ブックライブの書店員おすすめレビュー

すべて のおすすめレビュー

  • ブックライブ書店員

    ごっちゃんが最高。成長とともに笑いのレベルが上がってくるので、最終巻まで笑いのレベルは失速しない。個人的には、4巻が一番面白いと思います。電車内で2巻を読んでいた時に思わず声を出して笑ってしまい、周りから冷たい視線を浴びました。4巻を外で見ていたらと思うと・・・

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    優等生の弟×ろくでなしの兄。

    薄暗い兄弟ものが好きな人には、超絶おすすめの一冊!
    自宅で男相手にウリをやってるクズ兄に、弟は愛想をつかしている……?と思いきや、いきなりの執着を見せつけられ、思わず大興奮。弟にキレイなままでいてほしい兄と、兄に汚れたままでいてほしい(そうすれば、自分だけが側にいられるから)弟。それぞれの思いが交差しながら、ストーリーが進んでいきます。
    歪んではいても、どうにか「兄弟」の名目を保っていた2人ですが、兄が普通に働き始めた頃から、弟の様子がおかしくなっていきます。溜め込んでいた感情が爆発するシーンは、きたか!という感じで、萌えた方も多いのでは…。
    端正で美しい絵柄と、丁寧に練り込まれたストーリーが素晴らしく、読後感はまるでよく出来た邦画を見た時のよう。多少、人を選ぶかもしれませんが、刺さる人にはものすごく刺さる作品です!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    東京から田舎に引っ越してきた主人公「春香」は部外者として、学校の同級生にイジメられてしまうが、優しい家族と気の合う友人「相場」に支えられながら、なんとか耐え忍んでいた。 しかし、イジメは苛烈なものにエスカレートしていき、遂には…… 閉塞したコミュニティーでの、鬱屈した人間関係の描写がうますぎる…! 退屈した田舎生活で刺激を求めているいじめっ子や、いじめっ子の嗜虐な行為に苦しむ主人公… どちら側の登場人物の気持ちもすごく伝わってきます。 『ハイスコアガール』と同じ作者が手掛けたとは思えない精神破壊(メンチサイド)ホラーな作品! 物語の最後に救いはあるのか… 是非あなたの目で確かめてください!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    なかなか知ることのない博物館の舞台裏。
    自然史博物館に市役所から出向することになった主人公を通じて、博物館の意義や学芸員の仕事や思い、動植物それ自体に触れる感じで、すらすらっと入ってくる、かなりの良作。
    好きを突き詰めた学芸員の働き方は、ほっこりさせてくれつつ、自身を見つめ直させる力があり、動植物の話は新たな知識を与えてきつつ、子供心に火をつけてくる。
    この作品の良さは何かと聞かれても、一つに絞り切れない様々な良さがある。人と自然と博物館、作品世界の全てがタメになり、ワクワクさせ、感化してくる。読めば人に薦めたくなる一冊。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    88-90年にスーパージャンプで連載されていた富沢順先生の痛快芸能界ストーリー。
    スターを夢見る青年越中敏太20歳が偶然もぐりこんだ芸能プロで、売れっ子女優や、
    子役、二世タレントの悩みや葛藤といった芸能界独特の人間模様を、天真爛漫な敏太が突っ走りながら解決(?)したり思いを共有したりします。
    ハイテンションで直進して何とかしてしまうというのは、連載当時のバブル華やかなりしころの世相が現れているともいえましょうか。
    所々に富沢節ともいうべき作者の思想が現れます。
    ここで描かれた芸能人たちの悩みや葛藤は今でも通じるところがあって、人の心って時代が違ってもそう変わらないんだなととも思わせます。
    夢見る主人公らしく、綺麗に完結してる作品です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    魔人と呼ばれる能力者たちの物語。
    これまで普通の生活を送ってきた者でも突如として発生する魔人としての力…その能力は千差万別で、また発祥過程やその能力を持つがゆえの葛藤を各々が抱えています。
    舞台は学校で、一般生徒・生徒会・番町グループという組織体に分かれ、それぞれの想いを胸に能力を駆使して戦うことになります。
    能力バトルものとして、魅力的な能力が豊富に出てくるのはもちろん、キャラクターのドラマ性を作るための伏線や能力の使い方などの見せ方が巧みで、ぐいぐい引き込まれていきます。
    能力バトルものが好きな方に全力でおすすめです。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    おしゃれなカフェの裏メニューは、オイシイご飯ではなく、イケメン!?
    ヒロイン・春香はある日、いきつけのカフェに「クロネコ」という名前の裏メニューがあることを偶然知る。興味本位で「クロネコ」を注文した春香の前に出てきたのは、眼鏡のイケメン!
    流されるままにホテルに向かった春香が知ったのは、「クロネコ」がレンタル彼氏の裏メニューであること。
    その後、何度か利用するうちにレンタル彼氏の一人・鳴海に惹かれていく春香だが……?
    おしゃれなカフェにイケメンが添えられていたら、女の子としてはキュンキュンせざるを得ないですよね!
    イケメンと過ごす「裏メニュー」、皆さんもおひとついかがですか?

