TL小説作品一覧
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4.4『くらやみの森』に棲む呪われた魔女に生け贄を捧げる、という儀式によってご馳走を期待していた魔女リリィ。だが棺の中に収められていたのは、なんとこの国の王子、レオニートだと判明。そして超イケメン王子のレオニートは、素晴らしい家事力を発揮する家事男子だった! さらにレオニートはリリィが聞き慣れない甘い言葉を連発。リリィの心臓は奇妙に跳ねあがって乱れる毎日。そんなある日、レオニートがリリィにお茶を淹れてくれたのが、催淫効果のある植物のもので、二人の体に異変が起こり始めてしまう。「ちゃんと責任を取りますからね。あなたの身体のうずきを、私が取り払って差し上げます」えええっ、ちょっと待って、そんなこと!
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5.0服装も私生活も地味で色気のない愛花の密かな趣味は、セクシーな下着を身に着けること。ある日、たまたま立ち寄った新規オープンのランジェリーショップで声をかけてきた有名下着メーカーの社長・高瀬尚樹と運命的な出会いをして、二人は付き合うことに。後日、愛花の勤め先が高瀬の会社に買収され、二人は同じ職場で働くことになったけれど、彼の会社は社内恋愛禁止だった! それなのに高瀬は会議室で、社長室で、愛花の下着を脱がせて……。S系イケメン社長と、ウブで地味だけど大胆なOLの刺激的なオフィスラブ! らぶドロップス限定書き下ろし番外編を収録。 ※この作品に挿絵はありません。
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3.0
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3.0
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4.1「ようやく君に触れられる。文字通り、手に入れたのだからな」家の窮地に見舞われたローズマリーを救ってくれたのは、敵対する一族の当主・アイザックだった。そうとは知らずに憧れていた過去があったとはいえ、ローズマリーは許されない相手と身売り同然の結婚をすることになってしまったのだ。ひどい扱いを受ける覚悟で婚約したが、アイザックは甘美な愛の言葉を囁きながらローズマリーを悦楽で翻弄してくる。夜毎与えられる濃密で苛烈な愛撫に身も心も蕩けさせられていくけれど、長きにわたる両家の確執と真意の見えないアイザックの言動にローズマリーは惹かれながらも困惑が募って……。
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5.0その名を知らぬ者はない高級娼婦、『黄金のロクサリーヌ』。彼女は客として訪れながら自分に指一本触れようとしない海軍士官、ガッシナと言葉を交わすうちに急速に惹かれていく。そしてガッシナもまた――。生き別れの妹を救うため、良い条件の金持ちに身請けされねばならないロクサリーヌと海将メムノンの元で将来を嘱望されるガッシナ。許されるはずのない恋は一途な二人を呑み込み、激情の渦に運んでいく。「私はぜんぶ、あなたのもの」鬼才、榛名しおりが放つ渾身のヒストリカルロマン! ※このコンテンツはさらさ文庫にて2011/9/30に出されたものの復刊です。重複購入にご注意ください。
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3.0没落した男爵家の令嬢であるシェアラは、資産家の貿易商エドワード・ロスウェルとの結婚にあたり、彼の弟に、「巨大な胸回りのウエディングドレスに合う巨乳であること」を条件にだされた。貧乳のシェアラは絶望するが、事情を知ったロスウェル家おかかえの癒術師、ヤオに豊胸マッサージを提案される。ためらいつつもその提案を受け、優しく触れられ揉まれて信じられない快感を覚えてしまうシェアラ。「気が遠くなってきたんだろう、達っていいぞ」シェアラが好みだったからと何くれとなく協力し、優しくしてくれる美しいヤオに惹かれていくが、実は彼こそがずっと姿を見せず、弟を通して厳しい条件を出してきた婚約者エドワードだと知って!?
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4.6「こんなきれいな身体なんだから自信を持っていい」。イベント企画会社で働く莉子は25歳。引っ込み思案で男性と交際したことがない。ある雨の夕方、彼女は若い男性が泣いている場面に遭遇。動揺してその場を去るが、会社主催の中国茶教室でその男性・響生と再会する。中国茶に興味を持った莉子は響生に誘われ、彼の茶葉店に通いはじめ、穏やかな人柄の響生に心を開くようになっていく。そんななか、自信を失うきっかけとなった同級生男子が、莉子の会社に入社してくる。それを聞いた響生は、莉子に“自分と交際して自信をつけてはどうか”と提案する。内気なOLと、彼女限定で獰猛な獣になる5つ年上の茶葉店店主の、甘くてビターな溺愛ストーリー。
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4.4【挿絵フルカラー】侯爵令嬢のジョゼは幼い頃から王子アルベルトを恋い慕い、彼にふさわしい女性となるべく努力し続けた結果、表向きはすばらしい淑女と評されている。だが実際は、恋愛小説を自分たちに置き換えるような妄想家。その後、政略結婚ではあるが、念願叶ってアルベルトと婚約したジョゼだが、彼に恋する魔女から「いやらしい子になって王子にフラれておしまい!」と卑猥な妄想が止まらなくなる魔法をかけられる。魔法を解くには妄想を実践せねばならず…!?【目次】妄想令嬢と堅物王子 その試練、いやらしすぎます!/【特典SS】あなたの期待(せいへき)に応えたい/あとがき
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3.3(ジークニュクスお兄さまが私を妻に!?)ロミィナの父親は、ユトゥナン公国の魔術師で、弟子のジークニュクスを養子にした。師匠の実の娘と優秀な弟子が婚姻関係をむすぶのは公国ではよくあること。幼いころは義理の兄妹として育ったロミィナとジークニュクス。公国にもたらされた災いのせいで離れ離れになった二人が再会したとき――ジークニュクスは一級魔術師の称号を持つ、若き大魔術師となっていた。平和をとりもどした公国で、ジークニュクスとの甘い日々がはじまる。身も心も彼に愛され、とろけるような甘美な感覚を知ることになるロミィナ。しかしジークニュクスがロミィナを妻と決めたのは、彼女には言えない理由があるようで……。
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4.2【挿絵フルカラー】お金のために「契約結婚」した貧乏子爵令嬢のアデリナだったが、二年で夫が亡くなってしまった。実家に戻った彼女に、幼馴染みで初恋相手のセドリックが男女の営みについて教えて欲しいと頼んでくる。王女を妻に迎えるにあたり、経験を積んでおきたいと。元人妻であるアデリナならそっちの知識も豊富なはず――。ところがアデリナは処女だった! そういう約束の結婚だったのだ。本当のことが言えないまま、アデリナは毎夜セドリックの練習相手を務めることになり…!? 【目次】経験豊富と呼ばないで! 出戻り処女な私は、年下童貞くんの甘いおねだりに逆らえない/【特典SS】我が家の愛妻自慢/あとがき
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4.2“白薔薇の精”――かつてそう呼ばれていた元愛妾マリオンは、国王の寵を失い、湧水豊かな田舎で暮らしていた。もう恋などしない、ましてや結婚など……それなのに国王の命でパヴェア伯爵であるジョスランと結婚をすることに。そして無骨な男ジョスランもまた愛を見失った男だった。「私たちはどうやら似たもの同士らしい……傷を舐めあうのもいいと思わないか?」ふくらみを包み込む手、ふくらはぎの形を辿る指先、耳の軟骨を食む唇。その全てがマリオンの心に華を咲かせていく。過去を振り払うように甘美な愛欲に身を任す二人だったが……。濃密な夫婦愛×子供と二匹の猫、それに六匹の犬たちまでもが加わったヒストリカル温泉ラブロマンス!
