amieさんのレビュー一覧
レビュアー
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無料版購入済み
良い出来
いわゆる異世界チートなのに追放された系の話。
これ自体はまあよくある話。
ただ、本作は各登場キャラが非常に立っており、好感が持てる。
「追放」してきた王子も、ネチネチと嫌がらせをするわけでもなく、すぐに改心して好印象。
そして絵も良い。
動きのあるシーンの描き方もなかなかであり、モンスターの迫力もかなりのもの。
トータルで考えれば、この手のジャンルとしてはかなり良い作品だと思う。
強いて言うなら、作品を貫くような「謎・目的」の類が明確でなく、ストーリーにスケール感が無いところだろうか?
この先早い段階でそういう展開を期待する。
後は作品タイトル。
今時これはシンプルすぎであり、平凡極 -
無料版購入済み
なかなかよく出来てはいる
無料で8巻まで。
冒頭はサバイバル術、次いで村(街)の発展術、さらには軍隊式の戦術から国を操る権謀術数まで。
話が進むにつれ、スケールが大きくなっていくのは読んでいて楽しい。
また、色々細かいところまで研究しているんだろうなというのは感じる。
(古代ギリシャやローマの戦闘から、モンゴルなどの騎馬民族の戦闘まで)
そういう点では高い評価ができる作品。
また、敵対者でもどこか憎めない点があり、根っからの悪人がいないというのも気持ちいい。
一方、やはり絵が気になるところ。
ロリ系過ぎて、この壮大なストーリーにマッチしていない。
描写も決してうまいとは言えず、ここはマイナス点。
さらに、この -
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購入済み
いい!
絵はキレイだし、内容もいい。
絵も内容も異なるが、「とある飛空士への追憶」のマンガ版を思い出すような、美しいボーイミーツガール物語。
しかも、2巻までで一旦きれいに完結している。
ここで終えた「短編」でもいいんじゃないかと思うくらい。
物語自体はこの先も続くようだが、最初のこの出来を維持できるのか心配になる。
そのくらい、この2巻までの出来は秀逸。
強いて言えば…主要2人物の「アホ毛」がどちらも葉っぱが生えているかのように独特過ぎるものになっている点が気になるくらいかな。
-全巻購入後感想-
「全7巻」「完結」と言っても、マンガが終了しただけで物語は途中の段階。
実際、原作は現在も -
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あの作品を見ていなければ…
「翔んで埼玉」を見ていなければ、この発想はすごいと感じたと思う。
が、見た後ではどうしても印象が被る。
もっとも、「翔んで埼玉」は1982年とかなり前に書かれたものの、ブレイクしたのは復刻された2015年末頃からで、あの有名な映画も2019年のもの。
本作は2013年秋に連載開始されており、「翔んで埼玉」のヒットを見て描かれたわけではないし、ドラマ化・映画化も本作の方が先。
そう考えると、同等の評価をすべきなのかも。
ただ、絵がゴチャゴチャしているのと、やたらと盛り上げて描いている割に実際はそれほどでもないという事を見ると、「翔んで埼玉」の方がよりぶっ飛んでおり面白いと感じる。
「翔んで -
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不快感はないが…
タイトル通り、いやタイトル以上にエロ寄りの作品。
むしろその要素が強すぎて、設定が強引になっている感。
メインヒロインのエレノアなど、奴隷の身分に落ちていたとはいえ元王女と言う設定なら、あそこまで卑屈になるのは違和感がある。
一方、そのエロさの割に主人公がかなり奥手で、純真なのも違和感というか面白い。
描写こそ過激ではあるが、その実かなり奥手な展開が続く珍しい作品。
エロさを除いた面では、比較的オーソドックスな異世界チートもの。
戦闘シーンの動きはいまいちだが、絵は読みやすく、十分キレイ。
一方、主人公の技が単調で、凄さがあまり伝わってこないという面もある。
全体的に考えれば…、絵のキ -
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意味不明
キノコマニアの女子が、弥生時代にタイムリープし、キノコの知識を生かしてヒミコとして生きていく…という話。
とはいえ、中身は完全にギャグマンガ。
そして、そのギャグの方向性がズレている。
まず、何故ヒミコと結び付けたのか?
