あらすじ
書かずに死ねるか。
大企業に勤めて仕事も順調、
彼女とも良い感じな
社会人・黒田マコトは、
実生活の小さな積み重ねによって
心を病んでしまう。
休職し療養に励む黒田は、
学生時代の文芸部の後輩・
黄泉野季郎と再会する。
卒業後、売れっ子小説家になっていた
黄泉野に焚き付けられ、
黒田は再び筆を執ることにするが、
それは艱難辛苦の道だった―――
感情タグBEST3
とにかく刺さる。
私自身も小説を書いているので、読んでいて刺さる部分がすごく多いです。創作することへ葛藤の中で、黒田の才能があらわになっていくのがすごく面白い。読んでいてヒリヒリします。いま一番続きが気になる漫画です。
Posted by ブクログ
小説好きとしては、
作家さんを描くマンガもおもしろいですよね。
響 も好きだったけど、
あれはちょっと無理やり感が強くて。
これはまた熱い作品。
全てを投げ打って挑戦する、
一度諦めた夢を追いかける、
それがかっこいいね。
某マンガアプリで一気読みでした。
純文学にまつわる物語でヒューマンドラマとして深く面白い。
物語の中にも描かれているけど、確かに読む文学は作者名で選ぶことが多いね。
漫画はタイトルと表紙絵で閲覧することがあるけど、
文学は作家さんの作風や個性に惹かれるからなあ。
主人公の試行錯誤、迷走、保身、葛藤などが上手く表現されていて良いです。
Posted by ブクログ
感想
小説家の漫画は何気に初めて読んだが、とても面白かった。多くの文学に触れてきた編集が読み耽ってしまう小説「才鬼」読んでみたいなぁ。
本が売れるために最も重要なのは何が書かれているかじゃなくて、「誰が書いたか」理不尽ではあるもののそれが現実。自分も心当たりがありすぎる。