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3.2
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4.2総務課勤務の七瀬美碧は、頼まれた仕事はどんな内容でも文句を言わず完璧にこなすことから、陰で「ロボット」と揶揄されていた。そんな彼女が職場で唯一心を開いたのが、観葉植物好きという同じ趣味を持つ、法務課のエリート桐生課長。ところがちょっとした行き違いから、美碧は自分には婚約者がいると嘘をついてしまう。そんななか、桐生の不注意から美碧は手足を骨折。桐生は責任を取ると言って美碧を自宅に連れ帰る。介助をする桐生の手が美碧のパジャマの下にもぐりこんで――「駄目……、そんなとこ、触っちゃ……」。奥手で不器用なOLと、真面目なエリート課長が織りなす、甘くてもどかしいラブストーリー。
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4.3看護師になって10年になる美月は、大学時代のトラウマがきっかけで男性が苦手。病院内でも、男性医師の誘いを蹴散らし、仕事一筋のストイックな堅物と思われていた。そんな美月の前に、新任の外科医として現れたのが合田千成。彼は美月の大学時代の同級生で“憧れの人”だった。しかし、美月のことなど忘れてしまったのか、素っ気ない態度で嫌味ばかり言ってくる。ある日、ナースステーションに忘れていった合田の時計を届けるため、彼の部屋を訪れた美月は突然抱きしめられて…。学生時代の憧れの医学生と再会したら、どうしようもないヘンタイDr.に!? 戸惑いながらも翻弄される院内LOVE。
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3.7父が事業に失敗した子爵家の家計を支えるため双子の弟になりかわって男性しかなれない王宮医見習いの職についたシンシア。慣れない王宮でなんとか務めをこなしているが王太子のアーヴィンに正体を知られてしまう。彼女の事情を聞き、あと、一ヶ月なら目を瞑るというアーヴィンは、何かと理由をつけてシンシアに触れてくる。おまけに知り合った王宮医見習いの“姉”として本来の姿で茶会に招待され、化粧を落とすとお風呂にまで入れられてしまって――!?「俺だけが知る、おまえの女の顔だ」庶民にも分け隔てなく優しく、美しいアーヴィンに特別扱いされ、触れられて乱れる心。けれど彼と約束した一ヶ月の期限は間近に迫って!?ロマンチックコメディ。
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4.0幼い頃に父を亡くし、継母に虐げられる生活を送ってきた伯爵令嬢フィオーナ。つらい日々を過ごすうち、感情が表に出なくなり、生来の美貌も相まって『氷姫』とあだ名されるようになった。そんな彼女に、継母が結婚相手を見つけてくる。だが、その相手は六十代の好色な老人……。絶望を抱きながら嫁ぐことになったフィオーナだが、実際に結婚することになったのは、優しげな風貌の青年侯爵ウォルトだった! ウォルトや使用人たちの優しさにふれ、これまでと違う穏やかな日々を過ごすフィオーナ。徐々に感情を取り戻してきた彼女に、ウォルトは「君を絶対に妻にしたかった」と熱烈な告白をしてきて……!?
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-正しき運命の姫を娶らねば国に幸運はもたらされない──北の国ノルデアを護る魔女は幼い王子だったヴェリに呪いをかけた。国王となったヴェリはエステルを妃に迎えたが、彼女は原因不明の眠り病にかかってしまう。ある日、王妃によく似た娘がいると聞きオークションに向かうヴェリ。そこで王妃に生き写しのヤスミンと出会い、替え玉にしようと考える。一方、ヤスミンは眠り続ける王妃へのヴェリの深い愛情に強く心を打たれ、その目論見に協力することを決意し身を委ねる。しかし、ヤスミンのヴェリに対する気持ちは大きく変化していき……。究極の選択を迫られるヴェリ、エステルとヤスミンそれぞれの運命は──。真実の愛を見つけられるのか。
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4.6本当の夫婦なのに職場では“夫婦みたいな同僚”を装って7年。公開プロポーズにより、結婚8年目にして晴れて“新婚夫婦“として振る舞えるようになった才川くんとみつき。一週間の休暇を取って出かけた新婚旅行で、夫は普段のドSな態度を一変。思いがけないイチャイチャと子作り宣言が待っていた! なのに会社に戻った才川くんに北海道支社行きの辞令が……。webでコミックで小説で、大人気の溺愛ラブストーリーの続編が登場! 小説だけのオリジナルストーリーに加えて、らぶドロップス版だけの書き下ろしショートストーリー付。夫婦のピンチ(?)を救うのはやはり愛!?
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4.4王女マリアーヌに侍女として仕えるソフィアは、留学から帰ってきたマリアーヌの兄ノエル王子に、会うなり前世からの恋人だと言って熱烈な求愛をされる。彼らは有名な悲恋の物語、ミレイユとワイアットの生まれ変わりだというのだ。際立った美貌のノエルに真摯に口説かれてトキメキを覚えるものの前世だのなんだのはとてもソフィアには受け容れられない。しかしノエルは持ち前の知略と執着でミレイユを追い詰め、ミレイユも何故か彼を強く拒むことができない。「もしかしてこれだけで気持ち良くなっちゃった?」とろとろに蕩かされ、純潔も奪われたというのに、ノエルに嬉しそうに微笑まれると許してしまうソフィア。前世なんてないはずなのに!?
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4.5初恋の公爵セルジールが結婚直前に婚約破棄され、急遽、身代わりの花嫁を探しているというのに名乗りを上げて嫁ぐことになったリュエンヌ。彼を必ず幸せにすると意気込むが、セルジールは彼女に素っ気ない。それでも健気に彼を慕い、無邪気に甘えてくるリュエンヌに、彼も次第に心を開いていく。「気持ちがいいなら、素直になっていいのだぞ」お披露目の舞踏会の後、初めて一夜を共にし、一緒に朝を迎えるようになって喜びに浸る日々。しかし「愛している」とは言ってくれない彼にやはり前の婚約者が忘れられないのではないかと悩んでしまう。そんなときセルジールの弟ジェロームが兄が婚約者にあてたラブレターを見せてきて!?
