【感想・ネタバレ】へんなものみっけ! 10のレビュー

なかなか知ることのない博物館の舞台裏。
自然史博物館に市役所から出向することになった主人公を通じて、博物館の意義や学芸員の仕事や思い、動植物それ自体に触れる感じで、すらすらっと入ってくる、かなりの良作。
好きを突き詰めた学芸員の働き方は、ほっこりさせてくれつつ、自身を見つめ直させる力があり、動植物の話は新たな知識を与えてきつつ、子供心に火をつけてくる。
この作品の良さは何かと聞かれても、一つに絞り切れない様々な良さがある。人と自然と博物館、作品世界の全てがタメになり、ワクワクさせ、感化してくる。読めば人に薦めたくなる一冊。

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Posted by ブクログ

面白かった、シリーズで一番刺さった巻かも(主観)。
エモーショナルなエピソードと学術的な部分とのバランスが良い。
スズメバチ研究者、
剥製標本について、
常設展リニューアル、科学と芸術
植物学
新種発見研究
科博の”海”特別展のレポなんかもあって
うれしくなった。
トロピカル動植物園(熱川ワニ園)
海鳴堂(海洋堂)とか
モロにそのままだがちゃんと偽名になってるところが
妙にツボる(あはははは)
ハチのアレルギー持ちでハチ研究とか
アオジアレルギーでアオジ 研究とか、
ハチはまあ別としても、感作するほど接するから
あるあるやねぇ、

0
2024年03月24日

Posted by ブクログ

読んでて思ったのは、実際にキチンと取材して描いてるようだから熱川バナナワニ園とか海洋堂とかはもう実名でやった方が良いんじゃないかなぁ。メインの登場人物や所属する博物館については架空でも問題ないと思うけど、外部の施設や人物については変にフィクションにしてしまうとどこまで事実でどこから虚構なのか曖昧いになってしまい題材的にあまりよろしくないのではと思う。

0
2024年03月17日

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