【感想・ネタバレ】へんなものみっけ! 1のレビュー

なかなか知ることのない博物館の舞台裏。
自然史博物館に市役所から出向することになった主人公を通じて、博物館の意義や学芸員の仕事や思い、動植物それ自体に触れる感じで、すらすらっと入ってくる、かなりの良作。
好きを突き詰めた学芸員の働き方は、ほっこりさせてくれつつ、自身を見つめ直させる力があり、動植物の話は新たな知識を与えてきつつ、子供心に火をつけてくる。
この作品の良さは何かと聞かれても、一つに絞り切れない様々な良さがある。人と自然と博物館、作品世界の全てがタメになり、ワクワクさせ、感化してくる。読めば人に薦めたくなる一冊。

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Posted by ブクログ 2022年11月17日

「館」とつく施設が大好きです。
安価で、ヘタすりゃ無料で、自分では絶対に見にいけないような土地の、時代の、いろいろな物を一堂に会して見せてもらえる。あんなありがたいものはありません。
私がのんきに、キレイだのスゴイだの見ている展示の裏では、捕獲し、採取し、分類し、保管してくれている人たちの努力とご苦...続きを読む労がある…本当にありがたい。

この「へんなものみっけ!」は、とある町の博物館でのできごとを描いた漫画です。登場人物は皆、好きが高じておかしな大人ばかりですが、誰もが自分の研究対象に対して敬意を払い真剣に向き合っていて、とても好感が持てます。彼らを通じて、自然科学や博物館学のさわりを学べるのも楽しい。
今を未来へ繋ぐ厳しくも素晴らしいお仕事のお話、楽しく読みました!

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ネタバレ無料版購入済み

面白かったし、ちょっと感動。

2021年04月21日

突然博物館に出向になった有能な市役所職員の薄井くんが主人公。冒頭、無駄を省くことが使命だと思っていたというセリフがあったので、博物館側と衝突する話かと思いましたが、全然違いました。ユニークな博物館の研究員に振り回されつつ、自分から興味をもって率先して手伝い、経理の有能さを生かして資金を調達したり見入...続きを読むをサポートします。クジラの骨を掘り起こす話や、けがをしたサシバを渡りに間に合うように回復させて放鳥する話は感動的でした。あとコノハズクがかわいい! 続きは購入して読みたいです。

#感動する #タメになる

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Posted by ブクログ 2018年06月11日

変わってるけど憎めない、というよりも愛すべき人たちだらけの博物館が舞台。
世間の博物館もみんなこんな感じなのかな?
ページを繰るたびにワクワクしてあっという間に一気読み。
薄井くんが好奇心をもって仕事(?)に取り組んでいるのがステキ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年12月20日

事務員の青年の視点から博物館の裏側を紹介する漫画。筆者が博物館でアルバイトをしていただけあり、学芸員の専門に対する情熱がとてもリアル。その一方で、主人公が事務職にしてはかなり学芸員の仕事を補助していて、事務職でなくバイトの学生とかでも良かったんじゃないかとも思ったり。それだと「一般人」の視点が保てな...続きを読むいのかも知れませんが。仕事量が多そうな割に定時で帰ってる設定なのも主人公含めキャラたちのハイスペックさが伺えます、羨ましい…

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Posted by ブクログ 2017年09月03日

博物館のバックヤードが舞台の話。
事務方として市立自然博物館に異動してきた主人公の目線から博物館のヘンな人たちの姿を描く。

第一話で予算がないとかそういうこともちらっと出てきたから、そういうダークな話も描いて欲しいな。

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Posted by ブクログ 2017年07月15日

ものすごくあるある&おるおる&そやそや満載の博物館漫画。博物館に勤めていた著者だけにデフォルメの仕方やツボが良いです。こういう漫画が多くの人に読まれて、博物館に来る人が増えるととても良いと思います。オススメ漫画。

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φ(•♢•๑)

2023年07月25日

世界一大きいフクロウを甥を抱っこしながら目の前でじっとずっっと見た🦉✨
動かなくて動かなくて、一度だけ目だけを横目でこちらを見た時にドキリとしてあたしが動けなくなった〃
そんなフクロウも良きなのだが、取り敢えずコノハズク(絵のままの姿)を目の前に置いて欲しい🍀✨

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無料版購入済み

匿名 2022年09月28日

博物館を成り立たせるための、裏方の仕事がわかり易く描かれ、楽しめるしためになる。各章で扱われる動物たちが愛らしいのはもちろん、その生態も興味深く感じた。

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Posted by ブクログ 2019年03月01日

とある市立博物館で働くことになった薄井 透くん。
そして、若き鳥類研究家で、少々変わり者だが、博識の清棲(キヨス) あかり先生。

市役所からの出向で、あまり気の乗らない薄井くんであったが、キヨス先生と出会い、ひとつひとつ博物館の使命を学んでいく。沢山のサプライズとともに。

人の記憶に残らない...続きを読む動物達を、100年後に残すために...
彼らが生きていた事を残すために。

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Posted by ブクログ 2019年01月02日

博物館のバックヤードでどんなことをやってるのかという内容。この年になるまで、博物館の意義をあまり考えたことがなかったのだが、膨大なデータ蓄積の仕事だということに気付かされた。必要になったときにデータを採り始めたのでは遅すぎるしね。
ホルマリンやナフタレン、あとは乾いたたんぱく質の匂いが常にしてそうだ...続きを読むと思った。
変な人格の人が多いように描かれているけど、変な仕事をやってるとそっちに寄せられて普通の人もそうなっちゃうんだよね。そのうち主人公もそうなるんじゃないかと思った。

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Posted by ブクログ 2018年04月13日

本屋さんで2巻目が売っていてジャケから自分が好きそうな部類だと思い買いました
市役所勤務のある男性が冴えないお客の来ない博物館の事務員として3年間勤務を命じられてバイクで初出勤しようとしたところカモシカを背負ってあるく女性を発見、頼みを聞いてバイクの後ろに乗せて行ったらなんと赴任する博物館の学芸員だ...続きを読むった
その後その女性の下について活動をする
博物館の裏側が見れて博物館に対して納得できる内容だが、、、動きすぎなような(笑
自分は先が見たくなる内容ですね

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Posted by ブクログ 2020年08月29日

誕プレでもらったので読んでみる。

読んだ。
とっかかりは退屈だったが読み進めるとなかなか面白い。博物館の裏側のお話。自分の好きなことに邁進する学者先生達と事務なのにそれに振り回される薄井くん。ま、薄井くんも結局はできる人なんですけど。
植物の立花センセの話、よい。
あと、フクロウかわいい。

次巻...続きを読む以降はそのうちに…かな。

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Posted by ブクログ 2018年06月06日

「博物館」の知られざる舞台裏…。
そこに働く人々の、ただ展示したり
保管したりだけではない、
動物や植物たちの「存在」を世に留めることへの
熱い想いや活動が描かれます。
知らなかった…感動的です(@@)。
主人公薄井くんの、名前通りの「薄さ」と、
博物館に携わる人々のディープさが
いいコントラストを...続きを読む醸し出しています♪。

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Posted by ブクログ 2018年02月19日

博物館の話。
 まだフクロウのもふもふが微妙だったり、「誠意でもって説得する女性職員」の顔がアレだったりするが、ある種い順に達してはゐる。

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