配信予定・最新刊

作品一覧

  • 教養としてのフードテック リベラルアーツで問い直す「食の本質価値」
    NEW
    -
    1巻2,750円 (税込)
    技術だけでは、「食」の未来は描けない。 いま、フードテックに必要なのは「教養(リベラルアーツ)」だ。 本書は、単なる最新技術の解説書でも、業界動向のレポートでもありません。 自然科学、社会科学、人文科学──あらゆる領域の知見を統合(リベラルアーツ)し、テクノロジー一辺倒になりがちな「食の未来」の議論の視座を広げる書です。 「2050年、私たちは何を食べているのか?」 「技術が進歩したその先で、私たちは本当に幸せになれるのか?」 本書では、『WIRED』日本版の人気ウェビナーシリーズ「フードイノベーションの未来像」をベースに、文化人類学、地質学、建築学、身体情報学、法哲学、コミュニティ論など、各界の第一線で活躍する研究者たちとの対話を収録しています。 宮田裕章氏(慶應義塾大学 医学部教授)/チャールズ・スペンス氏(オックスフォード大学教授)/重松象平氏(建築家)/小川さやか氏(文化人類学者)/デイビッド・モントゴメリー(ワシントン大学 教授)/稲見昌彦(東京大学 先端科学技術研究センター教授)など、16人の賢者の金言満載。 2050年代の世界人口100億人時代に向けて、人間社会を豊かにする新たなフードシステムはどうあるべきか。2030年を達成目標とするSDGsのさらに先にある「SWGs」を見据えながら探究します。 食ビジネスに携わる方はもちろん、食とテクノロジーと社会の関係性に関心のあるすべての方へ――。多角的な視座を取り入れ、よりよい食の未来を創造するための羅針盤となる一冊です。
  • ノヴァセン 〈超知能〉が地球を更新する
    3.6
    1巻1,540円 (税込)
    「ガイア理論」の提唱者として知られる世界的な科学者が、21世紀に人間の知能をはるかに凌駕する〈超知能〉が出現すると予測。地球は、人類を頂点とする時代(=「人新世」)から、〈超知能〉と人類が共存する時代(=「ノヴァセン」)へと移行するのだ。〈超知能〉は人類より1万倍速く思考や計算ができ、人間とは異なるコミュニケーション手段を持つという。他方で〈超知能〉にとっても地球という環境が生存の条件になるため、人類と共に地球を保護する方向に向かうだろうと断言する。科学的なベースを踏まえながら、地球と生命の未来を大胆に構想した知的興奮の書!

ユーザーレビュー

  • ノヴァセン 〈超知能〉が地球を更新する

    Posted by ブクログ

    「ガイア理論」の提唱によって地球環境問題を包括する視点と概念を与えてくれた著者が語るラディカルな未来予測。
    AIによる新たな生命体を人類の後継者として位置づけ、温暖化という危機を乗り越えるために人間と共存する時代を「ノヴァセン」と呼ぶ。
    人間よりも知的な人工生命体の誕生は、宇宙が意識を持つに至るプロセスの始まりなのかもしれないという、まるでSFを読んでいるかのような論調に飛躍するが、決して荒唐無稽ではなく、最後まで興味をそそられる内容だった。人類の未来を思索する上での、新たな視点を示してくれたと思う。

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    2021年01月28日
  • ノヴァセン 〈超知能〉が地球を更新する

    Posted by ブクログ

    90歳が書いたとは思えないアップデートな本。ホモデウスと基本一緒であり、これからは自らが進化させた人類が次の時代を作っていくだろう。それは危険水域に入りつつある地球環境を守る方向に行くはずで、マトリックスのような世界にはならない。ただ、サイボーグと化した電子的な次世代人類の環境許容範囲は現人類よりも広いかも知らず、火星の方が適切な場所であるかもしれない。

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    2020年10月23日
  • ノヴァセン 〈超知能〉が地球を更新する

    Posted by ブクログ

    ガイア理論の提唱者ラヴロックは御年百歳。未来ではサイボーグが人類ととも世界を支配する、その時代をノヴァセンと説く。単なるディストピアでなく、ガイアが望む必然の帰結とする考えはとても百歳の発想とは思えずただ驚くばかりだった。ちなみにサイボーグの計算速度は、人に比べると、人と植物動きの差ほどあるとの例えは想像しやすく面白いと思った。

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    2020年08月14日
  • ノヴァセン 〈超知能〉が地球を更新する

    Posted by ブクログ

    訳者であるWIRED編集長の松島倫明の解説がエコモダニズムとか位置付けを整理してくれていて分かりやすい。 

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    2025年03月01日
  • ノヴァセン 〈超知能〉が地球を更新する

    Posted by ブクログ

    ラヴロックの最後の著作、人類へのラストメッセージとも言うべき本。

    地球を一つの生きたシステムとみなすガイア理論の提唱者ということで、ニューエージ的な環境保護派にみられがちであるが、基本的にはテクノロジーの人。

    なので、地球温暖化に対して、早くから警鐘を鳴らしつつも、どっちかというと技術的な問題解決にフォーカスはあると思う。その辺のバランス感がラヴロックの面白いところ。

    そのラヴロックは、この著書を書いていた頃、どう考えていたのかというと、普通の意味では悲観的なヴィジョン、つまり地球温暖化の進展による人類の大量死は避けられないと諦めている感じ。

    だけど、テクノロジストのラヴロックは、違う

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    2023年12月10日

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