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  • 超新版ティッピング・ポイント 世の中を動かす「裏の三原則」
    3.7
    マーケティングの口コミ理論を確立した あの伝説の米ミリオンセラーを 丸ごと書き直し! アイデアや商品は、どうすれば流行するのか? 小さな変化が大きな流れに変わる 「ティッピング・ポイント=転換点」の理論。 25年前に世界を熱狂させた名著が帰ってきた ――時代を読み解く新しいルールとは? 今やソーシャル・エンジニアリングを知らずして 成功理論もマーケティングも語れない! 世の中を裏で動かしている 「3分の1の魔法」とは? 情報と流行が 「操作される時代」を 生き抜く必読書! 橘玲 解説! “「社会的伝染」が新しい視点で論じられ、 不都合なルール が鮮やかに明かされる。” 山口周推薦! “戦略における最重要論点=「WHEN=いつ?」を見極めるために 本書は必読だ。” 【本文より】 “ティッピング・ポイントとは限界点だ。絶対に動かないと思われていたもの、何世代にもわたって変わらなかったものが、あっという間に別の何かに変化する瞬間である。 ティッピング・ポイントが意図せずに達せられることもある。たまたまティッピング・ポイントを超えてしまうこともある。伝染病はその容赦ない感染力によってティッピング・ポイントに達する。 しかしここからの数章では、ティッピング・ポイントがさまざまなかたちで意図的に操作されるケースを見ていく。では、あなたがその魔法の起きる限界点を正確に把握していたらどうだろう。あるいはもっと都合の良いことに、集団のサイズをティッピング・ポイントのちょうど上、あるいはちょうど下に調整する方法を知っていたら?” 25年前の三原則 1少数者の法則/2粘りの要素/3背景の力 ↓ 新しい三原則 1空気感/2ソーシャル・エンジニアリング/3スーパースプレッダー 全米ベストセラーがいよいよ日本上陸! 【もくじ】 序章 受動態 1 責任を避ける人たち 2「社会的伝染病の原則」を追い求めて 第1部 三つの謎 第1章 犯罪がブームになるとき、ならないとき 第2章 マイアミの問題 第3章 理想から外れることが許されない学校 第2部 ソーシャル・エンジニアリング 第4章 三分の一の魔法 第5章 ハーバード大学女子ラグビーチームの謎 第6章 新型コロナウイルスについてなぜか語られないこと 第3部 空気感 第7章 「ホロコースト」という言葉が使われるようになるまで 第8章 目の前にある大転換点ほど目に見えない 第4部 結論 第9章 空気感、スーパースプレッダー、集団構成 解説 橘玲
  • Outliers 思考と思考がつながる
    完結
    5.0
    「成功の方程式を解き明かした傑作が、ついに復刊」 楠木建(経営学者・一橋大学特任教授) 全世界860万部突破の超ロング・ベストセラー。 世界のビジネスパーソンに読まれ続ける不朽の名作・完訳版。 読み始めたら止まらない。読めば読むほどためになる。 成功を目指すビジネスパーソンはもちろん、子どもの将来を考える親、これから社会に出て行く学生必読の書。 グラッドウェルは「外れ値(アウトライアー)」と呼ばれる例外的な成功者たちの背景を分析。個人の才能や努力だけでなく、文化的背景、生まれた時代、機会、環境など次のような外的要因が「成功」にいかに影響しているかを明らかにする。 ・「1万時間の法則」――いかなる領域でも専門家レベルに達するには約1万時間の集中的な練習が必要。 ・「同じ学年で早く生まれることの重要性」―― 同学年内で早く生まれることが長期的な成功に有利に。 ・「文化的背景と成功の関係」――航空機事故に影響を与えた権力格差指数とは? 文化・社会的要因が成果を左右していた。 ・「いつ生まれるかの重要性」――IT長者は1955年前後生まれに集中。適切な年代に生まれることが重要。 ・「成功における『隠れた優位性』の発見」――家庭環境、教育機会、社会制度が成功者を支えている。 思考の盲点が炙り出される感覚に酔え。 【目次より】 はじめに ロゼトの謎 パート1 偶然のチャンス 第1章 マタイ効果 第2章 1万時間の法則 第3章 天才の問題 その1 第4章 天才の問題 その2 第5章 ジョー・フロムの3つの教え パート2 伝統 第6章 ケンタッキー州ハーラン 第7章 航空事故における民族論 第8章 水田と数学試験 第9章 マリタの取引 エピローグ ジャマイカの物語