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3.3ある日、車に轢かれそうになっているのを助けようとして女の子と身体が入れ替わってしまった大志。元の身体は大怪我を負ってすでに亡くなっていることを知りショックを受けるも、持ち前の前向き思考で今の姿である森園葵として生きていく覚悟を決める。一時的な記憶喪失を装い葵が勤める会社に復帰するが、慣れない身体と仕事で手一杯の日々。そんなとき、偶然同じ職場に勤める大志の親友・秋吉と社内で再会し、何度か話すうちに男同士だった頃とは違う感情が芽生え始める。秋吉に女性として受け入れられたいと思うようになるが、葵の彼氏だという会社の同僚が現れて……。
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2.0アルハンブラ宮殿の『月の館』には魔女サイーダにまつわる秘密の物語があった。月を愛でるために造営された『月の館』は、いつしか美女が集まるハーレムに変貌した。魔女サイーダは美女らに禁断の媚薬を調合して性の調教を施す秘術を操った。媚薬を処方されてセックスをすると、究極の快感を味わえる。だが、薬の効能が途切れると、激しい禁断症状が訪れる。媚薬セックスをしないと無間地獄の苦しみに堕ちるのだ。そればかりではない、魔女サイーダは特別な秘術を操った。「姫の身も心もあなた様のものにして差し上げましょう」魔女サイーダは兄王子に悪魔の囁きを吹き込んだ。「満月の夜から次の満月の夜までの三十日間、媚薬調教セックスを続けると過去の記憶は全て消えて、あなただけを愛するようになるのです」替え玉花嫁として嫁がされたイザベルはこの妖しく美しい『月光淫蜜欲望ハーレム』で、媚薬調教セックスの快感に喘いでいた……
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-「直接肌を合わせていたら、どれだけかわいい反応をするのか……知りたくなるな」──『眠る小熊座』に所属しランドマイズ国内をめぐっていたクロエ。興行を始めたころから彼女の手品見物に来てくれていた見目麗しい男性エルナンドにクロエはほのかな好意を抱いていた。しかしある日、強引に彼に誘われ戸惑う。断ることも彼の手を振り払うこともできず、されるがまま初めての快感を与えられ心を乱された。後日、エルナンドが公爵家当主と知り一層悩むクロエだったが、公爵家でのパーティの余興に一座が招かれ、彼の屋敷に滞在するなか更なる悦びを教え込まれ寵愛を注がれる。一方、クロエの抱える秘密にまつわる事件の核心にも近づきはじめ……。
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-家の都合で一人暮らしを始めた美紗は、23年間母に頼りきりの生活だったせいで料理のセンスはゼロ。SNSにすてきな手料理写真をアップする“ケイ”のアカウントを眺めてはうっとりする日々を送っていた。ある日、仕事帰りに立ち寄った食器店で会社の別部署の先輩・本橋に遭遇する。イケメンだが仕事に厳しい営業のエースには場違いだと不信に思っていると、店主との会話から本橋=ケイであることが発覚し、思わず声をかけてしまう。職場でバラされることを恐れた本橋から、口止めがわりに料理を教えてもらえることになったのはいいけれど、いきなりキスされたうえに彼の偽の彼女役になることを約束させられて……。ツンデレ俺様男子とウブで不器用な女子の美味しいラブコメディ。
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3.8「お前は今日から俺の秘書だ。存分に骨身を削って尽くしてもらうぞ」──失恋、失業と続けざまに不幸が押し寄せ、人生のどん底を味わっていた百瀬郁。友人の紹介で好条件の再就職先も決まったのだが、そこには学生時代からの天敵・片桐冬真が待ち構えていた。副社長となった彼の秘書が郁の仕事。終わった……私の人生終わった……そんな絶望すら感じた郁だったが、彼に秘書として接するうちに少しずつ印象が変わっていく。天敵だけど冬真を嫌いになり切れない。ある日、学生時代の仲間を集めて再就職祝いが催され、つい飲み過ぎてしまった郁。彼女を家に送り届けてくれた冬真から思いもよらない宣言をされ、天敵関係が甘く変化していく──
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3.0歌が得意なリシャール王国の王女エマは、城の奥で大切に育てられている。ある日、内乱により両親を殺されてしまい、信頼する部下と一緒に城を脱出し大国セブラン王国へ助けを求めたエマ。リシャール再建を助ける条件として提示されたのは、リシャール王国の治安が安定するまで一時的にセブランの王子シドが執務にあたること、そして、エマと婚約すること。条件を受け入れたエマはシドに引き合わされるもなぜかシドは慇懃無礼な態度、そのうえ「俺の妃にふさわしい教育が必要だ」と言われ淫らな教育を施されることに。怒涛の展開にエマはすっかり途方に暮れる。一方、エマは側近と引き離されていた。シドは「内乱の黒幕がまだいる」というのだがエマには信じられず、さらに、シドには親し気な女性がいるようで――? 胸に秘めた淡い初恋が時を経ていま、動き始める。
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4.5大学病院のコンビニに店長代理として派遣された彩花の秘かな楽しみは、いつも大量の買い物をしていく常連で、イケメンドクターの都賀を見ること。ある日、お店の前で入院患者が倒れ、彩花は濡れ衣を着せられてしまう。解雇のピンチに駆けつけ助けてくれたのは、都賀だった。店長と客として接していたはずなのに、あるトラブルから、なぜか彼と同居することになって……!? 「嫌なら、俺を叩け。……どんなに弱い力でもいいから」多忙な救命救急医は、強引でイジワルだけど優しくて、甘く激しく淫らに求めてくる。心も体も結ばれて、幸せな同居→同棲生活になることを夢見たけれど――。
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3.7
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3.3父親が営む町のベーカリー“マシロ”を手伝っている美織の最近の悩みは、売り上げが伸び悩んでいること。今日も売れ残ったパンを前に顔を曇らせていると、ビジネスマンらしきイケメンの客が店に入ってきた。亡き母の思い出の揚げパンをその男・夏輝は気に入ったらしく、その後も店に通ってくるようになった。そんなある日、祭りに遊び行った美織は、昔自分の恋人を奪った同級生・晴菜に再会し、苦い思い出が蘇る。そして美織は、祭りの帰り道、偶然に出会った夏輝に誘われるまま、一夜を共にしてしまった。しかしその後、夏輝はマシロのライバル店、チェーン系のブーランジェリーの関係者であることがわかり……。この人は恋の救世主? それとも憎いライバル? 恋とパン屋の経営のはざまに揺れる、香ばしく甘いラブストーリー。
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3.0大国ティンガーザインツの海辺にある神殿では、王の側室になる予定の『人質姫』ことファンティーヌが慎ましやかに暮らしていた。ファンティーヌが18歳になったある日、突然王都から使者がやってきて「后妃教育」を受けることに! 講師役は、王子であるが理由あって騎士団長として暮らしているレオニダス。彼に、王の側室として必要な知識だけでなくキスから始まる淫らなレッスンを施されるファンティーヌ。二人は急速に惹かれあっていくが、ファンティーヌは人質であり側室となる身、レオニダスに身を委ねるわけにはいかない。二人とも自身の恋心に蓋をする決意をするが、近海を荒らしまわる海賊が出没しファンティーヌを攫ってしまう! どんな時でもレオニダスを思うファンティーヌ、陰になり日向になりファンティーヌを守るレオニダス、一途な二人の恋物語。
