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-薬よりも言葉で治す医者がいる。疲れた体と心に寄り添う珠玉の89詩。 地域医療へのユニークな取り組みが評価され、2014年「日本医師会 赤ひげ大賞」を受賞した医師・下田憲氏。「けん三(さん)」の愛称で親しまれる下田氏は、北海道の小さな町で「けん三のことば館クリニック」を開業。院内には、下田氏により墨で書かれた多くの「ことば」が飾られており、患者の心を癒す。その中から89詩を厳選した、疲れた体と心に寄り添う珠玉のことば集。 【内容例】 ●愛しあう 「執着はせずにひたすら愛せたらすてきだろうね むずかしいけど」 「愛する人をずっと大事にするためには時々力を抜くと良いよね」 ほか ●許しあう 「嫌だねと思ってた人を好きになれたあの時から人生少し広くなったよ」 「うらやむ事もいばる事もない あの人にはあの人の 私には私の人生が与えられている」 ほか ●支えあう 「自分の喜びだけを追ったら本当の幸せには辿りつけない」 「それぞれに足りないところが与えられ それがすてきな個性を作る」 ほか ●癒しあう 「明日はきっと良い日になるね 意味有って今日の苦労をいただいている」 「切なさに耐えて情が深くなり 困難を越えて絆が強くなる」 ほか ●生かしあう 「人さまにめいわくかけず やせがまんすることもない そんな老い方すてきだなあ」 「生き方下手と言われようとも正直に そしてすなおに生きれば良いね」 ほか
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3.0第28回サラリーマン川柳 2015年最新版! 累計投句数が100万句を突破した、国民的文芸大会『サラリーマン川柳』の最新傑作選! 「マヨネーズカロリーハーフ倍使う」「茶柱の湯のみ妻へとそっと替え」ほか、傑作川柳を多数収載。歴代ベストテンや、作句のコツがつかめる作句心得帖や穴埋め問題集も必読! [内容] “ごくじょう”を召し上がれ! 第一章 第二十八回サラリーマン川柳 ベストテン 第二章 第二十八回サラリーマン川柳 トレンドワード 第三章 サラリーマン川柳 穴埋め問題集・作句心得帖 第四章 第二十八回サラリーマン川柳 傑作選 第五章 サラリーマン川柳 全国人気投票傑作選 第一生命「サラリーマン川柳コンクール」のご案内 選者紹介
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-いろんなところで掲載してきた散文詩に、数点の新作と書下ろしエッセイ2編を加え、一冊の本としてまとめました。 悲しい気持ち、愛しい気持ち、淋しい気持ち、小さな決意。 すぐそこにある日常をことばにしています。 収録散文詩タイトル抜粋 ・雨のにおいのするベランダで ・すぐには言えないこと ・その程度にはじゅうぶん大人 ・覚えている ・そこにあるなにか ・ほんとはポケットに ・なぜだろうとてつもなく虚しいのだ ・またひとりぼっち ・たくさんの時間 ・お元気ですか ・我が道をゆく 収録エッセイ ・消化できない気持ち ・華麗なる変身 ・失うと得る 【散文詩41編・エッセイ3編】約文字19,000字
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5.0唯一の実作の手引き書、増補決定版 著者が「初心者向けの手引き書の体裁を取りながら“短詩型表現論”をめざしていた」と語る2007年刊行の『NHK短歌 作歌のヒント』に、短歌の本棚からの解放を呼び掛けた【日常のなかでこそ歌を!】と、伝えるために言わない、という短歌表現の逆説を説いた【短詩型における表現の本質】の二章を加筆。ちょっとしたヒントが歌を格段に進歩させる一冊。歌を作り続けるための珠玉のメッセージも満載。 [内容] はじめに 新版によせて 第一章 作歌の基本 ものの見方 第二章 形式を使いこなす 第三章 言葉を大切に 第四章 作歌のレトリック 第五章 作歌の上達は歌の〈読み〉から 第六章 継続は力なり 第七章 日常のなかでこそ歌を! 第八章 短詩型における表現の本質
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4.5
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-光源氏と女たちが交わした愛の和歌には、登場人物の「ほんとうの声」が隠されているのではないか。歌人である著者が、そのストーリーほど知られていない『源氏物語』の和歌から女たちの「心の奥底の真実」を追う。