  • 赤の女王 性とヒトの進化
    3.9
    「同じ場所にとどまるためには全力で走り続けなければならない」(キャロル『鏡の国のアリス』に登場する赤の女王の言葉)。生物の種も、生き残るためには常に環境の変化に対応し進化し続けなければならない。そもそも人間にはなぜ性が存在するのか。普遍的な「人間の本性(ヒューマン・ネイチャー)」なるものはあるのか。それは男女間で異なるのか。科学啓蒙家リドレーが、進化生物学に基づいて性の起源と進化の謎に迫る。
  • 集まる場所が必要だ――孤立を防ぎ、暮らしを守る「開かれた場」の社会学
    4.0
    ここでは、誰にも居場所がある。 高齢者がゲームに熱狂する図書館、 親どうしのつながりを育む学校、 子どもがスポーツを楽しむ警察署… あらゆる人が受け入れられる「社会的インフラ」では 何が行われ、何が生まれているのか。 1995年のシカゴ熱波で生死を分けた要因に社会的孤立があることを突き止めた著者。 つながりを育み、私たちの暮らしと命を守るには何が必要なのか? 研究を通して見えてきたのは、当たり前にあるものとして見過ごされがちな場、 「社会的インフラ」の絶大な影響力だったーー。 コロナ禍を経験した今こそ、私たちには集まる場所が必要だ。
  • 嘘と孤独とテクノロジー 知の巨人に聞く(インターナショナル新書)
    3.8
    チョムスキーをはじめ知の巨人5人が現代の重要問題を斬る。われわれはインターネット時代をどう解釈し、どう生きるべきなのか? 貧困、格差、暴力、ファシズムの影、フェイクニュースなどの嘘……。今、人類が直面する問題の本質について知の巨人たちにインタビューを行い、歴史学、哲学、生物学、心理学などの分野からアプローチ。現代を生きるヒントを与える。「あとがき」より 「真実がまだパンツをはこうとしている頃、嘘のほうはすでに世界を一周している」と言われるように、インターネット上では、嘘は真実より6倍も早く・広く・深く伝わるということが確認されました(Science, March 8, 2018)。どうしてそうなるのかといえば、嘘のほうが真実よりもカラフルでインパクトがあって驚きの度合いが高いからだと。
  • ガラスの天井を破る戦略人事――なぜジェンダー・ギャップは根強いのか、克服のための3つの視点
    5.0
    知らぬ間に「母親ペナルティ」「父親ボーナス」を与えていませんか? 数百人のインタビューに基づく生の声から浮かび上がる女性たちの困難。ジェンダー差による職場経験の違い…… 「女性は、組織の壁にぶつかると、自分の実力不足のせいだと誤解することがあまりに多い。(中略)男性たちも、同じ組織の女性たちが男性とは非常に異なる環境で奮闘していることに気がつかず、男女の賃金格差や地位の格差は実力を反映しているのであって、構造的な問題ではないと誤解しがちだ」(「はじめに」より) 膨大な研究結果と事例から、ハーバード大教授らが実践的な処方箋を提示する。 人的資本経営、ESG経営のための1冊。 【本書の特徴】 ●心理学・経済学・社会学など多様な学問の知見を活かし、なぜジェンダー・ギャップが根強いのかを、納得感高く説明。それを踏まえ、処方箋も提示する実践的内容。 ●300人近くのインタビュー調査に基づく。客観的な学問的知見だけではなく、当事者のリアルな声を通して課題を認識することができる。 [構成] はじめに なぜ女性経営者は少ないのか 第1部 エリート女性がぶつかる無数のハードル 1 裏切られる「ガールパワー」――就職から中間管理職まで 2 女性エグゼクティブの誕生――厳しい競争を勝ち抜く秘訣 3 最高峰に立つ女性たち――取締役を目指せ 第2部 ジェンダー平等のために企業ができること 4 未活用の秘密兵器――男性アライのパワー 5 企業に贈る処方箋――ガラスの天井を取り除く組織的なアプローチ 6 変化を阻む中間管理職――インクルーシブなマネジャーになるための手引き 結論 ブレークスルーのときがきた エピローグ ジェンダー・バランスシート――ハーバード・ビジネス・スクールのケーススタディ
  • コロナ後の世界
    3.6