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4.2「そんな……蕩けた顔で見るな――止まらなくなる」ヨゼーファはグレン――国王グレナディルの婚約者だ。周囲からは深い寵愛を受けていると思われているが、グレンが本当に想っているのはヨゼーファの姉で、彼の前妻でもあったパトリシアだ。彼女によく似た自分が身代わりにすぎないことはわかっている。パトリシアは望まぬ結婚を強いられたせいで自死しており、グレンは深い絶望と孤独を抱いている。だが実は、姉には秘密の恋人がいた。ヨゼーファがその元恋人と、姉の遺品を受け取るために会っていたところ、二人の関係を誤解したグレンが乗り込んできて……?【目次】身代わり乙女は王の腕に囚われる/【特典SS】愛する照れ屋な旦那さま/あとがき
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-幼い頃、隣の豪邸に住む4歳年上の幼馴染、総一郎に「私をお嫁さんにして」とお願いし玉砕しためぐみ。泣きじゃくるめぐみに彼は、“嫁”よりもずっと側にいられる“秘書”にしてやると約束を交わす。しかし二十歳になった総一郎は「絶対迎えに来るから」と言い残し一人サンフランシスコへ旅立ってしまった。 何の便りもないまま7年の月日が流れ……。めぐみが恋を諦め仕事に生きると決意した矢先、大好きだった彼が帰国し強引に迫ってきて!? なかば強制的に秘書にされたあげく、共同生活!? 久しぶりに会う総一郎は相変わらず素敵で、胸はドキドキ。大好きだけどもう二度と振り回されたくない……そんなめぐみは素直になれず――。
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3.8美貌の村娘マーガレットは、二十歳という若さだが三年前に川の事故で亡くなった婚約者が忘れられず、老人たちばかりが暮らしている限界集落でひっそりと暮らしている。マーガレットの幸せを願う村人たちは、村から出ようとしないマーガレットを歯痒く思っている。そんなある日、集落を訪ねてくる人があった。その美貌の青年は領主だという。傍若無人な態度の若き領主は、献身的なマーガレットに向かって「辺鄙な村に村人を縛っているのはお前だ」と言う。領主様を徹底的に避けるようになるマーガレットだが、ある日、山の幸を取りに行った先で、大雨に降られてしまう。翌日戻った村では、三年前と同じように川が増水し、今にも氾濫しそうになっている。濁流を前に身をすくませるマーガレットの腕を引く者があった。「馬鹿。しっかりしろ」俺様で毒舌な領主様が、まっすぐに愛を注ぎ、頑なで臆病になっているマーガレットを未来へと甘く誘う――。
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3.0シュテラは憧れの幼馴染の男性・イヴァンと結婚した。だが、ある日父に「彼はお前の持参金と我が家の援助が目的だ。恋愛は、外でしなさい」と言われる。ショックを受けイヴァンに尋ねると、「妹のようにしか思えない。君を妻として縛るつもりはない。自由に生きてくれ」と言われてしまう。イヴァンは優しくしてくれるし、仲良く暮らせているが、その関係はまるで兄と妹のよう。何とか愛してもらおうと、あの手この手で気を引こうとするシュテラ。ある男性と親密になったことで嫉妬したイヴァンはシュテラを溺愛するようになるが、そこから二人の気持ちはすれ違っていくようになる。こじれた初恋がほぐれるまでのジレジレラブストーリー。
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3.7「心ゆくまで君を感じたい――」ルアディエは、獄中にいる兄ラフマンの命を盾にした総督アズドの求婚を受け入れ、彼の宮殿に滞在している。ただし彼は急な王命により戦へ出ているため、婚礼はまだ行われておらず、純潔も守られている。そんなある日、宮殿に吟遊詩人がやってくる。彼は、ルアディエの初恋の人――皇太子ザフィルにそっくりだった。それを知った彼はザフィルを名乗るようになる。孤独とさみしさを抱えたルアディエは、「僕は貴女のザフィルだ」と抱かれてしまい……?【目次】アラビアン・ラヴァーズ 後宮に響くは執愛の調べ/【特典SS】不埒な夢のあとさき/あとがき
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4.6「どうしたら男が悦ぶか、俺がその身体にぜんぶ、教えてやる」。亡き祖父を無念の死に追いやった、社長一族に復讐するため、大手家具販売会社に就職した杏奈。しかし、復讐のチャンスはなかなか訪れない。しびれを切らした杏奈は、社長の息子・洞木常務を色仕掛けで落とすと宣言! それを聞いた杏奈の直属の上司・堂島は「俺が男を落とすテクニックを教えてやる」と言いだして!? 復讐のためなのに、こんなに感じちゃうなんて! 「真実の愛」をテーマにした第10回らぶドロップス恋愛小説コンテストで優秀賞を受賞した、とろけるラブストーリー!【特別番外編付き】。
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3.0父を亡くし母と二人で喪に服している没落領主の娘シャーロットは、ある日城の近くで若い男性が倒れているのを見つけた。謎めいた男を城に連れて帰ったが、彼の持ち物はラウリと刺繍された麻袋が一つ、そして大変な美貌だった。 母の計らいで彼の看病をするシャーロットはたちまち彼に惹かれていく。一方のラウリはシャーロットに「隣のベッドで寝て欲しい」と願う。それに対して母が出した条件は「シャーロットと結婚しエングルンド領主となること」。ラウリはその条件に頷き、二人は新婚生活を送るが幸せな日々は長くは続かない。王都から捜索隊がやってきたのを皮切りに、ラウリを陛下と呼ぶ男が現れ、必ず迎えに来ると言い残して王都へと旅立つ夫。しかし迎えのないまま季節が過ぎ、居ても立っても居られず王都へ向かったシャーロットに投げかけられた言葉は「おまえ……誰だ?」 シャーロットは記憶を失った美貌の王に語る。二人の愛と幸せだった北国での日々を――。
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2.0小国の王女であるディーネは18歳の誕生日を迎えたあと、隣国に嫁ぐことが決まっていた。まだ幼い弟に少しでも安寧を与えてやるために、民に平和をもたらすために――そう覚悟を決めていたはずなのに、ある日ひとりの男性と出会ってしまう。旅人を名乗る男・シリルと交流していくうちに、どうしようもなく彼に惹かれていくディーネ。婚約者がいる身なのに、国のために間もなく嫁ぐのに……。「俺と一緒に逃げますか?」そんな彼の誘いに逃避行を決めたディーネだったが、甘く幸福な夢は瞬く間に覚めてしまう。「俺は人殺しだから」という言葉を残してシリルが消えたあと、隣国の王が暗殺されたという知らせが届く。純粋に互いを求め合った二人の恋は、陰謀に巻き込まれていく――。
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2.0
