎない私の役割などたいしたことはない。この日のステージは、出演者、演出陣、作家陣、映像チーム、音楽チーム、舞台チーム、運営陣…、そして当日の観客と、現場には来れなかったが全国でライブ配信を見た人たち(合計で十五万六千人)、さらにそれもできなかったがいつも番組を聞いていたリスナーたち…、が一緒になって作り上げたのだ。 この光景は、今日一日でいきなり出来上がったわけではない。「オードリーのオールナイトニッポン」という番組スタートから十五年という歳月の延長線上にある、一番新しい一日の出来事なのだ。 そして私個人について言えば、四十五年という歳月の延長線上にある一番新しい一日の出来事だ。 その四十五年前は…… 【目次】 プロローグ 1 場違いの日々 黒眼鏡の男にビビる/星新一がくれた縁/夜のドラマハウス/サバイバル制度/ラジオドラマってどうやって書くのか?/はじめてのドラマ脚本/ボツ! 2 振り子の日々 二足のわらじ/ラジオ素人/「あのぅ……、ギャラは?」/憧れの喫茶店/秋の気配/文化放送のテスト/ぎこちない会話/二十四歳だった 3 ドラマの日々 ドラマ作法/通り過ぎる夜に/ヒポクラテスたち/江夏の時間/ドラマ三昧 4 アイドルの日々 松田聖子/「あれ? この声は」/喫茶店めぐり/秘密兵器・三分割ノート/星新一語録/アイドル黄金時代 5 特番の日々 時代の空気/「さあ、何やろうか?」/大きな×/生放送スタート/職人たちと卵たち/憶えておくこと/嫉妬/ヤマト・ガンダム・ナウシカ/深夜の六本木で/マイケル・ジャクソン出世太閤記 6 始まりの終わり 突然の終了/そしてドラマハウスも/節操のない誘いに乗る/ゴミの山・宝の山 エンディング 文庫版のためのエピローグ
  • ラストレター

    ラストレター

    小説・文芸
    3.7
    1巻704円 (税込)
    ラジオ局に入社して4年目の新米アナウンサーの寺島尚人は、 ある日、聴取率0%台、誰も聴いていない深夜放送の≪大改革≫に名乗りをあげてしまう。 「みんな小さな人生を生きている。それを伝えたいと誰もが思っている筈です。 そんな葉書を……小声で、ただひたすら愚直に読んであげるのはどうでしょうか」と。 大抜擢で番組を任されることになる。 しかし自分でスポンサーも探せと命令されたり、 ライバル局に邪魔をされたりとトラブル続出。 だが新米アナウンサーの青臭い情熱が、 それまで傍観するだけだったラジオ局の人々を動かし、団結させていく。 そして、Twitterでもなく、メールでもなく、 ファクスでもなく、ラインでもなく、 リスナーから届く≪葉書≫で番組を構成していくというやり方が支持を得る。 特に、一緒に泣いたり本気で怒りながら読み上げる 「ラストレター」という企画が目玉コーナーとなり、 人気番組となるのだが……。 ラジオ局で働く仲間たちをめぐる、愉快で心温まる物語。 1981(昭和56)年から12年半、文化放送「さだまさしのセイ!ヤング」を続けてきた著者の、経験に基づく深夜ラジオ小説!!
  • 李香蘭 私の半生

    李香蘭 私の半生

    日中戦争開戦の翌年、満州国でデビューし、一躍スターとなった私=中国人女優「李香蘭」は、生粋の日本人だった。 対立する二つの国を愛して生きた女性の激動の半生。 戦前、戦中に女優・歌手として活躍した中国人スター「李香蘭」は、生粋の日本人・山口淑子だった。 1920年、中国東北部に日本人の両親のもとに生まれた著者は、その美貌と歌唱力、何より完璧な北京官話を話せることから、満州国の”五族協和””日満親善”という国策のためにデビューすることになる。 まだ見ぬ祖国、日本への思いと、生まれ育った中国への愛の狭間で悩み、実は自分は日本人であるということを告白できぬことに苦しみながら、中国人女優「李香蘭」としてスターとなった著者に、終戦時、漢奸としての危機が迫り……。 時代に翻弄されながらも、強さと聡明さで自らの運命を切り拓き、戦後は女優だけでなく、司会者、政治家としても活躍した女性の自叙伝。 【解説・佐藤忠男/石井妙子】 目次 第一章 撫順時代 第二章 奉天時代 第三章 北京時代 第四章 天津時代 第五章 李香蘭誕生 第六章 新京時代 第七章 「蘇州夜曲」のころ 第八章 日劇七まわり半事件 第九章 私の青春物語 第十章 二人のヨシコ 第十一章 幻の映画 第十二章 『萬世流芳』 第十三章 夜来香ラプソディー 第十四章 上海・一九四五 第十五章 さようなら、李香蘭 付 李香蘭と別れてのち あとがき その一 あとがき その二 解説 佐藤忠男 新装版解説 石井妙子
  • 李嗣源(上)