    新型コロナウイルスが国境を越えて感染を拡大させる中、現代最高峰の知性6人に緊急インタビューを行い、世界と日本の行く末について問うた。 このパンデミックは人類の歴史にどんな影響を及ぼすのか? これから我々はどんな未来に立ち向かうのか? 世界史的・文明論的な観点から、冷静かつ大胆に2020年代を予測する。 [主な内容] ・ジャレド・ダイアモンド「21世紀は中国の時代にはならない」 (カリフォルニア大学ロサンゼルス校地理学教授。著書『銃・病原菌・鉄』) ・マックス・テグマーク「AIで人類はもっとレジリエントになれる」 (マサチューセッツ工科大学教授。著書『LIFE3.0 人工知能時代に人間であるということ』) ・リンダ・グラットン「ロックダウンが日本人の新しい働き方を生んだ」 (ロンドン・ビジネススクール教授。著書『ライフシフト 100年時代の人生戦略』) ・スティーブン・ピンカー「人間の認知バイアスが感染症対策を遅らせてしまった」 (ハーバード大学心理学教授。著書『21世紀の啓蒙 理性、科学、ヒューマニズム、進歩』) ・スコット・ギャロウェイ「パンデミックでGAFAはますます強大になっていく」 (ニューヨーク大学スターン経営大学院教授。著書『the four GAFA 四騎士が創り変えた世界』) ・ポール・クルーグマン「経済は人工的な昏睡状態。景気回復はスウッシュ型になる」 (ノーベル経済学賞受賞者。著書『格差はつくられた 保守派がアメリカを支配し続けるための呆れた戦略』)
  • シフト
    3.6
    大統領をも動かす『グローバルトレンド2030』執筆責任者が予測! 核戦争、中国の暴走、食糧不足、ブロック経済圏の復活……米国最高情報機関が警戒する、政治・経済・軍事・テクノロジーのあらゆる領域に迫る2035年へのシフトとは?
  • シリア難民 人類に突きつけられた21世紀最悪の難問
    4.0
    450万もの人が国を追われる――泥沼化する難民危機の「最前線」で、いったい何が起こっているのか? 『ガーディアン』紙初の移民専門ジャーナリストが、シリアからスウェーデンまで3大陸17か国をともに歩き、EUの分裂、ISISの台頭、相次ぐテロにつながる問題の本質をあぶり出した迫真のノンフィクション。
  • 進化は万能である 人類・テクノロジー・宇宙の未来
    3.0
    入念な計画が成功の鍵だと私たちは直感的に考えるが、それは間違っている。ロシア革命、世界大恐慌、ナチス政権、第二次世界大戦、2008年の金融危機――比較的少数の人による、トップダウンの意思決定の結果なされたことはことごとく失敗した。一方、世界の所得増加、感染症消滅、食料供給、河川と大気の浄化、富裕な国々の大半における再植林、インターネットといった、大きな変化を起こす意図のない無数の人によってもたらされた「ボトムアップ」な、偶然で予想外の現象はあまりに多い。それらの広範な現象に共通する原理が「進化」だ。生物界に限らず、宇宙のなりたちから人間の生み出した文化・経済・制度・イノベーションにいたるまで、あらゆる物事の原動力である進化原理の強力さを説き語る、名著『繁栄』と対を成すリドレー待望の最新作。
  • 人類とイノベーション:世界は「自由」と「失敗」で進化する
    3.8
    ■マーク・ザッカーバーグ&ビル・ゲイツが絶賛する現代最高の科学・経済啓蒙家、全米ベストセラー! ■あらゆるビジネス・人間活動における最大の課題「イノベーション」の本質と未来を解き明かす! ■名著『繁栄』のマット・リドレー最新刊、待望の日本語版 ■米Amazon「The Best Business Books of 2020」に選出 ・なぜ原子力発電は「斜陽産業」になったのか ・世界を変えるのは「1人の孤高の天才」ではない ・世界を変えるのは「発明家」ではなく「イノベーター」である ・新しいテクノロジーに携わった起業家の多くは「破産」する ・イノベーションは圧倒的な雇用を生む ・イノベーションを阻害するのは「規制」と「知的財産権」である ・人類史が証明する「イノベーションをはぐくむ環境」 ・2050年の世界を予測する AI、SNS、起業、ブロックチェーン、経済、通信、医療、遺伝子編集……。あらゆるビジネスや社会活動における最大の課題「イノベーション」。