ご丁寧に「ヤマ台国研究会」という作者チームまで作っているが、ヒミコとする必然性がまるでなく、冒涜に近いものを感じる。
そして絵。
表紙の主人公の絵などは十分かわいらしいが、本篇を見るととにかく古臭い。
作画の人がゲゲゲの鬼太郎のファンという事もあるのかもしれないが、現代として見るのがつらいレベルの絵がちょくちょく出てくる。
そして何の中身も無いストーリー。
全く持っ -
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ノリがいい
「異世界ゲーム転生」もの。
本作のゲームは、よくあるVRタイプではなく、現在実際に巷に多く溢れる課金ガチャもの。
なぜかこの手のタイプはマンガでは少数派で、その点でまず新鮮。
そして絵。
ややロリ気味ではあるが、非常にかわいらしく、また嫌みがない。
デフォルメされたシーンの面白さも合わせて、非常に好印象。
そして展開と設定。
ゆるーいノリだがギャグもいい感じで、読んでいて嫌な面が無い。
スマホやアイテムなどの小道具は完全に都合よく仕立てられているが、それが気にならないレベルの作品。
ガチャを使って仲間が増えていくというのも予想でき、この先どんな仲間が加わるのかの期待もある。
これはなかな -
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発想はいいんだけど
エロゲの中に転生という発想自体は悪くない。
ただ、展開や絵など、色々気になる点が多すぎ。
まず絵。
ロリでありつつもむちむちの体つきで、いかにもアダルトマンガ系。
こういうのが好きな人も多いだろうが、多数派ではないと思う。
絵で言えば、細かい描写がいろいろ甘い点も気になる。
例えば電車に飛び込んだシーン、最初うつ伏せ方向で飛び込んだのに、次のコマでは仰向けになっている。
空中で一瞬の間に体を捻ったんだろうか?
展開もベタ過ぎ。
もっとも、これは元がエロゲならそういうものなのかもしれないが。
まあ、ムチムチのロリ絵が好きで、かつNTRも好きという人には刺さるかもしれない。 -
無料版購入済み
1巻は微妙
ゲームのような感覚で異世界の魔王になり、配下を操って支配領域を広げていくという話。
1巻はその導入部分となるわけだが、案の定説明に終始しており、内容が非常にわかりづらい。
この説明が無いとこの先物語に入り込めないのだろうが、当初に詰め込み過ぎという印象。
一方、この1巻を超えると戦略バトルものとしての作品が確立されていきそうであり、何とか耐えて2巻以降にまで手を伸ばして欲しいというところだろう。
2巻以降はちょっと「モブ高生の俺でも冒険者になればリア充になれますか?」を彷彿とさせるイメージ。
絵は…あまりうまいとは言えない。
主人公も他の登場キャラも、言葉遣い等で今一つ安定していない感も -
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これはなかなか良い
「悪役とされる令嬢が、切り返していく話」は今の女性マンガの一大ジャンル。
本作も同様で、転生でこそないものの、ライバルの「聖女」的な女性がいろいろ画策している点もテンプレ通り。
本作は、まず絵がいい。
女性は美しく、男性もカッコいい。
その中でも主人公の女性の美しさが際立っている。
ストーリー自体は比較的ありきたりだが、結婚相手である伯爵をけちょんけちょんに言うざまは見ていて気持ちいい。
竹を割ったような性格も良い。
美男とされる旦那ではなく、チビ・ハゲ・デブの宰相の方が好みというのは、「悪の華道を行きましょう」にも見られたパターン。
あちらの方が古いので、影響を受けている可能性はある。
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普通…かな
女性マンガでよくある、異世界悪女転生もの。
「未来が見える」聖女的な女性がライバルとして元婚約者の王子の元にいるというのもお決まりのパターン。
本作ならではの点と言えば…絵がキレイというか、かわいらしい雰囲気があるというところか?
それにしても、冒頭の「人生の入れ替わり」とは、どう考えても「死にゆく異世界の貴族女性と現世のフリーター女性との入れ替わり」であり、割に合わない。
それを嬉々として喜んでいる主人公に違和感あり。
もし現世が非常に辛いものだったとすれば、もっとそのあたりの描写をしっかりすべきだろう。
という事で、数あるこの手の作品の中で見ても、特別ストーリーがしっかりしているもの -
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構想は斬新
当初、設定が「悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~」にそっくりで驚いた。
もっとも、時期はどちらも2020年春ごろからなので、どちらかがパクったという訳でもなく、女性マンガとしてありがちな設定という事なんだろう。
話の出来としては、「悪役令嬢の中の人~」の方が数倍上だと思う。
なにより本作の主人公は実際にタチが悪いし。
また、展開も「いかにも」という都合の良い流れが多すぎて、24時間でまとめるために作者が強引に誘導している感が強い。
一方、「24」のように「物語全てが24時間で完結」という発想は非常に斬新。
(もっとも、これは「24」の影響を受けている -
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発想がいい!
