【感想・ネタバレ】へんなものみっけ! 1のレビュー

あらすじ

知ってましたか?博物館のウラ側はとってもアクティブ!

市役所から、博物館に出向になった薄井透は、
そこで鳥類研究者の清棲あかりと衝撃的な出会いを果たす。
知られざる博物館の裏側、そして100年後に届く仕事とは…?
動物好き、博物館好きにはたまらないミュージアム・コメディー!



博物館はお堅い展示をしてるだけの地味な場所?
いえいえ、実は生命の神秘に迫る熱い研究者たちが、
海へ、山へ、世界の果てまで『へんなもの』を集めに行ってるんです!

南極の氷、フクロウの巣立ち、深海魚調査、花を愛するおじさま研究者…
博物館は毎日どこかで大さわぎ!

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なかなか知ることのない博物館の舞台裏。
自然史博物館に市役所から出向することになった主人公を通じて、博物館の意義や学芸員の仕事や思い、動植物それ自体に触れる感じで、すらすらっと入ってくる、かなりの良作。
好きを突き詰めた学芸員の働き方は、ほっこりさせてくれつつ、自身を見つめ直させる力があり、動植物の話は新たな知識を与えてきつつ、子供心に火をつけてくる。
この作品の良さは何かと聞かれても、一つに絞り切れない様々な良さがある。人と自然と博物館、作品世界の全てがタメになり、ワクワクさせ、感化してくる。読めば人に薦めたくなる一冊。

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ネタバレ 無料版購入済み

面白かったし、ちょっと感動。

突然博物館に出向になった有能な市役所職員の薄井くんが主人公。冒頭、無駄を省くことが使命だと思っていたというセリフがあったので、博物館側と衝突する話かと思いましたが、全然違いました。ユニークな博物館の研究員に振り回されつつ、自分から興味をもって率先して手伝い、経理の有能さを生かして資金を調達したり見入をサポートします。クジラの骨を掘り起こす話や、けがをしたサシバを渡りに間に合うように回復させて放鳥する話は感動的でした。あとコノハズクがかわいい! 続きは購入して読みたいです。

#感動する #タメになる

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2021年04月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

事務員の青年の視点から博物館の裏側を紹介する漫画。筆者が博物館でアルバイトをしていただけあり、学芸員の専門に対する情熱がとてもリアル。その一方で、主人公が事務職にしてはかなり学芸員の仕事を補助していて、事務職でなくバイトの学生とかでも良かったんじゃないかとも思ったり。それだと「一般人」の視点が保てないのかも知れませんが。仕事量が多そうな割に定時で帰ってる設定なのも主人公含めキャラたちのハイスペックさが伺えます、羨ましい…

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2017年12月20日

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