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4.0◆待望の第二句集! 心は、以前にも以後にもうつる。それは感情に限らず、見える、聞こえる、匂うといった感覚に関しても。ときに心は、未来の出来事を先に見ることでさえ、ある。─今のこの出来事は、いつか遠い昔にも見えていたし、これからずっと先にも、また新たに聞こえ続けるだろう─ この句集はいわば、心の編年体による。 (あとがきより) 風船になつてゐる間も目をつむり 人参を並べておけば分かるなり まなうらが赤くて鳥の巣の見ゆる こほろぎの声と写真にをさまりぬ 上着きてゐても木の葉のあふれ出す 南から骨のひらいた傘が来る ひあたりの枯れて車をあやつる手 うすぐらいバスは鯨を食べにゆく
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-福井に生きた幕末の歌人、橘曙覧が「たのしみは~とき」の形で詠んだ「独楽吟」。福井市では、貧しさの中にあっても心豊かに生きていた郷土の歌人、橘曙覧の世界に学び、生活の中で感じた身近な楽しみを詠んだ歌を「平成独楽吟」として募集しています。この作品集は、第二回・第三回(平成八・九年度)の入賞作品を掲載した合併版(平成十年発行)を電子書籍として復刻したものです。第二回橘曙覧賞の「楽しみは 我だけが知る 胎動の 生命のいぶき 感じいる時」、第三回橘曙覧賞「たのしみは 吾子を抱いて 胸あわせ あたたかい命 感じいるとき」を始め、100作品以上を収録しています。
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3.0
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3.7徹底的にハウツー指南! 目からウロコの句作のコツ 実際に俳句づくりを始めたときにつきあたる場面にしぼって、より実戦的に解説。添削例を例示することで応用力がつく。さらに、季語の項では傍題(季語の変化球)を使うことで他人に差をつけるテクニックを紹介するなど、目からウロコが落ちるような上達のコツ満載。 [内容] 1 五・七・五を生かしきる 2 季語・傍題遣いで差をつける 3 切字・切れでこう変わる 4 俳句の型は二つ 5 「もの」からスタートする 6 やってはいけないこと 7 表現のためのテクニック 8 私らしさをもとめる 9 俳句は挨拶の文芸 付章1 旧仮名遣いの基礎知識 大塚康子 付章2 覚えておきたい四季の秀句
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-10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 「今のカレと一緒の時元カレの名前呼んでしまった事ある?」というちょっと間の抜けた質問から「迷うくらいなら結婚はやめたほうがいい?」「離婚はやめたほうがいい?」というシビアな質問まで42問あります。「わたしだったらこうだけどね~」なんて、著者と会話するように読んでいただけたら、とてもうれしいです。貴女と一緒にお話ししたいと思いながら、執筆いたしました。
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-10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。 まえがき 悲しい時は悲しみに浸ってしまうのもいいんじゃないかと思うのです。頑張ろうと無理に自分を奮い立たせなくてもよい時なら、悲しみ続けてもいいんじゃないかと思うのです。そんな気持ちで、ばついちのわたしは執筆しました。少しでも、心を開放してみませんか? 「ひとりなのにひとりになりたい」、「甘い思い出」、「別離」、「愛犬」、「別離の後」、「ひとりで歩く」の6つのパートがあります。お好みのパートからどうぞ。このミニ書籍をお選び頂きまして、ありがとうございます。
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-第10回雪梁舎俳句大賞受賞! ◆ 第一句集 序・池田澄子 俳句甲子園で最優秀賞を得た、いわば記念碑的な「夕立の一粒源氏物語」を、文香はこの第一句集を編む時点で捨てた。見事な根性である。そして確かに句集の作はその句を超えている。この健気を以て更に、俳句形式を悦ばせる俳人になっていくだろう。大変なライバルの出現である。 言葉そのものへの興味、言葉をつかうことへの興味は、 俳句という形式の中で増幅する。 語の持つ音や文字の形のおもしろさ、 言葉の負う背景、言葉同士のふれあいに気づき、感じる。 私は俳句を選んだ。 つかう言葉のひとつひとつを思い遣ることができる。 (あとがき)【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 知っておきたい「五日ごとの季節の名前」 「雀が蛤になる」「獺が魚を祀る」…。季節のうつろいを動物や草花で表現した七十二候は、俳句の季語にもつながる、ことばの宝庫である。わかりやすい解説とイラストで楽しく七十二候を知り、季語も身に付けられる、俳句実作者必携の一書。豊富な名句鑑賞と季節の行事カレンダーも収載。 ※タブレットなどの大きめの画面に最適化された、カラー画像を含むコンテンツです。小型の画面やモノクロ端末などでは読みづらい場合があります。 [内容] はじめに ■七十二候と俳句鑑賞 春/知っておきたい立春の三候[初候]はるかぜこおりをとく《東風解凍》/[次候]うぐいすなく/[末候]うおこおりをいずる《魚上氷》 ■七十二候と俳句鑑賞 夏/知っておきたい立夏の三候[初候]かわずはじめてなく/[次候]みみずいずる《蚯蚓出》/[末候]たけのこしょうず《竹笋生》 ■七十二候と俳句鑑賞 秋/知っておきたい立秋の三候[初候]すずかぜいたる《涼風至》/[次候]ひぐらしなく《寒?鳴》/[末候]ふかききりまとう《蒙霧升降》 ■七十二候と俳句鑑賞 冬・新年/知っておきたい立冬の三候[初候]つばきはじめてひらく《山茶始開》/[次候]ちはじめてこおる《地始凍》/[末候]きんせんかさく《金盞香》 ■季語に親しむ 春 ■季語に親しむ 夏 ■季語に親しむ 秋 ■季語に親しむ 冬・新年
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5.0幕末の伊那に現れた出自不詳の俳人井月。その後家も持たずに約30年の半生を酒を糧に過ごした。俳句・書・高い学識を身につけながら、なぜ漂泊の生涯を送ったのか。知られざる素顔を探る唯一の入門書!
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-SF的物語をベースにした連作から、実験的な詩集まで制作している河野聡子。「やねとふね」は2014年5月から8月、マイナビブックスブログ「日々は紙から飛びだして」に連載した連作詩篇です。架空の「あの国」と「この国」の垂直のはざまにある「やねとふね」、この不思議な空間に湧き出し、暮らしている人々の物語ですが、もしかするとかすかに遠く、現実を映すこだまが響いてくるかもしれません。16編を収録 【目次】 亡命者/役人たち/ガーデナー/幽霊/セールスマン/刑事たち/船長/殺人者/アーキテクト/占い師/歩く人/創始者たち/人(そこにいてそこにいない)/開発者/潜る人/いまわたしはあかるいやねとさかなの国にいる
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-「じゃあこれから焼鳥食って君は帰りなさいと家をふたりで出るときに窓をしめながら、君に東のビルに映ったのと北の赤いのを見せた、それらは夕焼けでした。」(『パンツ』より) 現代詩歌の実験的ブログ「日々が紙から飛びだして」(マイナビ)の連載「アルミレコーズ」に加え、「神仏」「明日には忘れよう」かものはしソング「くちばしロック」など未発表作品を含む30編を収録。流れる景色と傷む心を緻密な言葉で描いた、若手俳人・佐藤文香のはじめての詩集。 【目次】 01 かるく風に吹かれながら/02 川など/03 きっとなりたい/04 だいぶ/05 合皮のソファ/06 星/07 イエイ/08 4C/09 明日には忘れよう/10 手紙/11 わごむ/12 かじかむ/13 レ点/14 あの松/15 かざふすたん/16 見てきたもの/17 また海/18 僕の鴉/19 港区のこと/20 神仏/21 頬杖/22 くちばし音頭/23 くちばしロック/24 かものはしのうた/25 こだま/26 だから/27 鳩サブレー/28 鳥が/29 羊羹/30 パンツ
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-祝・世界文化遺産登録! 万葉集、新古今和歌集をはじめ、多くの人が富士山を歌に詠んできました。柿本人麻呂・和泉式部・相模・紀貫之・伊勢・俵万智・賀茂真淵・慈円・山崎方代・会津八一・窪田空穂・岡本かの子・山部赤人・木下利玄・香川景樹・本居宣長・太田道灌・源頼朝・吉井勇・前田夕暮・徳富蘇峰・良寛・西行・若山牧水・三枝昴之・佐佐木信綱・源実朝・北原白秋・宗祇・与謝野晶子・正岡子規・水戸光圀・二宮尊徳・明治天皇・宗良親王・山岡鉄舟ら36人が詠んだ富士山。イラストは静岡県出身のしりあがり寿。本書の売り上げの一部は【富嶽三十六プロジェクト】を通じて、富士山の継続的な保全に役立てられます。【読了時間 約20分】