それはいかにして起こるのか? その原動力とは? なぜ近年大きなイノベーションが生まれないのか? 誰も知らなかった「イノベーションの本質」を、産業革命史や人類史、Google、Amazonの実例など、圧倒的なファクトを積み重ねて解き明かす。ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグ、スティーブン・ピンカー(『21世紀の啓蒙』)、ピーター・ディアマンディス(『2030年』)らの世界観に大きな影響を与えた現代最高の科学・経済啓蒙家による、待望の最新刊にして米英ベストセラー。巻末に特別追記「コロナ後の世界とイノベーション」を収録。 「2020年の私のベストブックは本書だ。『1人の天才が世界を変える』という思い込みはもう捨てよう。蒸気機関もテレビも電球も、1人の天才による発明ではない。無数のイノベーションが『進化』を繰り返した結果生まれたものだ。そう、イノベーションとは『生物の進化』と同じ仕組みなのだ」 ——リチャード・ドーキンス(『利己的な遺伝子』) 「本書でとくに深い洞察があるのは、失敗は成功の一部であること、試行錯誤を繰り返すことの意義、そしてイノベーションを妨げがちな『政府』についての指摘だ。さらに人類の成功に不可欠な材料は何かという点においても、私はリドレーに完全に同意する」 ——ジェームズ・ダイソン(ダイソン社創業者) 「名著だ。読め」 ——Forbes誌 ◎目次 第1章 エネルギーのイノベーション 第2章 公衆衛生のイノベーション 第3章 輸送のイノベーション 第4章 食料のイノベーション 第5章 ローテクのイノベーション 第6章 通信&コンピュータのイノベーション 第7章 先史時代のイノベーション 第8章 イノベーションの本質 第9章 イノベーションの経済学 第10章 偽物、詐欺、流行、失敗 第11章 イノベーションへの抵抗 第12章 イノベーション欠乏を突破する 特別追記:コロナ後の世界とイノベーション
  • 人類は絶滅を逃れられるのか
    4.0
    スティーブン・ピンカー、マルコム・グラッドウェル、マット・リドレー……世界最高峰の知性が語る「人類の明日」の姿とは? AI、人口爆発、IoT、気候変動、テロ、核戦争――21世紀、世界を待っている未来は繁栄か滅亡か。「知」の大論戦が明らかにする人類の歴史の真実!
  • ステレオタイプの科学――「社会の刷り込み」は成果にどう影響し、わたしたちは何ができるのか
    3.9
    女性は数学が苦手、男性はケア職に向いていない、白人は差別に鈍感、年寄は記憶力が悪い…… 「できない」と言われると、人は本当にできなくなってしまう。 本人も無自覚のうちに社会の刷り込みを内面化し、パフォーマンスが下がってしまう現象「ステレオタイプ脅威」。 社会心理学者が、そのメカニズムと対処法を解明する。 【ステレオタイプ脅威とは】 周囲からステレオタイプに基づく目で見られることを怖れ、その怖れに気をとられるうちに、実際にパフォーマンスが低下し、怖れていた通りのステレオタイプをむしろ確証してしまうという現象。 ●直接差別的な扱いを受けたり、偏見の目を向けられたりしていなくても、社会にステレオタイプが存在するだけで、人は影響を受けてしまう。 ●努力をすればするほど、その影響は大きくなる。 ●自力で抜け出すのは難しいが、ちょっとした声がけや環境設定で無効化することができる。 (日本語版序文より一部抜粋) 「ステレオタイプ脅威」自体は、対人関係の問題を研究する学問である社会心理学の世界では有名なモデルである。しかし、実社会ではまだよく認識されていないように感じる。 その理由の一つは、ステレオタイプが、「差別」と「偏見」と混同されやすいことにあるだろう。ステレオタイプは、あるカテゴリーの人にどういった「イメージ」があるかという認識面(認知という)に焦点をあてた概念で、社会心理学のなかでも「社会的認知」と呼ばれる研究領域で扱われる。これに対して偏見は、ネガティブな他者へのイメージに対する拒否的、嫌悪的、敵意的感情であり、この感情に基づいた行動が差別である。簡単に言えば、ステレオタイプは認知、偏見は感情、差別は行動ということになる。 たとえば、社会全体にある「女性はリーダーシップ力が欠ける」というイメージはステレオタイプ。