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    「マグダラ」という地名、ご存知でしょうか。あるいは、「マグダラのマリア」という人物。
    新約聖書において、イエス・キリストの復活を目の当たりにした女性の名です。

    この作品において、「マグダラ」とは「錬金術師の夢の先」を指す言葉。
    新約聖書のそれとは異なる意味で使われていますが、尊い概念であることは変わりありません。

    主人公・クースラは髪の冒涜をも恐れぬ錬金術師。
    教会の教えに背いた罪で、馴染みのウェランドと共に物語の舞台・グルベッティに送られてくる。
    その町でクースラたちを監視する修道女・フェネシスと出会うが、彼女は何やら秘密を抱えていて……?

    表紙を見ていただければ分かるように、フェネシスはめちゃくちゃ可愛いです。
    物語の面白さもさることながら、女の子の可愛さも大事なこと。
    読んでいただければ分かりますが、フェネシスは中身も魅力的。

    皆さんも、「マグダラ」を目指す男女の物語、追いかけてみませんか?

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    お金をかければ即席で美人になれるが、、やっぱり日々の努力が必要なのよね。って思うところと、作者の体を張った体験談がマンガになっている所が素晴らしい!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    高校時代からつきあってる“かんちゃん”にDVを受けている弓。そんな弓のバイト先に、中学時代の友人・真山が現れます。不器用な真山が示すまっすぐな好意に、弓の気持ちは揺らいでいきます。
    「これ以上近づきたくない 近づかれたくないはずなのに 会うための理由を探そうと必死になっている」という弓のモノローグに、真山へ惹かれていく自分の気持を抑えようとする、弓の切なさ、いじらしさが滲み出ていて、胸がきゅーんとなります…。
    本当は惹かれ合っている二人ですが、弓を守りたい、自分を頼って欲しいという真山の真剣な言葉が、むしろ弓を追い詰めてしまいます。
    このもどかしさ!この心の震え!20代の男性同士なのに、真山と弓の関係はまるで初恋のよう。ヘタレな真山ですが、弓に対する思いの深さに、ついつい応援したくなります。
    DV男・かんちゃんのその後の話が収録された『恋愛ルビの正しいふりかた』もあわせてどうぞ。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    常に刺激的な恋愛を求めるシゲタカヨコ。純愛ストーリーとは程遠く、次々と新たな男性が登場します。彼女の願いはただひとつ。「燃え上がるような恋がしたい」。これは最後の最後まで一貫していると思います。実際にカヨコのような友人がいたら私はお説教しちゃうかもしれません(笑)

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    個人的にリクルートに縁があって今は卒業生の方とお付き合いがある。皆エネルギッシュで自分の意見を持っており、世間にとらわれない生き方をしている人が多い。この本の冒頭に出てくる「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」はリクルート人にとっては家訓のようなもので、在籍した人が実践しようと心がけている言葉だ。この本に書いてある江副浩正の起業家精神、すさまじい生き様、発想力、決断力などを読むと、類まれな経営者としての能力がよくわかる。家には銃弾も撃ち込まれ、リクルートコスモスはバブル崩壊と共に1兆4000億という歴史に残る負債額を抱え、優良事業や所有ビルの多くを売却せざるを得なかった。中々乗り越えられることではない。世間では江副浩正に対して様々な意見があると思うが、私は本書を読みエネルギーをもらい江副浩正という人物に感動を覚えた。その後のリクルートは驚異的な収益を上げ、巨額の債務を利益で返済し、15年には株式公開を果たしている。このことからもリクルートは江副浩正の生き様であり、江副イズムは多くの人たちに受け継がれていっているのではないかと思う。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    ギャップがある、というと素敵に感じますが、実際は「裏表のある人」であることもしばしば。
    ヒロイン・千夏は、ある日母親の再婚によって「義弟」ができることに。その新しい義弟は、なんと同じ大学の人気者!?
    そんな人気者と義理の姉弟であることを知られ、嫉妬の対象になることを恐れた千夏は「姉弟であることを黙っていてほしい」と義弟・恭介に頼み込む。代わりに要求されたのは、恭介の言うことを聞くことで……。
    大学の優等生の裏の顔は、イジワルでゴーイン!そんな小悪魔な義弟に、皆さんも振り回されてみませんか?

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    ゲイ向けデリヘルで働く人気男娼・シロと、妹の借金を返すため、彼の付き人となった信虎。ゲイなんてゴメンだと思っていた信虎だが、自傷じみた生き方をするシロを見るうちに、その心に変化が訪れる。シロの壮絶な過去を知った信虎は…?