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3.5「お前は、神の子を産む覚悟はあるか」 帝国皇帝ヨーゼフのもとに嫁いできた王女アンジェリカは、祖国より帝国の機密情報を盗み出せと命じられた諜報員でもあった。 夫と帝国を敵と認識しながらも、諜報活動のためにヨーゼフのよき妻を演じるアンジェリカ。しかし、避けては通れない同衾を目前に、神獣の血を引くヨーゼフが獅子の姿を見せる――。その姿にアンジェリカは恐れをなしたが……猫のように甘えてきたり、豪快だけど高貴で慈悲深いヨーゼフと共に過ごすうちに心惹かれるようになっていく。ヨーゼフを愛するほどにアンジェリカの心は任務との板挟みで苦しむようになり――。
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3.2男爵家の娘アマーリエは、幼いころから繰り返し靄が襲ってくるという悪夢に悩まされていた。幼い頃の事故が要因だといわれるが、そのせいで外出すらままならない。そんなアマーリエだが十八歳の誕生日に両親から婚約者の存在を告げられる。その相手は公爵家当主であり英雄的なエリート軍人オズヴァルトだった。そのオズヴァルトが別荘に招待してくれているというのだが、アマーリエには気がかりなことがあった。それはオズヴァルトとの『22歳の年の差』。彼はどこで自分を見初めたのか、そしてなぜ両親はこの結婚を推しているのか。疑問を抱えたまま別荘に到着したアマーリエだが、不運にも倒れてしまう。苦しみから救ってくれる甘い唇とあたたかく逞しい腕に徐々にアマーリエは惹かれていって――。
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-名家の令嬢ルビー・アンジェロは、旅の途中で暴徒と化した群衆に襲われてしまう。そんなルビーを救った青年は、驚くほど博学で、それ以上に傲慢だった。「愚民が! 無謀にもほどがある」放たれた言葉の裏に潜む優しさ。だが彼は、父の仇の怪僧と密かに通じ合っているようで…中世ヨーロッパを舞台に繰り広げられる、愛と美と真実に彩られたミステリアスラブロマン。【イラスト付】※このコンテンツはさらさ文庫にて2011/8/12に出されたものの復刊です。重複購入にご注意ください。
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4.2「あなたの人生は私のものです」後宮でお針子として働く凛玲(りんれい)に、占いによって皇帝から夜伽の指名が! だが、いざ本番というときに、高齢の皇帝は頓死してしまう。一夜とはいえお手つきとなれば皇帝の墓に一緒に入ることになるのだが、生娘である凛玲に同情してくれた美形宦官の耀颯(ようそう)は、宦官の変装をすればかくまってくれると言う。ありがたく受け入れたものの実は耀颯こそ偽宦官で、凛玲に対してムラムラする気持ちをぶつけてくるのだが…!? 【目次】うちの上司が偽宦官で、後宮で秘密の溺愛生活しちゃってます/【特典SS】寝起きの戯れ/あとがき
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3.2両親を失い、父の妹家族に引き取られた愛実。叔母の夫が経営する病院で看護師として働きながら、叔母らから奴隷のように使われる毎日を送っていた。そんなある日、愛実の働く特別病棟に入院してきたのは、城之内組の若頭・龍雅だった。担当看護師になった愛実は、あるとき手を【滑らせ】龍雅にお茶をこぼしてしまう。「何でもしますから、許してくださいっ!」その言葉に興味を持った龍雅は「三ヶ月間、恋人のふりをしろ」と告げてきて…愛実はヤクザな彼との同居生活を強いられることに――。戸惑いながらも精一杯恋人のふりをする愛実は、いつしか彼の不器用な優しさに気づいて……。
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4.2年下の海軍士官は何度でも愛をささやく…… 愛しています! 幸せにします! だから結婚してください!! 年下の海軍士官はなんどでも愛をささやく スチームパンク&ティーンズラブ!? 新薬をめぐる陰謀から愛しい人を守って、心も身体も手に入れたい? タフなエリート海軍士官×意地っ張りな女性発明家 [あらすじ] 腕利きの修理工として評判のコーネリアは、両親を殺されて以来、黒い服しか着ず、生涯独身を誓っていた。 叔父に誘われ豪華客船に乗船した彼女だったが、自分の見合いがセッティングされていると知り、船から脱出を試みる。 失敗して海に落ちたかけたコーネリアを救ったのは、見合い相手である海軍士官シリウスだった。 しかし船が何者かに爆破され、二人は無人島に流れつく。 著者について 青砥あか Aka Aoto 2月26日生まれ。魚座。東京生まれの東京在住。主婦のかたわら執筆活動中。引きこもるのが好き。 2010年、第1回らぶドロップス恋愛小説コンテスト最優秀賞受賞。受賞作『S系執事と恋レッスン』で電子書籍デビュー。 書籍では『入れ替わったら、オレ様彼氏とエッチする運命でした!』(竹書房蜜夢文庫)、『優しい束縛 とろけるカラダ』(新潮社プリシラブックス)、『王子様の花嫁はじめました』(プランタン出版ティアラ文庫)などを刊行。 イラストレータープロフィール なおやみか Nao Yamika 関東在住。6月17日生まれ。 フリーでイラストや漫画を描いてます。 作業中、猫が腕の中で寝るので日々筋肉痛。 よろしくお願いします。 Twitter ID:【@38ymk0】
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-幼いころのトラウマによって男の愛を利己的なものを考えているキャセル。自分を守るために騎士になった姉を想い、姉が負う怪我を治したいと薬師の道に進んだ。ある日、キャセルは森で傷ついた騎士と遭遇する。その騎士の上司でウィリスと名乗る将校に手伝ってもらいながら傷の手当てをするが、騎士のケガの理由を聞いて憤慨する。愛を示すために銀色熊と戦い、爪を持ち帰るためというのだ。もし死んでしまったら恋人は悲しむのに! やはり男の愛は自分勝手で利己的! そう考えるキャセルにウィリスは違うと説く。愛するが故に深い想いを伝えたいのだと。ウィリスは俺が証明して見せるからしばらく付き合おうと提案する。本当だろうか? 懐疑的なキャセルだったが、ウィリスの与えてくれるキスや愛戯はキャセルに蕩けるような世界を教えてくれて――。
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3.3「おまえは俺に抱かれるんだ」紅綺は耀華国の公主だが、母が敵対する藍冬国の皇女――しかも不義密通の疑いをかけられて死んだせいで冷遇されていた。しかし結局、耀華国は藍冬国の侵攻により陥落。紅綺も含め、皇族は藍冬国で監禁されることに。耀華国の皇族を見世物にする宴席で、紅綺は将軍から夜伽を命じられるも、王太子である閃雷が「公主は俺の床に侍る」と宣言する。庇ってくれたのかと思いきや、宣言どおりに抱かれてしまう。だが、彼の眼差しは愛を告げるように熱く…?【目次】征服された姫君 王太子だけの妓女/【特典SS】恋敵の登場/あとがき
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-滝川綾音は、スタッフがたった5人の小さなデザイン事務所に事務員として就職した。社長の桧山をはじめ、同僚はいい人ばかりだか、唯一エースデザイナーの野岸晴雪だけは、誰に対しても仏頂面でコミュニケーションをとろうとしない。そんな彼を苦手に思っていた綾音だったが、泥酔した晴雪が苦しそうに「みゆき」と呟いたのをきっかけに、彼が心に深い傷を負っていることを知り、彼のことが気になり始める。しかし、彼を「人殺し」と呼ぶ男が現れて…。晴雪の心を氷のように硬く閉ざしてしまった原因とは? 彼は綾音に心を開くのか? 晴雪とその悪友、花倉雅成、伊勢原葉月の3人それぞれの甘く切ない恋を描いた、イケメン三部作「雪月花シリーズ」第一弾!!