このイメージをもとに女性のリーダーや上司に不満を感じやすくなるのが偏見。差別は「だから登用しない」といったように、個々人の能力の査定に基づくのでなく、女性だからというステレオタイプで実質的な被害を他者に与えてしまうことである。 さて、多くの研究や社会での施策では、実際に人々がいかに偏見を持つか、差別的な行動をとるかということを扱う。近年は、自分が自覚していなくても偏見を表明してしまう、無意識のバイアス(アンコンシャス・バイアス)という概念も注目されている。現実にまだまだこうした無意識のゆがみがあることで、その対象とされる人々は窮屈に感じる。たとえば、男性社員には決して言わないのに、女性社員にだけには「早く帰らないと子どもが大丈夫?」と言うのも、「子どもは女性が育てるもの」という無意識のバイアスのあらわれと言えるだろう。逆に、女性の方が多い保育や看護の職場では、男性が無意識のバイアスにさらされていることもある。 しかし、この書籍のテーマは「どんな偏見の目を向けられるのか」「実際にどう差別されているか」ではない。周りからの偏見や差別がなかったとしても、「本人が周りからどう思われるかを怖れる」だけで、ステレオタイプ脅威の影響は出てしまうのである。
  • 第1感~「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい~
    3.8
    一瞬のうちに「これだ!」と思ったり、説明できないけど「なんか変」と感じたりしたことはないだろうか? これが心理学でいう「適応性無意識」である。なぜ、様々な科学的検査で本物と鑑定された古代ギリシャ彫刻を、何人かは見た瞬間に贋作だと見抜けたのか? あるベテランのテニスコーチはいかにして、選手のサーブ直前にダブルフォールトになることを見抜いているのか? 多くの実験や取材から、「ひらめき」の力の謎に迫る!
  • David and Goliath 絶対強者をうち破れ
    NEW
    -
    全世界340万部突破の超ロング・ベストセラー。 人は「思い込み」に敗北する。 アメリカ有力紙絶賛! 「読み出したら止まらなくなる必読書」エクトル・トバール(ロサンゼルス・タイムズ) 「世界は少しわかりやすくなる」ジャネット・マズリン(ニューヨーク・タイムズ) 「他の追随を許さないストーリーテリング」デービッド・タカミ(シアトル・タイムズ) 【David and Goliath(ダビデとゴリアテ)とは】弱者の隠れた優位性と強者の意外な脆弱性を示す旧約聖書の物語。羊飼いの少年ダビデは、なぜ巨人兵ゴリアテを倒せたのか? 美しく重要なものは苦しみや逆境から生まれる。 巨大企業がすべてを支配する 今だからこそ読まなければならない本。 本書の核心は、「弱点こそが最強の武器である」ということだ。私たちが「不利」「欠点」「ハンディキャップ」だと思い込んでいるものが、実は相手が予想しない独自の強みになり得る。困難は人を強くし、制約は創造性を生む。既成概念にとらわれず、自分の「弱点」を「武器」に変える発想の転換こそが、巨大な相手に立ち向かう鍵なのだ。弱者が強者に勝つのは例外的奇跡ではなく、適切な戦略があれば十分実現可能な現象だ。グラッドウェルはこのことを豊富な事例とデータで証明している。 選択の余地なき闘いに向かうあなたへ ——敵は思うほど強くない。そして、あなたは無力ではない。 【目次より】 はじめに 巨人 ゴリアテ パート1 不利は有利であり、有利は不利である 第1章 素人バスケットボール・コーチ ヴィヴェック・ラナディエの場合 第2章 クラス規模の逆説に悩む校長 テレサ・デブリートの場合 第3章 超一流大学で挫折した優等生 キャロライン・サックスの場合 パート2 望ましい困難という考え方 第4章 文字が読めない弁護士 デービッド・ボイズの場合 第5章 極貧生活からがん専門医 エミル・「ジェイ」・フライライヒの場合 第6章 味方も欺く公民権運動家 ワイアット・ウォーカーの場合 パート3 力の限界 第7章 兵士に戦いを挑んだ主婦 ローズマリー・ローラーの場合 第8章 娘殺しをゆるした母親 ウィルマ・ダークセンの場合 第9章 反逆のフランス人牧師 アンドレ・トロクメの場合 おわりに ベトナム戦争のペンタゴン調査員 コンラート・ケレンの場合
  • 中国経済の謎―なぜバブルは弾けないのか?