    自暴自棄な受けと、その受けの心を救う攻めというストーリーですが、これが最高に萌えるんです…!
    自分は売りしかできないと思い込んでいるシロは、オーナー曰く「心を殺している」状態。それは同時に、そうしなければ生きていけなかったということ。信虎はそんなシロをどうにか掬い上げようと手を伸ばしますが、失うことを恐れるシロは、信虎の手を取ることができません。
    信虎から逃げるように店を飛び出し、性質の悪い客に体を与えるシロ。シロのそんな姿が、切なくて愛おしくて、キュンキュンしてしまいます…!
    信虎がずっと敬語なのもGOOD!強面だけど芯はやさしくて強い彼なら、シロを救えるかもしれない。そんな気持ちにさせられます。
    スタイリッシュな絵柄もたまらなく魅力的!ドラマティックな切なさに酔いたい人にオススメです。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    “ちいさいひと”の小さい変化は、周りの大人が気付いてあげないと大変なことになる。
    正直、読み進めるうちに重い気持ちになり、かつ身勝手な大人に腹が立ちます。現実にもこんなことが起こっているのかと想像すると、恐怖すら感じてしまいました。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    皆さまは、「ミステリー」と「ファンタジー」はお好きでしょうか?
    一見相反するように見えるこの2ジャンルですが、『虚構推理』はその2つの要素を兼ね備えた作品になっています。
    主人公は表紙に登場する二人組、岩永琴子と桜川九郎。琴子が九郎に片想いしており、九郎はそれをあしらっているという不思議な関係の二人だが、相性はバツグン。
    「虚構」に対抗できる力を持つ九郎とそれを「推理」する琴子が織り成す、不思議ながらも論理的な物語をお楽しみください!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    品行方正な和也と、やんちゃな浩平。地味で真面目な凪子は、ひょんなことから彼らと親しくなる。和也に恋する凪子は、和也の親友である浩平もまた、自分と同じ気持ちを抱いていることに気づいてしまう。三人の恋の行方は、凪子に起こった“ある事件”をきっかけに大きく変化していく。

    女子を交えた三角関係という、BLではタブーにも近い展開なのですが、凪子のキャラが嫌味なくスッと入ってくるので、まったく嫌悪感がありません。
    凪子の一生で一度のワガママは、三人の関係を変えていきますが、それは同時に、和也と浩平の思いを叶えるための贈り物でもあります。ネタバレになるので多くは語りませんが、凪子の手紙のあたりで目の前が曇って、先を読み続けられませんでした。
    この作品に出てくるキャラは皆、聖人というわけではありません。弱さもずるさも持ち合わせた、ただの人間です。だからこそ、こんなにも切なく、愛おしいのかもしれません。
    人が人を大切に思う気持ち──その温かさに触れることのできる本作。BLというカテゴリを越えてオススメしたい作品です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    ひょんなことから土地神になった貧乏女子高校生ななみ。神使の巴衛は元妖で一筋縄ではいきませんが、少しずつ信頼関係を築いていきます。巻を追うごとに巴衛のななみを見る目が優しくなっていくのもたまりません!特に獣好きのケモナーさん、読めばしばらく巴衛のことしか考えられなくなるでしょう。ぜひ恋に落ちてください^^

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    毎月コツコツとお金を貯め積み上げてゆくのは大変な作業である。またコツコツ普通預金でお金を貯めても金利はほぼ無いに等しい。金利を知ることによりGDPの簡易な定義や個人の資産運用への影響など様々なことがわかることを本書では解説している。読み進めていくうちに金利を読み投資をすることはマイナスではなく本人次第でプラスに働くことがわかる。自身の感想としては投資を行うためには金利の知識が必要で金利を知り投資を行うことはポジションを取るという意味で同じではないかと思う。就職、結婚、転職、恋愛をする、チームを作るなどもポジションさえ作ってしまえば難しいことではないので同様に考えれば金利に対しての考え方も前向きになれるのではないかと思った。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    『GIANT KILLING』は、東京の東のサッカークラブ、ETUが強豪クラブを相手に大番狂わせ(GIANT KILLING)を起こしていく物語です。
    このマンガの魅力は、監督であり主人公である達海猛のプロデュース力とマネージメントスキル。と言いたいところですが、それだけではありません。
    『GIANT KILLING』は様々な立場の人が描かれます。監督だけでなく、選手・コーチ・クラブの社長・広報・スカウト・スポンサー・スポーツ記者・サポーター・サポーターの家族。それら全員の注目が集まる場所が、サッカースタジアムであり、それら全員が同時に歓喜する瞬間が、ゴールが生まれる瞬間なのです。
    「プロスポーツとしてのサッカー」の本質を捉えた数少ない、いや唯一といってもいいマンガかもしれません。
    人々がサッカーに「熱狂」する理由が、きっとこの作品を読めば分かるはずです。

    2022年07月20日