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これはひどい
厨二病の極みのような作品。
結果として、常識で考えて様々な矛盾が生じている。
まず冒頭。
聖剣を抜けて正統な後継者であるとの立場を示したのは良い。
それに対して王太子的ポジションの兄が警戒して追い立てるのもおかしくない。
問題は婚約者である宰相の娘。
むしろ自分の相手が正統な後継者として認められたのだから、喜ぶのが普通。
兄から疎まれるのはおかしくないが、婚約者から疎まれるのは理解不能。
そして主人公自身もおかしい。
兄から疎まれるのは当然であり、命を奪われるでもなく、幽閉されるでもなく辺境に飛ばされるくらいは王族として当然ありうる話。
手枷をされて辺境に送られたことを恨んでいる?意味不明。
そして2巻後半。
再開した元婚約者は「勅命で来た」と最初に明言している。
にもかかわらず、この件は第一王子も宰相も関与していないとはどういうことか?
「勅命偽造」は当然ながら最大の罪であり、「王族を捕らえようとした罪」などよりよほど重い。
こういうボロを見ると、作者は歴史や政治をわかっていないんだなと感じる。
5年も経って未だに強い恨みを持っているのも意味不明。
これはひどいなあ。
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