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-28歳の実萌里の趣味はロマンス小説を読むこと。ある雨の朝、通勤途中に転んだところを、刑事の宮園幸臣に助けられる。二度目に会ったときに彼も同じ趣味であることを打ち明けられ、本の貸し借りやデートを重ねるうちに幸臣に惹かれていく。その頃、帰宅途中に誰かに付けられているような気がするなど、実萌里の周辺で不審な出来事が続いていた。そしてついに、ひとり暮らしの部屋で男性に襲われた彼女を救ってくれたのは幸臣だった。その夜、実萌里の怯えを拭い去るように二人は体を交え、気持ちを伝えあう。だがふと、事件の時、なぜ幸臣がすぐに駆けつけられたのか疑問が湧き……。平凡なアラサーOLと年下ジェントル男子の運命的な出会いと恋の結末は?
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3.86年前の痛い失恋を乗り越えるため、元彼との思い出の場所をひとり巡っていた蒼生は、バーで爽やか系のイケメン・優貴に出会う。彼の連れの女性とつまらないことで揉め、足を挫いてしまった蒼生は、優貴に家まで送ってもらうことに。もしかしたら、新しい恋かも…!? ときめいたのも束の間、彼の予想外な辛口の言葉に傷つけられ、あえなく撃沈。しかし、その後蒼生は社内翻訳者として短期に派遣された会社で優貴に再会する。相変わらず辛口な優貴と蒼生は、何かとぶつかり合いながらも、お互いを認め合っていき…。蒼生の失恋の傷を、優貴は癒すことができるのか…!? ピリッと辛口が、極上のアクセントになる甘甘ラブストーリー。
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3.5ヴィルバック王国の王女アルレットには出来のよい兄と姉がいて、常に比較されていたため自分に自信がなく、控えめだった。そんなアルレットに持ち上がったのは隣国シュタール王国の新王テオバルトの縁談。テオバルトには苛烈な王座争いもあって粗雑で恐ろしいという噂がある。うまくやっていけるのか? 不安をいだくアルレット。それでも自分は王女、国のために頑張らねば! と心を奮い立たせて出立する。ところが道中の護衛についてくれた国境警備隊のヴァルト隊長と触れ合ううちに淡い想いを抱いてしまう。私はテオバルト王の花嫁になる者――ヴァルトを求めつつも、すんでのところで彼からのキスを拒み、貞操を守る。そして想いを封印して臨んだテオバルトとの結婚式。祭壇の前に立ったのはヴァルト? これはどういうこと!?
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4.4とても華やかな容姿の美人なのに性格は非常に大人しい子爵令嬢クローディア。年頃になっても屋敷からほとんど出ず社交界デビューもしようとしない。そんな 彼女を、父親と姉・セシリアはいつも案じている。ある日、花嫁学校で行われているダンスのレッスンに通わせることを父が勝手に決めてしまった。 レッスン初日、ダンスが苦手なうえに多くの令嬢がいることに気おくれしたクローディアは、男性講師や大勢の令嬢の前で踊ることに耐えられずレッスン場から逃げ出してしまう。 逃げた先は、人気のない図書室。たくさんの本に囲まれ、その静かな空間にクローディアの心は安らいでいく。 しかしクローディアを追いかけてきた人物がいた。講師である伯爵家の三男坊・アルフレッドだ。「ぼくのレッスンから逃げるなんて!」と怒り心頭の様子の彼。そんな彼の勢いに恐縮してしまうクローディア。俯き体を震わせる彼女の様子を見て、内気な令嬢なのだと気付いたアルフレッドは優しく「ここで特別レッスンをしよう」と提案をする。 姉のサポートもあり、徐々にアルフレッドと打ち解け、ダンスも上達していくクローディア。だが、アルフレッドに恋する令嬢の嫉妬がクローディアに向けられはじめ――。静かな図書室で燃え上がる、控えめ令嬢のラブロマンス。
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3.6ベリー国の王女キャロライン・ドートリッシュは、祖国を窮地から救ってくれたカッセル国の王、ヴィクトル・ラジェンスキーのもとに嫁いだ。それは、両国の友好の象徴としての結婚であり、不安は多々あれど、キャロラインはヴィクトルと添い遂げる覚悟で彼の花嫁になった。でも、華奢でスマートなキャロラインに対して、ヴィクトルは見上げるほどの大男! 険しい表情で結婚式に臨んだ彼は、この結婚をまるで喜んでいない様子……。さすがに気落ちするキャロライン。それに、これほど体格差があると、夫婦生活にも支障をきたしそうで……。暗澹たる思いを胸に、初夜を迎えるキャロラインだったけれど、ヴィクトルは思いのほか優しく、キャロラインをこの上なく大切に扱ってくれた! 彼のテクニックに、とろけてしまいそう! そうかと思えば、ことが終わるとさっさとベッドから出ていってしまうヴィクトル。体格差がありすぎるラブラブカップルの、じれじれですれ違いな溺愛ラブストーリー!
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-こっちが恥ずかしくなるくらい可愛いな――特殊な家庭で育った蘭子。外出時は護衛必須(泣)、楽しい学校行事には一度も参加できなかった。訳アリなお家柄のせいでデートすらしたことがない。そんな蘭子の夢は「マトモな男性とデートしてみたい」だ。一人では一歩たりとも家から出ることを許されない彼女は、護衛を巻き込んで『オジサマれんたる』の利用を決意。現れたのは竹之内。ドンピシャストライクな竹之内と、蘭子は夢見心地でデートをする。――叶わない恋だと知っている。でも、少しでいいから夢を見させて。そう願う蘭子に魔の手が迫って!?事件をきっかけに二人の関係に変化が。純情女子大生×癒し系イケオジ様のハプニングラブ!
