あらすじ
ザイン王国の第二王子、レイドール・ザイン。聖剣に選ばれたその日、少年の運命は動き始める。嫉妬に燃える兄、グラナード・ザインに都を追放され、辿り着いた辺境の地で送る過酷な日々。そこで見つけた小さな幸せ。しかし、隣国であるアルスライン帝国との戦争へ巻き込まれることに…。兄の陰謀と聖剣をめぐる戦争に対峙し、レイドールは「反逆」を決意する―――。WEB発人気小説のコミカライズ。反逆から始まる英雄譚、ここに開幕!! 漫画内の告知等は過去のものとなりますので、ご注意ください。
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匿名
これは一人の男の魂の戦いの記録。己の矜持が支える生き方が演繹的に導き出した選択は、必然的であるがゆえに物悲しいものがある。だがそれはまた美しさをも二重に演出するだろう。
これはひどい
厨二病の極みのような作品。
結果として、常識で考えて様々な矛盾が生じている。
まず冒頭。
聖剣を抜けて正統な後継者であるとの立場を示したのは良い。
それに対して王太子的ポジションの兄が警戒して追い立てるのもおかしくない。
問題は婚約者である宰相の娘。
むしろ自分の相手が正統な後継者として認められたのだから、喜ぶのが普通。
兄から疎まれるのはおかしくないが、婚約者から疎まれるのは理解不能。
そして主人公自身もおかしい。
兄から疎まれるのは当然であり、命を奪われるでもなく、幽閉されるでもなく辺境に飛ばされるくらいは王族として当然ありうる話。
手枷をされて辺境に送られたことを恨んでいる?意味不明。
そして2巻後半。
再開した元婚約者は「勅命で来た」と最初に明言している。
にもかかわらず、この件は第一王子も宰相も関与していないとはどういうことか?
「勅命偽造」は当然ながら最大の罪であり、「王族を捕らえようとした罪」などよりよほど重い。
こういうボロを見ると、作者は歴史や政治をわかっていないんだなと感じる。
5年も経って未だに強い恨みを持っているのも意味不明。
これはひどいなあ。