早月やたかさんとmagakoさんが織りなす
心ときめき 勇気をもらえる
やさしいおはなし———
今回、初めて早月やたかさんの作品を読ませてもらいました。とても丁寧な文章を書かれる方で、ご自身の体験も含めて、世界観を作るのがうまいなぁと感動しきりです。美鐘さんの想う幸せの哲学も深く共感しました。
文豪の世界観と実際の私たちの暮らし
憧れ仰ぎ見る人と、等身大の生き様が、
奇妙に隣り合う面白さ。
ぜひ、一度お試しあれ。
激動の時代を生き抜くために、ほっとひといき、
どうぞ心ゆくまで、癒されてください。
個人的脳内劇場配役紹介 ※敬称略
ゆっきー:石谷春貴 美鐘:神田沙也加
田沼:寺島拓篤 音澄:石川界人
部長:上田麗奈
春芽久先生:佐々木奈緒
真央:首藤志奈
です。
主演お二人は、詳しい方はすぐにお察しの通り、IDOLYPRIDEの主演からお招き致しました。死生観を問い、幸せを目指すという芝居がこれほど似合う2人はなかなかいらっしゃらないと思えるほど、大好きなお方々です。
部長と音澄くんのささやかなイイ雰囲気については、「わたしの幸せな結婚」主演からお招き致しました。
先生と真央ちゃんも、IDOLYPRIDE・サニーピースのお二人からお招きしています。※佐伯遥子&兵藤雫
※
以下、ネタバレを含みます。
個人的雑記です。
時間の許す方のみお付き合いくださいませ。
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さいわいとは何か
その問いに答えはなく、問い続けることこそが、人の生き様。そうした意識に目が覚めた人たちが増え、またその影響の元となった作品たちも数多くあります。それらがたまらなく好きで気に入っている人には、いたく読み応えがある作品だったのではなでしょうか。しかも———オタクにやさしいギャル、は全人類普遍の愛おしさ(!?)ゆえに、無条件でテンションがあがりますもの!笑笑
特に有名なものですと、仮面ライダー555があたるでしょうか。映画の主題歌詩にもある、『懐かしい未来』のために『問うことをやめない、それが答え』という言葉は、まさしくこの作品を一言で表しています。
しかも、私が個人的脳内劇場でお招きした神田沙也加さんは、この、『懐かしい未来』という言葉をいたく気に入っていたようで、ご自身の曲でこの歌詞を歌う時、とても高らかに、大切に気持ちを込めている様子が伝わりました。
身体はやがて、死して別れるときが来ても、魂と絆は不滅だと、つくづく信じられます。
太宰治さんも、怒涛に飛び込み、愛の言葉を叫ぶところにこそ、愛情の実態があると信じていました。
宮沢賢治さんも、『風』に、心のときめきや、何かが始まる予感を見出していたのは……目には見えないけれど、触れようと思えばそこにあり、それがあるからこそ息をして、声を出し、言葉と想いを届けて、絆と、愛と、命を育むことが出来るのだと、分かっていたからではないかなと思います。
空気は当たり前にあるものであって、自覚することは少ないですが、これがないと、私たちは存在することすら出来ないのですから、無条件で私たちを生かしてくれているこの空気こそ、まさに愛そのものだなぁと、ぼんやりながら、私は実感しています。
私の慕う入間人間さん(安達としまむら)や、はとさん(ノラと皇女と野良猫ハート)も、目に見えない『風』と、愛の有様を描くことを得意としています。その元となったのが、まさか宮沢さんなのかなと想うと、絆の長さに感慨深いものを覚えます。同じ時代を描いた作品として、『さくレット』も例に挙げておきたい……大正ロマンは名作が多いです。その時代に興味を持つことで、戦後史の正体に気がつく若者が増えているのも、あながち、エンターテイメントの侮れない魅力だと思えます。※グローバリスト(ネオコン、トロツキスト、WEF、WHO、経団連、財務省など)(海外では3Lettersと訳されるそうです。三文字で略せる機関はグローバリストだと。FRB、FBI、CIA、BLM、など) フィクションはもちろん空想だと距離を置くことは大切ですし、実際の歴史は事実に基づいて丁寧に学ばないといけませんが、それはそれ、物語を読んでいて、その時代の暮らしに想いを馳せて、好きになっていくうちに、調べ、いつのまにか研究者ぐらい賢くなっていたというのは、素晴らしい『おつり』だとは思いませんか。笑 夢中の産物こそ、その人の知的財産であり、人徳そのものです。
ちいさなしあわせに気づいて、しあわせだなぁとときめき、感動する。
その積み重ねが、しあわせになる。
まさに、ほんとうのさいわい のひとつの究極形だと思いました。
私の好きなMyGO!!!!!の『一瞬の積み重ねが、一生になる』という言葉にも似ています。
つくづく、集合知というものを私は信じてしまいます。人の集合的な意識が、ものすごい速さで高まっているのを感じます。
焼け野原になった日本の後。
昭和の天皇陛下が植林をし、その後に続いた国民皆さんがいるからこそ、今も私たちの暮らしには、緑があります。おいしい真水と、大切な食料は、木々が吸い上げる水によって初めて生まれます。実は,世界では、石油よりも水の方がずっと高価なのです。外に出ないとなかなか知り得ないことですが、日本は、すごく恵まれています。
その、気付きづらい、見つけづらい、ちいさなしあわせを、ああ幸せだなぁ……と感動したり、ときめいたり、恍惚と受け入れることで、窮屈だ、不幸だと思っていたこれまでとは、大きく違った視界が見えて来ると思います。
怪しげな新興宗教に誘われずとも、こうして小説を読むだけでも、ふっと気づける大切なことはたくさんあります。
どうか皆さんのこれからの毎日が、
あかるく、やさしく、おだやかな、
幸せな日々になりますように___