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3.326歳の紗知は、社長の子息で32歳の若き専務取締役・東條衿人の専属秘書。衿人は次期社長にと期待されているが、衿人の関心は甘いお菓子のことばかりでシャキッとしていない。仕事に燃える紗知はそんな彼に多少の不満を感じつつも、奮闘中だ。ある日、紗知は衿人から業務外の夕食に誘われる。話のなりゆきで彼女がまだ処女だと知った衿人は「興味があるなら俺が教えてあげようか」と言いだした。好奇心に勝てず彼に与えられる快感に翻弄される羽目に。その日から二人きりになるとキスや愛撫で攻められ、恋心を自覚してしまった紗知だったが、衿人は“最後まで”してくれない。そんななか、衿人の結婚話が持ち上がり、さらに専属秘書から外されてしまい……。
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4.1社内に響く二人の声は今や風物詩。朋美が出した企画を広伸が無理と言い放ち、二人がケンカになるのは日常茶飯事。それでもいつの間にか二人の意見が融合し、考えられていた以上のものが出来上がるのもいつものこと――この二人、本当に馬が合わないようだと思われているのだが、実は大学時代から付き合っている。マンションは向かい合わせで、ベランダ越しに行き来できるほど。お互いのベランダを行き来しながら、二人きりの空間ではラブラブ。朋美は同期の結婚式に出席し、結婚を考えるようになる。仕事はやめたくない、でも結婚するなら広伸がいい。そんなことを考えていたが、彼には言えない。それに新卒の受付嬢が広伸に近付いてきて、彼女は努力して彼に見合う女性になろうとしている。そんな彼女の姿にイライラ――二人の仲が微妙になっているときに広伸に長期出張の依頼が入る。不安、遠距離、そしてライバル――仕事にも恋にも一生懸命な朋美に広伸が思わぬ言葉を。オフィスにひみつのドキドキラブライフ。
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4.0『この娘を他の男に抱かせるぐらいならば、死んだ方がマシだ』三歳のとき戦争で家族を失ったオリヴィアは、異国の公爵家当主ダーヴィトに引き取られて育った。仲睦まじい父娘の幸福な日々は、やがてオリヴィアの成長と共に形を変えていく。いけないと分かっていながらもダーヴィトへの執着が止められないオリヴィア。オリヴィアの世界を独占したい欲求に苦悩するダーヴィト。歪んだ愛を抱え合ったふたりは、やがて背徳の夜を迎える。オリヴィアの無垢な身体を開き、淫らな悦びを教えていくのは、いつだって温かく彼女を守ってくれたダーヴィトの大きな手だった。「ふれて、おじ様。もっと私にふれて」。ダーヴィトの蜜愛に夢中になっていくオリヴィアだったけれど、ある日、彼との関係の真相を知ってしまって……。親子愛? 男女愛? 違う、ただ愛してるだけ。――この愛に、名前なんてきっとない。
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4.3サーリアは竜の子孫と謳われるパラシオス王国の王女。このたび政治事情にてグーランタイン王国との婚姻が成立し、輿入れすることになったが、兄王は相手の王子の名前すら教えてくれなかった。どんな王子なのだろう……不安を抱きつつ出立するサーリア。ようやく到着し、王に謁見すると、述べられた言葉はなんと三人の王子とそれぞれ褥を共にし、気に入った王子を選べ、だった。さらにサーリアが選んだ王子を時期国王に据えると。そんなバカな……驚愕するサーリア。だが王は本気で、二週間後の新月の夜、一人目を選ぶよう命じる。いったいどうすれば……迷うサーリアは城を抜け出し、街で王子たちの評判を聞こうと思い立つのだが、早々チンピラたちに取り囲まれてしまう。そこに現れたのはサーリアへの態度が冷たい長兄のクラウスだった。
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4.0「平凡な日々の中の持て余した気持ちを解決する方法、キミに教えてあげようか?…カラダで」 母校に卒業生代表として招かれた葉子は、理不尽な理由でクレーマー扱いされて、思わず目の前に現れた音楽教師・青山にキツい態度をとってしまう。けれど青山は葉子よりも一枚も二枚も上手の話術で心をほぐしてきて……。クセモノ音楽教師の指先が、都会疲れOLのココロとカラダをとろとろに溶かしちゃう表題作ほか、元カレと再会愛が昂ぶって、映画館H!? ワンコみたいで可愛いと思っていた年下カレにグイグイ来られてぺろりと食べられて!? の3作がパックになったお得な短編集です♪
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2.5帝国きっての名門・ベルジェンニコフ家の次男ロスティスラフは、上昇志向の強い兄・シャミールが“悪魔の目”を持つ娘を探していることを知る。その娘は厄災を予言するため、彼女の主人になれば、あらゆる災難から逃れられるという。その力を手にいれるためこれまで多くの血が流されてきたが、ロスティスラフは所詮「夢物語」と信じていなかった――。特殊な能力を隠し逃亡生活を送る男装の娘ルキニシュナと、彼女を追う一族の男ロスティスラフ。彼らは運命の出会いを果たし、いつしか惹かれ合うが…。命をかけた愛を描く切なくも美しいストーリー。【特別付録】キャラデザイン用に作成されたカラーイラスト付き。
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-幼い頃に父を亡くし、母は恋人を作って家出してしまったため、祖母に学費を出してもらって大学を卒業した花。以前彼女が恋人に金を騙し取られたことを心配した祖母は、就職が決まり、ひとり暮らしをすることになった花に「一千万円貯めるまでは、恋愛禁止」と言い渡す。5年後、節約に節約を重ねて一千万円まであと一歩のところまできた花は、変わったアルバイトを頼まれる。それは、あるお金持ちのお嬢様の身代わりとして、写真集のモデルになること。依頼主の沢田は、自分に自信が持てず、お嬢さまになりきれない花に、いきなりディープキスをしてきて――。反発していた心が、次第に近づいて。ただの身代わりのはずが、いつの間にか本物の恋に!?
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1.0長松花連は人間と吸血鬼の間に生まれた娘で、美しい銀糸の髪と青い目を持つ美女だ。しかしながらその秘密を隠すあまり、学校にも行かず、人前に出ることを避けている。人間になりたい――神社に参拝し、祈る日々。そんな花連は帝国海軍に属する西伏見伯爵家の嫡男、康成と出会う。凛々しい康成に一目惚れをするが、自分は吸血鬼。人を愛してはならない。そう思うのに惹かれ求める気持ちを止められず、純潔を捧げてしまう。伯爵家の離れで囲われることなった花連。だが康成には家同士が決めた婚約者がいた。耐える日々。日陰の存在でもいいと愛を選び、康成が求めるままに体を与えるが、嫉妬と金に狂った婚約者とその父が企てた下衆な計画に落ち、絶体絶命に。そこに康成が助けに駆けつけるのだが――明治を舞台にした愛と波乱の異種愛。
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-林檎酒を作る農園の娘であるティアーヌが、15歳年上の王子のレオポールに見初められてしまった。初めて会った日から体中の匂いをクンクンされて、不思議な気分だったが、ティアーヌも、あっという間に恋に落ちてしまう。レオポールから結婚を申し込まれるが、国王陛下から結婚の許しが出るまでは、愛人として王宮に住んでほしいと言われ、一緒に住むことに。レオポールは、優しくて素敵なのだけど……。スケスケ衣装が大好き&匂いフェチな変態王子だった。でも、好きな人の趣味は受け入れたい。王宮での生活を送っていたある日、結婚を国王陛下からは大反対されてしまう。さらには、庶民のティアーヌが正妻扱いを受けていると、使用人から嫌がらせをされてしまう。明るく前向きなティアーヌの運命はいかに?年の差溺愛ラブストーリー。
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5.0「お前を見てると、どんどんいじめたくなるんだ…」 超スローペースで何をやってもうまくいかない。そんな私の上司の黒崎さんは、仕事がデキて怖くて有名な鬼課長。今日も仕事で残業になった私は、ひょんなことから黒崎課長と一緒に仕事をすることになってしまい…!? 夜のオフィスで課長が見せたのは、いつもの鬼課長とは違う、オスの顔で――…。ドS上司の溺愛オフィスLOVEのほか、剣道男子、お兄ちゃんからの溺愛短編が3本入ったお得なパックです! ※この作品には「空回り女子はオオカミ上司の餌食」、「剣道男子が私をめぐって争ってます!」、「お兄ちゃんに恋をして」の3作品が収録されております。重複購入にご注意下さい。
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4.0鏑木華(29)は、大手化粧品メーカーの広告課で働く女課長。勝気な彼女は男性社員からは鬼課長と呼ばれ、煙たがられていた。そんな彼女の課に、営業部から鈴木貴広(24)という若手社員が異動してくる。華は貴広が幼馴染と同姓同名だと気づくものの、別人に違いないと思い込んでいた。ある日、兄の結婚式で帰省した華。会場で貴広を見つけ、幼いころに面倒を見ていた男の子と彼が同一人物であることに気づく。貴広は動揺する華に、小さい頃からずっと彼女に恋をしていたのだと告白してくる。「俺、もう男だよ?」。東京に戻ってからも貴広は華を積極的に口説くが、仕事に生きる華の心は頑なで……。幼馴染の年下男子×アラサー上司の溺愛オフィスラブ!
