あらすじ
「私は、私を殺した犯人を知りたい」
死の間際、薄れゆく意識の中で女王オフィーリアはそう願う。
すると、王冠の持ち主にだけ与えられる“古の約束”により、妖精王リアは十日間だけオフィーリアを生き返らせてくれた。
「一度は死んだ身よ。ならば今度こそやりたいことを全てやってやるわ」
オフィーリアを使って権力を握ろうとした夫、
周囲に流されがちで頼りない弟、
恋心を寄せてくる近衛騎士……
数え上げればキリがない犯人候補たち。
女王を殺したのは誰なのか!?
生前の雪辱を晴らす強烈な平手打ちが炸裂する王宮ミステリー開幕!!
感情タグBEST3
面白かったです。原作が石田リンネ先生って後で見ましたけど…先生の作品は面白いものばかりです。
タイトルで気になる、絵も好きな感じ…から読みましたが、早く2巻が読みたいです。
面白い!
女王オフィーリアを殺したのは誰か……
みんな怪しく見えてドキドキしました。
犯人を見つけ出すことができるのか続きが楽しみです
ハラハラ
広告からミステリー感に惹かれて読んでみました。
オフィーリアの性格が良い!
死の前には強気ではなかった彼女の本領発揮というところでしょう。
最初から控えることなかったらこんなことにはならなかった?
さて、黒幕は誰なのか次が楽しみです。
いい!
一度殺された女王が、妖精の力で10日間だけよみがえり、自分を殺した犯人を捜すという話。
宮廷内の雰囲気は良く描かれている。
そして、絵もかなりキレイ。
10日後に再び死ぬであろう自分の後継者たる弟を諭す場面なども良い感じ。
一方、「推理小説」的な面が強く感じられることがあるのは興ざめ。
本編中は上手くぼかしているが、時折出てくる部屋の配置図などは完全に推理小説的なものであり、間取りも含めて現実的ではない。
2巻で完結との事で、かなりの短い作品。
この出来ならもっと長く、「犯人捜し」以外の面も含めて読んでみたいと思ったが、敢えてテーマを絞って簡潔にまとめるのもアリかもしれない。