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「観覧車回れよ回れ想ひ出は君には一日我には一生」(栗木京子)、「離婚届」(谷川俊太郎)、芥川龍之介の恋文など、恋愛の様々なシチュエーションを綴った143の詩・短歌・俳句・手紙を収録。 国語教師として、生徒のことばの感覚を目覚めさせる授業が評判となった著者による、大人のための恋歌の読み方・作り方・楽しみ方。 年月を重ねたいまだからわかる恋心の機微。いまことばにしたい、あの時の気持ち。大家達の繊細な表現に触れると、忘れかけていた感情が甦り、自然にことばが紡ぎだされる。これからの日々を潤す大人のための恋歌の授業。
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-失恋… 大好きだった人から突然別れを告げられたり… 愛してくれていた人が他の誰かに気持ち移ったり… 辛いよね 抜け出したくても抜け出せなくて、毎日苦しむ 失恋は誰でも心が痛いのだけど 立ち直る時間には個人差があるの 1ヶ月でスッカリ元気になっている人もいれば 何年も引きずって苦しむ人もいる 何が違うのだろう? 愛の深さもあるよね 付き合い方にもよるよね でもそれだけじゃない 失恋の捉え方や考え方で早く楽になる事ができるのね… 私の経験からすると 長く失恋を引きずっている人は現実を受け入れてない気がするの 彼にまだ気持ちが残っているんじゃないか、だったり… 彼は運命の人だったのにとか… 彼以上の人はいないなんて… ホントはね 違うんじゃない? 気持ちがあるならずっと連絡ないなんて事はないし 運命の人なら別れてしまわないし いい男はいくらでもいるし 全ては思い込みだし錯覚なのね(笑) 好きな気持ちがあるうちはそれが錯覚だなんて思わないのよね… 早く気付く事が早く楽になる方法だよ 失恋の痛みは時が和らげてくれる… ホントだよ ただね… 自分で時を止めちゃダメなの 別れは出逢いの始まりだから… いつか… もっともっといい男が待っているからね 16年間電話カウンセリングにて恋愛カウンセラーをしてきた際麗花先生の素敵なメッセージ。読むだけで幸せになれます。 少しずつ心を溶かしていってくれる優しい語りと元気の出るメッセージ。今、落ち込んでいるあなたの出口を見つけるきっかけの1冊になる。
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4.0笑う門には福来る! サラリーマン諸君! 今こそ笑うべし! やくみつる・島田駱舟・第一生命、そしてサラリーマンNEO代表・生瀬勝久の選による、サラリーマン川柳第24回応募作品からの優秀作を収録。流行語を巧みにつかった句から世相をあぶりだす「サラ川トレンドワード」。クイズ感覚で楽しめる「サラ川穴埋め問題集」など、読み物も盛りだくさん。過去20年の各回ベスト10を一挙掲載するとともに、やく・駱舟による爆笑の座談会も収載。 この作品はNHK出版『サラリーマン川柳 いちおし傑作選』〔2013(平成25)年6月25日 第6刷発行〕に基づき、抜粋・再構成して制作されました。
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-「季語の必要性」「取り合わせの手法」「吟行」などの基本から「人間をどう詠むか」といった本質的なテーマまで、俳句の型や仕組みを丁寧に解説。俳句の魅力と上達のコツがたっぷり詰まった、現代的俳句入門。
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-マイナビブックスブログ「日々が紙から飛びだして」に連載された16作品を収録した歌集。短歌だけでなく、旋頭歌、長歌、仏足石歌体、回文、都々逸、新体詩、俳句、連歌、漢詩といった、10の詩型を駆使した言葉あそびのおもしろさを是非ともお楽しみください。巻末にはそれら詩型の解説も収録しています。 【目次】 第一週/第二週/第三週/第四週/第五週/第六週/第七週/第八週/第九週/第十週/第十一週/第十二週/第十三週/第十四週/第十五週/第十六週/作中で登場した詩型の解説/あとがき
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-バンド、映画出演、リーディングユニット、海外フェスティバルでのリーディング、料金後払いのライブ、24時間Ustream放送など、ユニークな活動を展開する詩人・橘上の初の電子詩集。表題作の「かなしみ」ほか全編書き下ろしの6作品を収録しました。majoccoさんのすてきなイラストとともにお楽しみください。 【目次】 かなしみ/スリーパーズ/ダンディーのこと/やきそばぱんのようなくも/月を隠す猿/八月の地図の夜