    3.8
    “最強の隣国”を正しく恐れよ――。嫌中的な風潮には閉口しつつも、中国および中国共産党への驚異を日々感じている「良識派」に贈る最良の中国経済入門。ブルームバーグのアジア・チーフエコノミスト、WSJ北京支局特派員を歴任した著者が10年間の取材と分析をもとに記す、世界一の資本主義国家の強さの秘密とは?
  • 撤退するアメリカと「無秩序」の世紀
    4.0
    イラク、アフガニスタンでの悲惨な戦争を経て、アメリカは世界に対して背を向けつつある。オバマのみならず共和党までもが弱気な外交政策を掲げる中、アメリカは孤立主義に陥っている。世界の平和を無秩序から守るためには、アメリカはどのような態度で外交に望めばいいのだろうか。
  • 人間の本性を考える 上 ――心は「空白の石版」か
    -
    人間を決めるのは「生まれ」か、それとも「育ち」なのか。いまだに議論の応酬がやまないこの論争に介入し、世界中で大反響を巻き起こした認知心理学者スティーブン・ピンカーの代表作。本書でピンカーは、人間の心は「空白の石版(ブランク・スレート)」であってすべては環境により決定されるという議論に対し、性差など「生まれつき」の要素を無視することはできないとして徹底的な反証を繰り広げる。現代科学の膨大な研究蓄積を武器に、「人間らしさ」の根源を問う、現代の古典というべき一冊。上巻は、人間本性の存在を否定することの危うさを論じた「第III部 四つの恐怖を克服する」まで。
  • ノヴァセン 〈超知能〉が地球を更新する
    3.6
    「ガイア理論」の提唱者として知られる世界的な科学者が、21世紀に人間の知能をはるかに凌駕する〈超知能〉が出現すると予測。地球は、人類を頂点とする時代(=「人新世」)から、〈超知能〉と人類が共存する時代(=「ノヴァセン」)へと移行するのだ。〈超知能〉は人類より1万倍速く思考や計算ができ、人間とは異なるコミュニケーション手段を持つという。他方で〈超知能〉にとっても地球という環境が生存の条件になるため、人類と共に地球を保護する方向に向かうだろうと断言する。科学的なベースを踏まえながら、地球と生命の未来を大胆に構想した知的興奮の書!
