私の仕事 国連難民高等弁務官の10年と平和の構築

私の仕事 国連難民高等弁務官の10年と平和の構築

880円 (税込)

4pt

3.9

63歳で女性初・日本人初の国連難民高等弁務官となり、冷戦後の10年間、世界の難民支援を指揮した緒方貞子氏。当時の貴重な日記を中心に、エッセイ、インタビューなどをまとめたもの。難局に直面したとき、彼女はどう判断し、どう対応したのか。

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私の仕事 国連難民高等弁務官の10年と平和の構築 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年01月27日

    信念に生きた強い人。このような人に国を率いて欲しいと思う反面、自分も決断の場面で少しでも緒方さんのように振る舞えるようになりたい。講演などで直接話を聞いてみたかった。
    以下、覚えておきたいフレーズの備忘録。

    「ものを決める時は迷う。しかし、悩み続けるハムレットではだめで、決断する時は一瞬の度胸だ。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月24日

    緒方貞子さん活躍の様子、1990-2000頃までの世界情勢、考え方、その背景(解説)を、外交官のような方々だけでなく私のような一般人にも読み取れる貴重な書。若い人へ向けた成長を期待する文章もあり、そこでは日本の在り方にも言及している。いまの時代にも影響を及ぼすNY世界貿易センターでのテロ、世界の難民...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月02日

    あまり詳しくはしりませんでしたが、何となく尊敬する
    世界で活躍している日本人として、緒方貞子氏の
    イメージを持っていました。
    いろいろな活躍や、アグレッシブな考えにふれて
    感銘を受けましたが、一番のところは今の私と同じ、
    ちょっと上の年齢で、国連難民高等弁務官に就任
    (引き受けれられて)して、それか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月26日

    私にとっては読みにくい部分もあったし、時間が経っているので、かなり状況も変わっていて、記憶を遡りながら…という感じだった。
    緒方貞子さんの激務や努力が理解できた一方で、日本のNGOはもっと大きく、活動すべきと理想論が掲げられていて、非営利団体で働いている私としては、努力で何ともならない部分があるなと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月21日

    平和ボケしている日本、しかしパワーバランスが崩れつつある現在、読んでおくべき本だと思う。が、本書の構成がしっくりこない…。それから、なかなかに難解。。。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年01月02日

    思考も行動も、実践的な方だということをあらためて知る。
    冷戦後の世界、自分がまだ世界について知らないとき、このような激動の国際社会で日々奮闘していた一人の日本人の女性がいたことを、これからも忘れずに生きたいと思った。

    一人の人間にとってはあまりにも大きすぎる困難に直面したような場面で、彼女が下して...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年05月10日

    人から、読み終わったから、と、もらった本。

    総論として、前半は微妙だったけど、後半は人となりが知れて面白かった。

    彼女のUNHCRでの困難な決断三つ。本書の前半は、ひたすらこの三つが核になっている感じで、今はこの当時の「急増」と言っている規模よりも難民の増大は半端ないので、ややコンテクストが古い...続きを読む

    0

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