    李嗣源

    小説・文芸
    3.0
    1~2巻902~924円 (税込)
    中国の唐代末期。遊牧民の有力者を父親に持つボギレは、その能力を河東の王・李克用に見いだされ、その仮子となる。やがて、李克用の息子・李存勗が皇帝になるが、彼の政治を顧みない態度に、李嗣源の不満は高まっていく。稀代の名君を描く中国歴史巨編。
  • リーダーにとって大切なことは、すべて課長時代に学べる はじめて部下を持った君に贈る62の言葉

    リーダーにとって大切なことは、すべて課長時代に学べる はじめて部下を持った君に贈る62の言葉

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻682円 (税込)
    現場のリーダーであるこの時期に、自分を厳しく鍛えた人だけが、会社を率いる人へと成長できる。キヤノン電子を利益率10%超の高収益企業へと成長させたカリスマ社長が教える、「自分と部下を加速度的に成長させる秘訣」とは?
  • ルポ沖縄 国家の暴力 米軍新基地建設と「高江165日」の真実

    ルポ沖縄 国家の暴力 米軍新基地建設と「高江165日」の真実

    ビジネス・実用
    4.7
    1巻814円 (税込)
    人口140人ほどの「東村・高江」。2016年7月、この小さな集落に、約500人の機動隊員が集まった。市民に次々と向けられる暴力。沖縄の本土復帰後最悪ともいわれる「165日」の記録から、この国の民主主義の本質が見えてくる。その後の推移を大幅加筆。
  • 歴史の中で語られてこなかったこと おんな・子供・老人からの「日本史」

    歴史の中で語られてこなかったこと おんな・子供・老人からの「日本史」

    ビジネス・実用
    3.0
    1巻990円 (税込)
    養蚕と織物を担う女性、民俗行事を担う子供、社会の調整役としての老人。彼らを主人公に日本列島の歴史をたどると、従来の日本像をひっくり返す、新しい視座が開けてくる。歴史学と民俗学の泰斗が語りつくす、目からウロコの歴史世界。(解説:渡邉大門)
  • 歴史の話 日本史を問いなおす

    歴史の話 日本史を問いなおす

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻682円 (税込)
    歴史家・網野善彦と哲学者・鶴見俊輔が、それぞれの半生を重ねながら日本の歴史を問い直す。われわれはいつから「日本人」なのか。教科書と違う視点に立ったとき、新たな「日本」の姿が見えてくる。異端な2人の、たった一度の対談を文庫化。
  • レジェンド 伝説の男 白洲次郎

    レジェンド 伝説の男 白洲次郎

    今の日本人に足りないのは次郎のような「人間力」である――終戦後、吉田茂の側近として力を発揮し、陰から日本を支えた白洲次郎は、その容姿やライフスタイルから「カッコイイ」男として人を惹きつけてやまない。山本七平賞受賞の同著者による『白洲次郎 占領を背負った男』を通し多くの日本人の憧れとして記憶された次郎の姿が、丹念な取材により鮮明に浮かび上がる。待望の文庫化。「文庫版まえがき」を加筆。
  • レトロ雑貨夢見堂の事件綴

    レトロ雑貨夢見堂の事件綴

    小説・文芸
    3.2
    1巻748円 (税込)
    雑貨店「夢見堂」で住み込みのバイトを始めた日下昭子。そんな彼女の元に、橋本裕司から父親の形見である黒電話の修理が舞い込んだ。分解してみると、そこには不思議なメッセージが……。昭和雑貨をモチーフにした書き下ろし連作謎解きミステリー。
  • 憐憫