  • 繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史
    4.5
    経済崩壊、貧困拡大、環境汚染、人口爆発……。メディアを席捲する知識人は、われわれ人類は今にも破滅に向かうと日々嘆く。だが実のところ、こうした悲観的未来予測は200年前から常にあったのだ――ほとんど外れてきたにもかかわらず。各種データを見れば、事実はまったく逆だ。「今」ほど最高の時代はない。そして人類の生活レベルは地球規模でなお加速度的に向上している。なぜか? 有史のある時点で、交換と分業が生まれ、それによって個々の知識が「累積」を始めたからだ。石器時代からグーグル時代にいたるまでを、ローマ帝国、イタリア商人都市、江戸期日本、産業革命期英国、そして高度情報技術社会などを例に、経済、産業、進化、生物学など広範な視点で縦横無尽に駆けめぐる。東西10万年をつうじて人類史最大の謎「文明を駆動するものは何か?」を解き明かす英米ベストセラー。
  • プラットフォーム革命――経済を支配するビジネスモデルはどう機能し、どう作られるのか
    4.2
    最強ビジネスモデルのすべてを解き明かす Facebook、アリババ、Airbnb・・・ 人をつなぎ、取引を仲介し、市場を創り出す プラットフォーム企業はなぜ爆発的に成長するのか。 あらゆる業界に広がる新たな経済原理を解明し、 成功への指針と次なる機会の探し方、 デジタルエコノミーの未来を提示する。 ◆世界の先駆的事例をもとに語るプラットフォーム・ビジネスの理論と実践 ・プラットフォーム企業はなぜ急成長できるのか? ・アリババはどのようにしてeBayを中国から駆逐したのか? ・Facebookはなぜ先行した競合SNSに圧勝できたのか? ・UberとAirbnbは政府の規制とどう戦ったのか? ・出会い系サービスTinderはなぜ世界中で使われるのか? ・ハイエクの経済理論を覆す「現代の独占企業」の特質とは? ・投資家もメディアも大注目したColorはなぜ失敗したのか? ・グーグルが作ったSNS、Google+がうまくいかない理由とは? ・新たなプラットフォーム・ビジネスのチャンスはどこにあるのか? ・ブロックチェーン技術はプラットフォームをどう変えるのか? いま産業革命以来の変革が起きている。モバイルテクノロジーの普及を背景に、買い手と売り手、消費者と開発者など相互依存する複数のグループを結びつけ、相互に恩恵をもたらすビジネスモデル、プラットフォームが経済を支配しつつあるのだ。 時価総額で世界最大級の企業アップル、グーグル、アマゾン、フェイスブック、テンセント、アリババはどれもプラットフォーム・ビジネスを展開している。企業価値10億ドル超の新興企業「ユニコーン」の半分以上をプラットフォーム企業が占めている。フェイスブックのユーザー数は20億人を超え、アリババの流通総額は年間50兆円を上回る。また彼らはコネクテッドカーなどの新領域も牽引する。 産業・社会・生活の隅々に変化をもたらし、経済全体を再編しつつあるプラットフォーム。その台頭は既存企業にとって途方もないリスクと、巨大なチャンスをもたらしている――。 プラットフォームはなぜ爆発的に成長するのか。何がその成否を分けるのか。どうすれば次の機会を見出し活かせるのか。豊富な事例と理論的枠組み、実践経験に基づいて、誰もが無縁ではいられないビジネスモデルのすべてを解き明かす。 ◆構成 プロローグ 燃えるプラットフォーム 第1章 プラットフォームが世界を食い尽くす 第2章 ハイエク対コンピューター 第3章 限界費用ゼロの会社 第4章 現代の独占 第5章 ビリオンダラー企業をデザインする 第6章 見える手 第7章 ネットワークに仕事を任せよう 第8章 なぜプラットフォームは失敗するのか、どうすれば失敗を避けられるのか 結論 次のビッグチャンスを見つける方法 プラットフォーム経済で成功する方法を鮮やかに提示。オーディエンスの構築からネットワーク価値の創造まで、この本は次世代ビジネスリーダーのための手引書となるだろう。――ジョージ・コロニー(フォレスターリサーチCEO) プラットフォームとは何なのか、それがどのように機能し、なぜ重要なのかを解き明かしている。インターネットビジネスの構築や投資に関心のある人は必ず読むべき本だ。――アンドリュー・ワイズマン(ユニオンスクエア・ベンチャーズ パートナー) プラットフォームが経済を支配する枠組みをエレガントに描き出している。新たなビジネスを構想している人だけでなく、プラットフォームを理解したい人にとって必読の一冊。――サディップ・ナンディ(元フロッグデザインCEO)