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-詩集「指差すことができない」(青土社刊)で第19回「中原中也賞」に選ばれた大崎清夏初の電子詩集。今回はマイナビブックスブログ「日々が紙から飛びだして」で冬から春にかけて連載された作品に、書き下ろしなどを加えた全15編を収録。「雪」「啓蟄」「海」……。普通の言葉が読みやすく心地いい作品です。季節を感じながらお楽しみください。 【目次】天地創造の日は雨だった/地図/二十四節気なんて知らない/雪の映画祭/挨拶/春の師匠/特別な日/たのしいデモ行進/我ら装う/ベッドと朝食/聞く係り/アルプ/私は私に/沼津の少年愛/アンヘリート/あとがき
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5.0朝日新聞に連載した人生相談 「猫持のトホホ相談」として二年間の連載を 新潮社が編集して単行本にしたものの初の電子書籍化である 中嶋らも氏の人生相談の跡を継いだものである 相談にそれぞれ短歌が配されているが 週に一度の連載であったので見出し程度とお考えいただきたい 愛猫にゃん吉との別れを「小説新潮」に書いた 声涙共に下る名文「キチや」を収載 絶唱である挽歌は本文をごらんいただきたい 挽歌のほうは文春ウェブにおいて電子書籍として販売されている 「猫とみれんと」のあとがきにも載っていたと記憶する 朝日新聞の手強い女性読者諸賢にけちょんけちょんに言われながら書いた 聞くも涙語るも涙の人生相談集 こっちが相談したいのである
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4.4※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 わんぱくだった少年時代、運動に明け暮れた学生時代、事故で手足の自由を失いながらも、詩画を描くようになるまでを綴った手記。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、一九七二年初版がたいまつ社から刊行され、同名のドキュメンタリー(NHK)が放映され一世を風靡しました。 以来、人名辞典等に掲載され、大学の模擬試験にも出題されています。戦後の日本農業の現実を語ってあまりあるものです。 村の女は眠れない/眠れない夜ごとの夫への思いはつきない/沼のほとりの乾草小屋へ記憶が遡って眠れない/あぐらの中に抱いて髪につく草くずを拾ってくれたぶきようで優しい指はここにはない/村の女は眠れない ひとりの夜は寒い
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4.3※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 口にくわえた筆で花の絵を描く星野富広氏による「花の詩画集」シリーズの4作目。1986年までの作品を集めた『鈴の鳴る道』、1981年~1991年までの作品を収録した『速さのちがう時計』、1990年代の作品を中心にした『あなたの手のひら』に続く本書には、さらに豊かに広がる詩画59点と近況を語るエッセイ24編が収録されている。 作者の星野富広は昭和21年、群馬県生まれ。高崎市立倉賀野中学校に体育教師として赴任したわずか2か月後のクラブ活動中、脊髄を損傷し手足の自由を失ってしまう。失意の底にあった彼を救うのは、聖書と子どものころから慣れ親しんだ自然。そして、彼は口にくわえた筆で花の絵を描き始める。 「葉は花の色を助け、花は葉の色と形をそこなわずに咲いていて、一枝の花とはいえ広大な自然の風景をみる思いだった」という作者が描き続ける花々は優しく、穏やかで、そして強い。 生かされている喜びに、自然や人に対する愛にあふれた詩画やエッセイは、静かに私たちの心を打つものばかり。さらに、シリーズ4冊目となる本書では、作者のユーモアあふれる一面を見ることもできるだろう。「春の縁側」とタイトルがつけられたモモの花に添えられた詩などは、思わず頬がゆるむものだ。 以前より作者のファンだったという方はもちろんのこと、野に咲く花に気づくこともなく、夕焼けの色さえも忘れかけている現代の忙しい大人たちに贈りたい1冊である。
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4.4※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本のみならず海外でも開かれている原画展やテレビで紹介された星野富弘の詩画集はかぎりなく静かな感動の輪を広げている。移りゆく季節の花々によせて命のいとしさを描く詩画63点と16編のエッセイを収録。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 11年間新聞に連載された詩画の中から79点とエッセイ11編を収録。ふるさとの花を中心に、自然とのふれあいをサインペンで描く。
