今度こそ、結ばれよう。
事故で記憶を失ったニアは、優しい老夫婦に助けられ、貧しくも穏やかに暮らしていた。だがある日、突然訪れた子爵アレクセイに「君は私の妻セシリアだ」と告げられ、彼の屋敷へと連れて行かれてしまう。戸惑いつつも夫婦として暮らすなか、離れていた時間を埋めるように愛を注ぐアレクセイに、心も身体も満たされていく。しかし、その想いに応えたいセシリアが記憶を取り戻そうとすると、彼は「今のままでいい」と苦しげな表情を浮かべて――?
私的にはソーニャ文庫ナンバー1ロマンス作品です!
世界観の描写が魅力的で、ストーリーが特に良いのでおススメです♪そして、ヒロインが好きなので読んで幸せになります(^^)
暗い思いと後悔にのたうち回るヒーローに泣きました。ヒロインに対して泣きながら読むというのは他の作品でもあるけど、ヒーローに泣くというのはあまりないかも。しかもそのページが長い。ヒーロー、ヒロインに寄り添いたい人にオススメです。
最初はちょっとやり過ぎかなと思うところもあったのですが、ヒーローがかなりしっかり反省していたのでまあいいのではないかと。ヒロインもただおとなしいだけでなく、自分の考えをしっかり持っているところにも好感が持てました!
歪んでいる様で一途なヒーロー。
前回読んだこの作者さんのお話はコメディ要素が強かったので、もう少し軽いかと思っていましたが、このレーベルらしく暗く重い。途中、ヒロインが可哀相でした。
歪んでいる様で、マトモなヒーロー。
一途な思いはチョット痛い。
最後はハッピーエンドなので救われました。
匿名 2021年08月25日
みなさんのレビューの良さに期待しましたが、私には合いませんでした。
身分欲しさだけではなく、憎しみから結婚をし、心の中でヒロインをバカにしていたヒーロー...自分を殺そうとしていたヒーローを、ヒロインはあっさり許して幸せになるとか...ないなぁ~と思いました。
少しの間でも二人が離れて暮らして、...続きを読む
切ないです。お互いの心情が丁寧に書かれていて、引き込まれます。逆境の中にあっても心優しいヒロインも嫌味なく、ヒーローの溺愛もきれいな感じで良かったけれど、ヒロインの記憶が戻ったあと明かされるヒーローの闇が、重い気持ちになることなく切なさが伝わってきました。きれいなお話だったと思います。