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-【ガールズラブ作品】苛めようと思ったけど優しくしてあげる――全てに優れていること、アリサの生家はそれが家族の最低条件。劣等感で仕事が上手くゆかず辞表を叩きつけた夜、アリサはバーで破天荒な女の子と出会う。というより一方的に懐かれた?舌っ足らずで甘えた声の花梨は奔放に体の関係を持っては飽きてさようなら。なんなのこの子。放っておけないアリサは花梨を招き親切にするが、むしろ花梨の癇に障ったようで……。体をまさぐって意地悪し、体を提供して寝食を確保する、そんな花梨からいいように快感を与えられるが、アリサは花梨を愛しはじめる。守りたくて悩むアリサ、守られ慣れず混乱する花梨。ちぐはぐな恋は悦楽を超える――?
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5.0「君を僕のものにする」「君に触れさせて。君が僕のものだって信じさせて」アンリエットは幼なじみのセルジュと両想いで、同じく幼なじみのダニエルとフローリアも両想い。親には秘密で清らかな関係を続けている。四家が集まったある夜、セルジュの父から、アンリエットとダニエル、セルジュとフローリアの結婚を決めたと告げられる。貴族階級のセルジュやフローリアと違い、自分たちは新興富裕層。しかも親の命に背けるはずもない。アンリエットは恋を諦めようとするが、「僕を信じて」というセルジュに抱かれてしまい…?【目次】マリッジスイッチ~はつ恋の食べごろ~/【特典SS】――はじめての内緒ごと――/あとがき
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4.0「きれいになりましたね……」。地味で真面目な高校生活を過ごし、大学進学をきっかけに自分を変える決意をした瑠璃。近所に住む年下のリア充男子・尊に頼み込んで初体験を済ませた彼女は、翌日上京する。11年後、地元に戻ってギャラリーで働く瑠璃は、仕事で行ったホテルで、洗練された大人の男性に成長した尊と再会。“瑠璃ちゃんのことが忘れられなかった”という尊に猛アタックされ、彼女の心は大きく揺れ動く。しかし瑠璃には、好きな人がいて…。年下ホテルマンの情熱的なアプローチに、身も心も蕩かされていくアラサー女子の恋を描いた、ごく甘ラブストーリー。
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-人魚の末裔として知られる、ベルティエ伯爵家のひとり娘であるシェリルは、幼い頃から祖母に海賊王と人魚の乙女についての話を聞かされて育った。しかし、18歳になっても海賊を見たことがなくさらに悪い噂を聞いたこともあり、シェリルにとって海賊は怖い存在になっていた。そんなある日、父親からパテカスカに大型船が入港したと教えられてシェリルは船の様子を見に行くが、街の人からその船がレオン・クラヴェル率いる海賊船であると聞かされて家に帰ったほうがいいと忠告をされてしまう。帰るに帰れなくなったシェリルは街から少し離れた砂浜に行き、そこで眼帯をした美しい男性と出会う。「俺の船でも見るか? 特別に招待してやるよ」と言われたシェリルは強引に船に乗せられて彼がレオン・クラヴェルであることを知る。海賊に連れ去られたのだと気づいて降りようとするが、船はすでに海上にあった。シェリルは余儀なくレオンと船旅をすることになり――。
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-小さな出版社でライター兼雑誌記者をしている果歩は、遅咲きのスイマーとして注目を浴びる競泳選手・御堂将人を密着取材することになった。彼は高校の時の先輩で果歩の初恋相手。「ごめんね。俺、今は誰とも付き合う気はないんだ」卒業式のあの淡い思い出は大切に心に仕舞った――はずだった。取材をするうちに御堂への恋心が再び燃えあがる。「……君を、好きだった」御堂から思いがけない告白をされ、二人は恋人見習いに……。それでも御堂への取材は続き、今度は休日に密着することになる。「今日はデートのつもりだよ」夜景を見ながら抱きしめられてキスをして、とうとう御堂と体の関係を持ってしまった果歩は、さらに公私を区別出来なくなっていく。そして大きな競泳大会が近づいたある日、シャワー室で一人プレッシャーと戦う御堂を見つける。求められるままに果歩は彼の背中に手を回すが、それを御堂の同僚である西原に聞かれてしまい――!?
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-八月の昼下がり。佐和はベッドの中でセックスの余韻に浸っていた……。恋人が別れを切り出すまでは。一年後の八月の早朝。ドラッグストアピース渋谷店の店長である佐和は、新しく着任した副長を見てめんくらう。副長の伊藤は一年前に別れた男だった。佐和は自分を捨てた男に奸計をめぐらせるが、仕事のできない伊藤のフォローばかりで毎日が悩ましい。
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2.7サンテール王の娘アレットは、妾の子として王宮でひっそりと過ごしていた。そんなある日、アゼル王国クレール領の領主フェリクスとサンテール王国ヴィオレッタ第二王女との間に縁談が持ち上がったが、残忍君主と呼び名の高いフェリクスを嫌がったヴィオレッタは父王を説得してアレットに押しつけることに。アレットは自分が嫌がれば、せっかくの和平の機会を失い、また争いが起こると思い、身代わりとしてフェリクスのもとに向かう。しかも、ヴィオレッタとして。だが、正体はあっさり見破られてしまう。フェリクスを偽ろうとした罪を償わなければならない。アレットはフェリクスの命令に従って体を差し出す。事実上の生け贄、慰み者のはずなのに、なぜかフェリクスの愛撫は優しく、吐く息は熱く、こぼれ出る言葉は甘くて――。
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