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4.4※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 午前中絵と詩を描き、午後随筆を口述筆記してでき上がったのが、この『鈴の鳴る道』です。詩画のほとんどは、「百万人の福音」(いのちのことば社)に毎月載せていたものです。一部描きなおしたものもあります。朝日新聞群馬版に載せたものを、新たに描きなおしたものもあります。花を中心に描きましたが、風景や動物もいくつか入れました。私には花も豚も風景も、同じように美しく見えるのです。
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 前回の詩画集『花よりも小さく』から6年半ぶりの新詩画集。65点の詩画に加え、18点のエッセイを収録。静かな暮らしのなかで見えてくる自然や人、そして作者自身を、力強い筆致で詩画(花々の絵に、詩が添えられた絵画作品)に描き、エッセイでつづります。2010年には群馬県みどり市の富弘美術館は開館20周年をむかえ、入場者数も500万人をこえるなど、ながく人々に愛されてきた星野富弘とその作品。累計330万部をこえるシリーズの、待望の新詩画集です。
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-これでダメなら「グッドバイ」という 第三歌集を上木して文学の世界からおさらばしようと 「グッドバイ」の原稿を準備していたら ある日突然山本夏彦のコラムに取り上げられ有頂天になり 「グッドバイ」の原稿を紛失した 損バコイタ 駄菓子菓子 それがために寒川猫持の最高傑作である 「猫とみれんと」(文藝春秋)が世に出ることになった 白状すると本歌集は別れた女房への未練よりも たまたま「アサヒグラフ」で見た某女性歌人へのラブレターなのである われながら豪勢なラブレターであったが見事に沈没した ナミダがちょちょ切れるのである この歌集を編んでいるときは面白いように 天から言葉が降って来た 枕元に鉛筆とメモ用紙を置いて寝たくらいである 世に六百冊しか存在しない歌集である 電子書籍化は今回が初めて なんべんも言うてすまんが 「グッドバイ」が惜しまれるのである
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-【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 痩蛙負けるな一茶是に有り。江戸期の俳人小林一茶は、終生家族運に恵まれなかった。その欠落を埋めるかのように小動物を愛した。蛙、雀、猫、犬はいうにおよばず、蚤、虱に至るまで、詠んだ句は膨大な数に及ぶ。その中から480句を厳選、やんちゃで繊細、そして深い業を道連れとした不遇の俳人の心象を、美しい中国地方の里山風景とともにたどる。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
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-私たちの育った時代はテレビが普及する前のラジオの時代で、月刊漫画雑誌の人気漫画が劇になって放送されていたりしました。また、一家団欒は高座の落語中継や講談、浪花節をラジオで聴くことでした。テレビは駅前の電気屋さんで見せてもらうか、お金持ちの家に見せてもらいに行くのが普通でした。そのような体験は現代の日本では考えられません。しかし発展途上と言われる国の殆どの国民が、私たちの子供時代と変わらない生活を送っていることを、これもまたテレビが教えてくれます。 そのことを考えると、豊かさを享受し、全てが揃っているのを当然のこととして暮らしている現代の日本の若者たちが、私たちおじさん世代の感性に触れることで、自分とは異なる環境で生きてきた人たちの感性を知るきっかけになるのではないかと思います。または劇的な変化を体験してきた我々と同世代の人たちにも、共感してもらえることがあったり、ある種の郷愁を感じていただけるのではないかと思い、この本を出そうと考えたわけです。 私の詩やエッセーを読んで、共感したり楽しんだりしてもらえれば嬉しいです。 おじさんにだって青春があって、人生について考えたり、人を愛して悩むこともある。そうやって感性を研ぎ澄ましてきたのだと知ってもらいたい。そう願っています。 (はじめに より)
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