    憐憫

    小説・文芸
    3.6
    1巻759円 (税込)
    かつて子役だった沙良は、芸能界で伸び悩み、流されるように結婚をしたものの、どこか満たされない気持ちを抱えていた。自分のことをまったく知らない人間に出会いたい─そんな折に、偶然出会った柏木という男。愛に似て、愛とは呼べない関係を描き出す、直木賞作家の野心作。文庫化に際して、書き下ろし短編を新たに収録。《解説・松居大悟》
  • 老記者の伝言 日本で100年、生きてきて

    老記者の伝言 日本で100年、生きてきて

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻880円 (税込)
    終戦直後に朝日新聞を退社、秋田から社会の矛盾を訴え続け、101歳で亡くなったジャーナリスト・むのたけじが戦争・原発・教育など100歳の時に考えていたこと。最後の5年間を共に過ごした次男の大策氏によるエッセイを新たに収録。
  • 老乱

    老乱

    小説・文芸
    4.3
    1巻935円 (税込)
    老い衰える不安をいだく老人と、介護負担で疲労困憊の家族。介護する側の視点だけでなく、認知症の老人の心の動きをリアルに描き、親と子の幸せを探る。在宅医療を知る医師でもある著者が描く、書評・テレビでも話題になった認知症小説。解説は最相葉月氏。
  • ロンドンで学んだ女性の向上心

    ロンドンで学んだ女性の向上心

    ビジネス・実用
    3.3
    1巻550円 (税込)
    女性にはいまだに見えない壁がある。さまざまな不利を克服する原動力は「女性の向上心」にほかならない。女王や女性の首相を擁するイギリス女性の能力の発揮スタイルから著者が学んだこと。向上心を上手に活かし、いい仕事をするためには「できない理由を言わない」「体当たりのかまえを見せる」こと等々。ロンドンをテーマに作家、経営者、編集者として確固たる実績を築いてきた著者が豊富な経験をもとに語る。
  • 若者を見殺しにする国

    若者を見殺しにする国

    ビジネス・実用
    3.6
    1巻792円 (税込)
    2007年に「『丸山眞男』をひっぱたきたい――31歳、フリーター。希望は、戦争。」で論壇を揺るがせた著者のデビュー作が待望の文庫化。文庫化にあたり最終章を大幅に加筆。過剰な若者バッシングへの不満。年収130万円で生活する不安。「自己責任」の一言で思考を停止させる社会への違和感。フリーターの立場から「無縁社会化」など2010年代の日本の論点を看破した本書の主張は、時を経て、さらに説得力を増している。
  • わかりやすさの罪

    わかりやすさの罪

    ビジネス・実用
    3.7
    1巻946円 (税込)
    “わかりやすさ”の妄信・猛進が止まらない。「すぐにわかる」に頼るメディア、ノウハウを一瞬で伝えるビジネス書、「4回泣ける映画」で4回泣く観客。すぐに「どっち?」と問われて「どっちでもねーよ!」と答えたくなる日々。納得と共感に溺れる社会で与えられた選択肢を疑うための一冊。
  • わたしとトムおじさん

    わたしとトムおじさん

    小説・文芸
    3.9
    1巻792円 (税込)
    両親の別居をきっかけに、NYで暮らしていた小学六年生のニールセン・帆奈は懐かしい建物が集まる観光施設「明治たてもの村」で、祖父母と元ひきこもりの「トムおじさん」と暮らしている。「人と接すること」が苦手なおじさんとの日々を通して見えてくる人のつながりの温かさ。注目の作家が繊細に描く、不器用だけれど懸命に生きる人たちの物語。
  • 私に似た人

    私に似た人

    小説・文芸
    4.0
    1巻858円 (税込)
    小規模なテロが頻発するようになった日本。実行犯たちは一様に、冷たい社会に抵抗する《レジスタント》と称していた。テロに走る者、テロリストを追う者……それぞれの心象と日常のドラマを精巧に描いた、第151回直木賞候補作、待望の文庫化。
  • 私の仕事 国連難民高等弁務官の10年と平和の構築