  • 米中戦争前夜―――新旧大国を衝突させる歴史の法則と回避のシナリオ
    3.9
    トランプと習が試される“古典的な罠”とは?過去500年で覇権国VS新興国の開戦確率は75%≪実務にも精通した国際政治の権威が トランプ外交や安倍政権に警鐘をならす≫★実務家からも激賞続々キッシンジャー元国務長官「米中関係が史上13番目の新旧戦争にならないよう願うほかない」
  • ボマーマフィアと東京大空襲~精密爆撃の理想はなぜ潰えたか~
    3.6
    一晩で10万人以上の命を奪った東京大空襲は、いかにして現実のものとなったのか。精密爆撃のための照準器を発明した天才オランダ人、市街地爆撃に罪悪感を感じないイギリスの司令官。ナパームを生み出したハーバード大の化学者。そして航空機に戦争の未来を夢想した「ボマー(爆撃機)マフィア」こと米陸軍航空隊戦術学校のリーダーたち――それぞれの思惑を通して空前の殺戮の裏側を描くノンフィクション。
  • 未来のイノベーターはどう育つのか ― 子供の可能性を伸ばすもの・つぶすもの
    4.2
    イノベーターの資質とは何か。 なぜそれが今後ますます重要になるのか。 それはどのように芽生え、どうすれば育てられるのか。 エンジニア、起業家、デザイナー、社会起業家、彼らの両親、 グーグルやアップルなど独創的な企業の人材開発担当者、 MITやスタンフォードの教育者……大勢の人に取材を重ね、 家庭環境から大学教育、企業文化まで俯瞰して見えてきた 「イノベーション能力」の源泉とは? 「未来を気にかけるあらゆる人にとって重要な本」 ダニエル・ピンク(『ハイ・コンセプト』『モチベーション3.0』) 「教育に関心のあるすべての人の必読書」 クレイトン・クリステンセン(ハーバード・ビジネススクール教授、『イノベーション・オブ・ライフ』) 「あなたが教員なら、従来型の教育に苦しむ子の親なら、 創造的な人材を求める経営者なら、本書を読んでアイデアを書きとめ、 起こすべき変化のために自分の役割を果たしてほしい」 ティム・ブラウン(IDEO社長兼CEO、『デザイン思考が世界を変える』)
  • メランコリーで生きてみる
    4.5
    世界は不完全で残酷。 だからせめて、悲しみとうまく付き合おう―― 〈メランコリー〉には、現代社会を生き抜くヒントが満ちている。 哲学者アラン・ド・ボトンが、歴史、アート、宇宙、建築、旅……など35のテーマから探るその効能とは? 幸せの押し付けに疲れたすべての人へ送る、深い悲しみに対するなぐさめの書。 「メランコリー」と聞いて、どのような心の状態を思い浮かべるでしょうか。憂鬱、もの悲しさ、気分の落ち込み、ふさぎ込み、哀愁……。これらは誰もが抱く感情でありながら、目まぐるしい現代社会においては重要でないもの、あるいは治療の対象とされ、その効能は見落とされてきました。しかし著者は「メランコリー」こそが、不完全な世界や思い通りにいかない自分の人生とうまく向き合い、よりよく生きるための最善の方法であると言います。 本書では、哲学、歴史、アート、宇宙、性愛、旅、建築、宗教など多様な35のテーマから、「メランコリー」に生きるヒントやその効能をひもときます。  ・人がたくさん集まるパーティーに出かけるよりも、しんとした宇宙や、いろんな国がたどってきた歴史のことを考えるのが好き。  ・ここではないどこかへ行きたいと願いながら、いざ美しい風景を目にすると途端に物悲しさがおそってくる。  ・毎日やるべきことをいっぱいにして自分を追い立てながら、日曜の夜に「自分にはもっと向いている仕事があるはずなのに」と考え込んでしまう。  ・弱っているとき、自分のなかの「内なる批評家」が人生のあらゆることにけちをつけ、不安を煽ってくる。 ひとつでも共感できることがあれば、ぜひ本書を手にとってみてください。 本書の原書は、著者アラン・ド・ボトンも主宰のひとりであり、ウェルビーイングに関する教育・出版活動を行う「ザ・スクール・オブ・ライフ」から刊行されました。
  • やわらかな遺伝子
    4.2
    ゲノム解析が進むにつれ、明らかになってきた遺伝子のはたらき。それは身体や脳を作る命令を出すが、環境に反応してスイッチをオン/オフし、すぐに作ったものを改造しはじめる柔軟な装置だった。遺伝子は何かを制約するものではなく、可能にするものだったのだ。私たちを形成するのは「生まれか育ちか」――長年の論争に、最新及び過去の膨大な研究データを用いてまったく新しい考え方を示した世界的ベストセラー。

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