美少女戦士の引退後…という何とも斬新なテーマの作品。
ヒーローものの裏事情と言う意味では、春場ねぎの「戦隊大失格」などにも通じる点があるが、本作の方が先に世に出ている。
絵は少女マンガのギャグ系としてシンプルではありつつも、十分キレイ。
実はこの作者、マンガ版「おそ松さん」の作者でもある。
そして本作は2015年に秋田書店の「プリンセスGOLD」で連載されていた、ZEROの付かない「美少女戦士だった人。」を元に再構築した作品。
基本的な流れは同様だが、主人公も異なり、展開も違う。
小分けにした分冊版ではあるが、元々2巻で完結しており、分冊版としても10巻で完結というのはむしろありがたい。
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うーん
無料で5巻まで読んだが、色々判断の難しい作品。
まず、冒頭から絵と展開に違和感あり。
いちオタクが避難民を誘導するとかあるわけないじゃないと。
その後、陸上自衛隊の3尉(当初)という設定で一応納得したが、よく考えたら陸自の3尉あたりが「皇居に避難民を誘導するように警察に指示を出す」なんてありえない話。
一方、その後の異世界の話は非常に新鮮。
ありそうでなかった、「戦国自衛隊異世界バージョン」的な。
しかも、本作が書かれ始めたのは2006年の事だそうで、当時は今のような「異世界ブーム」でもなかった時代。
「このすば」「転スラ」「リゼロ」「盾の勇者の成り上がり」と言った転生ものの有名作より5年 -
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太っ腹
コメディ系ヤクザマンガの金字塔、「静かなるドン」が30巻も無料に!
とは言え、本作は実に108巻まで続いてラストを迎えた訳だが、作品のキモはこの30巻までに詰まっていると言っても過言ではない。
事実、これ以降は海外勢との戦いが絡んできて、少し迷走気味になる。
基本、ありえないシチュエーションのギャグマンガではあるが、シリアスなシーンも数多く、泣けるシーンもいくつもある。
久々に読み返してみて、やはり稀代の名作の一つだと感じた。
登場人物それぞれのキャラがまたいいんですよね。
未読の方、ぜひ読んでみる事をお勧めします。
---追伸---
前回の30巻無料から10か月、今度はなんと全1 -
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この絵…
「異能」を持った人たちの話。
この手の話自体は昔から数が多く、特別目新しい訳ではない。
となると、過去の作品との差別化・プラスアルファ要素がポイントとなるが…、よく出来ているけれど特別目新しい要素は感じられない。
やや独特な絵に「味」があるというくらいだろうか?
ちなみにこの絵、韓国人のマンガ家らしいが、どうも「はじめの一歩」の影響を大きく受けているような気がする。
ボクシングの動きもそうだし、所々でキャラクターが見せる表情も「一歩」と似ている。
(1巻71Pの左下のカットの表情とか、98P最初のカットとか)
「ボクシングを応用して戦う」という事で、研究したということなんだろうか?
当初は -
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良作
遊郭に売られた女性の悲しみと生き方がよくわかる作品。
1つ1つのエピソードが非常に味があり、深い。
ほっこりくる話やせつない話、悲しい話など、どれも非常に良い感じ。
また、絵も十分キレイで読みやすい。
舞台は広島県の瀬戸内海沿岸部。
恐らく、大崎上島の木江、または大崎下島の御手洗、はたまた本土の尾道や福山の鞆の浦が舞台か?
瀬戸内海は内海航路の要所であり、古来より汐待ち・風待ちの港として遊郭が発展していた場所。
7巻から出てくる「軍隊」で言えば、明治40年まで尾道に連隊区が置かれおり、よく読めば「矢津の浦」が島とは書かれていない(と思う)。
もっと先まで読むと、やはり「矢津」は離島ではなく -
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惜しい
90年代後半に数作作られた、スクウェアによるシミュレーションゲーム「FRONT MISSION」をテーマにしたマンガ作品。
原作は「MOONLIGHT MILE」「機動戦士ガンダム サンダーボルト」の太田垣康男、作画は「C.H.LINE」とあるが、その絵のタッチは太田垣本人とかなり似ており、本人そのものもしくは関連の深い人物・組織ではないかと思われる。
ストーリーは「FRONT MISSION」をベースとしつつも、ほぼオリジナルの「局地戦」や「そこに生きる人々・兵士の物語」を題材にしている。
この発想はなかなかよく、自由度が高くかつリアルな戦場を描けていると思う。
一方、マイナス点もいく -
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