    私の仕事 国連難民高等弁務官の10年と平和の構築

    ビジネス・実用
    3.9
    1巻946円 (税込)
    63歳で女性初・日本人初の国連難民高等弁務官となり、冷戦後の10年間、世界の難民支援を指揮した緒方貞子氏。当時の貴重な日記を中心に、エッセイ、インタビューなどをまとめたもの。難局に直面したとき、彼女はどう判断し、どう対応したのか。
  • 私の盲端

    私の盲端

    小説・文芸
    3.6
    1巻836円 (税込)
    女子大生・涼子は飲食店のアルバイトや学校生活を謳歌していたが、病気のため人工肛門になり生活が一変する。その意識と身体の変容を執拗に描き、読者の内臓をも刺激する、衝撃のデビュー作。第7回林芙美子文学賞受賞作「塩の道」も併録。
  • 私の夢まで、会いに来てくれた 3・11 亡き人とのそれから

    私の夢まで、会いに来てくれた 3・11 亡き人とのそれから

    2016年から1年をかけて、東北学院大学の金菱清教授のゼミ生たちが被災地で集めた「夢」の証言集。母の遺体を抱きしめられなかったと悲しむ女性の夢、「行くなー」と叫んでも声が出ない夢を100回以上も見るという高校生の話など。
  • 私をくいとめて

    私をくいとめて

    小説・文芸
    3.8
    1巻704円 (税込)
    黒田みつ子、もうすぐ33歳。一人で生きていくことにも抵抗はなく、悩みは脳内の分身「A」に相談。でも、いつもと違う行動をして何かが決定的に変わってしまうのが怖いんだ……。同世代の気持ちを説得力をもって描く著者の、待望の文庫化。(解説:金原ひとみ)
  • 悪い女 藤堂玲花、仮面の日々

    悪い女 藤堂玲花、仮面の日々

    小説・文芸
    4.1
    1巻880円 (税込)
    高給取りの夫と2人の子を持ち、美人でスタイルも良い専業主婦・藤堂玲花。自由が丘の高級住宅地で裕福に暮らす彼女だが、その過去には意外な事実が隠されていた……。現在の殺人事件と高校生時代の玲花の隠された過去が交錯する暗黒ミステリ。ラストの大どんでん返しに注目!
  • 悪い恋人

    悪い恋人

    小説・文芸
    3.5
    1巻682円 (税込)
    昼ドラのような甘やかな不倫なんて存在しないのだ。白いスーツをまとった美貌の開発業者は、中学時代の同級生だった。沙知は、自宅裏の森を伐採するために現れた彼と再会したその日から、不可抗力のように肉体関係をもってしまう。だが、それを機に彼女の日常はくるいはじめ──。
  • ワル・ドクター 矯正医官シロウ

    ワル・ドクター 矯正医官シロウ

    小説・文芸
    4.7
    1巻814円 (税込)
    「犯罪者かどうかなんて知るか。俺の患者だ」 同僚の尊厳を守るため教授をブン殴り、 大学病院を追われた外科医・神志那士朗(こうじなしろう)。 職を失った士朗に舞い込んだのは、 刑務所で受刑者を診る医師”矯正医官”への誘いだった。 すべてのドアや引き出しに鍵がかかり、 医療者同士で名前を呼ぶことも避けられる。 これまでの病院とは全く違う環境に足を踏み入れた士朗を さっそく待っていたのは、受刑者による刑務官刺傷事件。 十年を過ごした刑務所を出たくないと零す患者、 罪を犯した弟のために治療同意はできないと言われ、死に瀕している患者……。 塀の外からは「犯罪者を救うべきなのか?」と問われるが、 患者であり受刑者である彼らと向き合ううち、 士朗の瞳には再び医師としての矜持が宿る。 己の正義のためには力づくでも道を切りひらく 型破りなニューヒーロー、誕生! 『このクリニックはつぶれます!』の著者による、かつてない刑務所医療小説。 《もくじ》 一話 来訪者       二話 大和医療刑務所           三話 塀の外へ              四話 家族                五話 矯正医官・神志那士朗        六話 Dr. プリズン

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